「アガサ・オール・アロング」、ジョー・ロックさんとショーランナーが6話のネタバレについて語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」のティーン役ジョー・ロックさんと、脚本兼ショーランナーのジャック・シェーファーさんが、海外メディア Variety とのインタビューで、今週配信された6話のネタバレについて語りました。

エピソード6「Familiar by Thy Side(邦題:使い魔たずさえ)」はティーンの過去に触れるエピソードが展開。

無事にこのエピソードの配信が出来た事についてシェーファーさんは「彼はこの秘密の部分をとても上手に、とても優雅に乗り越えてきました。彼がこのキャラクターと番組のストーリー展開に注いだ努力についてようやく語れるようになってほっとしています。」と言います。

ティーンの正体について

ジョー・ロックさんは劇中でシジルによって秘密が守られていましたが、実生活では自力で秘密を守る必要がありました。

「『ビリー・マキシモフ役なの?』って聞かれるのも10回目ぐらいになると、私は『え? いや!』って感じで、だんだん楽になってきました。でも今週は『史上最悪の秘密。みんな知ってたよ!』みたいなコメントをたくさん見ました。そうだけど、何も言えないですよね? やっぱり秘密は守らなきゃいけなかったんです!」

コミックのビリーの複雑な誕生経緯について知らされた時、シェーファーさんは「どういう事?もう1回説明して」と感じたと言います。

「正直に言うと、まだ完全には理解できていないんです。直感的な筋書きを求めている私には、あまりにも多くのステップと登場人物がいて、まったく我慢できませんでした。ストーリーは正確で親しみやすいものにしたいが、同時に衝撃と驚きも与えたいのです。」 

これまでのMCUでもそうだったように、コミックを忠実に再現する事は最優先事項ではないため、ビリーの転生についてはコミック版にある程度寄り添いながらもかなりコンパクトな形で導入する事になりました。

ビリーにはまだ隠された謎があるのかと質問されたシェーファーさんは肩をすくめながら「うーん、明らかにすべきことがまだある、というのが私の意見です。物語は半分以上終わっていて、プレイヤーはボードに載っていますが、まだ骨に肉が残っている状態です。」と語りました。

ロックさんはウィリアム・カプランを演じるにあたってバル・ミツバーのシーンがとても大変だったと言います。

ロックさん、ウィリアムのハフトーラの歌い方とトーラーの一部の朗読法について、アレクサンドリア・シュヴァル=ワイナー氏と4か月間練習したと言います。「ヘブライ語で話したり歌ったりするときに、イギリス訛りからアメリカ訛りに変えるのは大変です。彼女は、私たちがそれらのシーンを最大限の敬意を持って撮影できるように本当に助けてくれました。」

ジョー・ロックさんはユダヤ人ではありませんが、今回のエピソードの執筆にはユダヤ人の脚本家ジェイソン・ロストフスキーさんらが参加、ロックさんは「脚本家たちが、女性たちと儀式や神聖なものへの信仰に対する理解の重なりについて語ってくれたこと、そして伝統を強く意識したこの美しいシーンを創り出す機会に、とても感動しました。」とコメントしました。

 そして、撮影当時19歳だったジョー・ロックさんを13歳のウィリアム・カプランに見せるために、ヘアスタイル、アイライナーといったメイクによる工夫に加えて、175cmある身長を低く見せるためにカメラアングルにこだわったとも明かしました。そして、このシーンを成功させた最大のポイントは「ジョーの演技力だった」とシェーファーさんは称賛しました。

ラルフの再登場について

エヴァン・ピーターズさんが演じるラルフ・ボーナーを再登場させる事について大変だったかと聞かれたシェーファーさんは「実際のスケジュールは覚えていないのですが、彼が興味を持ってくれたので、とても簡単に決めることができました。」と言います。

「彼は何に対しても最高の態度で臨みます。」とし、エヴァン・ピーターズさん自身がラルフのセリフやジョークの具体的なアイデアを持ち込んだと言います。劇中で登場した魔女対策グッズも「彼はその日に手元にあった小道具を使ってそれを作ったんです。」と説明。

「あの帽子にはいろんな彫刻が彫ってありましたが、あれは彼のアイデアでした。魔女のスプレーも彼のアイデアでした。彼はとにかく全力で取り組みます。」とも付け加えました。

トミーは登場する?

