ドラマ「ワンダヴィジョン」第7話の挿入歌「〇〇のテーマ」の公式ミュージッククリップが公開

ディズニープラスで配信中のドラマ「ワンダヴィジョン」のエピソード7「第4の壁を破って」の中でとある人物の告白と共に劇中に挿入された曲「〇〇 All Along」(邦題:〇〇のテーマ)のミュージッククリップがワンダヴィジョン米公式Twitterでシェアされています。

※これは公式のツイートではありますが、ドラマ「ワンダヴィジョン」に関する強度なネタバレでもありますので、名前の部分は〇〇として伏せさせて頂きました。未見の方はこの先ご注意ください。

「ワンダヴィジョン」の音楽は映画「アナと雪の女王」の主題歌を担当したことで知られるロバート・ロペス&クリステン・アンダーソン=ロペス夫妻が担当している事もあり、とてもキャッチーな音楽に仕上がっています。

執筆時点では米国のワンダヴィジョン公式アカウントで英語版が共有されているのみで、日本のディズニープラス公式等で吹替版は公開されていません。

ドラマ「ワンダヴィジョン」毎週金曜日新エピソードが配信中、次回第8話 は 2021年2月26日 17時よりディズニープラスで配信開始です。

ソース:WandaVision: Disney Officially Releases “Agatha All Along” Music Video

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」ファイナルシーズンの字幕付き予告が公開

2020年の夏に米国で放送を終えたABCの人気ドラマシリーズ「エージェント・オブ・シールド」のファイナルシーズンの日本語字幕付きトレーラーが公開されました。今週、2021年2月26日よりDisney+(ディズニープラス)にて日本配信を控えています。

本シリーズは2013年より米放送を開始し、シーズン7をもって幕を閉じました。ファイナルシーズンでは時空を超えた冒険を行い、チームの最終ミッションへと挑むことになる他、ドラマ「エージェント・カーター」とのクロスオーバーも行われました。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」ファイナルシーズンは 2021年2月26日 よりディズニープラスで配信開始です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」、他にも魔女は存在する? ─ 鍵を握るのは花

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」が残す所あと2話となり、マキシモフ事変の真実に近づきつつある中、ファンの考察はあとを絶ちません。そんな中、とある説がSNS上で話題になっています。

※これより先はネタバレを含む可能性があります。ご注意ください。

映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」でマリア・ヒルから魔女と呼ばれた本作の主人公ワンダに続いて、先週配信されたエピソード7では「おせっかいな隣人」だったアグネスが、「魔法を使う女はこの町で自分だけだと思ってた?」と自身が魔女アガサ・ハークネスである事を明かしました。

ワンダの魔法は赤色で描写される一方で、アガサの魔法が紫色で表現されていることは以前にイースターエッグの記事でもお伝えしましたが、実は彼女たちの庭先にはそれぞれの色の花が咲き誇っている事がわかります。

©2021 MARVEL,Disney

そして、エピソード7にはもうひとり、花にフォーカスを当てていた女性がいました。それが久しぶりの登場となったドッティで、黄色のバラが印象的でした。

フィル・ジョーンズの妻であり、「町内会の女王」と呼ばれたドッティはエピソード2でフォーカスされて以降は鳴りを潜めていましたが、今回一瞬の登場にも関わらず話題を呼んでいます。

花の色と魔法のオーラがリンクしていると考えれば、ドッティは黄色のオーラで表現される魔女という事になり、コミックではアルカンナ・ジョーンズという魔女が該当するのです。

©2021 MARVEL,Disney

アルカンナはヒーローチーム「スコードロンスプリーム」のメンバーであり、ヴィランではありませんが彼女のパワーは魔法として表現されています。ジョーンズ姓が一致するのも奇妙なポイントです。

しかしながら実際にドッティがアルカンナである可能性は低く、制作側の遊び、単なるイースターエッグである可能性のほうが高いと考えられます。

というのもMCUフェーズ4、フェーズ5では新チーム「エターナルズ」が登場しますし、ヤングアベンジャーズの駒が揃いつつある他、ヴィランチームへの言及も考えられているため、スコードロンスプリームまで登場されられるのかという問題があるからです。

