ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」、キャスリン・ハーンさんがネタバレ?無声映画になるとも

マーベル・スタジオが現在撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」の主人公アガサ・ハークネスを演じるキャスリン・ハーンさんが、The Drew Barrymore Show に出演し、「ワンダヴィジョン」から続くスピンオフ作品について語りました。

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番組の中でキャスリン・ハーンさんは「この番組では、地球上で最もホットでセクシーな魔女軍団を手に入れたと言わざるを得ません。この魔女集会を皆さんに見ていただくのがとても楽しみです。」とキャスティングに自信がある事を明かしました。

そしてMCのバリモアさんから本作のネタバレについて求められると、以下のような謎の会話を展開(1分20秒頃から)しました。

ハーン:「そうですね。実は、前回(ワンダヴィジョン)よりも知っていることが少なくなっています。そして自分でも驚くような展開が続いています。今回は宇宙空間だと言えるし・・・」

バリモア:「そうなの!?」

ハーン:「違ーう!」

そして、「今回は、完全にサイレント映画にするつもりなんです。アガサは今回、まったくしゃべりません」と述べました。完全に、と言いつつもさすがに全編が無声という挑戦的な事はないと思いますが、前作「ワンダヴィジョン」がシットコムベースで展開していたように、今回は無声映画を取り込んでいる事を明らかにしました。

キャスリン・ハーンさんが口にした「outer space」は何を指しているのか、そして一体どんな魔女が登場する事になるのか、今後の情報には注目です。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は 2023年冬にディズニープラスで配信予定です。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」、カーンの削除された能力が明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の新たなコンセプトアートが公開されました。アーティストの Aleksi Briclot さんがSNSで公開したアートでは、映画本編に使用されなかった征服者カーンの未使用の能力について描かれています。

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ブリクロットさんは短い動画と共に「アントマン&ワスプ:クアントマニアのコンセプトアートです。カーンのスーパーパワーを短いシークエンスで紹介します。彼は自分の幽霊を呼び出すことができます。そして、さまざまな方向へ爆発する。これは全シークエンスではなく、今のところ共有できるものだけです。いつも本当に楽しいです。そして挑戦的だ!モーション、ジェスチャー、アニメーション、そしてそれがスクリーン上でどのように見えるかについてシーケンスとして考えています。」とコメントを投稿しました。

文章だけを見るとドラゴンボールのゴテンクスが使用するスーパーゴーストカミカゼアタックのようにも感じますが、アートを見ると呼び出されたカーンのエネルギー体がそれぞれにビームを照射するなどしており、もう少し幅広い戦い方が出来るようにも見えます。

残念なことに「クアントマニア」ではこの能力が描かれる事はありませんでしたが、「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」などで描かれる機会が再びやってくるかもしれません。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年4月18日 にデジタル版が日米同時リリース、Blu-rayは 5月16日 に米国発売予定です。

映画「マーベルズ」の予告でキャプテン・マーベルのブラに注目が集まる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」の予告が今週のはじめに初公開されました。その予告の中でブリー・ラーソンさん演じるキャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースが着用しているブラジャーに注目が集まっています。

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ことの発端はTwitterアカウント @mtvsjackass 氏が「こんなシャツに似合う彼女が着けているブラを教えて欲しい。この問題にこれまでずっと苦労してきました。」とバストを美しく見せるための悩みを投稿した所、スレッド内には同様の悩みを持つ女性や解決策を提示する人などから様々なコメントが寄せられました。

そして最終的にブリー・ラーソンさん自身がこの話題に反応し、「制作チーム全員の努力の賜物です: ChantelleUSのTシャツブラ(余分なストラップが縫い付けられています)。基本的には…これを簡単にするために、技術革新が必要です。スクリーンに映し出される美しさを設計したレベッカ・ヒギンズにエールを送ります!」と投稿しました。