ビリーの願いが明らかになった今、「アガサ・オール・アロング」の残り3つのエピソードでトミーを見られるかと質問され、ロックさんは「それは答えられません。」とパニック気味に目を大きくしながら答えています。「ええ、答えはわかっていますが、教えることはできません。まだいくつかの秘密が残っています。」

シェーファーさんも「彼の願いは兄弟との再会だということを、ようやく観客に正直に伝えられて、とても興奮しています。」とだけコメントしました。 

ヤングアベンジャーズについて

コミックのヤングアベンジャーズのメンバーであるビリーの今後のMCUにおける役割について質問されたジョー・ロックさんは「私のスケジュールは空いているので、とても楽だと思います。私の事を最初に欲しがる人が、最初に私を手に入れるのです。ここ数週間はとても退屈でした。ここ数年、とても忙しくしてきましたが、今年は『ハートストッパー』を手に入れて以来、最も静かな時期でした。それが嫌です。興奮しすぎて部屋に閉じ込められた子供のようです。」と、今のところ次の予定が決まっていない事を明かしました。


ドラマ「アガサ:オール・アロング」はディズニープラスで配信中、次回、第7話は 2024年10月24日10時 より配信予定です。

ソース:Billy Maximoff Returns: Joe Locke and ‘Agatha All Along’ Creator on Hiding His Identity, ‘Wacky’ Fan Theories and Bringing Back [SPOILER] From ‘WandaVision’

「サンダーボルツ*」、セバスチャン・スタンさんがウィンター・ソルジャーの後悔を語る─伝説の映画のオーディション秘話も

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」でウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズを再演するセバスチャン・スタンさんが、Happy Sad Confused に出演し、バッキーをもっと掘り下げたかったと後悔を語りました。

対談の中でスタンさんは「ウィンター・ソルジャーというキャラクターの側面全体を…もっと掘り下げてみたかったですね。彼が記憶を失い、昔の記憶が蘇ってショートしてしまうという状況があります。でもコミックを見ると、彼は機械に洗脳されているわけではないんです。」と言います。

「ウィンター・ソルジャーの別人格がいるんです。彼は自分が別人であることを知らなかったが、機能していました。そして電撃を受けるたびにどんどん感覚が麻痺していくんです。実に魅力的だ。片腕を失い、自分がどこにいるのかわからなくなり、感情を失って 「あれ 」になっていく過程を。」と原作のウィンター・ソルジャーについて語り、それを演じてみたかったと明かしました。

「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」はMCUの中でも名作に分類される作品ですが、バッキーの暗殺者としての側面を描くことに重きを置き、暗殺者になる仮定は洗脳という駆け足の描写で終わっていました。これはその後の作品でも同様で、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で過去の清算を描いてしまった今、この前日譚をやる機会は逸してしまったかもしれません。

対談の別の部分では、MCUに参加する前にDCに参加する可能性があったと言及。2011年の「グリーン・ランタン」のオーディションを振り返りました。

「グリーン・ランタンも私がスクリーンテストを受けた作品のひとつです。そこに行ったとき、私、ジャスティン・ティンバーレイク、ジャレッド・レト、ライアン・レイノルズ、あと1人くらいいたと思います。」と語ります。

  「私は彼らを見て、『もうだめだ。私が合格するなんてありえない』と思いました。でもある意味、今にして思えば、そうならなかったことを嬉しく思います。」

「あの役をもらっていたら、おそらく俳優としてのキャリアは終わっていたでしょう。」とスタンさんは冗談まじりに述べましたが、実際にその役を勝ち取ったライアン・レイノルズさんは映画が大コケした後、「デッドプール」で復帰するまでに5年の歳月を費やしました。

セバスチャン・スタンさんは「サンダーボルツ*」でウィンター・ソルジャーを再演する後、「アベンジャーズ」新作映画に登場するかどうかは分かっていません。先日のインタビューではRDJさんのドクター・ドゥームと同じシーンで共演してみたいと話していました。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)未知の役割を交代し、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

映画「サンダーボルツ*」は 米国にて 2025年5月 劇場公開予定、日本は 2025年のゴールデンウィークに公開予定です。

【噂話】映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」ではさらに意外なキャラが帰って来ると言う

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」にはロバート・ダウニー・Jr.さんが演じるドクター・ドゥームが登場する事が発表されていますが、スクーパーはさらに意外なキャラクターが帰って来ると報告しています。

