コミック「キャプテン・マーベル」よりキャロルの新たなコスチュームが明らかに

2021年4月に発売予定の「キャプテン・マーベル」#28のカバーが公開されました。アーティストのマルコ・チェチェット氏が描くカバーはキャロル・ダンバースに新たなコスチュームを示しています。

公式の概要によると「キャロル・ダンバースは、生まれながらの兵士です。彼女に戦場を与え、敵を殴れば、彼女は止める事は出来ません。しかし、キャプテン・マーベルの唯一の弱点が破られようとしています。ミスティックアーツはキャロルの唯一の弱点であり、ヴィランのオーブを阻止できなかったことに悩まされながらも、その弱点を正すことを使命としています。新感覚のアークがヤコポ・カマーニの超自然的な才能で幕を開けます!」との事。

©2021 MARVEL

ライターのケリー・トンプソン氏はチェチェット氏との衣装デザインのプロセスについて、「キャロルのためにこのルックがどうあるべきかを考えようとしている間、彼は私にとても辛抱強く接してくれました。私たちが彼女に、以前からあるもののバリエーションである普通の”新しい見た目”を与えようとするのをやめて、代わりに、ストーリーに特化した、永久的なものではない、ワイルドに異なるものに懸命に傾倒したときに、突破口が生まれたと思います。ラストアベンジャーの「ダークキャロル」と同じように、ストーリーに特化したコスチュームなのです(理由は全く違いますが)。マルコは天才なので、ファンはこの非常に予想外のコスチュームで「多くの楽しみ」を持っていると思います。最低限、素晴らしいコスプレが見られることを期待しています!」と語りました。

キャプテン・マーベルは現在、”新世界 “の終末的な未来に身を置いています。共に戦うために見慣れた顔を見つける代わりに、彼女の同盟者の大半は死んでおり、彼らのスーパーヒーローの子供たちが戦いを引き継いでいます。”新世界 “の結末は、この新たな物語に直結しています。

キャプテン・マーベルは現在のストーリー「ザ・ニュー・ワールド」の終末的な未来に身を置いています。もとの仲間の大半は死んでおり、彼らの子孫たちが戦いを引き継いでいます。トンプソン氏は「ザ・ニュー・ワールド」の結末が、この新たなストーリーに直結していると説明しました。

「ここで少し注意しなければならないのは、この物語は、現在のアークからの脱落から直接スピンアウトするので、ネタバレはしたくありません。しかし、すべてがキャロルの思い通りになるわけではないし、勝利には本当の喪失感が混ざっている」とトンプソン氏は続けました。「そして、それは彼女に魔法や魔法で攻撃できるキャラクターに対して、これまで以上に弱さを感じさせてしまうのです。そして、キャロルの軍人としての考え方は特に、アキレス腱のようなものを見て、それを無視するようなことはしないでしょう – 彼女はそれに対処する方法を探そうとしています。」

コミック「キャプテン・マーベル」#28 は 2021年4月に発売予定です。

ソース:Captain Marvel Gets a New Costume and Powers This Spring

ソニーが「モービウス」の公開延期を発表

ソニー・ピクチャーズが制作するマーベル映画「モービウス」の劇場公開延期が発表されました。先日は海外メディア Variety が2021年10月8日に設定されたと報道しましたが、2022年1月21日に全米公開になることが、公式からあらためて発表されました。

今回は日本の公式アカウントが発表し、日本での公開日が未定であることを合わせて知らせています。当初の公開予定の2020年7月から、実に1年半以上の公開延期となりました。米国では未だに新型コロナウイルスの状況がおさまらず、ワクチン接種が始まっていますがまだまだ十分でない実情となっています。

「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」についての言及はありませんでしたが、以前に「ウイルスがおさまるまでは公開しない」との発言もあったため、おってまた発表があるものと思われます。

気なるのは「ホームカミング3」との関連性で、以前からこの2作品は何かしら繋がりがあると言われて来ました。これまでは「モービウス」のあとに「スパイダーマン:ホームカミング3」という公開順が維持されてきたのですが、今回の延期により「モービウス」が後回しになることになります。

今の所マーベル・スタジオから再延期の発表はありませんが、映画「ブラックウィドウ」も5月には公開できないだろうとの米メディアの見通しがあり、MCU自体もまた遅延が発生するかもしれません。今後のスケジュール情報には注目です。

映画「モービウス」は 2022年1月21日 に米公開予定です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」にマグニートーは登場する?ケヴィン・ファイギ氏がインタビューで回答