本作に限ったことではありませんが、マーベル・スタジオの衣装デザインは多くの努力と才能がつぎこまれています。前作「キャプテン・マーベル」のコスチューム・デザイナーのサニャ・ミルコヴィッチ・ヘイズさんは British Vogue とのインタビューの中でナイン・インチ・ネイルズのTシャツをキャロルの普段着に採用したことについて「時代を感じさせるものでありながら、現代の視聴者にとっても魅力的でなければなりませんでした。彼女はパイロットであり、おてんば娘でもある。そして、彼女は大のロックンロール好きなんです。だから、ロックンロールとグランジの組み合わせがいいに決まっていると思いました。」とキャラクターの性格に合わせてシャツ一枚を選んでいる事を明かしています。

このTシャツは本作の予告でモニカ・ランボーが着用しており、そこには新たな意味合いが含まれていると考えられます。

MCUの衣装について特に女性俳優からの称賛の声が多く、以前には「ロキ」でシルヴィを演じるソフィア・ディ・マルティーノさんがその衣装の内部を公開し、デザインした和田氏の才能を絶賛しました。

今回話題になったブラ以外の衣装にも様々なこだわりがあると見られています。そのほとんどは表面に出てくる事はありませんが、他作品のようにドキュメンタリ番組の「マーベル・スタジオ・アッセンブル」でその一部が紹介されるかもしれません。

映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

シーハルクの次の舞台はどこになる?タチアナ・マスラニーさんが言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」の主人公シーハルク/ジェニファー・ウォルターズを演じたタチアナ・マスラニーさんが、Youtube番組 Gold Derby に出演し、次の登場作品について言及しました。

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番組内でMCUの映画デビューの可能性について質問されたマスラニーさんは次のように回答しました。

私には本当にわからないですし、インターネットは私よりも多くのことを知っているように感じます。でも、それを知りたいですね。是非見てみたいし・・・彼女を映画に入れたいです。他の多くの俳優が私たちのショーに参加し、彼らのキャラクターをトーン的にシフトし、彼または彼女をまったく別のシナリオ、別の宇宙に入れたように、彼女を映画に登場させたいですね。マーベルユニバースのとても楽しいところは・・・マルチバース、ご存知かどうかわかりませんが (笑)、マルチバースがあるんです。

そして、「彼女をあり得ない状況に追い込むのはとても楽しそう」と、次作品を楽しみにしている事を明かしました。

今回のインタビューではシーハルクの次の舞台について知らないと回答したタチアナ・マスラニーさんですが、元々シーハルクのキャスティングが報道された時もスタジオの正式発表があるまでずっと否定を続けるなど、一筋縄ではいかない俳優さんであることは証明されています。

シーハルクの次の登場作品として映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」が報じられた事がありました。しかしこれを否定する報道もされており、現状ではどちらが正しいのかわかっていません。

ただし、「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」にはサンダーボルト・ロス長官と娘のベティ・ロスが再登場する事が報じられており、彼らがコミックでレッドハルク、及びレッドシーハルクである事を考えると、「ニューワールド・オーダー」にハルク&シーハルクが登場するのはさほど不思議な事ではありません。むしろ自然すぎて逆にそのような展開はないのではないかと思わせるほどです。

そして、共演のマーク・ラファロさんが以前に「彼女がいないと次のアベンジャーズ映画は成立しない」とコメントし、「僕はそう聞いています」とスタジオと何らかの話し合いがあった事も明かしています。

また、映画に限らずに言えば、ドラマのシーズン1を撮ったカット・コイロ監督はシーズン2への意欲を示しており、引き続きジェニファーの日常が描かれる可能性も高そうです。

「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1の配信から半年以上、具体的な次のニュースはありませんが、シーハルク再登場の可能性がある作品は十分に揃っているようです。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

映画「マーベルズ」の予告でも例のエラーが発見される

先日公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」の予告の中で、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」や「ホークアイ」でも確認されていたのと同様のエラーが発見されたと一部で話題になっています。

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Twitterアカウント @geekritique_dak 氏は「ザ・マーベルズ」の予告のスクリーンショットを一枚投稿し、エラーを指摘。

