ドラマ「ロキ」シーズン2、エンディング曲は歌詞が付けられる予定だった

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2の楽曲を担当したナタリー・ホルトさんが、マーベル公式とのインタビューの中で、エンディングとして流れた曲は当初、歌がセットになっていた事を明かしました。

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シーズン6の最終話でシルヴィとメビウスが別れたあと、メビウスの顔のアップになるに連れて流れてくる「History Is Now」。

ロキのメインテーマ曲である「Green Theme」をアレンジした楽曲は、メビウスやゴッド・ロキの表情と相まって、とても感傷的なシーンを演出。そのままクレジットシーンに入っても流れ続け、物語の余韻を奏でています。

最後の楽曲について質問されたホルトさんは次のように述べています。

ロキのための曲を書きたかったんです。私はソングライターと一緒にスタジオで作業し、ロキのテーマを使用した曲を作っていました。でもある日、ケヴィン・ファイギはこう言いました。「ここに歌詞があるのは好きじゃない。それはあまりにも先導的すぎるように感じるんだ。」
それで歌詞を取り払って、このような曲の下の部分だけが残りました。歌詞を曲に追加すると非常に具体的なものになってきますが、この曲は歌詞の助けなしでうまく機能するように思えました。まあ、テーマのロックバージョンのような感じはありますが。

歌詞が不必要だと考えたファイギ社長のアドバイスは、このシーンにおいて確かに活きているようです。歌があればその歌詞の内容に着目しがちになり、作り手側の伝えたい事がかなりダイレクトに視聴者に届けられる事になります。

しかしここで歌詞を削除した事によって、視聴者が各々でロキの旅路を振り返る機会が与えられ、フィナーレを盛り上げることに成功したと言えそうです。

「ロキ」のシーズン1から楽曲制作を担当してきたナタリー・ホルトさんですが、次にどのプロジェクトの楽曲を担当するかは明らかになっていません。

シーズン1からのサウンドトラックは Spotify などで視聴可能です。(「ロキ」のサントラ関連の記事はこちら

ドラマ「ロキ」はシーズン2までディズニープラスで配信中です。

ソース:‘Loki’: Composer Natalie Holt on Creating a Score Fit for a God

【噂話】ドラマ「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」の導入部分が判明か

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」の導入部分について、海外スクーパーがその内容を報じています。現状では真偽不明の噂には違いありませんが、話の流れに直接触れるものでもあるため、ネタバレ注意としておきます。

※これより先は「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

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CWGST 氏は、アガサは裸で目覚め、スカーレットウィッチの呪縛から抜け出したあとローブを探し求める事になると言います。

別の投稿では、与えられた罰の魔法から抜け出すために、「ワンダヴィジョン」で着ていた服を自ら脱ぎ捨てていくと説明しています。

そしてアガサが自分を取り戻した時、オーブリー・プラザさん演じるリオが接触してきて物語が動き始めていくようです。

当初は「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でのワンダの結末によって、罰の魔法が解除されてしまうのでは、あるいは別の魔女が何らかの意図で解呪するのではと考えられていましたが、今回報じられた内容を見るに、アガサは自力でそこから脱出する事になるようです。

現時点では時系列がはっきりしていない他、ワンダがかけた魔法の詳細もわからないため、なぜ自力で脱出出来るのかという事はドラマ本編を見てみないことには判断しかねる状態です。

ワンダが処分したはずのダークホールドがなぜこの番組のタイトルに入っているのか、そういった所も含めて「ワンダヴィジョン」のあとウェストビューに何があったのか、注目となりそうです。

配信時期に関して公式発表はありませんが、出演者は2024年のハロウィン時期になる事をほのめかしています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-agatha-dd-actress-address-release-schedule/”]

イギリス、アイルランドに続いて日本のディズニープラスからも「スパイダーマン」が削除

日本からアクセス可能なディズニープラス上で、ソニー・ピクチャーズが制作した「スパイダーマン」関連のコンテンツが削除され、視聴が出来ない状態になっています。これはイギリスやアイルランドでも2023年夏に確認されていた現象で、日本でもそれに続く形となりました。

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具体的にはサム・ライミ監督版のスパイダーマン3部作、アメイジング・スパイダーマンのシリーズ、そしてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスパイダーマン2作品に加えて、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の「ヴェノム」、アニメ映画のスパイダーバースが視聴出来なくなっています。