1月15日から配信がスタートしたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」ですが、約1年半ぶりのMCU作品と言うことで注目や期待も高く、それに伴って様々な噂も飛び交っています。マーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏は海外メディア Rotten Tomatoes とのインタビューでマグニートーやクイックシルバーについて質問され、これに答えました。

「ワンダヴィジョン」の1話、2話がシットコムとして制作され、クラシックなファミリードラマを模している様からコミック版でのワンダの家族であるマグニートーや、MCUでは死亡してしまったクイックシルバーがドラマに登場するのか質問されたファイギ氏は苦笑まじりで以下のように答えました。

今回の作品はヴィジョンとの関係、そしてそのダイナミックさと夫婦の関係、そしてそれがどのように成長し、進化し、展開していくのかということに焦点を当てています。この番組の他のエピソードには他のキャラクターがいます。彼らが誰なのか、何なのか、今は議論できません。

1980年代初頭のミニシリーズ「The Vision and the Scarlet Witch Vol. 1 #4」において双子の父親がマグニートーであると明かされて以降、これを否定するエピソードが描かれた事もありますが、多くは親子として認識されています。

ワンダとピエトロが登場した映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」が公開された頃は、マグニートーは20世紀FOXが権利を有していたため、双子はミュータントではなくマインド・ストーンによって改造された強化人間としてスクリーンデビューしました。

しかし、昨年発売された公式設定本「ワカンダファイル」によると、ソコヴィア人は遺伝子に先天的異常があり、マインド・ストーンが彼らの隠されていた能力をアンロックしたとされています。これは映画公開当初はミュータントとして扱えなかったものの、伏線として仕込まれていた事になるのでしょうか。

先日はX-Menについて、スタジオ内で議論が続いている事を明かしたファイギ氏ですが、MCUの世界にミュータントがいるとなれば、育ての親であるソコヴィア人ではなく、実の父親であるマグニートーもどこかに存在していてもおかしくありません。また異母姉妹であるポラリスもどこかに存在しているかもしれません。果たしてスクリーンで親娘対面する事はあるのでしょうか。

ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで配信中。毎週金曜日17時に新エピソードが公開予定です。

ソース:Are Magneto and Quicksilver in WandaVision? Marvel’s Kevin Feige Responds

マイケル・ダグラスさん、映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」の公開は2022年とポロリ

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」の撮影開始が迫っていることを、同作に出演する俳優のマイケル・ダグラスさんが明かしました。アントマンやワスプのスーツ開発者ピム博士として、今作にも登場することが決まっています。

投稿には「ひげを生やす時が来た…ハンク・ピムが帰ってきた! アントマン&ワスプ: クアントゥマニアは2022年にやってくる!」とコメントし、髭の準備に入ることを明かしました。

2022年公開であるかのようなコメントになっていますが、クアントゥマニアの公開日については公式に発表されておらず、昨年12月にもミシェル・ファイファーさんが2022年と投稿し、すぐに削除されました。マイケル・ダグラスさんのコメントは投稿から12時間ほど経ちますが、今の所削除されていません。

ディズニーは以前に2022年の10月7日にタイトル不明の映画を公開するスケジュールを明かしていましたが、アントマンがここに入るのかどうかは不明です。しかし2022年は3月にドクター・ストレンジ、5月にソー、7月にブラックパンサー、11月にキャプテン・マーベルとそれぞれの続編が控えており、これにアントマンが加わるとなれば2022年もMCU一色の1年となりそうです。アントマン以外に発表されている映画でリリース日が判明していないのはブレイド、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、ファンタスティック・フォーとなっています。

映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」は 2022年(?)米国公開予定です。

ディズニー「アベンジャーズ・キャンパス」トム・ホランドさん出演のスパイダーマンアトラクション、ファーストルック映像が公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)初のテーマパークとなるディズニーの「アベンジャーズ・キャンパス」で、新アトラクション「ウェブ・スリンガーズ/ア・スパイダーマン・アドベンチャー(原題)」のファーストルックが公開されました。映画と同じくトム・ホランドさんが出演されます。

冒頭で「ディズニーのクリエイターが生み出したものは、本当に圧巻です」と語るホランドさんが出演するこのアトラクションは、来場者がワールドワイド・エンジニアリング・ブリゲード(通称WEB)に参加して、様々な任務をこなしスパイダーマンをサポートします。

特別設計されたこのアトラクションでは革新的なテクノロジーが採用されており、映画のスパイダーマンと同じような体の動きをすることで、来場者も映画のように自分の手首からウェブを伸ばす映像を3Dメガネで体験できるとのこと。