MTTSH 氏はファンのツイートを引用しつつ、「彼はあなたが思っているよりも早く帰って来る」と投稿。

海外メディア CBM ではこれが「シークレット・ウォーズ」だとしつつ、「サノスがどの程度の役割を果たすかはまだ分からないが、他の多くのヒーローや悪役がスクリーンタイムを争っている状況では、彼が重要な役割を果たすとは考えられない。」とも指摘しています。

原作コミックではマルチバース中のヒーローとヴィランが集められてバトルロイヤルをするというのがざっくりとした内容で、サノス(の変異体)を登場させる事は原作の流れを踏襲していると言えます。しかし、映画の「シークレット・ウォーズ」は「エンドゲーム」を越える数のキャラクターが登場すると見られており、時間的な問題を考慮してサノスが登場して瞬殺されるだけではほとんど意味がありません。

敵の強力さを示すための生贄の役割を担う可能性はありますが、現時点でこの噂が真実であったとしても、実際に撮影されるかどうか、そして編集でカットされずに残るかどうかは今後の状況次第であり、頭の片隅に入れておく程度が無難なようです。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、トム・ハーディさんが「スパイダーマンが望むならいつでも戦う」とコメント

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の主演を務めるトム・ハーディさんと脚本兼監督のケリー・マーセルさんが、海外メディア The Top Comics とのインタビューの中で、この作品の次の展開について語りました。

「ヴェノム」三部作の脚本を務めてきたケリー・マーセル監督は、この三部作がヌルをメインとするさらに大きな物語の舞台を設定するためのものなのかと問われ、「そう願っています。彼はとんでもない悪役なので、この映画では彼のほんの一端を垣間見るだけです。このキャラクターを少し紹介するだけです。一本の映画では彼を十分に表現できません。これは彼を世に送り出すための舞台です。」と、ヌルが本作では終わらない事を明確にしました。

そして、トム・ハーディさんはこの三部作が終わると、リーサル・プロテクターとしての彼の時代は本当に終わるのかと尋ねられました。 

「ヴェノムを演じるのは大好きですが、契約は終わりです。私たちは最初から常に3作目を作るつもりでいましたが、これがその中で最高の作品です。私たちはすべてを注ぎ込み、本当に気に入っています。これは人々が望むものに基づいた環境なので、将来がどうなるかは誰にもわかりません。」

また、スパイダーマンについて質問されると、ハーディさんは「スパイダーマンが望むならいつでも戦います。それは嬉しいですね、嬉しくない人なんています?それから、ヴェノムとしてバットマンと戦いたいですね。これらのキャラクターにはやりたいことが山ほどあります。」と契約が終わった事を強調しつつ、今後の展開についての希望を語りました。

日米ともに「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は完結作として宣伝されていますが、監督は以前のインタビューでもヌルが今作では終わらないとし、次の映画の構想がある事を予告していました。

最新の噂ではこれがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」に続いていくのではともされていますが、「ヴェノム:ザ・ラストダンス」がどのような結末を迎えるのか注目です。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

トム・ホランドさんが「スパイダーマン4」の脚本を読んだ事を認め、「火がついた」と語る

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」の主演を務めるトム・ホランドさんが、リッチ・ロールさんとの対談動画の中で、数週間前に本作の脚本を読んだ事を認めました。

動画の1時間半を過ぎたあたりからスパイダーマンの話題になり、その中でトム・ホランドさんは次のように述べています。

クリエイティブなアイデアと企画書と草稿は素晴らしいものです。まだ改善の余地はありますが、脚本家たちは素晴らしい仕事をしてくれています。3週間前に読みましたが、本当に私の中に火がついたんです。ゼンデイヤと一緒に座って読みましたが、時にはリビングルームで飛び跳ねているような感じでした。

これは本当にファンの尊敬に値する映画ですが、実際にそれを実現させる前に解決しなければならないことがいくつかあります。でも、とてもエキサイティングで、本当にワクワクしています。

そして、「スパイダーマン4」の開発の現状についても少し語りました。

もちろん、マーベルに関して心に留めておかなければならないことの一つは、この映画は大きな機械の中の小さな歯車であり、その機械は動き続けなければならないということ、そして全体像に利益をもたらすために、適切なタイミングでそのタイムラインに適合できることを確認する必要があるということです。

私は、スパイダーマンの次の章がどのようなものになるかを最高の形で表現し、届けることがファンに対する義務だと感じています。そして、それは本当に重要なことだと思います。そして、そのような作品に対する創造的な誠実さは本当に重要だと思います。スタジオは賛同し、支援し、本当に協力的です。彼らが制作室に歓迎してくれたことにとても感動しました。でも、私たちは今、全力で取り組んでいます。できるだけ早く始めようとしています。状況は順調に見えますが、私たちが本格的に始動するには、まだ多くの未完成のピースがあります。

