映画「ファンタスティック・フォー」、ヨアン・グリフィズさんが削除されたウルヴァリンのシーンと中止された3作目、MCU再演に言及

20世紀FOX制作のマーベル映画「ファンタスティック・フォー」(2005年)とその続編(2007年)でミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズを演じたヨアン・グリフィズさんが、海外メディア Vulture とのインタビューで制作予定だった3作目の映画について語りました。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の影響なのか、現在、北米のディズニープラスのストリーミングトップ10には2005年の「ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]」と 2007年の「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」がランクインしています。

その2作でチームリーダーのリード・リチャーズを演じたヨアン・グリフィズさんが当時を振り返り、リードがヒュー・ジャックマンさんが演じるウルヴァリンに変身するシーンが削除された事がとても残念だったと語りました。

「なぜあれが映画に採用されなかったのか分かりません。偉大なヒュー・ジャックマンに敬意を表することができて本当に嬉しいシーンでした。俳優としての彼と、彼が演じるウルヴァリンが大好きですから。」

「どこかでそのシーンが見られる可能性があって嬉しいです。あれは再撮影だったんですが、私はバンクーバーのスタジオにいて、ジェシカはニューヨークにいたので、実際には一緒にいなかったんですが、完璧に息が合っているんです。」

リードとスーの会話のシーンですが、実際には二人別々に撮影して合成したものだという裏話も披露しました。

また、撮影準備も整っていながらキャンセルされた3作目の映画について次のように語っています。

「当初は3作目を作るつもりでした。2作目も1作目と同じくらい成功し、ファンにも同じように楽しんでいただけたと思います。特に、あの映画でダグ・ジョーンズ(シルバーサーファー役)と仕事をしたのは楽しい時間でした。彼は素晴らしいアーティストであり、動きの分野におけるエキスパートです。キャラクターに肉体的に命を吹き込む人物を見たいなら、彼には敵いません。だから、確かにそういう勢いはあったし、計画では映画を3本作る予定でしたが、これらの決定は私のコントロールの範囲外なんです。」

3作目がキャンセルされた理由や、その内容については言及されませんでしたが、当時の20世紀FOXが何らかの理由でこの計画をキャンセルしてしまったようです。

ヨアン・グリフィズさんが出演した2作は優れたレビューとは言えませんでしたが、1作目は1億ドル以下の制作費で3.3億ドルを稼ぎ、2作目は1.3億ドルの制作費で3.2億ドルを稼いでおり、スタジオにとっては悪くなかった作品のはずでした。

そして話はこの2作で共演した義弟ジョニー・ストーム役のクリス・エヴァンスさんがMCUの映画「デッドプール&ウルヴァリン」で同役を再演した事に言及。

「大声で笑って、ただただ嬉しくなりました。クリスがジョニーを演じたことへの美しいオマージュです。確かに彼はキャプテン・アメリカとして愛されていますが、ジョニー・ストームとしても愛されていました。」

そしてジョニーと同様にリードがMCUに再登場する可能性について質問されると、「(アベンジャーズの)新作には出演しません。ファンは、この世界のまだ脚本も撮影もされていない特定のシーンに私が出演するだろうと信じてくれていますが。でも、『デッドプール』のクリスのように、以前の俳優が登場するというアイデアは既に導入済みだし、ミスター・ファンタスティックがジョン・クラシンスキーの姿で登場したこともあったと思います。だから、ミスター・ファンタスティックの再出演のオファーはまだ来ていません。でも、どうなるかは分からないからね。」と噂を否定しつつ、オファー次第で実現する可能性は残されているとし、再演の意志はある事を認めました。

コミックファンは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」か「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」のどちらかでこの映画のトラブルを解消するためにマルチバース中のリード・リチャーズが集合するリード評議会が開催されるのではと考えています。

これはコミックに存在するもので、「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のラストで描かれたカーン評議会のリード・リチャーズバージョンです。

©MARVEL,Disney

コミックのリード評議会の実写化が実現すれば、過去にリード・リチャーズを演じた俳優が集められるだろうとファンは考え、ヨアン・グリフィズさんもそこに登場するはずと睨んでいますが、まだしばらくは見守る必要がありそうです。

映画「ファンタスティック・フォー」はディズニープラスで配信中、映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 より劇場公開中です。