かつてスタークタワー、そして後のアベンジャーズタワーがあった場所に目立つ建造物がない事を指摘しています。

この場所には映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のエンディングで見たようにアベンジャーズタワーに勝るとも劣らない象徴的なビルがあったはずですが、今回もまたVFX処理が間に合っていないのか特にこれといったものは描かれていません。

ちなみに「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のプロモーションの際にはトム・ホランドさんが「ファー・フロム・ホーム」に登場した新しいビルのオーナーが誰か知っているとコメントしていましたが、「ノー・ウェイ・ホーム」にこのビルに関するエピソードは一切登場しませんでした。

「ザ・マーベルズ」はまだ予告の段階のため、本編でこのシーンが実際に流れる際には修正されている可能性もありそうです。映画館で鑑賞する際に注目してみると面白いかもしれません。

映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

映画「ブレイド」にミア・ゴスさんがキャスティング

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブレイド」にミア・ゴスさんがキャスティングされたと、海外メディア Deadline が報じました。ホラー映画で活躍するゴスさんが、吸血鬼をテーマとするマーベル映画に登場する事になるようです。

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記事によると、ミア・ゴスさんの役割についてはまだ分からないとの事ですが、一部のファンはこの若い女優が「ブレイド」で演じられそうなコミックキャラクターはドラキュラの娘リリス・ドレイクではないかと考えているようです。

ただしマーベルコミックにはリリスという名の超強力な悪魔が存在するため、その紛らわしさから登場はさせないだろうとの見方もされています。悪魔としてのリリスは最近のビデオゲーム「ミッドナイト・サンズ」のヴィランとして登場しており、日本のファンでも見たことがある人が多いかもしれません。

悪魔のリリスもブレイドとは関連がありますが、ゲームをプレイすればわかるようにブレイドひとりでなんとかなるような相手ではなく、映画1作目の相手としては強力すぎると多くの海外ファンは考えています。

ミア・ゴスさんは2013年の「ニンフォマニアック」で映画デビューし、2017年の「キュア 〜禁断の隔離病棟〜」や2018年の「サスペリア」などのホラー映画でマーベル俳優との共演も果たしています。

また、2022年の「X エックス」やその前日譚映画「パール」での演技が高く評価され、主演女優賞候補となるなど批評家たちからも注目の存在となり、2023年の「Infinity Pool」でも高い評価を得ています。

ホラー映画では怪異に立ち向かう事が多いゴスさんですが、MCUではどのようなキャラクターを演じる事になるのでしょうか。

映画「ブレイド」は 2024年9月6日 に米国公開予定です。

ソース:‘Blade’: Mia Goth Joins Mahershala Ali In Marvel Pic

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の削除された幻の冒頭45分の存在が明らかに─内容や消された理由も

マーベルコミックのアーティスト兼作家であり、サノスの生みの親であるジム・スターリンさんが、Youtube番組 Near Mint Condition に出演し、マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」から削除されてしまった幻のシーンの存在を明かしました。

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スターリンさんは映画の制作期間中に脚本家のクリストファー・マーカス氏とスティーブン・マクフィーリー氏から「インフィニティ・ウォー」と「エンドゲーム」の内容を全て聞かされたと言います。

「インフィニティ・ウォー」が公開される直前、監督の一人であるジョー・ルッソから連絡がありました。そして、撮影現場に行った時に、マーカスとマクフィーリーは、2つの映画で何をするのか、すべてを話してくれたし、すべてのコンセプトアートが壁に掲げられている廊下を走らせたんです。だから1年半の間、僕は口をつぐんでいなければなりませんでした。

そして、「インフィニティ・ウォー」には撮影したにも関わらず、削除されてしまった幻の冒頭シーンがあった事を次のように語りました。

しかし、映画が公開される1ヶ月ほど前になって、ジョーからメールか何かで、「『インフィニティ・ウォー』の冒頭にあったサノスの45分間はカットされたよ」と言われたんです。サノスが最初のジェム(パワーストーン)を手に入れるシークエンスがあったんだけど、それがカットされました。撮影はしたんですが、会社はVFXコストを抑えたかったし、2作目(エンドゲーム)のような長い映画にはしたくなかったんでしょう。彼らは、この映画があれほどヒットするとは思っていなかったんです。

