ドラマ「シークレット・インベージョン」、監督がヴィランについて「ただの悪人ではない」と語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」のアリ・セリム監督が、海外メディア Empire とのインタビューの中で、本作のヴィランと作品と現実世界の関係性について語りました。

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「シークレット・インベージョン」について明かされている事は未だに少ない状態ですが、エミリア・クラークさんのインタビューによると、サミュエル・L・ジャクソンさん演じるニック・フューリーとベン・メンデルソーンさん演じるスクラル人のタロスの二人と、今回衝突するヴィランたちの間には果たされなかった約束があると言います。

監督は「誰がテロリストなのか、なぜテロリストなのか。特にここアメリカでは、私たちが善人で、彼らがテロリストだと言うのは簡単です。私にとって興味深いのは、『国家として、この人たちの出身環境にどのような影響を与えたのか』ということです。」と言います。

そして「グラヴィク(キングズリー・ベン=アディルさん演じるヴィランのスクラル人)は爆弾を持ったただの悪者ではありません。彼のストーリーと、彼がこの不平不満に至った経緯が、本作で明確に探求されます。」と述べ、「それは単に映画の歴史やノワールを参照するだけでなく、現代の私たちの時代を反映したものになっています。」と語りました。

本作のヴィランはサノスや征服者カーンのような究極のエゴイストではなく、敵対するに至るキャラクターたちの背景があり、そこが描かれていく事になるようです。

そして、本作のヴィランが単に変身する能力だけではない可能性が示唆されています。トレーラー映像においてグラヴィクはいくつかの能力を見せており、コミックにおけるスーパースクラルではないかと考えるファンも少なくありません。

彼らはいかにして争い始め、どのような結末を迎えることになるのか注目です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は 2023年6月21日 よりディズニープラスで配信予定です。

ソース:Marvel’s Secret Invasion Is Inspired By The Third Man And The Searchers: ‘We Talked A Lot About Classic Espionage Noir’ – Exclusive Image

【噂話】ドラマ「ロキ」シーズン2は更に遅れる事になるだろうと報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2の配信日について、海外メディア The Cosmic Circus がさらなる遅延の可能性を報じています。2023年の夏に配信されると公式発表されている本作ですが、最新の噂では9月配信になるだろうと言われていました。

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記事によると、ディズニーは「ロキ」シーズン2を9月配信から10月へと遅延させる事を検討し、実行される可能性が高いとの事。

海外メディア The Direct はこの延期について、全米脚本家組合によるストライキの影響で映画、ドラマ業界の脚本作業が停止している事から、ディズニーもまたこの影響を強く受けている事を指摘。既に撮影に入っている作品はともかくとして、プリプロダクションの状態にあった作品のほとんどは一時停止状態となり、今年後半以降の配信が予定されている作品のすべてが遅延する可能性が高くなります。

そのため、ディズニーはディズニープラス上の新作リリースのスケジュールに発生する空白期間をなるべく目立たなくするために、夏秋に配信の準備が進められている作品を少しずつ遅らせる事を検討しているのだろうと言います。

「ロキ」シーズン2を含むMCUのディズニープラス作品は2023年に入って以降、配信のペースを鈍化させており、2022年の夏のコミコンで発表されたスケジュールに比べて数ヶ月ずつ遅れています。

公式発表上は2023年夏の配信となっている本作ですが、2023年3月の時点でメビウス役のオーウェン・ウィルソンさんが9月配信になる事を示唆。同時期に米ディズニープラス上では本作が「2023 summer」から「Coming Soon」へと配信日が曖昧にされている事が判明しています。

「ロキ」シーズン2の配信日が実際にどうなるかは、もうしばらく忍耐強く待つ必要があるようです。

なお、「ロキ」の前に配信される「シークレット・インベージョン」が再び延期されるというレポートは今のところありません。

ソース:Exclusive: Update on ‘Loki’ Season 2 Release Window

マーベルがコミック「アルティメット・インベージョン」のプレビューが近い事を予告─イルミナティはリード・リチャーズを阻止出来るのか

マーベルが2023年のクロスオーバーコミック「アルティメット・インベージョン」のプレビューが近々公開される事を予告し、ファーストルックを公開しました。ジョナサン・ヒックマンさんとブライアン・ヒッチさんによって創造される新たな物語は、6月21日の「Ultimate Invasion」#1からスタートする事になります。