公開された映像ではピーター・パーカーに扮したホランドさんがWEBに乗り込み、スパイダーボットの大群を阻止しなければならないというミッションでライダーたちをWEBに誘導しています。また、アベンジャーズ・キャンパス内での乗り物の詳細や設置場所も明らかにされており、再開した際にはどのような展開が待っているのか楽しみがあるとの事です。

アベンジャーズ・キャンパスではこの他、「アントマン」のピム博士の研究所をモチーフとしたレストランや、映画「アベンジャーズ」で話題になったシャワルマが食べられるフードカートなどが登場。

「アベンジャーズ・キャンパス」は2021年中の開場を目指して準備が進められています。

ソース:マーベル公式

ドラマ「ワンダヴィジョン」の1話、2話のエピソードタイトルが追加される

現在配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」の1話と2話にエピソードタイトルが追加されました。配信スタート時は単にエピソード1、エピソード2と表記されていただけでしたが、米ディズニープラスでタイトルが更新されています。

©2021 MARVEL

公開されたエピソードタイトルは1話が「Filmed Before a Live Studio Audience」。ライブスタジオの観客の前で撮影、と言うことでシットコムであることを表現しているようなタイトルになっています。

2話は「Don’t Touch That Dial」、直訳でダイヤルに触らないで、と言う意味です。昔のアメリカの番組ではよく使われた表現だそうで、古い時代のテレビである事を考えると「チャンネルはそのままで」というような意味合いになります。

これら2つのタイトルは特にエピソードのネタバレになっている感じはありませんが、3話以降でネタバレを示すタイトルがあるのかもしれません。以前に配信されたスター・ウォーズのドラマ「マンダロリアン」も配信が始まってしばらくしてからエピソードタイトルが公開されていたので、「ワンダヴィジョン」に関しても同様の手法でやっていくと思われます。

ドラマ「ワンダヴィジョン」は ディズニープラスにて独占配信中です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」、悪魔の数字が見つかる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」の中で、いわゆる悪魔の数字である「666」が発見されたことが海外掲示板のRedditで報告され、話題を呼んでいます。見つかったのは1話のCMとして挿入されたスターク・インダストリーズのトーストメイト2000のシーンでした。

掲示板に投稿された画像はCMの冒頭部分でトーストメイト2000とは別の、パンを焦がしてしまうトースターとして映るものです。

©2021 MARVEL

これはやはりウェストビューに悪魔メフィストの存在がある事を示唆しているのでしょうか?

ちなみに1話、2話に登場する各種時計に6がない、という報告もあります。

©2021 MARVEL

ヒドラの時計にだけ6があるのは、ヒドラもまたヴィランだからでしょうか?

悪魔については町内会の女王ドッティのセリフにもあり、マーベル・スタジオのお遊びなのか伏線なのか至るところに悪魔がちらついているようです。

現在の所、ドラマのヴィランは公にされておらず、ワンダやヴィジョンに関係するコミックスからはメフィストやナイトメアが登場するのではないかと言われており、その他ヒドラやA.I.M.なども可能性として指摘されています。

続きが気になるドラマ「ワンダヴィジョン」の第3話は明日 1月22日 17時から配信予定です。

ソース:WandaVision’s Tony Stark Commercial Hints at Mephisto Villain

ドラマ「シーハルク」、主人公ジェニファーの親友役にジンジャー・ゴンザーガさんをキャスティング

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク」にジンジャー・ゴンザーガさんがキャスティングされたと、海外メディア Deadline が報じました。主人公シーハルク/ジェニファー・ウォルターズの親友役を演じると伝えています。

親友役は数人登場するとされており、ファンの予想ではそのうちの一人ジル・スティーブンスを演じるのではないかと考えられています。コミックでのジルはジェニファーとは幼馴染でしたが、ジェニファーを狙う犯罪集団に殺害されてしまうため、物語の途中で退場してしまう可能性もありあそうです。

ゴンザーガさんは映画「テッド」のジーナ役としてスクリーンデビューし、女優、コメディアン、映画監督、脚本家などとして活動する多彩な才能を持つ人物で、Deadline の記事に反応し、SNSで現在の心境を明かしました。

「シーハルクに参加できることに興奮しています!監督はカット・コイロです!ジェシカ・ガオは陽気な脚本を私たちに提供していくれていますし、才能溢れるタチアナ・マスラニーのおかげで暴れまわることができました。私を家族に迎えてくれたマーベルとディズニープラスのサポートに感謝しています。みんな準備してね!素晴らしい!」とコメントしました。