ソース:Vulture

ムーンナイトの次の舞台は映画に?オスカー・アイザックさんがコメント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」で主人公マーク・スペクターを演じたオスカー・アイザックさんが、次の登場が映画になることをほのめかしました。ドラマのシーズン2の開発が長らく噂されていますが、これはまだ時間がかかるのかもしれません。

コミックコンベンションでのファンとの交流イベントの最中、シーズン2の可能性について質問されたオスカー・アイザックさんは「いつか映画で戻って来るでしょう。」とドラマよりも映画が控えている事を予告しました。

オスカー・アイザックさんは4月のスターウォーズのイベントを急遽欠席、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の撮影に参加するのではないかと報じられましたが、特に目撃情報もなく、理由は不明なままです。

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「ドゥームズデイ」にいないとすれば続編映画の「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」、そしてスーパーナチュラルに焦点をあてる「ミッドナイト・サンズ」などにムーンナイトの登場の余地がありそうですが、現時点で公式に分かっていることは何一つありません。

シーズン1の配信直後、モハメド・ディアブ監督とオスカー・アイザックさんが作品の舞台でもあったカイロにいる映像が投稿され、動画の投稿主(後にディアブ監督の姪と判明)が「シーズン2はありますか?」と質問すると、アイザックさんは「カイロにいる理由が他にあるの?」と肯定的な回答をしていました。

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これは既に3年前の出来事であり、シーズン2のテスト撮影をしていた疑惑もありましたが、結局これが何だったのかは分かっていません。

モハメド・ディアブ監督は「シーズン2よりも映画としてその後を作りたい」と過去のインタビューで話していましたが、オスカー・アイザックさんが言う映画がこれを指しているのかどうか、続報があり次第またお伝えすることになります。

ドラマ「ムーンナイト」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

【噂話】「ストレンジ・アカデミー」が開発再開へ

マーベル・スタジオがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「ストレンジ・アカデミー」の開発を再開したと報じられました。同名コミックはドクター・ストレンジが校長を務める魔法学校の生徒たちにフォーカスした作品ですが、MCU版がどのようなものになるのかは分かっていません。

スクーパーのダニエル・リヒトマン氏は本作の開発が再開されたと報告。

今のところこれが映画になるのかディズニープラス向けのドラマになるのかは確定していないと言います。

コミックのドクター・ストレンジの弟子であるゼルマ・スタントンがドラマ「アイアンハート」でデビューしましたが、MCU版では面識がなさそうな設定になっており、アカデミー開校時にはコミックとは違った関係になりそうだと予感させています。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に登場したミノタウロスのリントラもコミックではストレンジの弟子ですが、MCU版では撮影の大半がカットされた事でほとんど印象を残さないキャラでした。彼がアカデミーの講師として戻って来る可能性があるかもしれません。

また、同映画のラストでカマータージで修行を始めることになったアメリカチャベスや、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で魔術の才能を見せたネッドなどは生徒役で登場するチャンスも。

他にもビリーやトミーなど、MCUには新人魔術師がある程度登場していますが、コミック版は大半が人間ではない存在である生徒たちばかり。これらの多様なキャラクターをどのように導入するのか、続報にも注目です。

マーベルが新たなソーサラー・スプリームの候補者10人を発表、「ワン・ワールド・アンダー・ドゥーム」完結を控えて

マーベル・コミックスがコミック「ワン・ワールド・アンダー・ドゥーム」の最終号となる第9号のカバーアートを発表。11月リリース予定のこのコミックのあと、ドクター・ドゥームに変わる新しいソーサラー・スプリームの候補者10名の姿も発表されました。

本作の公式概要は以下の通りです。

フィナーレ! ドゥームは地球上のあらゆる英雄たちと戦い、勝利を収めた。さらに、ソーサラー・スプリームの魔力によって、この勝利は永遠に刻まれた瞬間へと変えられた。魔法もタイムトラベルも通用しない、永遠に残るもの。しかしドゥームは知らなかった。今や決して変えられないこの決定的な瞬間に、ドゥームの没落の種もまた永遠に刻まれていたのだ。耐え難い、変えられない敗北を味わったドゥームは、決して覆すことのできない選択を迫られる。そして、世界の残りの者たちがその代償を払うことになるのだ…

