パニッシャー役ジョン・バーンサルさん、再演について現在の心境を明かす

Netflix制作のマーベルドラマ「パニッシャー」で主人公パニッシャー/フランク・キャッスルを演じた俳優のジョン・バーンサルさんが海外メディア ScreenRant とのインタビューの中で再演の可能性について質問され、現在の心境を明かしました。

バーンサルさんはインタビューの中で次のように述べています。

正直なところ、そのことについてはあまり考えていません。この仕事をしていることはとても幸せなことです。あなたが話をしている他のメンバーにも言えることですが、私たちはこの仕事が本当に好きです。一生懸命に働き、家族を支えていますが、生活のためにこのようなことができる立場にいることへの感謝の気持ちを忘れたことはありません。私はこの仕事が好きです。私が本当に尊敬し、愛し、称賛する人々と一緒に仕事をして、一緒にものを作りたいのです。今回のプロジェクト「Small engine Repair」は、まさに私がやりたいことを実現したものなんです。だから、他にどんなものが出てきても、それは道の先にあるものなんだ。でも、これは本当に祝うべきことなんだよ。

2020年11月に行われた Geek House Show とのインタビューでは「フランクは私の血の中にあり、骨の中にあります」とキャラクターと自身が一体であると熱を込めて語っていましたが、その熱意はややトーンダウンしたようにも感じられます。とはいえオファーが来ればやるというスタンスは変わっていないようです。

パニッシャーは処刑人の名の通り、悪党を容赦なくぶっ殺す人気のダークヒーローであり、シーズン1は高評価されていました。しかしディズニープラス計画が始まったことでNetflixドラマが全てキャンセルになった影響か、シーズン2はさほど評価されませんでした。

パニッシャーは過去に4度の実写化が行われており、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)への登場も期待されているキャラクターです。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のカリ・スコグランド監督はNetflix版「パニッシャー」でヴィランを演じていたベン・バーンズさんに出演オファーをしていた事も明かされています。

Netflixでデビューしたマーベルキャラクターの今後は明かされていません。いくつかのキャラクターはMCU再登場の噂も出ていますが、まずは年末公開の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」にてその噂のひとつがクリアになる予定です。

ドラマ「パニッシャー」はNetflixで配信中です。

ソース:Jon Bernthal Gives Sincere Response To MCU Punisher Return Question

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」より新たなキャラクターポスターが公開

現在大ヒット公開中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」からトレヴァーとモリスのキャラクターポスターがマーベル・スタジオ公式Twitterより公開されました。

トレヴァー・スラッタリーは映画「アイアンマン3」(2013年)にテン・リングスのボス、マンダリンとして登場するも偽物だった事が発覚。逮捕され刑務所に入った後、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」に再登場となりました。

モリスは中国の山海経に登場する帝江(ていこう、Dijiang)がモチーフになっていると考えらている、コミックにはいない映画オリジナルのキャラクターです。

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の公式あらすじは以下の通りです。

マーベル・スタジオの新時代の幕開けを担う、新たなヒーローが誕生! 悪に染まった父から授かった最強の力を封印し、二度と戦わないと誓ったシャン・チー。父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、シャン・チーは自らの力を解放し、宿命の敵となった父に立ち向かえるのか? 自らの運命に葛藤しながらも過去と向き合い、運命を受け入れ、“本当の強さ”に目覚めていくシャン・チーを描いたドラマチック・アクション・エンターテイメントが始まる。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は 2021年9月3日 より劇場公開中です。

PlayStation5向けゲーム「Marvel’s Wolverine」(ウルヴァリン)のティザーが公開

PlayStation5向けゲームとして「Marvel’s Wolverine」(ウルヴァリン)の発売が発表されました。本日(2021年9月10日)配信されたPlayStation Showcase 2021にてアナウンスされたもので、「Marvel’s Spider-Man」シリーズと同じく Insomniac Games が開発を担当します。

トレーラーはごく短いもので、残念なことにローガンの顔を確認する事はできません。

「Marvel’s Wolverine」はPS5向けに発売予定、発売時期は未定です。

PS5「Marvel’s Spider-Man2」のリベールトレーラーが公開 ─ ヴェノムも参戦

ソニー・インタラクティブエンタテインメントがPlayStation5向けゲームとして「Marvel’s Spider-Man」シリーズ最新作「Marvel’s Spider-Man 2」を発表しました。本日(2021年9月10日)配信されたPlayStation Showcase 2021にてアナウンスされたもので、前作から引き続き Insomniac Games が開発を担当し、発売は2023年内を予定しているとの事。