果たしてドッティは、ヒーロー、ヴィラン、あるいはただの町人、どれに属するのでしょうか。残る2話で明かされる事になるでしょう。

ドラマ「ワンダヴィジョン」毎週金曜日新エピソードが配信中、次回第8話 は 2021年2月26日 17時よりディズニープラスで配信開始です。

ソース:Obscure WandaVision Detail Could Prove Dottie’s Identity

映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」2021年夏に撮影開始か ─ キャスト2名が示唆

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン」シリーズの3作目となる「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」の撮影開始が迫っていることが判明しました。ワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン役を務めるエヴァンジェリン・リリーさんと、初代アントマン/ハンク・ピム博士を演じるマイケル・ダグラスさんがそれぞれ自身のSNS上で明かしました。

エヴァンジェリー・リリーさんは自身のInstagramにてMCUファンのためにQ&Aセッションを行い、「2021年夏に撮影をはじめます!」とコメントをしました。

マイケル・ダグラスさんも同様に自身のInstagramにて、撮影開始時期について尋ねられ「私の知る限りでは、今年中に撮影を開始する予定です。」とコメントしました。

「アントマン3」に関して主人公スコットの娘、キャシー・ラングがスタチュアとしてヒーローデビューすることが明かされている他、新たなスーパーヴィランである征服者カーンが登場することが明かされています。カーンは主にファンタスティック・フォーのヴィランですがタイムトラベルやマルチバースに関係が深く、サノス同様マーベル・ヒーロー全体の敵でもあるため複数の作品にわたって対峙する相手と考えられています。

映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」の公開日は公式には発表されていませんが、マイケル・ダグラスさんやミシェル・ファイファーさんは以前に2022年であることをSNS上で発信し、削除したことがあります。

ソース:Ant-Man and the Wasp: Quantumania Star Evangeline Lilly Confirms Filming Start Date

「スター・ウォーズ」レイ役デイジー・リドリーさん、スパイダーウーマンを演じたいと語る

「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」で主人公レイを演じたデイジー・リドリーさんが、ソニー・ピクチャーズが制作するマーベルのスパイダーマン映画シリーズでスパイダーウーマンを演じたい事を明かしました。

ソニー・ピクチャーズはスパイダーマンフランチャイズの中で「ヴェノム」や「モービウス」とは別に女性が主体の映画を開発していると以前に報じられ、その際は「スパイダーウーマン」の制作にオリヴィア・ワイルド監督を起用し、「トゥーム・レイダー」で主演を務めたアリシア・ヴィキャンデルさんに興味を持っていると伝えられました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/sony-spider-woman-spinoff-movie-rumor/”]

その噂が報道されたときに、スパイダーウーマン/ジェシカ・ドリューにふさわしい女優としてファンに選ばれたのはデイジー・リドリーさんでした。

USAトゥデイのベストセラー作家サリア・ウィルソンさんは、リドリーさんとトム・ホランドさんが共演する2021年公開予定の映画「カオス・ウォーキング」のインタビューの中で、この話題についてリドリーさんに投げかけました。

リドリーさんはインタビューの中で「拡張されていくスパイダーユニバースに確実に参加したい」と心境を明かし、アニメーション映画「スパイダーマン:スパイダーバース」やディズニープラスで配信中のドラマ「ワンダヴィジョン」の大ファンであることを付け加えたとの事です。

制作自体がまだ噂の域を出ない「スパイダーウーマン」ですが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)とは違ってスパイダーマンの実写映画シリーズでは女性ヒーローが登場していません。コミックでは多くの女性スパイダーヒーローが活躍しているため、スクリーンに登場するのも時間の問題だと考えられています。

ソース:Daisy Ridley Wants to Play Spider-Woman in Sony-Marvel’s Extended Spider-Man Universe

Tシャツ「A BATHING APE® “MARVEL” Collection」が2021年2月23日より発売

株式会社ノーウェアが展開するアパレルブランド「BATHING APE®」より、マーベルとのコラボTシャツ「A BATHING APE® “MARVEL” Collection」が2021年2月23日より発売となる事が発表されました。キャプテン・アメリカ、マイティ・ソー、ハルク、アイアンマンなどの人気キャラクターが登場しています。

以下プレスリリースより。

A BATHING APE® とMARVELによる珠玉のカプセルコレクションが2年の時を経て再度登場。

アイアンマンやキャプテン・アメリカなど数々のスーパーヒーローを生み出し、世界中で圧倒的な人気を誇る出版社 “Marvel Comics(マーベル・コミックス)” と、BAPE®︎(ベイプ)こと “A BATHING APE®(ア ベイシング エイプ)”のカプセルコレクションが2021年2月23日(火)に発売!