ライターのライアン・ノースさんは「物語は2部構成です。(後半では)何か悪いことが起きるのではないかと期待してしまいます。彼がやっていることは、当然ながら何の責任も負わないはずがないからです。ですから、後半では舞台裏で何が起こっているのかが分かります。」とコメント。

さらに「これからとても楽しみにしていることがいくつかあります。第9号が完結編なのは分かっていますが、第8号にはすごく楽しみにしている大きな出来事がいくつかあるんです。」と予告しました。

新たなソーサラー・スプリームの候補者としてヴァリアントカバーに描かれているのは左からストーム、スカーレット・ウィッチ、ガンビット、アガサ・ハークネス(CBMによるとアガサではなくクレア・ストレンジ)、キャプテン・マーベル、ニコ・ミノル、ゴブリン・クイーン、マジック、シャン・チー、そしてヴァレリア・リチャーズの10人。

しかし今年のコミック「オール・ニュー・ヴェノム」で新しいヴェノムの候補者として公式に紹介されたキャラクターのいずれもが該当しなかった事を考えると、この10人の誰かが継承するとは限らないのかもしれません。

アベンジャーズやサノスらの骸の真ん中に座すドクター・ドゥームのイラストも印象的な最終号のカバーアートですが、新しいソーサラー・スプリームの誕生はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にも何らかのインスピレーションを与える事になるのでしょうか。

コミック「ワン・ワールド・アンダー・ドゥーム」#9 は 2025年11月5日 米国にて発売予定です。

【噂話】映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」、制作陣があらたなヒントを提供か

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」の新たなヒントが制作側から提供されたと話題になっています。制作の背景には2つのコミックが採用されているようですが、実際に映画と関係があるのでしょうか。

本作のメガホンを取るデスティン・ダニエル・クレットン監督のアシスタントを務めるツィイー・ツァオさんがInstagramを更新(現在は削除済み)。スパイダーマンのフィギュアを写して撮影が始まったことを告げる投稿でしたが、その背後にあるふたつのコミックにファンは注目しています。

これらのコミックカバーは 1974年 の「アメイジング・スパイダーマン」134号と 1991年 の「アメイジング・スパイダーマン」345号 で、前者ではスパイダーマンがタランチュラと対決し、パニッシャーも登場。後者ではスパイダーマンがブーメランと戦い、ヴェノムも登場しました。

どちらのヴィランも過去の噂にあったものですが、345号にはヴェノムが登場しているのが気になる所。しかし、トム・ハーディさんが演じるSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)のエディ・ブロックが再び神聖時間軸にやってくる事は有り得るのか、ゼロではないとしつつも、多くの海外ファンは疑問に思っています。

先日、撮影現場で目撃されたポスターがハルクの登場を示唆していると話題になりましたが、すぐにこのポスターが映画の小道具ではなかったと報じられ、沈静化。今回の件に対して海外ファンは慎重な姿勢を見せています。

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デスティン・ダニエル・クレットン監督は本作の正式タイトルが発表されたシネマコンのイベント会場で、幼い息子がはじめて発した言葉が「スパイダーマン」だったとし、その時息子が興味を示していたのが 2018年 のコミック「Peter Parker: The Spectacular Spider-Man」の#297から#299までで描かれたショートアーク「モスト・ウォンテッド」だったとも語っていました。

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これらのコミックのいくつかの要素がMCUの「ブランニューデイ」に取り入れられている可能性がありそうですが、今のところはその計画についてはっきりと分かっていません。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

【噂話】映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」、指名手配の張り紙は小道具ではなかった?

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」の撮影セットが準備されているエリアで、先日、とある指名手配のポスターが発見され話題となりました。これがブルース・バナーの再登場を予告していると多くの海外ファンが考えていましたが、実はそうではないと報告されています。

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いくつかのニュースアカウントが、これは映画の小道具ではなく、実際にはもともと街に貼られていた実在のポスターだと報告。

写真の人物は実在の保険会社アリアンツ保険のCEOのコルム・ホームズ氏で、彼に反発する活動家らによって街に貼られていたものだと報告しています。

したがってスパイダーマンとパニッシャーがタッグを組んで彼と戦うはずもなく、映画にハルクが登場するという可能性はいったん振り出しに戻ることに。

「ブランニューデイ」は過去三作とは違って、同名のコミックが存在する初のMCUスパイダーマン映画となる作品。ホーム三部作のジョン・ワッツ監督から「シャン・チー」のデスティン・ダニエル・クレットン監督にバトンタッチされる事となりました。

