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映画「サンダーボルツ*」、エレーナのホークアイ暗殺計画に関する削除シーンが判明

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マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」あるいは「*ニュー・アベンジャーズ」の中で、ドラマ「ホークアイ」でのイベントに言及するシーンが用意してあったと、脚本を担当したエリック・ピアソンさんが明かしました。

海外メディア THR とのインタビューの中で映画「ブラックウィドウ」のポストクレジットシーンでヴァルがエレーナに依頼し、「ホークアイ」で描かれた暗殺未遂事件に関して、その後の展開を用意していたとピアソンさんは語ります。

「初期の草稿は、エレーナがクリント・バートン暗殺命令についてヴァレンティーナに詰め寄るシーンから始まりました。あれは私のお気に入りのシーンの一つでしたが、最終的には『サンダーボルツ*』のストーリーとは全く関係がなくなりました。そのシーンはヴァレンティーナの策略を強調していたので、気に入っていました。」

「エレーナは激怒して現場に現れ、ヴァレンティーナが姉を殺した人物を始末するよう仕向けたと非難しました。しかし実際には、その殺人犯は彼女の親友だったんですから。するとヴァレンティーナは、エレーナに対する態度を一変させるんです。確かこんなセリフだったと思います。『仕組んだですって?つまり、あなたがやってもいない仕事をさせて私が金を稼いだってこと?悪い噂を耳にしたわ。あなたを奮い立たせようとして申し訳ないけど。でも、暗殺はあなたの仕事よ。質問するのは仕事じゃないわ』」

ピアソンさんはさらに、  「それから、エレーナが自分の仕事や生活に不満を持っており、もっと建設的な方向へ変化を起こしたいと考えているという会話が始まりました。」と映画内でもエレーナが仕事に対する虚無感を抱いていた事、そして表に出るような仕事にしたいと考えている事に繋がっていくような流れだった事を明かしました。

エレーナは「サンダーボルツ」の作中でもナターシャに執着するシーンが多く描かれていましたが、にも関わらず、エレーナはナターシャに関する嘘の情報を吹き込んだヴァルの命令に従っており、その理由が謎のまま映画は展開していました。

この削除されたシーンにて、ヴァルがうまく立ち回ってエレーナの怒りを回避し、言いくるめる流れとなっていたようです。

これは「ブラックウィドウ」、「ホークアイ」、「サンダーボルツ*」と続く一つのサブシナリオでしたが、「ホークアイ」未視聴のファンにとっては間が抜け落ち、今なお未解決の出来事として残されている可能性がありそうです。

ファンがこういった状況に陥るのを避けるために、今後は映画とドラマの関係を改めるとの報道もありました。

 

ピアソンさんはまた、セントリーを導入する前はジョン・ウォーカーがヴァレンティーナの邪悪な計画の中心人物だったとも明かしました。

「ヴァレンティーナがジョン・ウォーカーの中に時限爆弾を仕掛けるというバージョンが数多くありました。その目的は、彼をチームで最も嫌われ者にすることでした。すると彼はモンスターと化し、(サンダーボルツの)メンバーは彼をなだめる必要に迫られるんです。しかし、この展開は完全にはうまくいきませんでした。」

ジョン・ウォーカーは超人血清の力で強化されていますが、それはバッキー・バーンズやアレクセイもほぼ同様であり、ゴーストの特殊なパワーも加わればそうそう苦戦するような相手にも思えない所。ジョンにさらなる強化でも施さない限り、メインヴィランとしてはパワー不足になっていたようです。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

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ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年5月2日 より劇場公開中です。

ソース:‘Thunderbolts*’ Co-Writer Eric Pearson Talks ‘The New Avengers’ Reveal, Pre-Sentry Villain and Original Taskmaster Arc

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◆2025年2月14日「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」
◆2025年5月2日「サンダーボルツ*」
◆2025年7月25日「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」
◆2026年2月13日 タイトル未定
◆2026年5月1日「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」





管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。