マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」のショーン・レヴィ監督、主演のライアン・レイノルズさんとヒュー・ジャックマンさんらが海外メディア Collider とのインタビューの中で、本作にメフィストが登場する計画があった事を明らかにしました。
映画に登場させられなかった悪役を1人登場させられるとしたら誰を選ぶかと質問された監督は「僕らが検討していたのは誰だっけ?」と答え、ライアン・レイノルズさんが「メフィストだよ」とフォローしました。
映画の完成までに数え切れないプランを検討したという監督は、最終的にカサンドラ・ノヴァとチャールズ・エグゼビアとの関係がヒュー・ジャックマンさん演じるウルヴァリンとの間にダイナミックな関係と魅力を生むと考えたと語りました。
ウルヴァリンとプロフェッサーXとの関係は2000年の「X-MEN」から2017年の「LOGAN」まで長きにわたって描かれており、コミックでプロフェッサーXの双子の妹にあたるカサンドラ・ノヴァとウルヴァリンとの間にどのような化学反応が起こるのか、FOXのマーベル映画を見てきたファンには特に注目となっています。
一方、コミックのスーパーヴィランの一人であるメフィストはドラマ「ワンダヴィジョン」の黒幕説があった後、「ロキ」への関与が噂された事もありましたが、どちらも実現はしませんでした。
現在は「アガサ:オール・アロング」や「アイアンハート」での登場が噂されており、特に「アイアンハート」でサシャ・バロン・コーエンさんがこの役にキャスティングされているとも報じられています。そしてマルチバースサーガの次のサーガのボスになるのではとの見方もあり、これから要注意のキャラクターの一人となっています。
「デッドプール&ウルヴァリン」の米公式あらすじは以下の通りです。
中年の危機を経験しながら職業上の挫折に直面した後、ウェイド・ウィルソンはデッドプールを正式に引退し、中古車のセールスマンになることを決意しました。しかし、友人、家族、そして全世界が危険にさらされているとき、デッドプールは引退生活から刀を持ち出すことを決意する。彼は、自分たちの生存だけでなく、最終的には彼らの遺産のために戦うために、消極的で警戒心のあるウルヴァリンをスカウトします。
「デッドプール&ウルヴァリン」はショーン・レヴィ監督のもと、脚本をライアン・レイノルズさん、レット・リースさん、ポール・ワーニックさん、ゼブ・ウェルズさんらが手掛けました。
主演のライアン・レイノルズさん(デッドプール)とヒュー・ジャックマンさん(ウルヴァリン)に加え、 「デッドプール」シリーズからカラン・ソーニさん(ドーピンダー)、レスリー・アガムズさん(ブラインド・アル)、モリーナ・バッカリンさん(ヴァネッサ)、ステファン・カピッチッチさん(コロッサス)、ブリアナ・ヒルデブランドさん(ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド)、忽那汐里さん(ユキオ)、ロブ・ディレイニーさん(ピーター)の再登場が確認されています。公開されている公式予告では他にも多数の再登場キャラクターが確認されています。
そしてエマ・コリンさんがヴィランのカサンドラ・ノヴァを演じています。
映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 に米劇場公開予定、日本は 2024年7月24日 に世界最速公開です。
ソース:Is Hugh Jackman Done Playing Wolverine… Again? He Gives an Update With Ryan Reynolds & Shawn Levy