クレットン監督は今年のシネマコンで「世界で最も素晴らしいアーティストたちとチームを組んで、この素晴らしいキャラクターの次のステージを探求することに時間を費やしています。私たちは毎日、スーツのこと、スイングの仕方、イベントの作り方、感動的なストーリー、そして今まで見たことのない乗り物について熱心に話し合っています。」とコメントしていました。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

【噂話】RDJさんのドクター・ドゥームは「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」以降も残ると言う【再報道】

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」のあとも、ロバート・ダウニー・Jrさんが演じるドクター・ドゥームが登場すると報じられました。この事は今年の1月にも報じられていましたが、今回、別のスクーパーがこれを報告しました。

ダニエル・リヒトマン氏は、「『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』が公開された後もダウニーにドゥームを演じ続けさせることをスタジオが協議している。」と報告。

1月には MTTSH 氏が「マーベルはシークレットウォーズの後もRDJをドゥームとして残したいと思っていると聞いています。」と報告しており、スクープ実績率の高い二人のスクーパーの意見は一致しているようです。

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ドクター・ドゥームはコミックにおいて基本的にヴィランですが、利害が一致すればヒーローたちを手助けする事もしばしば。

「シークレット・ウォーズ」どころか「ドゥームズデイ」の結末もまだ分からない現状で、その先のドクター・ドゥームがどうなるかを予想するのは難しい事ですが、スタジオは既に何らかのアイデアを持っている可能性があるようで続報にも注目です。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」、監督がヴィランの再登場に期待、トリビュートの解説も

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のマット・シャックマン監督が、劇中やポストクレジットシーンに登場した数々のヴィランたちの今後について話しました。

海外メディア EW とのインタビューで監督は、本作で多くのヴィランを紹介した事について次のように語っています。

「映画の冒頭は、ファンタスティック・フォーについて知らない人々に、彼らが誰なのか、そしてどのようにして今の彼らになったのかを簡潔に伝えることを目指しました。彼ら一人ひとりがどんな人間なのか、どんな力を持っているのか、どのようにしてそれを手に入れたのか、そして彼らが社会にとってどれほど重要な存在なのかを簡潔に伝えるのです。彼らは人々にインスピレーションを与え、有名人であり、リーダーであり、発明家なのです。」

「紹介したヴィランたちは素晴らしいキャラクターだし、間違いなく戻ってくるでしょう。『ファンタスティック・フォー』のコミックには素晴らしい悪役やキャラクターがたくさん登場します。彼らを再び登場させる機会が今後あることを期待しています。」

本作の冒頭のモンタージュではモールマン、マッド・シンカー、レッド・ゴーストといったヴィランとの対決があった事を予感させ、映画の後半ではではウィザード、ディアブロ、パペットマスターなども紹介されていました。

映画自体はシルバーサーファーとギャラクタスに集中しており、彼らがどんなヴィランだったかは映画ではほとんど説明されずに終わることとなりました。

EW は「ジェイミー・クリストファーに捧ぐ」と「イネスに捧ぐ」というふたつのトリビュートについても質問。

シャックマン監督は「ジェイミー・クリストファーは素晴らしい映画監督でした。長年第一助監督を務め、多くのマーベル映画、『ハリー・ポッター』シリーズ、『スター・ウォーズ』シリーズにも携わりました。本当に愛されたキャラクターで、素晴らしい人でした。彼はこの映画のオリジナルプロデューサーでしたが、プリプロダクションの段階(2023年に心臓合併症で)で亡くなりました」と述べています。

イネスさんは監督の母親で、4月に80歳で亡くなったと説明。「残念ながら、母は(映画を)ほとんど見ていなかったんです。私の娘のメイジーがカメオ出演しているのを見て喜んでくれました。その写真もいくつか見ました。マーベルが出したポスターに、メイジーが小さなシング人形を抱えて見上げている写真が使われていたんです。母はそれを見てくれましたが、完成した映画を見ることができなかったのは残念です。」と語りました。

また、映画ではコミックの「ファンタスティック・フォー」の生みの親であるジャック・カービーさんへの敬意も捧げられており、彼の誕生日である 1917年8月28日 から拝借して、この物語の舞台がEarth-828に設定されている事もほのめかされていました。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 より劇場公開中です。

