マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」が、2021年公開の映画「ブラックウィドウ」の続編にあたると、スタジオのヴィジュアル開発責任者、アンディ・パークさんが語っています。
パークさんは公式アート本「THE ART OF BLACK WIDOW」の宣伝の一環で自身のInstagramに次のような投稿をしています。
「これは、私が THE ART OF BLACK WIDOW のためにイラストを描いた裏表紙部分です!今すぐあなたの一冊をゲットしてください!タスクマスター、レッド ガーディアン、エレーナ、ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌが『サンダーボルツ』の映画で戻ってきます。ブラックウィドウとこれらの映画はつながっているとかなんとか! 😉 面白くなりそう」とカバーの表紙と裏表紙のアートと共に投稿しています。
公式に公開されている「サンダーボルツ」登場キャラクター7人のうち、パークさんの指摘するように4人が「ブラックウィドウ」の登場人物であるのはファンの誰もが気づくものでしたが、今回の投稿により、「サンダーボルツ」が実際に「ブラックウィドウ2」としての一面を持っている事が明らかになりました。
タスクマスターやレッドガーディアンが「ブラックウィドウ」以降何をしているのかはわかっていない他、ヴァルがなぜホークアイの暗殺を指示したのか、ドラマ「ホークアイ」で任務を放棄したエレーナがどのような処分を受けたのかなど、彼らには様々な謎が残されています。
特に「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」にてCIA長官である事が判明したヴァルがホークアイ/クリント・バートンの殺害を命じた事は、彼女がコミックのようにリヴァイアサンやH.Y.D.R.A.のスパイである可能性を十分に含んでいます。
レッドガーディアンを演じるデヴィッド・ハーバーさんは「サンダーボルツ」が「爆弾を投下する事になる」と語っており、MCUに大波乱を呼ぶ作品になる事を予告しています。また、「サンダーボルツ」ではアメリカとワカンダの間で戦争になる可能性が指摘されており、映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」でもその兆候は認められています。
気になると言えばレッドガーディアンの自称「キャプテン・アメリカと対決した」武勇伝が何だったのかも「サンダーボルツ」で触れられるのでしょうか?
映画「サンダーボルツ」は 2024年7月26日 米国公開予定です。