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4号にわたるサーガの始まりとなる「Ultimate Invasion」#1では、マーベルユニバースのヒーローたちが、(2015年のシークレット・ウォーズで破滅を迎えた)アルティメット・ユニバースのわずかな生き残りの1人と衝突し、その対決は、これまでのものとはまったく異なる新しい何かを約束することで終わると言います。

©MARVEL

ファンは今週土曜日の無料コミックブックデーで配布されるコミック「SPIDER-MAN/VENOM」 #1で初めて見ることが出来ると予告。

この号では、マーベル・ユニバースを再構築しようとするメイカー(リード・リチャーズのアルティメットバージョン)の試みを、再結成されたイルミナティが必死に阻止しようとする一方で、メイカーがマイルズ・モラレスに断れないような申し出をするとの事で、「アルティメット・インベージョン」#1の劇的なシーンを紹介する予定だと言います。

「アルティメット・コミックのアイデアを再検討することは、ブライアンがオリジナルのアルティメットで行ったことを再現したり、再訪したりすることではありません。」とヒックマンさんは Entertainment Weekly に語り、「私がやったような、既存の世界の最終章というのもあり得ません」と説明しました。

「私たちは、アルティメット・コミックのアイデアそのものを、オリジナル・ユニバースとは逆転させる必要があると考えました。これは、コミックでしか実現出来ないものであり、マーベル・ユニバースの新しいバージョンについて考え、楽しむための新しい方法でありたいと思いました。それが達成されたような気がして、とてもうれしいです。」とコメントしています。

2023年の大型クロスオーバーのスタートとなるコミック「Ultimate Invasion」#1 は 6月21日 に米国でリリース予定です。

ソース:公式

ドラマ「ホークアイ」、エレーナの役作りはどのように行われたのか─フローレンス・ピューさんのインタビュー公開

マーベルがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」の公式ブックとなる「Marvel Studios’ Hawkeye The Official Collector Special Book」の発売を前に、書籍に含まれるエレーナ・ベロワ役フローレンス・ピューさんのインタビュー内容を一部抜粋して公開しました。

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「エレーナにはどのような形で戻ってきて欲しかったですか?」と質問されたピューさんは次のように語っています。

「ブラックウィドウ」では、最初から新しいキャラクターを作成する猶予と機会と自由を本当に与えられたと思います。それは完全にケイト ショートランド監督のおかげです。これらの大きな映画に出演するのはエキサイティングなことですが、常に興味を持ち、これらのキャラクターにどれだけの自由があるかを知りたいと思うものです。

でも、ケイトが「これはあなたの作品よ」と言ったことに、私はとても驚き、興奮しました。「これはあなたのものです。このキャラクターを継続させ、基本的にあなたが望むものにしなさい。」と。それは私にとってとてもエキサイティングでスリリングでした。だから私はいつもエレーナが彼女に予期しないエッジを持っていることを望んでいました. 彼女が機嫌が良いのか、機嫌が悪いのか、わからないような。

私はエレーナが少し変わっていて、タイミングが不自然であることを望んでいました。彼女は信じられないほど変化しやすいキャラクターなので、それが彼女をとても愛すべきものにしていると思います。ブラックウィドウで成し遂げた上でこのシリーズに参加し、自分がどこから来たのかを理解している事は、素晴らしい贈り物でした。そしてもちろん、ストーリーラインに関しては、マーベル・スタジオのブラックウィドウとこれとの違いは、別人のように歴然としています。

さらに「ブラックウィドウ以来のエレーナの姿に、どのようにアプローチしたのでしょうか?」と質問されると、次のように述べました。

ブラックウィドウを完成させた時、このキャラクターが戻ってくる事があれば、彼女はまったく別の人になるだろうと頭の片隅で考えていました。「ブラックウィドウ」のストーリー全体は、家族の再発見がテーマでしたから。

でも、ナターシャがエレーナの人生に戻らないことを知っていたので、最初からエレーナの心がどこにあるのかを自動的に考えていました。彼女はどのようにしてナターシャの死について知ることができたのか?誰が彼女に教えてくれるの?エレーナはどのように反応するんだろう?彼女は誰を追いかけますか?

