映画「エターナルズ」、監督がイカリスとスーパーマンとの違いを語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」のクロエ・ジャオ監督が、本作に登場するリチャード・マッデンさん演じるイカリスとDCコミックのスーパーマンとの違いを説明しました。

「エターナルズ」のオーディオコメンタリ(※日本で配信中のエターナルズでは未実装です)にて監督は「イカリスとスーパーマンをできるだけ区別したかったのです。スーパーマンがヒートビジョンを持っているのに対して、(イカリスは)もっとエネルギーを爆発させるものと考えました。そこで、(イカリスの)アイビームの音を作るにあたり、サウンドデザイナーのアディソン(ティーグ)は、パワー、衝撃、圧力の音をより強調し、非常にユニークな音になるようにしました。」と効果音にこだわったことを強調しました。

また、エイジャックの胸の球体には水のハミングをイメージするように効果音を制作しているとし、元素的な要素を取り入れて開発したことを明かしました。

作中ではファストスの息子がイカリスとスーパーマンを同じように捉えているシーンがあり、マントの有無について言及されていました。

映画「エターナルズ」のディズニープラスで配信中、ディスクの発売は2022年3月4日です。

ドラマ「ムーンナイト」のファーストトレーラーが100万いいねを突破し、歴代トップに

先日Youtubeで公開されたマーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」のファーストトレーラーは予告の公開日が予告されるなど、公開前から話題を呼んでいましたが、MCUのディズニープラスシリーズで100万を超える最もいいねを記録した事を海外メディア The Direct が報じました。

マーベルの公式チャンネルで公開された「ムーンナイト」のファーストトレーラーは2500万回の再生数を突破し、そのいいねの数はディズニープラスシリーズで初の100万いいねを達成しています。

コロナ禍の中で公開された初のディズニープラスシリーズである「ワンダヴィジョン」の76万いいねや、現在配信中で最新作である「ホークアイ」の91万いいねを抑え、「ムーンナイト」がトップに躍り出る事になりました。

ランキングは以下のようになっています。

  1. 「ムーンナイト」ファーストトレーラー:100万
  2. 「ホークアイ」ファーストトレーラー:91万
  3. 「ワンダヴィジョン」ファーストトレーラー:76万
  4. 「ロキ」セカンドトレーラー:72万
  5. 「ロキ」ファーストトレーラー:69万
  6. 「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」セカンドトレーラー:65万
  7. 「ホワット・イフ・・・?」セカンドトレーラー:64万
  8. 「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」ファーストトレーラー:43万
  9. 「ワンダヴィジョン」セカンドトレーラー:37万
  10. 「ホワット・イフ・・・?」ファーストトレーラー:36万

なお、トレーラーではなく15秒のファーストルックとして2020年に公開された「ミズ・マーベル」も15万いいねを記録しており、2022年配信作品としてトレーラー公開に期待がかかっています。

映画では、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」が、それまで「アベンジャーズ/エンドゲーム」が持っていた記録を打ち破り、最初の24時間で史上最も視聴されました。MCUはフェーズ4に入り、ディズニープラスでの展開が始まったことで、年間の作品数も大幅増となりましたが、それに比例するようにファンの期待も高くなっているようです。

「ムーンナイト」はディズニープラスシリーズで初となるまだ見ぬキャラクターを主人公にしたMCU作品であり、2022年はこのあと「シーハルク」や「ミズ・マーベル」などの新ヒーローも続く予定になっています。

公式概要は以下のとおりです。

スティーヴン・グラントは、平凡な生活を送る温厚な男。だが彼は、夜通し悪夢にうなされ、現実と夢の区別がつかない日々に悩みを抱えていた。自分は誰なのか、何に怯えているのか。やがて自分の中に“自分以外の誰か”が潜んでいることに気づき始める。そして、スティーヴンは、彼の内に残酷なもう一人の人格<マーク・スペクター>が潜んでいることを、やがて知ることとなる―。 暴力と残虐性に満ちた<マーク・スペクター>に狂気が宿る時、マーベル・スタジオ初のダーク・ヒーロー<ムーンナイト>が誕生する――。