ドラマのあらすじは不明ですが、コミックでは弁護士のジェニファー・ウォルターズが、いとこのブルース・バナーからの輸血がきっかけで、ブルースの血液中にあったガンマ線の影響を受けて、センセーショナル・シーハルクに変身してしまう体質になりました。しかし、ブルース自身がアドレナリンによってハルクに変身するのとは対照的に、ジェニファーは自分の変身を制御することができ、シーハルクとしての彼女の通常の知性を保持しているという特徴があります。また、ブルースがハルクの事を常に悩んでいる反面、ジェニファーはシーハルクを気に入っています。

マーベル・スタジオの公式情報として、本ドラマシリーズは1話30分のリーガルコメディになるとの事が明かされており、現在配信中の「ワンダヴィジョン」と同様にこれまでのMCUに無かったものを見せてくれそうです。

ドラマ「シーハルク」は ディズニープラスで独占配信予定です。

ソース:‘She-Hulk’: Ginger Gonzaga Joins Disney+ Marvel Series

マーベルがディズニープラス向けにドキュメンタリー番組「Marvel’s Behind the Mask」を発表

マーベル・エンターテイメントが新たなドキュメンタリー番組「Marvel’s Behind the Mask」をディズニープラスで独占配信することを発表しました。米国で2021年2月12日にデビューするこの番組では、私達がよく知り、愛しているスーパーヒーローたちの背後にあるアイデンティティの力を探求していきます。

以下、公式の概要より

コミック本の創刊当初から、スーパーヒーローやヴィランが “普通 “の生活を送る上で、秘密のアイデンティティは欠かせないものでした。そして、それはファンの世代を超えて私たちの中で共鳴しています。1960年代初頭のマーベルコミック時代の到来以降、マーベルの作家やアーティストは、平等な権利の進化の概念を検討するためにアイデンティティの概念を使用してきました。これらの伝説的なマーベルの創造および物語は、私たちの窓の外の世界を反映しているだけでなく、私たち自身のアイデンティティと私たちが本当に誰であるかを反映しています。

マーベルのビハインド・ザ・マスクでは、ブラックパンサー、マイルズ・モラレス、ミス・マーベル、ルーク・ケイジ、X-Men、キャプテン・マーベル、そしてマーベル・ユニバースの他の多くのキャラクターの台頭の背景にある作家やアーティストを含む、マーベルの80年の歴史の中からゲストを迎え、ポップカルチャーやメディアに与えたマーベルの影響に焦点を当てます。

「マーベルズ・ビハインド・ザ・マスク」は、マーベル・ニューメディアがターマック・クリエイティブと共同で製作。監督はマイケル・ジェイコブス、製作はクリス・ゲイリーとライアン・サイモンがターマック・クリエイティブとストライク・エニウェアのために担当しています。ジョー・ケサダ、シェーン・ラーマニ、スティーヴン・ワッカー、ジョン・チェリリ、ハリー・ゴー、サラ・エイモスがマーベルのエグゼクティブ・プロデューサーを務めています。


「Marvel’s Behind the Mask」は 2021年2月12日 ディズニープラスで米国配信開始です。日本での配信については続報をお待ち下さい。

ソース:公式ページ

クリス・ヘムズワースさんが今週から「ソー:ラブ&サンダー」の撮影が始まることを報告

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でマイティ・ソーを演じるクリス・ヘムズワースさんが、自身のInstagramで今週から映画「ソー:ラブ&サンダー」の撮影に入ることを明かしました。

Instagramには「今週、ラブ&サンダーを始める前に、ロードハウ島に数日間来られて最高だよ!」とコメントと数枚の写真を投稿しました。

「ラブ&サンダー」については先日マット・デイモンさんが参加すると報じられ、これについて海外メディの Deadline がロケ地であるオーストラリアのモリソン首相にこのことを確認。モリソン首相は「ハリウッドのスーパースター、マット・デイモンが、撮影でニューサウスウェールズのタレントに加わることは、地元の人々に何千もの雇用を生み出すような思わぬ幸運です」と話しました。

「ソー:ラブ&サンダー」ではナタリー・ポートマンさん演じるジェーン・フォスターがソーになる他、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが登場し、名優クリスチャン・ベールさんがヴィラン神殺しのゴアを演じることが明かされています。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年5月6日 米国公開予定です。