また、マイルズ・モラレスの実写化について「もし僕が幸運にも、マイルズ・モラレスを僕のスパイダーマン・ユニバースとMCUに登場させることができたなら、ロバート・ダウニー・Jr.が僕にしてくれたことを、その若い子のためにやってみたいですね。」とコメントしました。

「スパイダーマン4」は様々な噂が渦巻いていますが、最新の噂ではマーベル・スタジオが計画していたキングピンとの対決が断念され、ソニー・ピクチャーズが計画していた「ヴェノム:ザ・ラストダンス」から続く邪神ヌルとの戦いになるとも言われています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-updates-and-more-street-hero-rumor/”]

トム・ホランドさんは読んだという脚本についてのヒントは与えてくれませんでしたが、動画の中でスパイダーマンを演じ始めた10年前は「役を得る事が勝利であり、そのために全力を尽くす毎日だった。」、当時は「マーベルやソニーの言いなりだった」としつつ、今は「映画の制作に対してノーという力を与えられた」事で、「スパイダーマン4」は「スタジオのためではなく、自分のため、そしてファンのため」に作るとし、大いなる力には大いなる責任が伴うことを実感しているとも明かしました。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、トム・ハーディさんがスパイダーマンとのクロスオーバーについて「そうなれば嬉しい」とコメント

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の主演を務めるトム・ハーディさんが、今後のスパイダーマンとのクロスオーバーについて質問され、コメントしました。

昨日のメキシコでの会見に出席したトム・ハーディさんは記者から「ヴェノム:ザ・ラストダンスにスパイダーマンは登場するか」と質問され、次のように回答しています。

「可能性は常にありますが、何も言えません。これは最後のダンスだからね…。そうなれば嬉しいですね」

ソニーもトム・ハーディさんもこれがヴェノムの最後の映画だと主張を続けていますが、本作のヴィランである邪神ヌルにとってはそうではなく、今後があると監督が明かしています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-venom-3-director-kelly-marcel-says-knull-is-not-a-one-and-done-villain/”]

エディとヴェノムが再びマルチバースを横断し、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の神聖時間軸のスパイダーマンにヌルの脅威を警告して映画が終わったとしても不思議はないと多くのファンが考えていますが、海外スクーパーはこの映画にスパイダーマンは登場しないとも報告しています。

いずれにしても来週には米国その他多くの国で映画公開され、その結末はネット上に出回ることになるため、ネタバレを避けたい方はそろそろネット上での活動に十分な警戒が必要となってきます。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

吸血鬼と化したマイルズ・モラレスが「ジョジョの奇妙な冒険」の一コマを再現して話題に

最近のクロスオーバーイベント「ブラッドハント」で、スパイダーマン/マイルズ・モラレスはブレイドに血を吸われて吸血鬼となってしまい、この惨劇のイベントのあとも吸血鬼化が続いたまま進行しています。コミック「マイルズ・モラレス:スパイダーマン #25」では、その吸血鬼となってしまったマイルズが、日本の有名な吸血鬼のひとり、「ジョジョの奇妙な冒険」のディオ・ブランドーを再現しているとして話題になっています。

マイルズは血を飲む性癖に抵抗するために大きな助けを必要としており、幸運なことに、ワカンダの王は喜んで手を貸してくれます。マイルズは現在、彼の「生体電気」も制御するヴィブラニウムで作られた新しいスーツを手に入れ、吸血鬼の牙を隠す事に成功しましたが、そこに悪役が登場し、スパイダーマンはすぐにスーツをテストする必要があります。

話題となっているのは、ジャンプコミックス「ジョジョの奇妙な冒険」27巻の「DIOの世界 その⑩」の中で、ジョセフ・ジョースターが殺害された後、承太郎とディオがお互いに近寄っていくシーン。このディオの立ち位置にマイルズ・モラレス、承太郎の立ち位置にバルチャーが描かれています。

ジョジョのオマージュはこれが初めてというわけでもなく、1998年のコミック「X-MEN アニュアル #1」では、ハルクがクローン・サノスと戦うためにX-MENの力でディオのスタンド、ザ・ワールドを模したエネルギーアーマーをまといました。