2019年に発売され大好評だった、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソー、ハルク、ブラック・ウィドウ、ロケット・ラクーンなどのスーパーヒーロー達がBAPE®ならではのテイストに仕上げられたTシャツコレクションが2年の時を経て再度登場。
キャラクターの個性をBAPE® CAMOに落とし込んだグラフィックをはじめ、BABY MILO®調にディフォルメされたヒーローたちのグラフィックなどオリジナリティあふれるビジュアルで仕上げられています。
BAPE® “MARVEL” Collectionは2021年2月23日(火・祝) よりA BATHING APE®正規取り扱い店舗およびBAPE.COM WEB STORE、ZOZOTOWNにて発売予定。

BAPE.COM 特設ページ
https://bape.com/pages/marvel

アイテム発売日
2021年2月23日(火・祝) / Tuesday, 23rd February 2021

本コレクションの商品画像は下記のURLからご確認下さい。
https://bape1993-my.sharepoint.com/:f:/g/personal/fujitar_bape_com/Egd9Infl2nBMqQZr9brtmBABDj1_O_xK-93BVganc4frQw?e=s4Si7N

Instagram: @bape_japan
https://www.instagram.com/bape_japan/

Facebook: @BAPE.OFFICIAL
https://www.facebook.com/BAPE.OFFICIAL

Twitter: @BAPEOFFICIAL
https://twitter.com/BAPEOFFICIAL

LINE: @bape
https://lin.ee/fyR97p7

お問い合わせ先 / For more information :
BAPEXCLUSIVE™ AOYAMA
Tel: 03-3407-2145

プレス関係者お問い合わせ先 / Press Inquiries
マーケティング部/ Marketing Department Tel: 03-5410-6310
株式会社ノーウェア/ NOWHERE CO., LTD.

テヨナ・パリスさん、モニカ・ランボーとキャロル・ダンバースの関係性について明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」でキャプテン・モニカ・ランボーを演じる女優のテヨナ・パリスさんが海外メディアとのインタビューの中で、キャプテン・マーベル/キャロル・ダンバースとの関係性について示唆しました。

パリスさんは ET Canadaとのインタビューの中で以下のように話しました。

私たちは2人(モニカとキャロル)の関係にもっと入り込むつもりであり、2人の間で何が起こっているのかを探ります。モニカは母親の大事な時期に支えることが出来ませんでした。それを受け入れるのは非常に難しいことです。モニカのその悲しみとトラウマはワンダ・マキシモフと非常に類似点があります。モニカはそのレベルに関してはワンダと繋がっています。

また、モニカは母親のマリアほど、キャロルとの深い結び付きがないことも明かしました。

モニカとキャロルについては映画「キャプテン・マーベル」(2019年)で描かれ、「キャロルおばさん」、「おチビ中尉(字幕版)、おてんば隊長(吹替版)」と呼び合う仲でした。そして、キャロルのコスチュームのカラーリングデザインをモニカに任せるようなシーンもありました。しかし、そこから20年余り後の時代が舞台のドラマ「ワンダヴィジョン」の第5話「問題エピソード」にて、モニカはキャプテン・マーベルの話題が出たときにナーバスな表情を見せ、会話を打ち切るようなシーンがあり視聴者を困惑させました。

現在制作準備が進められている映画「キャプテン・マーベル2」では二人の関係についてさらに描かれる事になりそうですが、「キャプテン・マーベル2」ではキャロル推しのヒーローオタク、ミズ・マーベルことカマラ・カーンも登場するため、数十年の時を経て少し冷ややかな関係になってしまったモニカと、熱い思いを持ったカマラと、その間にいるキャロルとの不思議な三角関係となりそうです。

映画「キャプテン・マーベル2」は 2022年11月11日 米国公開予定、ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで配信中です。

ソース:WandaVision’s Teyonah Parris Teases Monica Rambeau’s Dynamic With Carol Danvers in Captain Marvel 2

ドラマ「ワンダヴィジョン」7話のイースターエッグをピックアップ

謎が増え続けるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」は、これまでに公開されてきた映画シリーズと同様イースターエッグがたくさんある作品です。この記事ではそれらについて取り上げて行きたいと思います。今回はエピソード7「第4の壁を破って」に注目。