ドラマ「ムーンナイト」シーズン1は 2022年3月30日 よりディズニープラスで日米同時配信開始です。

ソース:Moon Knight’s New Trailer Just Broke a Big MCU Record

テッサ・トンプソンさんが「キャプテン・マーベル✕ヴァルキリー」のカップリングにコメント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」にヴァルキリー/ブリュンヒルデとして出演しているテッサ・トンプソンさんが、海外メディア The Wrap とのインタビューの中で、「キャプテン・マーベル✕ヴァルキリー」のカップリングについてコメントしました。

トンプソンさんはコミックのブリュンヒルデにバイセクシュアルの設定がある事に触れながら、「とてもエキサイティングなことです。私たちは表現についてよく話し合いますが、LGBTQIAのコミュニティについては、明らかに、まだやるべきことがたくさんあります。でも、コミックのカノン(正典)を見ると、たくさんのクィアキャラクターが登場するんですよ。タイカと私はもっと先に進みたかったのですが、映画の文脈ではできることが限られているので、難しいです。」と、映画最新作でそういう描写はほとんどないことをほのめかしました。

さらに「残念ながら、マーベル映画では一般的にラブストーリーにあまり時間が割かれていません。新しい『ソー』ではそれが少し違ってくると思うので、わくわくしますね。そして、歴史的に私のような外見の人のために書かれたのではないキャラクターを演じることができ、そのすべてがエキサイティングに感じられました。」とタイトルの「ラブ&サンダー」にあるように、これまでのMCUよりもラブに関する描写があることを明かしました。

海外スクーパーによるとこのカップリングが今後のMCUで描かれると報告されていますが、現状では詳細不明です。

なお、キャプテン・マーベルを演じるブリー・ラーソンさんはこのファンカップリングを気に入っている事を明かしている他、自身のYoutubeチャンネルでも二人で「フォートナイト」をプレイする様子なども公開しています。

テッサ・トンプソンさんはキャプテン・マーベルが主人公の映画「ザ・マーベルズ」に登場するとの噂もありますが、このカップルは今後進展していく事になるのでしょうか?キャロル・ダンヴァースもコミックではバイセクシュアルとして描かれていますが、MCUではコミックのボーイフレンドでもあるウォーマシン/ローディとの奇妙なアイコンタクトが映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」で表現されていました。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 米国公開予定です。

ソース:How ‘Passing’ Star Tessa Thompson Explored the Many Layers of Identity

ドラマ「ムーンナイト」の予告でファンタスティック・フォーに関するイースターエッグが発見されたと話題に

先日公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」のファーストトレーラーの中でファンタスティック・フォーに関するイースターエッグを発見したと、Twitterアカウント @SpiderManiaUK が投稿し、話題になっています。

主人公を演じるオスカー・アイザックさんが何者かから車で逃走するようなシーンにて、後部座席に積まれたダンボールに「von D」と書かれているのが投稿された画像から見て取れます。

氏はこれがファンタスティック・フォーの宿敵ドクター・ドゥーム/ヴィクター・フォン・ドゥーム(Victor von Doom)の名前の一部ではないかと指摘しています。

映画「ファンタスティック・フォー」の制作が公式に発表されているため、そう遠くないうちにドゥームも本格的にMCUに登場することになると考えられていますが、「ムーンナイト」で何かしらの片鱗が登場することになるのでしょうか?

ドクター・ドゥームは映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」に登場するのではないかという噂もありますが、今の所公式な発表はありません。

「ムーンナイト」ではドクター・ドゥームの影にも要注目となりそうです。

公式概要は以下のとおりです。

スティーヴン・グラントは、平凡な生活を送る温厚な男。だが彼は、夜通し悪夢にうなされ、現実と夢の区別がつかない日々に悩みを抱えていた。自分は誰なのか、何に怯えているのか。やがて自分の中に“自分以外の誰か”が潜んでいることに気づき始める。そして、スティーヴンは、彼の内に残酷なもう一人の人格<マーク・スペクター>が潜んでいることを、やがて知ることとなる―。 暴力と残虐性に満ちた<マーク・スペクター>に狂気が宿る時、マーベル・スタジオ初のダーク・ヒーロー<ムーンナイト>が誕生する――。