マーベル・スタジオが私とクリントを対立させようとしているとは予想外でしたが、これはとてもクールな展開だと思いました。だから、頭の中ですでに計画を立てていたと思います。そんな生々しくてつらい復讐を演じられたのは本当に嬉しかったです。

エレーナ自身は善人のつもりですが、他にひとにとって悪人というのは魅力的でした。それは演じるにあたって興味深いラインでした。

そして、「クライマックスの対決の時、あのアイスリンクでの作業はどんな感じだったのでしょうか?」との問には次のように回答しています。

とても、とても滑りやすかったです。ゲームセンターでプレイするエアホッケーに近い感覚でした。滑るふりをする分には素晴らしいことですが、精密な格闘アクションをしなければならない場合、それは本当に恐ろしいことでした。

スタントが解決策を考え出し、私たちが戦っているときに白いカーペットを敷いてくれましたが、私がカーペットの上にいない場所でテイクをしなければならなかったことが何度かありました。

もし1インチでも滑っていたら、ジェレミーの顔に直撃していました。それはとても怖かったです。スタントをしているときは、位置関係の把握が大切です。人工氷の上に立って あちこち横滑りしている時は 誰かにぶつかる可能性が完全に高くなります。それは少し大ざっぱでしたが、私たちはそれを理解し、滑ってして移動して、戦いの一部が本当に楽しく興味深いものになりました。他の方法では、その効果を得ることはできなかったでしょう。

インタビューの全文と、ジェレミー・レナーさん、ヘイリ​​ー・ スタインフェルドさん、ヴィンセント・ドノフリオさんを筆頭としたキャストと制作クルーの多くのインタビューを含んだ公式の書籍「Marvel Studios’ Hawkeye The Official Collector Special Book」は 2023年5月16日 発売予定です。

ソース:公式

ドラマ「ロキ」シーズン2のプロモアートより、メビウスの気になる衣装が判明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2のリリース日ははっきりとしていませんが、夏秋の配信スタートを控えて、各種グッズの予約等が海外オンラインショップで始まりました。そこで判明したプロモーションアートからは、メビウスの気になる姿も垣間見る事が出来ます。

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海外メディア Covered Geekly のレポートによると、フランスのオンラインショップにていくつかの新しいプロモーションアートが公開されたとの事。

©MARVEL,Disney

アートは5人のキャラクターが本作のメインとなる事を示唆しているようで、トム・ヒドルストンさん演じるロキ、オーウェン・ウィルソンさん演じるメビウス、ウンミ・モサクさん演じるハンターB-15、ユージン・コルデロさん演じるTVA事務職員のケイシー、そしてキー・ホイ・クァンさん演じる謎のキャラクター(噂についてはこちらの記事を参照)がピックアップされています。

中でもメビウスはTVAの宇宙服らしきものを着用しており、目撃されていた撮影現場とはかなり異なるシーンも本作に含まれている事が伺えます。

英文は「TVAを変える必要がある、そしてそれは今始めなければならない。」と書かれており、ロキたちがTVAを改革していくのがシーズン2のひとつの課題になっている事を予感させています。

また、ミス・ミニッツの新たなアートも公開。

©MARVEL,Disney

イメージは前作と大差ないようですが、シーズン1のあと彼女に何があったのかは気になるところです。

その他アートは以下の通りです。

©MARVEL,Disney

TVACCCのCCCは「強圧的な会話センター」と言うような意味で、「話しかけられないと話さない…」とキャプションされています。また、「TVA・ナラティブ委員会」とも書かれています。