トレーラーではマイルズ・モラレスの姿を確認できる他、ファン待望のヴェノムも登場するようです。

※追記 トレーラー内のナレーションボイスは海外ファンの間でクレイヴン・ザ・ハンターの声に聞こえると話題になっています。

ゲーム「Marvel’s Spider-Man 2」は、PS5向けに2023年内発売予定です。

アンドリュー・ガーフィールドさん、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」出演の噂に再度コメントするも以前とは変化

年末の公開が予定されているソニー・ピクチャーズ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」。本作に登場するのではないかと予てより噂になっているアンドリュー・ガーフィールドさんが、海外メディア Variety のインタビューに応じ、再びこの話題に触れました。しかしそこでは以前とは少し違う姿勢が見られるようです。

インタビューの中でガーフィールドさんは次のように述べています。

僕もファンなので、そのコンセプトに人々が興奮するのはよく分かります。「ああ、神よ、彼ら(ソニーとマーベル)がそんなことをしたらどんなにクールだろう」というシーンや瞬間を想像せずにはいられません。でも、これは自分が関わっていると自覚していることではない、と記録に残しておくことは重要です。しかし、私が何も知らないことを誰かに納得させるようなことは言えない事もわかっています。何をどう言ってもお手上げです。人々にとって本当に残念なことになるか、本当にエキサイティングなことになるかのどちらかです。

2021年5月のインタビューでは「台無しにするような事は何もない」と噂を強く否定していたガーフィールドさんですが、今回のインタビューでは曖昧な表現でコメントを締めました。

同作にデアデビルとして出演の噂がたっているチャーリー・コックスさんも、以前は強く否定していた噂に対して、最近では「ファンの気持を台無しにしたくない」とノーコメントの立場へと変わりました。

両者の態度の変化について考えられるのは、噂についてはっきり「出ない」と応える事で一定数のファンががっかりしてしまうのを避けるためにグレーな回答に留めた可能性があります。あるいは、本当は出演が決まっていて「出ない」と嘘をつくのが心苦しいのかもしれません。

一方で、8月末にノー・ウェイ・ホームのセットでスパイダーマンスーツを着用したガーフィールドさんのリーク写真がSNS上に投稿されるも、超スピードで著作権侵害の申立により削除されています。(from The Direct)

リーク写真にも制作側の権利があるためこれは正当なものですが、ほとんどのリーク写真はそのまま拡散されているにも関わらず、これに関しては異例の早さでの対応となり、多くのファンは出演が真実味を帯びてきていると感じています。

ガーフィールドさん出演の噂は10月末に公開予定とされている次のトレーラーで何かが分かるかもしれませんし、実際に劇場に行くまで真実はわからないかもしれません。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:Andrew Garfield on Loss, Art, Televangelism and Those Pesky ‘Spider-Man’ Rumors

キャンセルされたマーベルドラマ「ニューウォリアーズ」からスクイレルガールの衣装が公開

米放送局フリーフォームでの放送が予定されていたマーベルドラマ「ニューウォリアーズ」のショーランナーを務めていたケヴィン・ビーゲルさんが、ニューウォリアーズのメンバーの一人、スクイレルガールのコスチュームや撮影風景の写真、動画を公開しました。

ビーゲルさんは「私たちのショーが大好きです。私たちのキャストが大好きです。”はみ出し者も変人も大歓迎 “という番組が好きだ。今、世界は恐ろしい。怖くて分かち合えないより、喜びを分かち合いたい。批判に直面しても正しいことをするのが、#newwarriorsのすべてです。」とコメントを投稿しています。

スクイレルガール/ドリーン・グリーンを演じる予定だったのはミラーナ・ヴァイントゥルーブさん。

米ABCの子会社フリーフォームで制作される予定だったこのドラマは、2017年に中心メンバー6人の俳優さんが発表されていましたが、その後フェードアウトしました。キャンセルになった理由は明確ではありませんが、ディズニーがABCを買収したため、20世紀FOXで展開されていたマーベル作品が全てキャンセルになったのと同様の理由だと考えられています。