そして、番組側が「インフィニティ・ウォー」のディレクターズカット版が欲しいと指摘すると、スターリン氏はそういう計画もあったが実現しなかったと明かしました。

ええ、私もそうしてほしいですね。彼らはDVDの特典映像として収録するつもりでしたが、結局実現しませんでした。

「インフィニティ・ウォー」の冒頭でソーやロキが乗船していた宇宙船がサノス達に襲われた時、サノスは既にパワーストーンを手にした状態でした。映画が進むに連れてそれは「サノスがザンダー星を襲って手に入れた」とガーディアンズ達から説明されています。

このザンダー襲撃シーンが実際に撮影されていたという事ですが、これ以上コストをかけたくなかったとも説明されていることから、VFXの作業が行われていない生の映像がディズニーあるいはマーベル・スタジオのアーカイブで眠っている可能性が高いようです。

ディレクターズカットや削除シーンについては監督それぞれに思いもあるようで、「ソー:ラブ&サンダー」のタイカ・ワイティティ監督は以前のインタビューにて、「削除シーンは必要ないと感じたから削除したのであって、見せて大丈夫な十分なクオリティになっていない」とあまり見せたくないとも話していました。

パワーストーンにまつわるこのシーンが今後公開されるかどうかは不明ですが、45分という事であればマーベル・スタジオ・スペシャル・プレゼンテーションの一つとしてなんとか完成版を見てみたいものです。

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」はディズニープラスで配信中です。

映画「ザ・マーベルズ」ティザートレーラーのチェックポイント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」のティザートレーラーが公開されました。約2分のこのトレーラーからチェックしておくべき気になるポイントをピックアップして、予想や考察、噂話、イースターエッグなどをお届けします。

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1、S.A.B.E.R.

冒頭に紹介される宇宙ステーションはS.A.B.E.R.と名付けられており、コミックには登場しないMCU独自の施設となっています。そのため現状ではフルスペルや目的なども明です。とは言えソードは直剣、セイバー(あるいはサーベル)は曲剣と、どちらも似たようなものであることから、「ワンダヴィジョン」ですったもんだがあったS.W.O.R.D.の後継組織と考えるのが現時点では妥当な線のようです。

また、トレーラー後半に登場する施設内部は「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」で見たのと異なりスクラルの姿が見えず、(シェイプシフトしているのでなければ)地球人のみで構成されている事が考えられます。

スクラルと共同で運営していたS.W.O.R.D.を「シークレット・インベージョン」を経てスクラルと決別し、新たな組織として立ち上げ直したのかもしれません。このあたりは「シークレット・インベージョン」の展開に注目です。

©MARVEL,Disney

2、ジャンプポイント

モニカ・ランボーが調査しているジャンプポイントとは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で登場した宇宙移動を素早く行うためのワープネットワークの事。

ただし、「ガーディアンズ」のジャンプポイントは1作目からホリデースペシャルまで一貫して六角形で表現されている事と、宇宙で活動するガーディアンズが使っている単語をモニカ・ランボーが知っているとは限らない事から、別のことを指している可能性も残されています。

このジャンプポイントはフューリー越しのカメラでは何も描かれておらず、光の波長を目視出来るモニカにのみ把握出来ているようです。

その後、トレーラー後半では宇宙船の中から「ガーディアンズ」シリーズでおなじみの六角形のジャンプポイントが描かれています。

©MARVEL,Disney

3、ニック・フューリー

MCU1作目の「アイアンマン」から慣れ親しんだ姿のフューリーが登場していますが、先日新トレーラーが公開されたばかりで、「マーベルズ」の少し前のお話に位置するドラマ「シークレット・インベージョン」のフューリーとはまるで違った出で立ちになっています。