ドラマ「ムーンナイト」シーズン1は 2022年3月30日 よりディズニープラスで日米同時配信開始です。

米ソニー・ピクチャーズから映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の新ポスターが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の新たなポスターが米ソニー・ピクチャーズより公開されました。新ポスターではミラー・ディメンションを象徴するようなアートスタイルで、ドクター・ストレンジ、グリーン・ゴブリン、ドクター・オクトパス、エレクトロ、MJ、ネッドなどの主要なキャラクターが描かれています。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 より日本公開中です。

マーベルの日本公式MCUページの情報で海外が大混乱に

先週、マーベルの日本公式ページの2022年作品リストが海外ファンに発見され、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のディズニープラス作品のスケジュールが日本から公式リークされたと海外で話題になりました。しかし日本の公式ページは情報をアップデートしたことで、海外ファンは混乱に陥っています。

先週、マーベルの日本公式ページが公開した情報では5月公開の「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」と7月公開の「ソー:ラブ&サンダー」の間に、ディズニープラスで配信予定のドラマ「シーハルク」、アニメ「アイ・アム・グルート」、アニメ「ホワット・イフ・・・?シーズン2」の3作品が入っていた事で、海外はこの夏はMCU祭りだと盛り上がっていました。また、ドラマ「シークレット・インベージョン」も2022年配信予定としてピックアップされていました。

しかしそれから約1週間経過し、日本公式はこの騒動に気づいたのかページの内容を更新。ところが更新後のページからはいくつかの作品が配信日未定扱いではなくざっくりと削除されてしまったため、海外勢は「シークレット・インベージョン」などが2023年に延期されてしまったと落胆しています。

日本公式ページといってもマーベル・コミックやマーベル・スタジオに日本法人があるわけではなく、URLを見てわかるようにウォルト・ディズニー・ジャパンによる運営だと考えられます。マーベル・スタジオと日本のディズニーがどの程度情報を共有出来ているのかは疑問なところですが、上記3作品が2023年に延期されるといった米国での公式発表はありません。

今後の公式発表には要注意です。

現在のところ、ドラマ「シーハルク」、アニメ「アイ・アム・グルート」、アニメ「ホワット・イフ・・・?シーズン2」はいずれも2022年内にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Marvel Removes 2 Upcoming MCU Shows From 2022 Release Slate

ディズニープラスにMCUのショートフィルム「マーベル・ワンショット」シリーズがサイレント追加

ディズニーが運営する動画配信サービス「ディズニープラス」にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のショートフィルムシリーズ「マーベル・ワンショット」が追加されている事が海外で報告されました。もともとはデジタルディスクの特典映像として制作されていたもので、コメディタッチのものが多くなっています。

日本で視聴出来るものは米国と同じく以下の8作品です。

  • マーベル・ワンショット:相談役(2011年)
  • マーベル・ワンショット:ハンマー墜落現場へ向かう途中での出来事(2011年)
  • マーベル・ワンショット:アイテム47(2012年)
  • マーベル・ワンショット:エージェント・カーター(2013年)
  • マーベル・ワンショット:王は俺だ(2014年)
  • マーベル・ワンショット:”チーム・ソー”結成(2016年)
  • マーベル・ワンショット:帰ってきた”チーム・ソー”(2016年)
  • マーベル・ワンショット:”チーム・ソー”のその後(2017年)

 

最初に制作された「相談役」はS.H.I.E.L.D.のエージェント・コールソンを取り上げた作品で、映画「マイティ・ソー」のディスクの特典映像として収録されていました。

これらのワンショットはマーベル・スタジオ制作のものですが、チーム・ソー3作品に関してはどれも正史と辻褄が合わない部分があります。

チーム・ソーの中心人物であるダリルは今後また見る機会があるかもしれない事をプロデューサーが明かしているため、映画「ソー:ラブ&サンダー」公開までにチェックしておくのもいいかもしれません。

なお、記事執筆時点では「ワンショット」で検索してもヒットしません。ホームからマーベルカテゴリのページに移動すると「マーベル・ワンショット」のコーナーがありアクセス出来ます。