本作はマーベル初のコメディ・ドラマとして制作される事が発表されていましたが、ビーゲルさんの投稿にあるように実際に撮影が始まっていたにも関わらず、放送される事はありませんでした。

なお、現在ディズニープラスで視聴できるアニメ「シークレットウォリアーズ」に登場しているスクイレルガールもミラーナ・ヴァイントゥルーブさんが声を担当されています。

ドラマ「シークレット・インベージョン」が今月から撮影開始

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」の撮影が始まっていると、海外メディア Film London が報じました。記事によると、本作は2022年の夏から秋にかけて配信されるとも推測しています。

ディズニープラスで配信予定の本作は同名のコミックを原作とするもので、コミックではニック・フューリーを主人公にスクラルの地球侵略とそれに対抗するS.H.I.E.L.D.を描く作品です。ただしMCUのスクラル人は映画「キャプテン・マーベル」で描かれたようにフューリーとは友好的な立場の種族であり、コミックのような悪のスクラル人が登場するのか、別の宇宙人による侵略になるのかは不明です。

本作はフューリーを演じるサミュエル・L・ジャクソンさん、スクラルのタロスを演じるベン・メンデルソーンさんを主人公として、メインヴィランにキングズリー・ベン=アディルさん、その他、オリビア・コールマンさんやエミリア・クラークさん、キリアン・スコットさん、クリストファー・マクドナルドさん達が役割不明のキャスティングとして報じられています。

また、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」でS.H.I.E.L.D.のエージェントを演じてきたエリザベス・ヘンストリッジさんクラーク・グレッグさんに関する噂も出ています。

タイトルどおり秘密が多くなりそうな本作、情報があり次第またお伝えしていくことになります。

ドラマ「シークレット・インベージョン」はディズニープラスで配信予定です。

ソース:September 2021: London On Screen and Filming

【ネタバレ注意】映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」には別の結末があった事を監督が明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督が、本作には劇場で公開されたものとは別の結末も用意していた事を明かしました。

※これより先は映画の結末に関するネタバレを含んでいます。ご注意ください。

海外メディア Entertainment Tonight とのインタビューで、トニー・レオンさん演じるウェンウーが生きているバージョンの結末があったか質問された監督は「ええ、ありました」と答えました。

うまくいくものもあれば、そうでないものもあります。私たちは常に、登場人物にとって最も真実味のあるバージョンのストーリーを探しています。つまり、これらのキャラクターが非常にオペラティックなレベルで活動しているにもかかわらず、チートとしか思えないようなことを試すことがあるのです。それがこの作品なのです。

作中でウェンウーはシャン・チーに腕輪を託し、息を引き取る事になりました。その行為が彼が歴史の中で行ってきた罪を清算するに値するかどうかは難しい所ですが、「ブラックウィドウ」のドレイコフや死の女神ヘラなどと比べると、ウェンウーがあの局面を乗り越えた場合はヒーローへと転じる可能性もあったように感じるものでした。

いくつもの物語を模索したという監督ですが、採用されたなかった物語のいくつかは今回のようにまた明かされる事もあるかもしれません。そして、もしかすると、アニメ「What if…?」のシーズン2で描かれる可能性もありそうです。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は 2021年9月3日 より劇場公開中です。

ソース:‘Shang-Chi’ Director Destin Daniel Cretton Talks Alternate Endings and Those Post-Credit Scenes (Exclusive)

映画「エターナルズ」の時系列が判明、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」と同時期に展開される物語

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」の公開を11月に控え、マーベル・スタジオのプロデューサーを務めるネイト・ムーアさんが、海外メディア Empire Magazine とのインタビューの中で、本作のタイムラインについて説明しました。

ムーアさんはインタビューの中で、「エターナルズ」のメインとなる時系列について、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホームと同時期で、サノスの攻撃から世界が回復し、世界人口の半分が戻ってきた頃」と説明しました。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」以降の時系列は以下のようになっています。

  • エンドゲーム:2023年10月から12月に宇宙の半分の生命が戻ってくる
  • ワンダヴィジョン:2023年年末から2024年年始(エンドゲームから3週間後以降)
  • ファルコン&ウィンター・ソルジャー:2024年4月から6月(エンドゲームから半年後)
  • ファー・フロム・ホーム:2024年6月から8月(エンドゲームから8ヶ月後)