フューリーを演じるサミュエル・L・ジャクソンさんは「シークレット・インベージョン」の予告で眼帯をしていない事について「ただ着けていないだけです。眼帯は強いニック・フューリーの一部で、今は彼の弱さの一部になっています。」インタビューで語っており、「シークレット・インベージョン」でフューリーがその弱さを克服したのか、あるいはまた「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のようにタロスが変身しているのか、そして考えたくはありませんが敵のスクラルが潜り込んでいる可能性も考えられます。

なお、フューリーのデスクには「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」で使用した義眼と、「キャプテン・マーベル」や「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」で登場したキャプテン・マーベルへの直通ポケベルが置かれています。

©MARVEL,Disney

4、位置の入れ替え

「ミズ・マーベル」のラストシーンから続く三人の位置の入れ替え現象は、能力の発動がトリガーになっている事が今回のトレーラーで示唆されています。

キャプテン・マーベルが飛ぼうとしただけで入れ替わっていては大混乱になりそうで、飛行能力の発動はセーフというルールがあるのかもしれません。ただし飛んでいるキャプテン・マーベルと交代する事はあるようで、カマラ・カーンが自宅でフューリーたちに能力を見せようとした際、飛行中のキャプテン・マーベルが突如現れテーブルに突っ込みました。

©MARVEL,Disney

また、瞬間移動もののご都合設定として衣服等も一緒に移動するのは本作でも同様ですが、モニカとカマラが入れ替わった際には宇宙服は残したまま入れ替わっています。もちろん宇宙空間にカマラが放り出された場合、(ヌールでしのげるかどうかは置いておいて)命の危険に晒されるため、これもある程度必要な設定だと考えられます。

トレーラーは実際の映画の流通りに制作されているとは限らないため、今回の映像だけでは謎の部分が多くなっています。

トレーラー内での最初の入れ替えはジャンプポイントを調べるモニカがカマラ・カーンに入れ替わったシーン。しかしその直後、モニカは未知の惑星へと投げ出されています。モニカとカマラが入れ替わったのであればモニカは地球に出るはずで、惑星に投げ出されたシーンはキャプテン・マーベルと入れ替わった事が推測出来、カマラの宇宙服のシーンとモニカの惑星のシーンは繋がっていないと考えるか、二人の位置だけでなく三人の位置が取り替えられるパターンがあるのかもしれません。

続いての入れ替えは「ミズ・マーベル」のポストクレジットシーンにもなっていた映像で、カマラとキャプテン・マーベルの位置が変わったと考えられます。「ミズ・マーベル」の映像ではカマラが能力を使ったというわけではなさそうで、キャプテン・マーベル側で何かをしたと考えられそうです。

その次はカマラが自宅でフューリーに能力を披露しようとしてキャプテン・マーベルと入れ替わってしまう映像。ですが、直後のカマラのシーンは服装が異なるため、繋がっているとは考えにくいものになっています。

あとは最後の戦闘シーンでモニカとミズ・マーベルが器用に入れ替わりながら戦っています。

入れ替わる対象についてもこのトレーラーだけでは規則性が不明で、今後の情報が重要になります。

ちなみにマーベル・スタジオのロゴにも入れ替わり現象の影響が見られ、これが本作の鍵のひとつになっている事を示唆しています。

©MARVEL,Disney

5、カマラのお家

カマラの母親役がネタバレ投稿してしまっていた通り、一家が再登場。中央にはクリーの兵士らしき人物が無力化されています。

トレーラーはこの後にこの家でモニカが兵士に襲われていますが、捕らえた兵士が脱出して襲ってきたのか、別の兵士かはこれだけでは判断出来ないようです。

また、ここではモニカが力を使っているにも関わらず位置が変わることもなく、シーンの流れが前後している可能性も含めて不思議な部分となっています。

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6、グース再登場

再登場が期待されていたグースも今回のトレーラーで紹介されました。

さらに、ロケ現場で猫のアニマトロニクスが複数目撃されていた通り、グースの子供たちのような存在もトーレラーに含まれていました。

©MARVEL,Disney

Earth-18157を舞台としたコミックでは、クリーがフラーケンを繁殖させて宇宙中にばらまき、現地住民にペットとして愛されたところで信号を送って攻撃させるというやり方で支配域を拡大していましたが、キャプテン・マーベルとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーによって阻止されました。