この記事にはネタバレを多く含んでいますので、未見の方はご注意ください。

7話

エピソードタイトル「第4の壁を破って」

トレーラーでワンダがインタビュー形式で語るシーンがありましたが、今回はそのシーンを含むエピソードでした。

Previously on WandaVision

以前に紹介したイントロ部分のナレーションのトーンがさらに下がっています。吹き替えでいう所の「前回までのワンダヴィジョンは」という部分ですが、吹き替え版はどのエピソードも差を感じられません。英語版ではワンダの精神状態のさらなる悪化が表れているかのようです。

新たな六角形

マーベル・スタジオのロゴの直後に新たな六角形が表れます。掛け布団とヴィジョンのものと思われる枕がそうですが、ワンダの枕はそうではありません。

©2021 MARVEL,Disney

sponsored link
 

WNDA

ワンダが朝食を用意するシーンではラジオ放送が流れています。しかしこれは吹き替え版には音声が入っていません。英語版ではラジオ放送のような音が流れており、日本語字幕をオンにすると内容がわかるようになっています。これは日本の吹き替え編集ミスの可能性があります。

©2021 MARVEL,Disney

また、能力の制御が効かなくなっているのか、様々なアイテムが姿を変え、時代設定など逆行するケースが見られます。

ビタミンD牛乳

通常、牛乳にビタミンDはほとんど含まれていません。ビタミンDは骨の生成に不可欠な要素で、日本では馴染みが薄いですが、米国ではわりとビタミンD入の牛乳が流通しているようです。

©2021 MARVEL,Disney

ただし、ここでいうDはDevilやDemonを表現している可能性もあります。

外界と遮断されているウェストビューではエネルギーから食料に至るまで自給自足が必要になりますが、我々視聴者はヘックス内で牧畜をやっている風景を見たことはありません。

そして牛乳を注ぐシーンでは、牛乳パックの側面が見え、子供が行方不明になっている事がわかります。これはアメリカで1980年代中盤から1990年代中盤にかけて実施されたプログラムで、これ自体はさほど不思議ではありませんが、ラジオからはタイミングよく奇妙なコメントが流れます。

©2021 MARVEL,Disney

Snap

朝食は「Sugar Snaps」を摂るようです。Snapと言えばサノスの指パッチンでもあり、ワンダのトラウマがCMだけでなく現実にもにじみ出てきています。

©2021 MARVEL,Disney

sponsored link
 

赤いボウル

本作において赤色は基本的によくない兆候です。本エピソードの結末を暗示しているかのようでした。

©2021 MARVEL,Disney

122822 from オープニング

122822というのはスタン・リーの誕生日1922年12月28日を表していると考えられます。

©2021 MARVEL,Disney

それとは別にソーシャルゲーム「Marvel Avengers Alliance」にてファンタスティック・フォー関連のイベント「The Pulse」でも使用されていたようです。「ワンダヴィジョン」のファンタスティック・フォーへの言及はとどまる所を知りません。

オープニングクリップはワンダで埋め尽くされており、ラストにヴィジョンが少しだけ入ってくる妙な表現になっています。

お見通し from オープニング

オープニング中に「お見通しだ」といメッセージが挿入されています。オープニングのラストにはワンダが制作したことが記されているにも関わらず、ワンダ宛のメッセージが含まれていることはとても奇妙です。

©2021 MARVEL,Disney

そして思い出してください。これまでシットコムのスタッフロールにワンダの名前はありませんでした。この7話で何かが変化しています。

sponsored link
 

モキュメンタリーとモダン・ファミリー

本エピソードは全体的にキャストがカメラに向かって話しかけるシーンが挿入されています。これはモキュメンタリーと呼ばれる手法で、フィクションをドキュメンタリー映像のように見せかけて演出する表現手法です。擬似を意味する「モック」と、「ドキュメンタリー」を合成した用語であり、「モックメンタリー」「モック・ドキュメンタリー」ともいい、日本では和製英語の「フェイクドキュメンタリー」が用いられます。2000年代後半のモキュメンタリー・シットコムとしてモダン・ファミリーが有名でした。

