マーベル・スタジオが映画「ドクター・ストレンジ3」とスピンオフ作品「ストレンジ・アカデミー」の制作計画を始めていることが最新のレポートによって明らかになりました。ベネディクト・カンバーバッチさん演じるドクター・ストレンジの最新作は2022年公開の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で、そのラストシーンからの続きになると見られています。
海外スクーパーのジェイソン・ケイン氏は「ドクター・ストレンジ3」に関して次のように報告しています。
2026
— Jason Kane (Greatphase) (@GGeneralHolt8) January 9, 2023
Doctor Strange 3, Kang Dynasty and Eternals Sequel.
They are exploring moving Avatar 4 up to November or delay it back a year to give Secret Wars December instead of pushing it to May 2027.
「スケジュールの移動、2025年はおそらくファンタスティック・フォー、アーマーウォーズ、スパイダーマン4とシャン・チー2になります。マーベルはアベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティの前にドクター・ストレンジ3を急ぐことを決定しました。(1作目の)デリクソン監督が戻ってくる事を望んでいます。」と投稿しました。
続いて「2026年はドクター・ストレンジ3、ザ・カーン・ダイナスティ、エターナルズ2。 彼らは、アバター4を11月まで移動するか、アベンジャーズ:シークレット・ウォーズを1年遅らせて2027年5月に延期するか、12月にすることを検討しています。」と報告しました。
その他、チャールズ・マーフィー氏やBSL氏なども「先程耳にしたばかりの情報」として、ドクター・ストレンジ3の計画が進められている事をつかんでいるようです。
そして、Redditのmodチームは同じ日にドクター・ストレンジのディズニープラス向けスピンオフ作品として「ストレンジ・アカデミー」の実写化計画について報告しています。
同名のコミック「ストレンジ・アカデミー」をベースとして実写化するこのスピンオフはベネディクト・ウォンさん演じるウォンと、ソーチー・ゴメスさん演じるアメリカ・チャベスが登場し、ドラマ「アイアンハート」で紹介される予定の新キャラ、ゼルマ・スタントンも登場予定のようだといいます。
コミックではソーサラー・スプリームであるドクター・ストレンジが若き魔術師育成のための学校を設立し教鞭を取っていく物語ですが、MCU版はウォンがその役割を担っていくようです。また、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の終わりではアメリカ・チャベスが魔法の訓練を始めていたため、生徒役として登場することも理にかなっています。
ちなみにコミックではドクター・ストレンジが校長をつとめ、教師としてゼルマ・スタントマン、エンシェント・ワン、マインドフル・ワン、ドクター・ブードゥーなどが登場。非常勤講師としてアガサ・ハークネス、スカーレット・ウィッチ、ニューミュータンツのマジック、ランナウェイズのニコ・ミノル、ダイモン・ヘルストロームなどが授業を行っています。
生徒は地球人だけでなく、アスガルド人や異次元からの来訪者も多く、ヨトゥンヘイムのフロスト・ジャイアントやゾンビなども授業を受けている他、ワーウルフ・バイ・ナイトにも登場していたマンシングの息子や、ドクター・ストレンジの敵であるドルマムゥの息子なども在学していました。
学園モノのMCU作品となるであろう「ストレンジ・アカデミー」は1話限りのマーベル・スタジオ・スペシャル・プレゼンテーションではなく、連ドラ形式を予感させています。
映画もスピンオフも気になる所ですが、まだ公式発表ではなく、あくまで噂レベルのもの。これらの計画が実現する場合は、発表済みのいずれかの作品が延期される可能性が高いのも事実であり、今後の情報には注目です。
映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。