7、おそろいのシャツ

モニカが着ているNINのロゴのシャツは、映画「キャプテン・マーベル」でキャロルも着用していました。

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これはナイン・インチ・ネイルズというロックバンドのロゴTシャツで1989年に活動開始したこのバンドは1990年代を描いていた「キャプテン・マーベル」のキャロルとマリア・ランボーにとって思い出の音楽のひとつであると考えられます。

「ワンダヴィジョン」で示唆され、このトレーラーでの再会時もぎこちない反応だった二人ですが、この宇宙船でのシーンのモニカの服装と表情から察するに、ここまでにはその関係性が改善される事が期待出来そうです。

8、カラフルな住民たち

過去の報道によると、このシーンは「歌でコミュニケーションを取る人々が住む」という惑星アラドナである可能性が高いようです。

そして、パク・ソジュンさんが演じるのはこのアラドナのヤン王子であるとも報じられており、トレーラーで後ろに多くの兵士を従えている事もそれを裏付けているようです。コミックではヤン王子は望まない結婚を迎えるにあたってキャプテン・マーベルに助けを求めました。

ただしコミックのアラドナは長く深く描かれたわけでもなく、多くのことが変更されているかもしれません。

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9、空中キャッチ

一瞬だけ挿入される空中キャッチのシーンはその服装からモニカ・ランボーとカマラ・カーンであると予想されます。

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また、モニカがカマラを助けている事は、モニカがコミックのように飛行能力を有している事を示唆しているようです。

トレーラーでは前半でカマラがフューリーたちに能力を見せようとして飛行中のキャロルと入れ替わった後に宇宙船内のグースのシーンが映されていますが、その際カマラはミズ・マーベルのコスチュームに変わっています。実際の映画ではあの後、能力を披露しようとして入れ替わった私服姿のカマラは宇宙船ではなく空中に放り出されてこのシーンに繋がる可能性があるかもしれませんが、キャッチの際にカマラの家にいたはずのモニカは上空からカマラを助けに行っているため辻褄が合わない部分もあります。

いずれかのシーンがフェイクやVFXが未完成、既に本編から削除されたシーンという事もあるかもしれません。

10、コズミ・ロッド

コズミ・ロッドを手にするゾウイ・アシュトンさんが登場。アシュトンさんが演じるキャラクターがクリーのダー・ベンであると、アメリカで公式に発表されたため、一足先に別の記事にまとめています

コズミ・ロッドとはクリーのアキューザー(告発人)の役職にあたる人物に与えられるコズミックな杖で、MCUでは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」に登場したロナンがこれを振るっていました。

トレーラーのラストではキャプテン・マーベルがこの杖を使っています。これは2020年に行われたコミックシリーズ「エンパイア」でキャプテン・マーベルがアキューザーとなっていた事をオマージュしているようです。なお、「エンパイア」ではウォーマシンやスパイダーウーマンもアキューザーとして活動する姿が描かれました。

©MARVEL,Disney


「ザ・マーベルズ」では、キャプテン・マーベルことキャロル・ダンヴァースがクリーから自らのアイデンティティを取り戻し、スプリーム・インテリジェンスに復讐する。しかし、意図せぬ結果によってキャロルは不安定になった宇宙の責任を背負うことになる。任務でクリーの革命家と繋がったワームホールへと送られた時、彼女の力はジャージー・シティのスーパーファンであるカマラ・カーン、またの名をミズ・マーベル、そしてキャロルと疎遠になった「姪っ子」で、現在は S.A.B.E.R. の宇宙飛行士となったモニカ・ランボーと絡まり合うことに。チームになりそうにないこのトリオは一緒に「ザ・マーベルズ」として宇宙を救うために協力することを学ばなければならないのだ。

映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

映画「デッドプール3」、ヴァネッサとコロッサスの再登場が報じられる

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」にヒロインのヴァネッサと、X-MENのメンバーであるコロッサスが帰ってくると、海外メディア Deadline が報じました。

