マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ノヴァ」は、夏のSDCCで発表された「ゴーストライダー」や「X-MEN」、先日のNYCCで発表されたドラマ「ゾディアック」とは異なり正式な発表はありませんが、ケヴィン・ファイギ社長が認め、担当の脚本家が執筆中になっているプロジェクトです。
その脚本家のマイケル・ウォルドロンさんが、フェーズ7で公開されると考えられている映画「ノヴァ」について、海外メディア Variety とのインタビューで話しました。
ドラマ「ロキ」シーズン1のヘッドライターで、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の脚本を担当したマイケル・ウォルドロンさんは新作となる「ノヴァ」を開発中。コミックではガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとも縁が深いこのキャラの実写化について質問され、次のように回答しました。
「この質問にどう答えたらいいのか、パソコンが燃え上がりそうで全く分かりません。でも、ノヴァというキャラクターは大好きなんです。リッチ・ライダーも大好きですし、マーベルで素晴らしい映画監督たちと仕事ができたことも光栄でした。サム・ライミ監督とは非常に密接に仕事をし、彼から多くのことを学びました」
「彼は映画監督としての私にとって最大のインスピレーション源です。『チャド・パワーズ』のすべてはサムを通して表現されています。彼の仕事ぶりを見ることが、私にとっての映画学校だったからです。だから、マーベルの映画を脚本・監督できるとしたら、それは夢が叶ったようなものです。実現することを願っています」
「ノヴァ」の正式発表がない事を見ても分かるように、このプロジェクトはまだ完全には動き出していない状態。制作スタートするためにはまだいくつかのピースが不足しているのが現状のようです。
ノヴァ役の有力候補と報道されているグレン・パウエルさんの起用方法を思いついたのかと尋ねられたウォルドロンさんは、「それはこの映画の監督を務める人に尋ねるべき質問です。しかし、もしその人が監督の座を守りたいのであれば、これらの質問には答えるべきではありません」と、自身にキャスティングの権限がない事を明らかにし、内定しているのかどうかわからない監督にアドバイスを贈りました。
コミックのノヴァはリチャード・”リッチ”・ライダーやサミュエル・”サム”・アレキサンダーといった地球人であり、惑星ザンダーの宇宙警察組織ノヴァ・コアに所属する者たちの総称でもあります。
惑星ザンダーは映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(2014年)に登場し、コミックにかなり似たデザインの姿の兵士たちがたくさん描かれていました。この作品の中でガーディアンズとノヴァは協力してロナン軍と戦い、最終的に勝利したガーディアンズはオーブ(パワーストーン)をザンダーに預けましたが、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の冒頭でサノスによって滅ぼされてストーンを奪われた事がソーのセリフで説明されています。
「エンドゲーム」の脚本家は「インフィニティ・ウォー」冒頭でサノス襲来の警告をしたブルース・バナーの役割がもともとはノヴァが担うプランがあったと以前に明かしており、ケヴィン・ファイギ社長も長きに渡ってノヴァの実写化について言及してきました。
コミックではシビルウォー2でいがみ合う大人たちに幻滅したノヴァはミズ・マーベル(カマラ・カーン)やスパイダーマン(マイルズ・モラレス)、ヴィジョンの娘ヴィヴらとティーンのヒーローチーム「チャンピオンズ」を結成しており、実写化の噂のあるMCU版チャンピオンズにも期待がかかっています。
フェーズ7からはミュータント・サーガになるとされているにも関わらず、このラスボスはアニヒラスになるとも噂されています。アニヒラスとアナイアレーション・ウェーブは宇宙からの侵略者であり、こちらもノヴァとは密接な関係にあるキャラクター。展開によってはノヴァとガーディアンズが重要な鍵を握ることになるかもしれません。