また、動画だけでなく、ディズニープラスブログの「スパイダーマン」の見る順番を特集した記事やYoutube上での予告動画などの関連コンテンツも削除されています。

先にこの事態に見舞われていたイギリスでも、これについての公式発表はなく、海外メディアはライセンスの問題が原因である可能性が高いと推測するに留まっています。

Disney Plus Informer では、「ディズニーにはライセンス権をより長期間保持する意図があった可能性が高いが、ソニーはすでに他のストリーミングサービスと契約を結んでいた可能性があり、Disney+の開始よりも前から契約を結んでいたようだ。」と解説。

今後、「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」や「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の配信のタイミングですべてが戻ってくる事を願うばかりです。

ドラマ「ロキ」S2よりウロボロスの初期アート公開、当初はとあるキャラの変異体だった

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2より、キー・ホイ・クァンさんが演じたO.B.ことウロボロスの未使用に終わったコンセプトアートが公開されました。アーティストの説明によると、ウロボロスは当初、別のキャラクターの変異体だったと言います。

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アレクシ・ブリクロットさんは自身の Instagram にてこのアートを公開。

「ロキ シーズン2のコンセプトアート。ウロボロスがメビウスの変異体であることを探求する。そのため、オーウェン・ウィルソンの似顔絵をこの大きな赤い口ひげで変えながら描いている。別の時間軸のメビウス。TVAオレンジのクラシックな配色に、補色のヒント。ヴィンテージのメカニックスタイル。背景はTVAオフィスの不条理な官僚的側面を反映させようと楽しんでみました。」

ウロボロスにはメビウスの変異体としての役割がいくつか検討されていたようですが、より複雑になっていく事と配信の尺の問題でこのアイデアは隅に追いやられていったようです。

変異体と言えば、ウロボロスはその技術力、そしてヴィクター・タイムリーとの無限の繋がりからカーンの変異体ではないかとも考えられていましたが、演じたキー・ホイ・クァンさんはファンのこの理論について「正直な所、私がOBをこんなに愛している理由は、彼がとても純粋だからです。ご存知ですか?彼は自分の仕事以外のことは何も考えていません。彼は自分の仕事をとても愛し、とても愛情と熱意を持ってそれに取り組んでいます。彼が悪者になってしまうのを見るのはちょっと悲しいと思います。」とコメントしています。

シーズン2ではマルチバースの消滅の危機が訪れていましたが、ゴッド・ロキによってこれは回避されました。代わりにマルチバース戦争のリスクを受け入れざるを得なくなりましたが、これは今後アベンジャーズたちが対処していくと考えられています。

マルチバースが存続した事で、今後のMCUでメビウスの別の変異体などが登場する可能性もあるのかもしれません。

ドラマ「ロキ」はシーズン2までディズニープラスで配信中です。

【噂話】ディズニープラス向け「ノヴァ」はドラマから映画へと方向転換か

マーベル・スタジオが開発中と噂されているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「ノヴァ」。過去には1シーズン限りの連続ドラマ、あるいはマーベル・スタジオ・スペシャル・プレゼンテーションとして開発されていると報じられてきた「ノヴァ」ですが、現在、この計画は映画化の方向へと向かっていると言います。

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2022年3月、ドラマ「ムーンナイト」の作家が執筆を担当していると報じられた「ノヴァ」は当初から映画かドラマかわからないとしつつも、リミテッドシーズンのドラマの可能性が高いとされていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-nova-update-information/”]

その半年後、スペシャル・プレゼンテーションとして計画されているとも報じられるようになっていました。

それから1年ほどが経過し、ディズニーCEOが発信しているようにディズニープラスの状況は変化しており、「ウェアウルフ・バイ・ナイト」や「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル」は作品のパフォーマンスとは裏腹に収益(新規加入者増)にほとんど貢献していないとの事で、現在、スペシャル・プレゼンテーションというブランドは廃止が検討されているとも言います。

スペシャル・プレゼンテーションとして開発されていたプロジェクトは映画かドラマのどちらかへの変更が迫られているようで、「ノヴァ」に関しては今のところ映画化の気配が強いようです。