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デッドプール/ウェイド・ウィルソンの恋人ヴァネッサを過去シリーズで演じていたモリーナ・バッカリンさんは先週のインタビューでスタジオとの交渉中である事を明かしつつも、「うまく行かない可能性がある」と何かの問題を抱えている事を示唆していました。

それが一体どのような問題で、どのように解決したのかは不明ですが、記事はヴァネッサが戻ってくると伝えています。

また、「デッドプール2」でX-MENのコロッサスを演じたステファン・カピチッチさんも戻ってくるとの事。コロッサスの再登場は2022年に本人の口から聞いたとの報告がされていました。

「デッドプール3」は2023年5月22日に英国ロンドンのパインウッドスタジオで撮影を開始する予定とされており、ここはマーベル・スタジオやディズニー映画のほとんどのタイトルを撮影するおなじみの場所でもあります。セカンドユニットの撮影は、カナダのブリティッシュ コロンビア州バンクーバーでも行われるとの事ですが、日付はまだ明らかにされていません。撮影は10月頃に終了する予定。

主演のライアン・レイノルズさん、ウルヴァリンを再演するヒュー・ジャックマンさんに加えて、レスリー・アガムズさんとカラン・ソーニさんの再演が報道されています。

新キャストとしてエマ・コリンさんが本作に参加する事が発表されていますが、詳しい役割については分かっていません。

ドミノ役のザジー・ビーツさんが「何も聞かされていない」との発言から「何も話せない、そのうち分かると思います」とトーンを変換しています。

デップーと同じFOXのX-MEN映画シリーズやMCUの映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でプロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアを演じたパトリック・スチュワートさんはスケジュールを空けている事を示唆。

また、ソーを演じるクリス・ヘムズワースさんが「デッドプール3」にカメオ出演したいとも明かし、「デッドプール3」の脚本家も実現すればクールだと語っていました。

他には2作目からシャッタースターの再登場や、X-MEN旧シリーズからアンナ・パキンさん演じるローグのリターン、幻に終わったチャニング・テイタムさんのガンビットが登場するとの噂がある他、ドラマ「ロキ」からロキとメビウスが登場するとも言われています。

ショーン・レヴィ監督は本作が「デッドプールらしいハードコアな作品になる」と予告し、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長はR指定が維持されている事を最新のインタビューで語っています。

FOXのX-MENユニバースとMCUを直接結ぶ最初の作品として設定されている本作はどのような物語が展開されるのでしょうか。

映画「デッドプール3」は 2024年11月8日 米国で劇場公開予定です。

ソース:Morena Baccarin And Stefan Kapicic To Return For ‘Deadpool 3’ As Vanessa And Colossus

「ワンダーマン」撮影現場ですっきりしたトレヴァー・スラッタリーを確認

現在撮影が行われているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダーマン」の現場で、映画「アイアンマン3」や映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」でトレヴァー・スラッタリーを演じたベン・キングズレーさんの姿が確認されました。

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過去2作のトレヴァー・スラッタリーと比べると非常にすっきりとした印象に。本作の主人公ワンダーマン/サイモン・ウィリアムズは(コミックでは)ハリウッド俳優としての表の顔を持っています。トレヴァーも売れない舞台俳優という設定がありますから、劇中で何かのオファーを受けて新たな役を演じている可能性があるかもしれません。

「ワンダーマン」は本作のプロデューサーであり「シャン・チー/テン・リングスの伝説」を撮ったデスティン・ダニエル・クレットン監督が撮影の開始を報告したにも関わらず、ディズニーやマーベル・スタジオから公式発表されていない謎のプロジェクトのひとつです。

配信時期について報じられたこともありますが、今のところ本作が連続ドラマシリーズなのか、単発のマーベル・スタジオ・スペシャル・プレゼンテーションに分類されるのか、はっきりとはしていません。

最近のスクーパーの報告によると2024年秋のスペシャル・プレゼンテーションとして計画されているようですが、詳細は公式発表待ちとなっています。

ドラマ「ワンダーマン」はディズニープラスで配信予定です。