そしてロキのポスター風イラストでは、昨年のコミコンで公開された映像でのロキの意味深なセリフ「これはTVAよりも大きく、全てに関わることだ」と書かれています。

謎のケーキのイラストには「1切れをお楽しみください」「1週間につき1切れ」「余ったトークンとの交換は禁止」「17分あれば十分」と謎の文章が書き込まれています。劇中で登場するポスター、あるいは言葉になっているのか、ドラマ本編が配信された際には背景などにも注目となりそうです。

ドラマ「ロキ」シーズン2は 2023年夏 ディズニープラスで配信予定です。

ソース:Marvel Studios’ First ‘Loki’ Season 2 Promo Art Released, Ke Huy Quan First Look Revealed

【噂話】映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」タイトル変更か

マーベル・スタジオが撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」のサブタイトル部分が変更になると、複数の海外スクーパーが報じています。

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スクーパーの CanWeGetToast 氏がTwitter上で、「ニューワールド・オーダー」の「タイトルが変更されるのですか?」という質問に対して、短く「そうです。」と回答。

また、現在行われている全米脚本家組合のストライキと「キャプテン・アメリカ」4作目は関係ないと、名称変更とストライキとの関連性はない事を報告しています。

atlanta_filming では以前にInstagram(削除済)にて「ニューワールド・オーダー」というワードが実際のロシア及び中国の地政学的な出来事を指している事からタイトル変更の可能性を指摘していた事があり、今回の噂と結びつくようにも見えます。

「キャプテン・アメリカ」作品がタイトルを変更するのは初めてではなく、「シビル・ウォー」も発表時は「サーペント・ソサエティ」として発表されていました。ただし、3作目に関してはタイトルだけでなくその内容も大幅に変更されているため、今回噂になっているケースとは多少異なっています。

実際にタイトルが変更されるとすれば、7月のコミコンあたりでの発表があるかもしれません。

映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」は 2024年5月3日 米国公開予定です。

【ネタバレ注意】映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」、ポストクレジットシーンで紹介された二人の新メンバーは?

マーベル・スタジオが制作したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」はジェームズ・ガン監督が手掛ける最後のガーディアンズシリーズとして、日本ではアメリカより早く劇場公開となりました。この記事では「GotG3」のポストクレジットシーンの一つに焦点をあて、今後重要になるであろう二人のキャラクターについて紹介していきます。

※これより先は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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ポストクレジットシーンでは新生ガーディアンズとして、キャプテン・ロケット・ラクーン、グルート、クラグリン、コスモ、アダム・ウォーロック、ファイラでどこかの惑星にいる事が描かれました。

アダム・ウォーロック

本編冒頭から登場しているアダム・ウォーロックはソヴリンの女王アイーシャの子として「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2」のポストクレジットシーンで紹介された繭から生まれたキャラクター。

コミックではハイ・エボリューショナリーではなく、悪の科学者集団エンクレイブにより、「人類の進化の頂点となる完璧な人間」として作り出されています。悪事に利用される事に気づいた「彼」はこの時点で名前がなく、施設から逃亡する最中にハイ・エボリューショナリーと出会い「ウォーロック」と名付けられました。その後、ウォーロックはカウンター・アースを監督する事になり、カウンター・アースの住民から「アダム」と呼ばれるようになりました。

原作コミックでの外見は映画と同じで、黄金色の肌が特徴的に描かれます。完璧な人間としてデザインされたアダム・ウォーロックは超人的な身体能力、飛行能力、テレパシーや予知などのサイキック能力、そして天才的な頭脳を持っていますが、今回の映画ではテレパシーや頭脳に関しては詳細に描かれていません。

コミックで基本的にヒーローサイドである彼はサノスとの戦いでは中心人物として活躍し、ソウル・ジェムの守護者でもありました。そういった事から、アダム・ウォーロックがガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの新メンバーとなるであろう事は広く予想されており、映画では最終的にグルートの一言(ドラックスの翻訳経由)でガーディアンズをターゲットにする事をやめ、チームへの加入に至ったようです。