コミックのノヴァはリチャード・”リッチ”・ライダーやサミュエル・”サム”・アレキサンダーといった地球人であり、惑星ザンダーの宇宙警察組織ノヴァ・コァに所属する者たちの総称でもあります。

MCUとしては「アベンジャーズ/エンドゲーム」でデビューが予定されており、脚本家はサノス襲来の警告をしたブルース・バナーの役割がもともとはノヴァが担うプランがあったと以前に明かしていましたが、この計画は実現しませんでした。

銀河を舞台に活躍するヒーローであるため、キャプテン・マーベルやガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとのクロスオーバーが期待される他、コミックファンはミズ・マーベルやマイルズ・モラレスらと結成する「チャンピオンズ」の実写化にも期待しています。

一時は開発中止の報道もありましたが、続報があり次第、またお知らせしていく事になります。

映画「サンダーボルツ」、ワイアット・ラッセルさんが「きっと上手くいく」とコメント

Apple TV+のゴジラのドラマ「モナークレガシー・オブ・モンスターズ」のイベントに参加したワイアット・ラッセルさんが、現在撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」について、きっと上手くいくだろうとコメントしています。

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THR の記事によると、イベント冒頭で司会者から「サンダーボルツ」について質問されたワイアット・ラッセルさんは「もう14回ほど撮影を行っています」と明かしつつ、「今、マーベルの列車に乗っている誰もが、物事があまりうまくいっていないと感じている事を知っています。でも(この映画は)きっと上手くいくと確信しています。」と、「サンダーボルツ」の内容について自信を見せました。

そして、ジェイク・シュライアー監督の名前を筆頭に制作チームを称賛しています。

「私はジェイクのことをよく知っていますし、ジェイクがどれほど賢いのか、何か面白くて他とは違うものを作り、みんなの才能を最大限に活用することにどれほど関心を持っているかも知っています。そして、彼らが考え出したストーリーは本当に興味深いものだと思います。私はストーリーの一部を知っていますが、それについて話すことはできません。しかし、これはこれまでに見たような単純なマーベル映画ではありません。

ワイアット・ラッセルさんは「本当に良いマーベル映画を作る時期が来た」とし、一生懸命に取り組んでいるとして、ゴジラの話題へと移りました。

ディズニープラスのMCUドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でU.S.エージェント/ジョン・ウォーカーを演じたワイアット・ラッセルさんは、「サンダーボルツ」でコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌのもとでチームを結成する事になっています。

サンダーボルツはコミックで様々なメンバーと目的で構成されているため、何を原作にしているかははっきりとしていませんが、2023年の夏、監督は「ファンが期待するものとは異なる」だろうと予告しています。

「サンダーボルツ」は、ワイアット・ラッセルさんの他、過去の作品よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場する事が制作発表にて明かされています。

映画「サンダーボルツ」は 2025年7月25日 米国にて劇場公開予定です。

ソース:Wyatt Russell Teases ‘Thunderbolts’: “It’s Not a Straightforward Marvel Movie as You’ve Seen in the Past”

【噂話】ダフネ・キーンさんが映画「デッドプール3」出演にサイン─X-23の再演へ

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」にダフネ・キーンさんが出演契約書に署名したと、海外スクーパーの ダニエル・リヒトマン氏が報じています。ダフネ・キーンさんは20世紀FOX制作のマーベル映画「LOGAN/ローガン」でX-23/ローラ・キニーを演じていました。

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2023年9月、ダフネ・キーンさんがマーベル・スタジオと交渉中だと報じられていましたが、ダニエル・リヒトマン氏の Patreon での新たな報告によると、ローラ役の再演に署名したと言います。

アニメ「X-メン エボリューション」でデビューしたX-23/ローラ・キニーは人気を博し、その後コミックに登場する事になりました。本来はウルヴァリンのクローンですが、「LOGAN/ローガン」ではウルヴァリンの遺伝子から作られた精子を女性に人工授精させて誕生したという経緯に変更、このことからヒュー・ジャックマンさんが演じるローガンの事実上の娘となっています。

「ローガン」の公開当時、キーンさんの演技は高く評価され、以降の「X-MEN」シリーズでも大きな役割を果たすことが期待されていました。しかしこれはディズニーが20世紀FOXを買収した事が影響し、計画されていたスピンオフ作品も失われてしまいました。

