マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」のワールドプレミアイベントがロンドンで開催され、そこでいち早く映画を鑑賞した人たちが早くもネタバレを開始しています。彼らが善意の嘘によってネタバレを回避しようとしてくれているかもしれませんが、その可能性はあまりないかもしれません。この記事はテキストベースであり、静止画や動画は含まれていません。
※これより先は「サンダーボルツ*」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。
ミッドクレジットシーンはギャグになっているようで、SNS上で見られる内容は次のようなもの。
レッドガーディアンがスーパーマーケットのシリアル売り場で、チームのイラストが描かれたウィーティーズの箱を買うべきだと女性を説得しようとする場面が描かれています。しかし、女性は箱を受け取ると、通路の端に置いて急いで立ち去ってしまいます。
ちょっとした息抜きのような映像で、「サンダーボルツ*」の本編鑑賞後の小休憩の時間になっているようです。
一方でポストクレジットシーンはおそらく「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」へ続く内容に。
映画本編から14ヶ月後、エレーナたちは新しい本部に到着し、サム・ウィルソンが商標権の侵害で自分たちを訴えている事について話し合い。レッドガーディアンはニューアベンジャーズという呼び名について言及。※補足:本編ラストでヴァルが彼らをニューアベンジャーズとして記者会見で発表。
エレーナはそれよりも宇宙の異常現象と進行中の宇宙の危機について話し、ボブは「ヴォイドが出ないようにセントリーの力を使うことは難しい」と本編後もコントロールが効かないと説明しつつ、「でも彼は皿洗いは出来たよ」とジョークも交えているようです。
直後に警告が鳴り響き、タブレットで確認すると、ファンタスティック・フォーのロゴが入った宇宙船が大気圏に突入する様子が映し出されると言い、最後に画面が暗転して「ニューアベンジャーズとボブが戻ってくる」と表示されるとの事。
これらの投稿が真実であれば、チームは劇中でサンダーボルツからニューアベンジャーズへと変化するようで、それがアスタリスクに隠された意味だった事になります。アスタリスクの意味については以前からそうではないかと噂されていましたが、的中していたという事になるのでしょうか。
サム・ウィルソンのアベンジャーズ再結成とエレーナのニューアベンジャーズは別々に行動している事が伺えるシーンになっているようです。
そして最後には「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の劇場公開前に、彼らとの繋がりが描かれるというエキサイティングな展開もあるようです。
今回紹介した内容の全文(英語)はこちら。
今回のイベントのレッドカーペット上では映画に出演していないシャン・チー役のシム・リウさんの姿も目撃。次のアベンジャーズ映画にも出演予定のシム・リウさんは撮影の空き時間に参加したものと見られています。
一方で、「サンダーボルツ*」にも出演しておらず、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のキャスト発表に名前がなかったジョディ・ターナー=スミスさんとナタリー・エマニュエルさんといった見慣れない顔ぶれもレッドカーペットに登場。
彼女らはX-MENのリブート版ファンキャスティングで名前を見かける俳優さんたちですが、今後のマーベル作品に出演する事が決定しているのでしょうか。
「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。
ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)メルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。
制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。
映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。