しかし本作のアダム・ウォーロックはそのほとんどが戦闘シーンになっており、彼の感情等が詳細に描かれなかったのは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」の残念な部分となっています。

特にハイ・エボリューショナリーに慕っていた母アイーシャを殺されたにも関わらず、怒りや悲しみを吐き出す事も、復讐の機会を与えられる事もありませんでした。

ジェームズ・ガン監督が2作目で自分で広げた風呂敷を3作目で急いで畳むことにしたのか、あるいは本来もっと多くのアダムに関するシーンを撮影したものの、ランタイムの事情によってカットされてしまったのかは不明です。

今後、別の監督、脚本家によってアダム・ウォーロックの詳細が描かれていく事に期待です。

本作をもって最後のガーディアンズとしたジェームズ・ガン監督も、「アダム・ウォーロックは今後重要になる」とも語っており、既にケヴィン・ファイギ社長と何らかのアイデアを話し合っているのかもしれません。

ファイラ

ハイ・エボリューショナリーの施設から救助した子供のひとり、ファイラが加わっています。日本語字幕でファイラと表示された彼女はコミックのフィラ・ヴェル(Phyla-Vell)またはファイラ・ヴェルのMCU版のようです。

カイ・ゼンさん演じるファイラもといフィラ・ヴェルはコミックでは初代キャプテン・マーベルことマー・ヴェルの遺伝子とエターナルズの遺伝子を組み合わせて作られた人造のクリー人女性。生物学的にも一応キャプテン・マーベルの娘という事になります。

マー・ヴェルは映画「キャプテン・マーベル」にも登場し、ウェンディ・ローソン博士としてキャロル・ダンヴァースらと接点を持っていましたが、MCUのマー・ヴェルが初代キャプテン・マーベルだったという描写はありませんでしたし、彼女とファイラが母娘であるかはかなり怪しい部分がありそうです。

また、コミックでのフィラ・ヴェルはドラックスの娘ムーンドラゴンと女性同士の恋愛関係にありますが、MCU版でのドラックスの名前がない娘はロナンに殺されたことになっています。MCUのドラックスが救助された子どもたちの中から義理の娘としてのムーンドラゴンを養っていてもおかしくはありませんが、しばらく登場のタイミングはなさそうです。

原作のフィラ・ヴェルはクエーサーを名乗ったり、キャプテン・マーベルの名前を継ぐキャラクターの一人でもあり、今後の活躍が期待される重要なキャラクターです。

フィラ・ヴェルを演じたカイ・ゼンさんは「VOL.3に参加できて、信じられないほど感謝し、光栄に思っています!!この夢のような特別な体験をさせてくれたジェームズ・ガンとマーベルに感謝したいです。」と綴っています。

劇中ではハイ・エボリューショナリーが「完璧な人間」を作る過程でのフィラ・ヴェルに対して、一定の基準を満たしている事を評価するシーンがあったため、相応の能力を保持していると考えられますが詳細は今後の作品次第といった所でしょうか。


ロケット、クラグリン、コスモに関しては本編と大差ないようですが、グルートはまた一段と進化を遂げています。この進化は少なからず驚異的であり、この春から展開中のコミックのガーディアンズのメインヴィランがグルートである事を考えると、MCUのグルートも今後宇宙にとって害となる存在になる可能性があるかもしれません。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は 2023年5月3日 より劇場公開中です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の監督のひとりが明らかに

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の新たな監督が判明した事が報じられました。本作は既に撮影が始まっている状況ですが、監督に関する情報はほとんどありませんでした。

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海外メディア The Cosmic Circus によると、本作にジェフリー・ナックマノフ監督が加わっているとの事。

監督は自身のウェブサイトのバイオグラフィーにて「デアデビル:ボーン・アゲイン」への参加を認め、「ラヴクラフト・カントリー」、「HOMELAND」、「シカゴ・ファイア」と並べて自身の履歴書として掲載しています。