2020年、ダフネ・キーンさんはインタビューにてローラの再演を希望していると発言し、「デッドプール3」がMCUとして制作される事が自身を幸せにしていると語っています。

再演と言っても「ローガン」当時は12歳だったダフネ・キーンさんは現在18歳となっており、特に外見的に大きく変化しています。「ローガン」のその後の世界のローラを演じる事になるのか、今後の情報にも注目です。

映画「LOGAN/ローガン」はディズニープラスで配信中、映画「デッドプール3」は 2024年7月26日 に米国にて劇場公開予定です。

ディズニーCEOが「マーベルズ」興収の苦境を現場のせいにして波紋を呼ぶ

ニューヨーク・タイムズのディールブック・サミットに出席したディズニーのCEOボブ・アイガー氏が、マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」が苦戦している事について原因を説明、その発言内容が波紋を呼んでいます。

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アイガーCEOはサミットの中で「『マーベルズ』は新型コロナウイルス感染症の最中に撮影された。いわば、撮影現場にはそれほど多くの監督はなく、本来であれば毎日毎日何が行われているかを真剣に監視している幹部がいる」と、コロナ禍における現場の変化が失敗の原因であると説明し、ニア・ダコスタ監督の監督力不足を指摘しました。

コロナ禍以前の現場ではマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長とルイス・デスポジート氏、スティーブン・ブルサード氏、ネイト・ムーア氏、その他数名の幹部が制作に関与していたのは事実ですが、海外メディア CBM はそれよりもストライキによってキャンセルされていた、圧倒的なプロモーション不足を指摘しています。

「マーベルズ」の視聴者レビューは Rotten Tomatoes で83%、IGNで10点中8点と、作品内容が悪いとは言えないスコアになっています。興行収入については2億1900万ドルの予算に対して約3億ドルの売上で、前作「キャプテン・マーベル」が10億ドルを超えていた事と比較すると期待外れ感はありますが、大赤字というわけでもありません。

ワーナー・ブラザースの映画「デューン 砂の惑星PART2」などはストライキの影響によるプロモーション不足を懸念して早い段階で公開延期を発表していましたが、この問題に目をつぶって公開を決行(そして体よくプロモーション費用をカット)したのはマーベルではなく、親会社であるディズニーの判断だとファンは見ています。

「マーベルズ」でミズ・マーベル/カマラ・カーンを演じたイマン・ヴェラーニさんは「良いものを作るのが現場の仕事で、お金稼ぎはボブ(CEO)の仕事」と過去のインタビューで発言

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-the-marvels-iman-vellani-address-box-office/”]

実際のレビューのポイントからみても「マーベルズ」は良作に分類される作品のはずですが、CEOは責任を制作現場にあると見ているようで、両者の間には深い溝があるようです。

そんなアイガーCEOですが、同サミット内で「任期を迎える2026年末に間違いなく退任する」とも述べています。

ソース:Disney CEO Bob Iger Says THE MARVELS Box Office Woes Are A Result Of A Lack Of Supervision During Filming

トム・ホランドさん、スパイダーマン再演について「価値のあるキャラ」である必要性を語る

マーベル・スタジオとソニー・ピクチャーズが開発を始めているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」について、「ホームカミング」から「ノー・ウェイ・ホーム」まで主演を務めたトム・ホランドさんが続投への条件を、海外メディア Collider とのインタビューの中で語っています。

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ホランドさんはもう一度スパイダーマンを演じるに当たって次のようにコメントしています。

私に言えることは、私たちは私のキャラクターの4番目の作品がどのようなものになる可能性があるかについて、積極的に話し合いを行ってきたということだけです。そのキャラクターを正しく表現する方法を見つけられるかどうかは別の話です。私はスパイダーマンが非常に加護されていると感じます。映画が進むたびに良くなり、映画が進むたびに成功を収めるシリーズに携わることができたことは、とてもとても幸運でした。これは本当に稀なことだと思います。私は彼の遺産を守りたいと思っています。だから、続編のための続編映画を作るつもりはありません。それはキャラクターの価値がある作品でなければなりません。

