マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスペシャルドラマ「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル」で本人役として出演するケヴィン・ベーコンさんが、海外メディア Access のインタビューに応じ、本作の魅力について言及しました。
ベーコンさんは本作の見所について「あまりネタバレはしたくないのですが、私が自分自身を演じていることを伝えることができます。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの世界、音楽、そしてガーディアン自身がそこにいること。これがクリスマススペシャルのあるべきすべてだと思います、面白く、実際に感動する方法で対話する機会を得るでしょう。」と述べました。
さらにベーコンさんは2014年の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で自分の名前が登場した事を振り返り、「すごく衝撃的でした。良さそうな映画だと思って、週末に映画館に行って映画を見たんです。マーベル映画が好きだし、その数年前に『スーパー』という小さな作品でジェームズ・ガン監督と一緒に仕事をしました。映画館に座っていると、突然私のことを話し始め、私は椅子から転げ落ちそうになりました。そして、『私が聞いてるものはみんなも聞いているんだろうか』と思いながら、周りの人をチェックしました。」と語りました。
そして、「映画のあと妻に電話をして『聞いてくれ、この映画を見たんだけど、まず第一に素晴らしい。そして第二に、もう一度見たい、一緒に行こう』って言いました。でも彼女にはそれ以上言わなかったので、妻も私と同じような衝撃を受けていました。妻はクリスマス・スペシャルでボーカル・カメオ出演もしてくれました。」と明かしました。
また、本作への出演は自分のアイデアではなく、ジェームズ・ガン監督のアイデアであった事を次のように語っています。
「ああ、これは私のアイデアじゃありません、いや、このために自分で売り込んだんじゃないんだ。でも、ジェームズが、クリスマス・スペシャルのアイディアがあって、僕もその一部になるんだと言ってきたんです。私は台本も何も読まずに「もちろんだよ」と答えました。それから時間が経って、パンデミックやいろいろなことが起こって撮影ができなくなり、去年の夏くらいに突然復活したんです。作るのはとても楽しかったし、この作品に参加できてとても幸せですよ。」
共演者についてはジェームズ・ガン監督の弟でクラグリン役のショーン・ガンさん以外は全て初共演とのことで「この作品は、ショーン・ガン以外のキャストと一緒に仕事をしたことがないという点で、ちょっと珍しいんです。だから楽しかったし、みんなすごく歓迎してくれて、親切でした。そして、彼らが何年も何年も生きてきた世界に入っていくわけですが、ガーディアンズを3作やって何年経ったか分かりませんが、9年とかそんな感じです。だから良いこともあれば、居心地が悪くなることもあるんだけど、みんなすごく協力的で歓迎してくれて、楽しい時間を過ごせましたよ。」と撮影を振り返りました。
「番組で音楽を演奏しているのは言うまでもありません。歌うのも演奏するのも大好きなんです。ジェームスがあの曲を送ってくれて、本当にクールな曲だと思いました。クリスマスソングの新しいアイデアを出すのはとても難しいんだけど、Old ’97sがすごくかっこいいクリスマスソングを切ってきて、彼らと一緒に歌うことになったんです。彼らは実際にエイリアンのメイクをしてバンドに参加しているから、楽しいことしかありませんでした。」と演奏シーンがある事を明かしました。
ケヴィン・ベーコンさんは2022年7月のインタビューでMCU参加について語っており、今後も本人役だけでなく、ヒーローやヴィランといった重要なポジションでの登場に期待されています。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル」の概要は以下のとおりです。
大切な仲間のクリスマスを特別なものに・・・。そんな思いから銀河一の”落ちこぼれ“チームが用意したクリスマスギフトは・・・なんと人間!? 『アベンジャーズ/エンドゲーム』後、ガモーラを失って傷心したクイルを励ますため、 “ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”は、完璧なクリスマスギフトを求め地球に降り立つ。 しかし、“クリスマス”という地球の慣習など知らない彼らが用意したプレゼントは、モノではなく・・・クイルの憧れ”ケヴィン・ベーコン”だった。 果たして、彼らのサプライズは成功するのか!?ジェームズ・ガン監督が贈る、銀河一の”落ちこぼれ“チームの破天荒なクリスマス・アドベンチャーが始まる!
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル」は 2022年11月25日 ディズニープラスで配信予定です。