ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」にメフィストが登場するのかどうか、海外ファンは議論を重ねています。本作にはパニッシャー/フランク・キャッスルが登場する事が正式に認められましたが、それ以外は多くの噂が渦巻いている状態です。
コミックの「スパイダーマン:ブランニューデイ」の前編にあたる「ワンモアデイ」でピーター・パーカーはメフィストと「メイおばさんを蘇らせる」取引をしており、メフィストはその代償として魂ではなく夫婦の愛を要求。メリー・ジェーンとの結婚をなかった事にする現実へと書き換えられ、メリー・ジェーンや世界中の人々はスパイダーマンの正体について記憶を削除されました。
おおまかな流れは映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に取り込まれているものであり、メイおばさんもそこで死亡しました。
なお、メイを演じるマリサ・トメイさんはコミックの事は関係なく、マルチバースを利用して4作目に戻る気まんまんである事を「ノー・ウェイ・ホーム」公開直後に語っていました。
リリ・ウィリアムズにナタリーの蘇生を持ちかけたように、メフィストが「ブランニューデイ」でピーター・パーカーにメイの生命を餌に何かの契約を迫る事は十分にありえそうです。
一方、MCUの「ブランニューデイ」で登場するもう一人のヒーロー、フランク・キャッスルもまたメフィストと契約し、サノスへの復讐のためにゴーストライダーとなった事がありました。(既に地球は滅んでいて復讐は果たせませんでしたが)
MCUのパニッシャーは「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1に少し登場しただけですが、彼がNetflix版の設定を引き継いでいる事を考慮すると、コミック同様に妻や息子を亡くしており、ゴーストライダーになるかどうかは別として、メフィストが何らかの取引を持ちかける余地はありそうです。
なお、コズミックゴーストライダーとは別に、ニコラス・ケイジさんのゴーストライダーが「スパイダーマン4」に登場するという噂も以前にはありました。
現在「ブランニューデイ」に登場が確定しているスパイダーマンとパニッシャーは共にコミックでメフィストと契約した事があるキャラクターであり、海外ファンはメフィストが映画に登場する可能性が十分あると考えています。
しかし現状でヴィランとして噂されているのはメフィストとはおおよそ関係のないもので、今週からグラスゴーで始まる撮影現場からの新しいヒントにも注目されています。
映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。