本作の制作陣について、企画・製作総指揮は「コバート・アフェア」のマット・コーマンさんとクリス・オードさんが担当し、1話の監督は、「HOMELAND」や「デクスター 警察官は殺人鬼」のマイケル・クアスタ監督が担当する事が分かっていました。

しかし全18話あると発表されていたにも関わらず、残りのエピソードを誰が担当するのかは長らく不明なままでした。

本作ではデアデビル/マット・マードックをチャーリー・コックスさんが、キングピン/ウィルソン・フィスクをヴィンセント・ドノフリオさんがNetflix版から引き続き演じるほか、パニッシャー/フランク・キャッスルとしてジョン・バーンサルさんが戻ってくる事も報じられています。

また、俳優だけでなくセットもNetflix版と同じものが目撃されており、Netflix版のファンへのサービスとも思えるような撮影が進められているようです。

一方で残念なことにヴァネッサ・フィスクは俳優が変更され、他数名のリキャストの可能性があるとも言われています。

物語の連続性については不明で、チャーリー・コックスさんはNetflix版とは別のものだと考えている事をインタビューにて明かしていました。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2024年春にディズニープラスで配信予定です。

ソース:‘Daredevil’ First Report: Jeffrey Nachmanoff Directing Some Episodes

ドラマ「シークレット・インベージョン」、サミュエル・L・ジャクソンさんが今後のフューリーについて言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」の主人公で、2008年の「アイアンマン」から15年にわたってニック・フューリーを演じてきたサミュエル・L・ジャクソンさんが、今後のフューリーについて語りました。

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海外メディア Empire とのインタビューに中でサミュエル・L・ジャクソンさんは「私はフューリーを演じるのが大好きだし、彼が持つ他の可能性やこの人生全体に対して開かれているという事実も大好きです。そしてまだ終わりじゃないと思うし、このMCUの新しいフェーズで、私はまだ何らかの形でそこに出入りする事になるでしょうね。」と引き続きフューリーを演じるつもりである事を明かしました。

「シークレット・インベージョン」の後に「ザ・マーベルズ」への登場も判明しているフューリーですが、サミュエル・L・ジャクソンさんが考える今後が「ザ・マーベルズ」以降もフューリーとしてMCUに残ると考えているようですが、今のところフューリーに関する新たな作品は公式発表されていません。

アベンジャーズ計画をスタートさせた張本人として、「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」に関わる事は想像に難くありませんが、S.H.I.E.L.D.やS.W.O.R.D.関連の物語を引き続き描いていく事も可能であり、可能性は多岐にわたると言えそうです。

「シークレット・インベージョン」でフューリーがスクラルに取って代わられる可能性は否定出来ませんが、今回のインタビューの口ぶりだとそういう心配は必要ないのかもしれません。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は 2023年6月21日 にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Nick Fury Is ‘Showing His Age’ In Secret Invasion: ‘It’s An Opportunity To Humanise Him’, Says Samuel L. Jackson – Exclusive Image

映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」のランタイムが判明

ソニー・ピクチャーズ制作の大人向けアニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」のランタイムについて、海外スクーパーの Cryptic4KQual 氏が報じました。それによると、本作は米国制アニメ映画史上で最長の作品になるようです。

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氏は本作が2時間20分の作品になると聞いていると報告。これは米国のアニメ史の中で過去最長だった「Consuming Spirits 」(2012年)の2時間16分の記録を塗り替えるものになるようです。

スパイダーマン映画として他作品と比べてみても、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の2時間28分、「アメイジング・スパイダーマン2」の2時間22分に次ぐ、3番めの長さのスパイダーマン映画となります。

初期の計画では「アベンジャーズ/エンドゲーム」のようだったと明かされている本作は、過去に延期された際に2つの作品に分割して制作する事が決定されました。

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の時と同じく、分割してなお長いランタイムになってしまうほど、描きたいもの、伝えたいものが詰め込まれている作品になっているようです。

米公式SNSでは100人超えるスパイダーマンを数えるティザーも公開されました。


アニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は 2023年6月2日 米国公開予定、日本は2023年6月16日 公開予定です。