マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズでグルートの声を担当しているヴィン・ディーゼルさんの投稿が話題になっています。先日更新されたInstagramによると、マーベルが「プラネットX」の映像化を進めているといいます。
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ヴィン・ディーゼルさんは「姪から電話がありました。ヴィンおじさん、『アイ・アム・グルート』を作ってくれてありがとうって。才能あるキルスティン・レポーが脚本と監督を務めた短編映画です。最高の作品であり、私の天使たちと一緒にそれを見るのもまた最高です。マーベルが『プラネットX』の映画を作りたがるのも無理はありません。すべての愛を込めて。」と、姪っ子との愛らしいエピソードを紹介。
その中で、「プラネットX」の映画というワードが含まれており、海外メディアやファンがこれに反応しています。
マーベルにおいてプラネットXは異なるふたつの意味を持ち、ひとつはグルートの母星を指しています。グルートはプラネットXのフローラ・コロッサイで誕生し、追放されています。
もう一つはグルートとは関係がないはずの、X-MENシリーズのコミック「プラネットX」です。マグニートーとジーン・グレイを中心に描かれているコミックで、グルート役を担当しているヴィン・ディーゼルさんが言うからにはおそらく前者を指していると考えられます。
グルートを主役にして「アイ・アム・グルート」のセリフだけで2時間の映画を制作するのはかなり難しいようにも思えますが、母星を舞台に同族ばかり出てくる映画であれば、会話は地球の言語に翻訳されて制作されるのかもしれません。
今回の話題はかなり唐突に投げ込まれたものであり、多くのファンはこれがヴィン・ディーゼルさんのジョークなのか本当なのかを見極めかねています。また、制作スタッフのジョークをヴィン・ディーゼルさんが真に受けてしまった可能性も指摘されています。
少なくとも「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル」や「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOl.3」にもプラネットXが紹介される余地はほとんどなさそうですが、「アイ・アム・グルート」シーズン2などがあればそこで登場する可能性は十分にありそうです。
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