再びWiiへ

冒頭でビリーとトミーがWiiで遊んでいると時代が逆向しテレビゲームですらなくなってUNOまで退化しましたが、無事にWiiまで戻ったようです。

©2021 MARVEL,Disney

前回はDDRで遊んでいた二人ですが、今回Wiiでは「スターフォックス ゼロ」(2016年)を遊んでいるようです。

ナダ ニエンテ

ワンダは子どもたちとの会話の中で、「何もかもが無意味に感じる」と話します。「ナダ」「ニエンテ」とはスペイン語で「何もない」「無」表すワードで、2000年代から日常会話に南米経由のスペイン語が入ってきている事を表現していると考えられます。

また、母親だからといって全能ではないことや、子供の意見を尊重する姿勢を見せるのも2010年代の思想的特徴を表しています。

グッドナー少佐

合流地点でモニカを出迎えたのはグッドナー少佐という女性でした。彼女がエンジニアなのか、運送を頼まれただけの人物なのかは不明です。

©2021 MARVEL,Disney

もともと母親のマリアの部下だったような事が伺える会話をかわしました。腕にはS.W.O.R.D.のエンブレムがついていますが、胸にはU.S.AIRFORCEと刺繍されておりどういう所属なのかが判りません。ヘイワード臨時長官はこの動きに気づいていないのでしょうか?

ルイス博士の研究

ヴィジョンがマインド・ストーンのパワーを用いてダーシーの意識を回復させ、本名を聞いたときに、「研究を聞いたことがある」と言います。

©2021 MARVEL,Disney

この後のシーンではヴィジョンがいつ生まれ、どのように死んだかを教えてもらうわけですが、研究を耳にしたタイミングがわかりません。ヴィジョンはウェストビューに来る以前の記憶がほとんどありません。ダーシーの本がウェストビューの図書館にでもあるのでしょうか。

また、ダーシーと車に乗り込んですぐにヴィジョンは「なぜピエトロは別人に?」と吹替版で尋ねます。ピエトロが別人という質問は「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」のピエトロを知っていないと成立しません。そしてこのヴィジョンにはその記憶がありません。英語では「ピエトロは詐欺師?」、日本語字幕では「ピエトロの正体は?」となっており、吹き替えの脚本ミスだと考えられます。

sponsored link
 

フラガール

ダーシーとヴィジョンが乗り込んだファンネルケーキのトラックのキーは、フラガールの人形の下にありました。

©2021 MARVEL,Disney

フラガールはドラマ「エージェント・オブ・シールド」でも度々登場したアイテムで、スカイとその父親を繋ぐものでした。また、この直後にサーカス団長が追いかけてくる際には、「エージェントがダブルブッキングを」と言い逃れをします。

「ワンダヴィジョン」がMCUで制作発表されている「ファンタスティック・フォー」を匂わせる事は不思議ではありませんが、「エージェント・オブ・シールド」を匂わせるのは何かがあるのかと勘ぐってしまいます。

廃屋

シーンがワンダの自宅に戻り、家の外観が維持できない様子が描写されます。

©2021 MARVEL,Disney

時代が逆行してデザインがクラシックになるのとは訳が違い、電気コードは飛び出し、壁の向こうの景色が丸見えになっています。階段には白い雪のようなものが積もっている事から天井もないのかもしれません。ワンダは廃屋を温かい自宅だと勘違いしているのでしょうか?また、以前に登場したコウノトリも姿を現します。

ネクサスのCM

「世界から取り残された気分?」「それとも一人になりたい?」と呼びかけ、抗うつ剤の「ネクサス」のCMが入ります。「あなたを現実につなぎとめる抗うつ剤」と紹介され、「現実を選択可能」としながらも、副作用にも言及されています。実際に挙げられているのは以下の四つの副作用です。

・Feeling your feelings 感覚や感情をはっきり知覚してしまうこと
・Confronting your truth 真実に直面してしまうこと
・Seizing your destiny 運命に直面してしまうこと
・More depression さらなるうつ状態

©2021 MARVEL,Disney

本エピソードのワンダを象徴しているかのような副作用で、「ネクサスは、ドクターが人生を次に進められると診断しない限りは服用するべきではない」という注意も伝えられます。

主成分とされる10.3%の「ネクサルプロモサイド」は現実にある成分ではないようです。ラテン語の接尾辞「-cide」は、殺すものを表し、全体として解釈すると、成分の名前は「ネクサスが殺害を促進する」という意味かもしれません。