ソース:Fantastic Four: First Steps director says Red Ghost, Mad Thinker, Puppet Master ‘could come back’

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」、とあるアベンジャーが指名手配に、初のキャンピー映画になるとも

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」で、噂のアベンジャーが指名手配の状態になっていることが最新のセット写真より明らかとなったと話題になっています。

写真の一部を引き伸ばした指名手配の張り紙は不鮮明で詳細ははっきりとしませんが、多くの海外ファンはこれがスマートハルク状態のブルース・バナーだと考えているようです。

「ブランニューデイ」の以前からの噂ではハルクがヴィランの一人になるとされていましたが、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の時のように劇中で突発的にマインドコントロールされるという展開ではなく、ある程度の期間にわたって、もしくは映画のスタート前の段階からすでに何らかの問題をバナーが引き起こしている可能性があるようです。

それとも「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」で大統領がレッドハルクとなった事で、再びガンマモンスターへの警戒感が高まったのでしょうか。

TCC のアレックス・ペレス氏は X に「なんてことだ…BNDは、私たちにとって初めてのキャンピーなスパイダーマン映画になるかもしれない。これは純粋にアニメシリーズの実写版のように感じる。そして、私はこれが大好きだ。」と投稿した事が Reddit に引用されていますが、Xの投稿自体は削除されています。

キャンピーとは「独特の滑稽さ」や「わざとらしさ」を意味し、特に映画や演劇などで、伝統的なスタイルやジャンルに対して過剰な演技や過剰な表現を用いることにより、ユーモラスやシュールな印象を生じさせるものを指します。

したがって「ブランニューデイ」はリアルさを追求する従来のMCU映画とは違うという事になるようですが、投稿が削除された理由は不明であり、ペレス氏が誤報だと判断して取り下げた可能性もあるかもしれません。

また、ペレス氏は最低3人のヴィランが登場すると投稿しています。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

ドラマ「ホークアイ」シーズン2、ジェレミー・レナーさんは「準備が出来ている」、ディズニーとの金銭トラブルについては不明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」などで主人公のクリント・バートンを演じたジェレミー・レナーさんが、海外メディア Empire とのインタビューで、シーズン2への準備が完璧に済んでいる事を明らかにしました。

レナーさんは「あの世界にいられるのはいつも嬉しいよ。」とMCUについて語り、「あのみんなが大好きだし、あのキャラクターたちも大好きだ」と以前の制作を振り返りました。

そして「シーズン2も制作するだろうし、他にもいろいろやると思います。喜んでやらせてもらっています。僕の体はそういう作品に向けて準備を進めているんです。タイツ姿の僕を見たい人がいるかどうかはわからないけど、タイツ姿も僕にはきっと似合うと思います。」とコミックのようなダサめのスーツを着る可能性や、アベンジャーズ映画への復帰などもほのめかしました。

また、ホークアイの象徴的なアクションである空中で身体を捻り、矢を放つ動作について、壮絶な事故後の身体でも以前よりも出来るようになったと説明しました。

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「もちろん。問題ありません。今はそういう状態です。事故前の150%以上ですよ。以前は役を演じる直前にしかフィットネスに取り組んでいませんでしたが、今では日常生活の一部として取り入れています。健康とウェルネスが生活の中心にあることで、元通りの体力を取り戻せたんです。歳を重ねても、以前よりも強くなったと感じています。腱の問題や柔軟性と可動性の制限など、いくつか問題はあるけど、もっと良くなり、強くなるために多くの時間を費やして来ました。もし車に押しつぶされなければ、こうはしていなかったでしょう。」

一方で三ヶ月ほど前に「ギャラを以前の半分にされた」とシーズン2に出演しないと発言し、ディズニーの会計士たちを「ケチ」と罵った金銭トラブルについては今回掲載ぶんのインタビューで触れられておらず、どのように解決したのかはわかっていません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-hawkeye-s2-jeremy-renner-turned-down/”]

トラブル直後の別の報道ではシーズン2の物語の噂について、「一部は本当かもしれない。」とコメントしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-hawkeye-s2-jeremy-renner-addresses-rumors/”]

ドラマ「ホークアイ」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Jeremy Renner Wants Hawkeye Season 2: ‘My Body’s Getting Ready For Something Like That’