From X-Men annual #1…The World?
byu/ZeromusPrime inStardustCrusaders

アメリカにおけるジョジョの現状としては、第6部「ストーンオーシャン」の配信が終わった後、第7部「スティール・ボール・ラン」の公式英語版がようやく2025年のリリースが発表された所、来夏予定ともされています。

5部までは日本と同様にTVアニメとして毎週放送され、「ジョジョ・フライデー」として次の放送日までの間にジョジョの話題が続くというムーブメントが起こっていましたが、「ストーンオーシャン」がNetflixで一挙配信のスタイルを取った事で、視聴者の視聴ペースがバラバラとなり、こういった熱が冷めてしまいました。

海外ファンは再び「ジョジョ・フライデーズ」が来ることを望んでいるようですが、まずは「スティール・ボール・ラン」のアニメ化の実現を待たなくてはなりません。

ゲーム「Marvel Mystic Mayhem」、Android、iOS向けに発表

NetEase Games と Marvel Games が Android 及び iOS 向けのチームベース戦術RPG 「Marvel Mystic Mayhem」を発表しました。リリース日は発表されていませんが、米国での事前登録が始まっており、そのトレーラーが公開されました。

公式概要は以下の通りです。

ドリームディメンションの邪悪な支配者ナイトメアが目覚めた世界を支配しようとしている邪悪な勢力と対決するために、象徴的なスーパーヒーローと力を合わせましょう。ナイトメアが彼らの夢を危険なダンジョンに変えたとき、スカーレットウィッチ、ムーンナイト、キャプテンアメリカなどのスーパーヒーローの最も深い恐怖を垣間見ることができます。マインドスケープからエネルギーを引き出すドクターストレンジとスリープウォーカーは、夢のエネルギーで仲間を武装させ、現実の崩壊を回避するために各恐ろしい悪夢の中心に潜入する3人のヒーローの戦闘チームを結成する必要があります。

「NetEase Games は、再び Marvel Games と協力し、皆さんのお気に入りのスーパーヒーローたちが登場する強力なモバイル体験を提供できることを嬉しく思います」とNetEaseの上級副社長であるイーサン・ワン氏はプレスリリースで述べています。「Marvel Games とのパートナーシップを継続することで、モバイル分野での当社の専門知識を活用し、世界中の視聴者に届けられる世界クラスのゲームを構築することができます。」

Marvel Games のゼネラルマネージャー、ハルク・メンテス氏は次のように付け加えました。「マーベル  ミスティックメイヘムは、NetEase Games の素晴らしいチームとの長年にわたる協力関係を継続するものであり、マーベルの広範さを物語る素晴らしいゲームを制作するという共通の情熱を十分に表現しています。ネットイースは新鮮な視点をもたらしました。マーベル ミスティックメイヘムの神秘的で超自然的な世界のユニークなスタイルとゲームプレイをプレイヤーが気に入ってくれることを願っています。」

トレーラーではドクター・ストレンジ、アイアンマン、スカーレット・ウィッチ、スパイダーマン、ハルク、スリープウォーカー、ムーンナイト、アーマー、サイロック、レディ・ブルズアイ、ミスティ・ナイト、ジャガーノート、マンシング、ミスター・ネガティブ、ドッペルゲンガーなどの姿が確認出来ます。Youtube のコメント欄では比較的マイナーなX-MENのアーマー/市来久子のゲームデビューに海外ファンの歓迎の声が寄せられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-ms-marvel-inspired-x-men-armor/”]

モバイルゲーム「Marvel Mystic Mayhem」は Android、iOS 向けに事前登録開始中です。

【噂話】ソニーはまだシニスター・シックスの実写映画化を諦めていないと言う

ソニー・ピクチャーズが「シニスター・シックス」の実写映画化を諦めていないと報じられました。ソニーは2012年の「アメイジング・スパイダーマン」からコミックの人気ヴィランチームであるシニスター・シックスの登場計画を進めていましたが、シリーズの不振によりこれはキャンセルされてしまいました。

2018年、ソニーは「ヴェノム」をヒットさせ、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)としてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に倣ったユニバース化を発表。

各ヴィランをそれぞれの映画で描いてチームアップさせていくとファンは予想し、2022年の「モービウス」では実際にバルチャーが再登場してクロスオーバーが始まりかけましたが、その導入は想像よりも雑で酷評される事となりました。

この時の事は再登場したマイケル・キートンさんも「よく分からない」と述べていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-mobius-michael-keaton-podcast-interview/”]