ちなみにネクサスはMCUにおいて以前に登場したワードで、映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」にて、ノルウェーのオスロに位置するインターネットの世界的な中継地点の名前でした。「NEXUS Internet Hub」で、トニー・スタークは核の発射コードをウルトロンから守っていたのが、ヴィジョンの前身であるジャーヴィスであったという事実を突き止めた場所です。

その他コミックでもマルチバースを繋ぐゲートの名称としてネクサスが使われています。これはマーベル・コミックだけではなく、もともとネクサスという英単語が「つながり、結びつき、結合」を意味しているからで、様々なゲームや漫画、映画といった創作物と使われる言葉でもあります。

これまでCMはインフィニティ・ストーンを表している可能性が言及されていましたが、今回のネクサスはカプセルに入っている事からオーブ、すなわちパワー・ストーンを表しているのかもしれません。かなりこじつけ論ではありますが。

アグネスの夫

今回もアグネスは夫を話題に出してきますが、夫のラルフは1話から一度も登場していません。

©2021 MARVEL,Disney

アグネスの”主人”は誰なのでしょうか。

覚醒するモニカ

コミックでは電磁波へと変身する能力を持つヒーローであるモニカ。スペクトラムやフォトンという名で活動するモニカですが、MCUのモニカも電磁波に関係するような能力の片鱗を見せました。

©2021 MARVEL,Disney

また、今回の衣装も原作をオマージュしたデザインになっています。

©2021 MARVEL,Disney

ダーシーはリケジョ?

ダーシーは自らをリケジョと言いますが、このブログでも度々取り上げている通り、ソーシリーズに登場していたダーシーは政治科学専攻の文系学生でした。

©2021 MARVEL,Disney

MCU非公式の小説でダーシーが天文学へ転向する話もあるようですが、今現在どういう理由で天文学へと変わったのかは言及されていません。以前のエピソードで見せた天才的ハッキング技術も腑に落ちず、もしかするとソーに登場していたダーシー・ルイス本人ではない可能性もあるのかもしれません。

配達員

配達員が正面からはっきりと映る瞬間に、帽子にうさぎのマークがあることがわかります。

©2021 MARVEL,Disney

アグネスのうさぎ、セニョール・スクラッチーと関係がある可能性があります。

子供向け番組

アグネスの家では「Yo Gabba Gabba」という番組が放送されています。これは実際に2007年から2015年まで放送されていた子供向けテレビ番組のようです。

©2021 MARVEL,Disney

セミ

アグネスの家のカーテンにセミが止まっています。

©2021 MARVEL,Disney

夜蝉は悪魔の化身と言われる事がありますが、これは昼間なのでどういう意味があるのかは不明です。

なお、噂のメフィストはコミックではハエの姿や少女の姿で登場したことがあります。つまり何にでもなれます。

アグネスの家の地下

子ども達は地下で遊んでいると聞かされ、階段を降りて地下に向かうワンダ。そこは木の根がびっしり張り巡らされており、いかにも悪魔的な山羊頭や頭蓋骨などを発見出来るようになっています。

©2021 MARVEL,Disney

©2021 MARVEL,Disney

そしてクローズアップされる魔導書はオレンジ色のオーラがまとわりついています。インフィニティ・ストーンで言えばソウル・ストーンと同じ色あいです。

本と言えばまたもや「エージェント・オブ・シールド」にも登場した全ての知識が書かれた書物「ダークホールド」がありますが、外観のデザインはまったく異なっています。

アグネスの本名

アグネスがアガサ・ハークネスである事を名乗ります。

©2021 MARVEL,Disney

アグネスが魔法をかけると紫色のオーラで表現されました。パワー・ストーンと同じ色合いですが、パワーソースは不明です。今回のネクサスのCMとの関連性もわかりません。

また、前述の魔導書のオーラとは色が違うため、本には別の存在のパワーが宿っている事が考えられます。

その後、音楽が流れ黒幕がアガサ・ハークネスであることが知らされます。

©2021 MARVEL,Disney

マジックショーでのトラブルも、ハーブの怪しげな態度も、ピエトロも、ヴィジョンをエリス通りに誘導したのも、スパーキーを殺したのもアガサの仕業だと明かされました。

この直後で7話は終了し、アガサの動機などは次回以降に持ち越されます。この時点でアガサが黒幕であるという断定が出来ません。

念の為、コミックのアガサ・ハークネスは中立的ポジションのキャラクターであり、ワンダの魔術の師匠でもある人物です。暴走したワンダに殺されながらも弟子であるワンダを心配し、たびたびアストラル体の状態で助言など手助けをする情の深いキャラクターでした。またファンタスティック・フォーのリーダー、リード・リチャーズとスーザンとの息子フランクリンの乳母を務めた事もあり、悪役というわけではありませんでした。