©MARVEL,Disney

MCUの「マーベル・ワンショット」はディズニープラスで配信中です。

映画「モービウス」、日本も米国と同じく4月1日公開決定

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「モービウス」の日本の公開日が、米国と同じ 2022年4月1日 に決定したことが公式より発表されました。コミックではスパイダーマンの敵でもある天才医師マイケル・モービウスを描いた作品になります。

「モービウス」は当初2020年7月に公開予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で 2021年3月に延期。その後、10月8日へ延期され、2021年に入ってからも更に延期を発表し 2022年1月21日 に公開予定となった後、更に1週間の延期を決定し1月28日に設定されていましたが、先日さらなる延期が発表され2022年4月1日に設定されました。

本作の公式概要は以下のとおりです。

天才的な頭脳を持つ医師マイケル・モービウス。彼は幼いころから、治療の術がない血液の難病を患っていた。これまで多くの命を救いながらも、己の病を治癒する方法だけを見出せずにいたモービウスは、自らの身体に実験的な治療を施す。それはコウモリの血清を投与するという、危険すぎる治療法だった。そのまま姿を消したモービウスは、2か月後、ロングアイランド沖に座礁したコンテナ船に突如現れる。病で痩せ細った姿から一変、顔には血色が戻り、隆起した筋肉が全身を覆っていた。さらに、超人的パワーとスピード、そして周囲の状況を瞬時に感知するバットレーダーや飛行能力を手にしたモービウスだが、同時に彼の中で、抑えきれない〝血への渇望“が生まれる。やがて彼の身体に更なる変異が起こる…… このユニバースに生まれ堕ちた彼は、果たして善なのか、悪なのか──

映画「モービウス」は 2022年4月1日 日米同時公開予定です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」より、削除されたドクター・ストレンジの寝室などのコンセプトアートが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」では様々な脚本が検討されていましたが、採用されたなかったシナリオを現していると見られる未公開のコンセプトアートが公開されました。アートは本作のコンセプトアーティストを担当したショーン・ハーグリーヴスさんが、自身の ArtStation にて公開しています。

ハーグリーヴスさんのページでは以下のようなアートが掲載されています。

©MARVEL,Sony,Sean Hargreaves

サンクタムの寝室と見られる部屋では横たわるドクター・ストレンジとそれを見下ろすピーター・パーカーの姿が描かれており、ピーターの訪問時に病に倒れていたのか、あるいはミラーディメンジョンで無限ループにはまるのではなく単純に怪我をして療養していたエピソードなどが想定されていたと考えられるようです。

結局それらはうまく機能しないと考えられたのか、公開バージョンには含まれていませんでした。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 より日本公開中です。

マイケル・B・ジョーダンさんがキルモンガー復活の噂についてコメントする

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー」のメインヴィラン、エリック・キルモンガーを演じたマイケル・B・ジョーダンさんが、今後のMCUでの復活の噂について、その可能性についてコメントしました。

ジョーダンさんは TikTokユーザー@theoriesbyt とのインタビューで、自身が演じる悪役エリック・キルモンガーをMCUに復活させる可能性について触れました。

このキャラクターを、おそらく多元宇宙を通して復活させることに抵抗はないかと尋ねられたジョーダンさんは、「これは私がとても愛しているキャラクターと世界だと思うんだ。でも、みんな知っているように、マーベルは彼らの計画や物事を持っていて、物事がどう展開するかなんて誰にもわからないよ」と述べ、完全に終わったと考えていない事を明かしました。

「ブラックパンサー」シリーズの最新作「ワカンダフォーエバー」にキルモンガーが登場するという話もありますが、その部分に触れることなく、曖昧な状態を維持しました。

キルモンガーはアニメ「ホワット・イフ・・・?」にも登場し、ヒーローサイドが描かれるのかと思われましたが、結局のところやはりヴィランでした。次に登場するとすれば、それは3度目の正直と行くのでしょうか、それとも二度あることは三度あるのでしょうか。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2022年11月11日 米国公開予定です。

ソース:Michael B. Jordan Is Teasing His Marvel Return Once Again