モービウスはパンデミックの影響を大きく受けて何度も延期が続いたこともあって、映画の内容以上に興行収入も低く、続く「マダム・ウェブ」も品質の低さで酷評される事になりました。

結局何も始まらないままソニーはヴェノムの3作目「ヴェノム:ザ・ラストダンス」を完結編としてプロモーション。邪神ヌルを登場させる同作は、今後MCUに接続されるとも噂されています。

「クレイヴン・ザ・ハンター」の公開を控える中でこういったプロモーションと噂が出る事で、SSUも打ち切りかと思われていましたが、今回の報道が事実であれば、ソニーはまだ打開策を模索している最中のようです。

ソニーは一時期、どういうわけかコミックのマイナーなヴィランに焦点を当てようとしていました。しかし、その「ヒプノハスラー」や、「エル・ムエルト」なども続報は途絶えています。

また、MCUに続いてドラマ展開も予定されていたSSUはスパイダーマン・ノワールを主人公とする「スパイダー・ノワール」が現在撮影中。一方で「シルク:スパイダー・ソサエティ」は難航しているとも。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-silk-spider-society-quit-amazon/”]

海外メディア Deadline は「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の初週末の興行収入が7000万ドルに達する見込みと予想。「ヴェノム」シリーズとしては最低となる予想ですが、2024年の作品での比較ではそう悪くないともされています。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」と「クレイヴン・ザ・ハンター」は新たな道を切り拓く事が出来るのか注目です。

ソース:RUMOR: Sony Pictures Still Planning A SINISTER SIX Movie

「キャプテン・アメリカ:BNW」、ハリソン・フォードさんが「マーベル映画に出ないなんて馬鹿げている」とコメント

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」でレッドハルク/サンダーボルト・ロス大統領を演じるハリソン・フォードさんが、本作への出演について語りました。

海外メディア GQ とのインタビューで、マーティン・スコセッシ監督やフランシス・フォード・コッポラ監督らが批判するマーベル映画に参加する事について質問されたハリソン・フォードさんは次のように述べています。

私たちが80年代や90年代に作ったような映画以外の映画の魅力も理解しています。それについて一般論を言うつもりはありません。これは私たちの今の状況であり、物事は変化し、変形し、進んでいきます。変化を後悔してマーベル映画に参加しないのは馬鹿げています。私はビジネスの新しい分野に参加していますが、少なくとも私にとっては、観客に本当に良い体験を生み出していると思います。それを楽しんでいます。

また、クリス・エヴァンスさんのような俳優がマーベル映画に出演する事で「映画スターの死」に貢献しているとクエンティン・タランティーノ監督が主張している事について質問されると、「くだらない理論だ」と前置きして次のようにコメントしました。

映画スターがいるかどうかは問題ではありません。素晴らしい俳優が毎日のように登場しています。でも彼らが映画スターになるかどうかは、本当に重要なことではない。映画にスターが必要なら、映画側が見つけるでしょう。私は映画スターであることがまったく理解できません。私は俳優です。私は物語を語る一人です。私は一緒に働き、協力して物語を語るグループの一員だ。私はストーリーテラーのアシスタントに過ぎません。それが私の姿です。

ハリソン・フォードさんは著名監督らのマーベル批判には真っ向から反対のようで、今回の映画の参加を大いに楽しんだと語りました。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」で共演しているティム・ブレイク・ネルソンさんも先日のインタビューでこれらの批判に反対の姿勢を見せていました。

ベテラン俳優さらが養護するマーベル映画の最新作、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」ですが、先日開催された試写会の反応はあまりよくないとも。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-captain-america-4-plot-and-mid-credit-spoiler/”]

スタジオのブラッシュアップ作業に期待されています。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」はアンソニー・マッキーさんが主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを続投する他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からダニー・ラミレスさん演じるホアキン・トレス、カール・ランブリーさん演じるブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリーが再登場。

その他、ヴィランとして映画「インクレディブル・ハルク」よりティム・ブレイク・ネルソンさん演じるザ・リーダー/サミュエル・スターンズが再登場し、故ウィリアム・ハートさんに代わってハリソン・フォードさんがサディアス・”サンダーボルト”・ロスとして登場。

また、リヴ・タイラーさんが撮影現場で目撃されており、サディアスの娘ベティ・ロスを「インクレディブル・ハルク」ぶりに再演すると見られています。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 、日米同時に劇場公開予定です。

ソース:Harrison Ford Will See You Now