マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」でガンビット/レミー・ルボーを演じたチャニング・テイタムさんが、海外メディア Collider とのインタビューでエンディングで何が起こったのか、そして次回作の可能性について語りました。
「デッドプール&ウルヴァリン」の終幕ではデッドプールがTVAに対してヴォイドの仲間たちに第2のチャンスを与えるべきだと主張し、ウルヴァリンとX-23は Earth-10005 に戻り、ウェイドとその仲間たちと共にピザパーティーをするシーンが描かれていました。
エレクトラ、ブレイド、ガンビットに関しては明示されませんでしたが、ポストクレジットシーンではTVAのモニタに小さくガンビットの姿が映し出されています。
これに関して、ガンビットは自分の世界に帰ったと思うかと質問されたチャニング・テイタムさんは次のように述べました。
私が推測するに、その瞬間、彼は間違いなくまだヴォイドの中にいたと思います。しかし、その瞬間に何かが起こっていて、それはまだ誰も知らないのかもしれません。
結局の所、映画の脚本以上の後日談は用意されていなかったようで、今後の展開は制作が決まったときにその時の監督と脚本家次第ということになるようです。
チャニング・テイタムさんは次回の登場について「繰り返しますが、分からないのです。文字通り、もう二度とマーベル映画に出られないかもしれないし、以前にも出番が決まって無くなってしまった事があるので、もう驚きません。いつも疑っています。でも、ケヴィン・ファイギが出演を許可してくれることを願っています」とコメントしました。
Variety とのインタビューでは次回作について「もちろん言いましたよ。この10年間ずっと欲しいと言ってきたんですから。ボブ・アイガー(ディズニーCEO)とケヴィン・ファイギの手にかかっています。神に祈るしかありません。」と、再演の意欲を強く示しました。
チャニング・テイタムさんが20世紀FOXの元で「ガンビット」の映画の主演が発表された時、彼には原作通りのケイジャン訛りは無理だとファンからの反発を受けていました。
しかし、「ガンビット」の中止を経て10年、「デッドプール&ウルヴァリン」でコミックに非常に忠実な衣装をまとって登場したガンビットは、コミックどおりのケイジャン訛りで喋り、現地のファンのお気に入りとなりました。
主演のライアン・レイノルズさんも称賛し、もっと見たいとコメントしているガンビットの次回作は実現するのでしょうか。ケヴィン・ファイギ社長はいつだって乗り気な事を考慮すると、結局の所はディズニーがGOサインを出すかどうかにかかっているようです。
映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 から、日本は 2024年7月24日 より劇場公開中です。