MCU版の「スパイダーマン4」はマーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ社長とソニーのスパイダーマンプロジェクトの代表であるエイミー・パスカルプロデューサーの両名によって公の場で認められているプロジェクトであり、2023年2月にはファイギ社長が脚本作業が始まったことを報告、その後2023年6月にはパスカルPによって「ストライキによって制作が中断中」である事が報告されていました。

脚本には前3部作同様にクリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんのコンビが参加していると報じられており、その内容もいいと言われています。

一方で監督がどうなるかは今のところ分かっていません。スパイダーマン3作を担当していたジョン・ワッツ監督は「ノー・ウェイ・ホーム」のあと「ファンタスティック・フォー」の監督として起用されていましたが、これは休養が欲しいとして降板を報告。当時から「スパイダーマン4」のための降板ではないかと憶測されており、ソニーの会長はジョン・ワッツ監督が戻ってくることを望んでいると発言しています。

2021年の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」から約2年が経過する現在、スパイダーマンが次にどこに登場するのかは公式に発表されていません。「スパイダーマン4」は「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」へと続く映画のひとつと言われている事から、「シークレット・ウォーズ」の公開日である 2027年5月 以前ということで遅くとも 2027年前半には公開される予定と考えられています。

ただし、今回トム・ホランドさんが主張したように「シークレット・ウォーズ」のために「スパイダーマン4」をするつもりはないようで、4作目自体の価値をまだしばらくの間追求していく事になるようです。

ソース:Tom Holland Will Only Play Spider-Man Again If It’s “Worth the While”

【噂話】ディズニーのMCUドラマ削減報道をよそに、マーベル・スタジオは「ゴーストライダー」など6つのタイトルを検討中

2023年7月、ウォルト・ディズニー社のボブ・アイガーCEOが「作品数が増加しすぎて焦点と注意力が希薄化した」とコメントし、作品の削減へと舵を切っていく事を示唆していましたが、今日新たに「ゴーストライダー」や「パニッシャー」を含む6つのタイトルについてマーベル・スタジオが議論をしていると、海外スクーパーが報じています。

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スクーパーのダニエル・リヒトマン氏は「マーベル・スタジオがディズニープラスの新たな可能性として様々なキャラクターを検討中である」とし、「ゴーストライダー」「パニッシャー」「アルファ・フライト」「ランナウェイズ」「ジェシカ・ジョーンズ」「X-MENの選抜メンバー」について議論されているとレポートしています。

このうち、「パニッシャー」と「ジェシカ・ジョーンズ」はNetflixでドラマ化されたキャラクターで、パニッシャーは「デアデビル:ボーン・アゲイン」に戻ると報道されている他、単独ドラマ開発の噂もされていました。ジェシカ・ジョーンズもデアデビルで戻ってくるのではないかとされており、彼女もまた単独ドラマシリーズを獲得しても不思議ではありません。

「ゴーストライダー」は「エージェント・オブ・シールド」で見たのが最後で、同作でゴーストライダーを演じたガブリエル・ルナさんはいつでも再演する準備が出来ていると語っている他、ノーマン・リーダスさんもゴーストライダーをやりたいと主張、昨年も自身がゴーストライダーに変身しているファンアートをSNSでシェアしていました。それらに加えて2007年の映画「ゴーストライダー」のニコラス・ケイジさんがMCUに戻るとも報道されています。

「ランナウェイズ」はHuluドラマとしてシーズン3まで制作される人気を獲得、シーズン4と5がMCUとして再開発されるとも報じられていましたが、その後、ディズニープラスの予算削減の影響を受けてディズニープラス上から削除されてしまいました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/hulu-runaways-new-season-rumor/”]

「アルファ・フライト」はカナダのスーパーヒーローチームで、実写化経験のない彼らは日本ではあまり馴染みがありませんが、ウルヴァリンとの関連性があり、MCUで今後X-MEN達が活躍する事を考えると、そのサイドストーリーとして役割を持つ可能性があります。

残る「X-MEN」ですが、全員揃うことがなくとも十分なコンテンツになると予想できます。

今回報告されたキャラクターたちはいずれも語られるべき物語がコミック上に十分あるキャラクターたちであり、2024年配信の「アイアンハート」や「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」などの制作が落ち着いている事を考えると、これらのうちいずれかが実現する可能性は高そうです。