マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「アイ・アム・グルート」の配信を来週に控え、本作のプロデューサーを務めるブラッド・ウィンダーバウムさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、本作の時系列について明かしました。
ウィンダーバウムさんは本作についてEarth-616、神聖時間軸と呼ばれるメインのタイムラインが舞台であるとした上で、「『ガーディアンズ2』の終わりから『ガーディアンズ2』のタグシーンの前までが舞台になっています。だから、この狭き門の中で、グルートが幼児期以降の発達段階にあるんです。そしてそれは、ジェームズ(ガン)が本当に興奮したことで、また、ジェームズもカーステンの仕事を知っていて、彼女と一緒に仕事をすることに興奮していました。」と説明しました。
また、本作の監督を務めるキルスティン・レポーさんは「ガーディアンズ2は、このキャラクターの研究として、最初から最後まで勉強したわ。私たちは本当に慎重にすべての瞬間を確認し、またジェームズ・ガンとこのキャラクターについて会話し、私たちが本当に彼を正当に評価し、シリーズを通して彼の心と魂を保つことができるかどうか確認したの。でも、オープニングで彼が踊っているところや、みんなが戦っているところなどは、本当に素晴らしい。このシリーズにとてもインスピレーションを与えてくれました。」と語りました。
ウィンダーバウムさんの説明では映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」のエンディングでベイビーグルートがティーンに成長するまでのシーンにスポットをあて描いたのが「アイ・アム・グルート」だと言います。
しかし、ジェームズ・ガン監督は以前にSNS上でのファンからの質問に対して、「本作は正史ではない」との見解を示していました。ガン監督はエグゼクティブ・プロデューサーとして本作に関わっていますが、二人の発言はなぜか食い違っているようです。
「アイ・アム・グルート」が実際にどちらの主張に基づいているかは現時点では不明で、来週の配信を実際に見て答え合わせをする事になりそうです。
アニメ「アイ・アム・グルート」は 2022年8月10日 米ディズニープラスで配信です。