しかし子犬を殺してしまったこのアガサは立派な悪役と言えるでしょう。スパーキーは実際の犬ではなく、魔力で生み出された魔法の塊であったことを願うばかりです。

ポストクレジット

MCUとして久しぶりのポストクレジットシーンがありました。

©2021 MARVEL,Disney

ワンダの家が2800番地なので2804だと2軒となりの家となるはずです。アグネスの家はすぐ隣の家だと思っていましたが違ったのでしょうか。モニカが地下室への入り口を開けると、地下は紫のオーラを放つ植物の根が張り巡らされていました。アグネスの家なのか、あるいはアグネスの隣の家までも侵食しているという事なのでしょうか。

そしてモニカの背後にピエトロが近寄り、「詮索好きか」と声をかけた所で終了します。英語では「snooper’s gonna snoop」となっており、日本語字幕では「また詮索か」となっています。ピエトロとモニカは初対面のはずなので、「また」という表現はそぐわないものになっています。ここは吹替版のほうが元の英語と物語の流れにあったものになっています。

しかしピエトロの正体がモニカの知り合いである可能性もあるのかもしれません。翻訳作業がこの先の展開も分かった上で行われているのであれば、「また」という表現をうっかり使ってしまった可能性もあるでしょう。


以上が気づいたポイントです。他にも何かあれば追記するかもしれません。

ドラマ「ミズ・マーベル」、カマラの親友役にローレル・マーズデンさんが抜擢と報じられる

マーベル・スタジオが制作するドラマ「ミズ・マーベル」で、主人公カマラ・カーンのクラスメイトとしてローレル・マーズデンさんが起用されたと、海外メディアの The Hollywood Reporter が報じました。ゾーイ・ジマーを演じることになると記事は伝えています。

カマラにとってのゾーイは、ピーター・パーカーにとってのフラッシュ・トンプソン、日本の漫画で例えると、のび太にとってのジャイアンポジションにあたるキャラクター。

ローレル・マーズデンさんは2019年に公開されたホラー映画「コンテプト」でデビューしたばかりで、他にはドラマ「Survive」に出演し、ソフィー・ターナーさん(X-MENのジーン・グレイ役)と共演されている新人俳優さんです。

コミックのミズ・マーベルはライターのG・ウィロー・ウィルソンさん、アーティストのエイドリアン・アルフォナさんとジェイミー・マッケルビーさん、編集者のサナ・アマナトさんとスティーブン・ワッカーさんによって制作され、10代のパキスタン系アメリカ人の少女で、テリジェン・ミストにさらされたことでインヒューマンの能力が発動し、変身能力を得ました。最近では彼女は若きヒーローチーム、チャンピオンズを結成してリーダーを務め、マーベル・ユニバースでも大きな役割を担っているキャラクターです。

ドラマ「ミズ・マーベル」の監督・制作陣には、「バッドボーイズ・フォー・ライフ」のアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラーの両監督が起用され、「ウォーキング・デッド」のミーラ・メノン監督も参加予定で、テンポの良いアクションコメディが期待出来そうです。

ドラマ「ミズ・マーベル」は 2021年後半にディズニープラスにて配信予定となっています。

ソース:‘Ms. Marvel’ Enlists Laurel Marsden (Exclusive)

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の新たなトレーラー、”Start”編が公開

配信まであと一ヶ月を切ったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の新たなトレーラー”Start”編が公開されました。30秒ほどの短めの動画で、新たなシーンが一瞬だけ含まれています。

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の公式あらすじは以下の通り。

舞台は『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界。キャプテン・アメリカから盾を受け継いだファルコンだが、その称号を自身が担うには重すぎるものだと考え始める…。絶対的ヒーロー、キャプテン・アメリカを失った今、世界中の人々の希望の星となるのは一体誰なのか…?

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は 2021年3月19日 よりディズニープラスにて配信予定です。