アメリカの高校の夏休みが6月から8月である事を起点として、ファー・フロム・ホームの時期を確定し、そこからファー・フロム・ホーム作中で8ヶ月前と説明されたエンドゲームの時期を逆算、あとはそれぞれの作中で語られたハルクの指パッチンからの期間を基に想定される時系列となっています。

また、シャン・チーの時系列についてデスティン・ダニエル・クレットン監督は「シャン・チーはMCUの現在に設定されています。」説明しています。そのため、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」、「エターナルズ」はほぼ同時期に展開されている物語である事がわかります。

ただし、監督やプロデューサーの発言とはいえ、「現在」や「同時期」といった曖昧な表現になっているため、「シャン・チー」や「エターナルズ」が「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」よりも前である可能性は否定出来ないようです。

また、エターナルズたちがこれまで地球上の問題に干渉してこなかった事について「脚本はその問題を扱うために作られています。エターナルズがサノスとの争いに参加しなかった理由は、非常に具体的なものです。」と述べ、映画でその理由が明かされる事を示唆しました。

「エターナルズ」の公式概要は以下のとおりです。

アベンジャーズに続く、新たな最強ヒーローチームが遂に始動。それは太古から地球に存在する不死の種族“エターナルズ”の物語――。10年ぶりのアクション映画に出演するアンジェリーナ・ジョリーに加え、「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデン、『新感染 ファイナル・エクスプレス』(16)などのマ・ドンソクら豪華キャストが集結。メガホンを取るのは、『ノマドランド』(20)でアジア系女性として初めて本年度ゴールデン・グローブ監督賞を受賞し、本年度のアカデミー賞®にもノミネートされるなど今注目の映画監督クロエ・ジャオ。
精鋭といえるキャスト・スタッフが手掛ける新たな最強ヒーローチーム“エターナルズ”から目が離せない!

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ソース:Marvel Reveals How Eternals’ Timeline Connects to Spider-Man: Far From Home

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のバスファイトシーンのスタントビデオが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の主演を務めたシム・リウさんが、自身のInstagramにて本作の「バスの戦闘シーン」のスタントビデオを公開しました。

リウさんは投稿に以下のようにコメントを添えました。

映画の中の息を呑むようなスタントはすべて、撮影日を迎える前に何ヶ月もかけて、事前のビジュアライゼーション、振り付け、リハーサル、リギング、テストを行った結果です。スタントチームには、世界最高のメンバーが揃っていました。

バスの前面から野球ボールを滑らせるようなスタントは、リハーサルでは簡単に感じられましたが、油圧や風力発電機を考慮に入れると、まったく別物になりました。

実写にこだわると、人間が犠牲になります。私の場合は、この日を境に膝がテニスボール大に腫れ上がってしまいました。それでも、私はバスから引きずり降ろされなければなりませんでした。完璧になるまで、何度も何度も繰り返してみたかったのです。私はその一瞬一瞬が好きだった。

今すぐ映画館で「@ShangChi and the Legend of the Ten Rings」を見て、MCUで最も素晴らしいアクションシーンを目撃してください。

このバスのシーンで存在感を示したレーザーフィストを演じたフロリアン・ムンテアヌさんは、海外メディア Screenrant とのインタビューにて「彼には明かされていないバックストーリーがまだまだたくさんあります。なぜなら、これはシャン・チーのオリジンストーリーだからです。つまり、今後のMCUでレーザーフィストの未来を私たちは目の当たりにすることになるということです。」と今後の再登場を示唆しています。

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の公式あらすじは以下の通りです。

マーベル・スタジオの新時代の幕開けを担う、新たなヒーローが誕生! 悪に染まった父から授かった最強の力を封印し、二度と戦わないと誓ったシャン・チー。父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、シャン・チーは自らの力を解放し、宿命の敵となった父に立ち向かえるのか? 自らの運命に葛藤しながらも過去と向き合い、運命を受け入れ、“本当の強さ”に目覚めていくシャン・チーを描いたドラマチック・アクション・エンターテイメントが始まる。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は 2021年9月3日 より劇場公開中です。