マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の主演を務めるライアン・レイノルズさんが、本作のヴィランとされるエマ・コリンさん演じるカサンドラ・ノヴァに関する噂について、SNS上で「いいね」している事が話題になっています。
海外メディア The Direct によると、レイノルズさんはアレックス・ペレス氏のカサンドラ・ノヴァに関する以下の投稿について「いいね」を押したとの事。
Here’s what you gotta know about Cassandra Nova:
— Alex P. (@AlexFromCC) April 22, 2024
– She’s Clever.
– She’s Sadistic.
– She’s got a very dark sense of humor.
– She’s very fucking dangerous.
– She will not hesitate to kill your fav.
– She’s a very real threat to the Multiverse. pic.twitter.com/5xsWlEJXln
その投稿では「カサンドラ・ノヴァについて知っておくべきこと」と題され、以下の6つのポイントが示されています。
- 彼女は賢いです。
- 彼女はサディスティックです。
- 彼女は非常に暗いユーモアのセンスを持っています。
- 彼女は非常に危険です。
- 彼女はあなたのお気に入りのキャラを殺すことをためらいません。
- 彼女はマルチバースにとって非常に現実的な脅威です。
このポイントはペレス氏のこれまでの投稿のまとめであり、過去の「お気に入りキャラを殺す事をためらわない」という投稿ではドクター・ストレンジの画像を引用し、彼(の変異体)の死を示唆していました。
[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-cassandra-nova-sling-ring-rumor/”]コミックのカサンドラ・ノヴァは、X-MENの中心人物プロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアの双子の妹。
母親の胎内でカサンドラはへその緒で首を締める事でチャールズ殺害を企て、この段階で既に能力を開花させていたチャールズは返り討ちする事に成功しました。死産したように見えたカサンドラでしたが、彼女もまた能力を開花させ、下水道にて肉の塊のまま生き延びていました。
実体を獲得してからは本格的にチャールズ・エグゼビアへの復讐を開始し、ミュータント国家ジェノーシャの国民1600万人を、巨大センチネルを自爆させる事で皆殺しにしました。これにインスパイアされたと見られるエピソードが現在配信中のアニメ「X-MEN’97」に含まれています。
コミックのカサンドラ・ノヴァは今回指摘された6つのポイントに十分適合すると言えるキャラクターですが、今のところ、実写版のカサンドラがコミック版と同じ背景を持っているかどうかは不明です。
主演俳優がこの噂にリアクションした事には一体どのような意味合いがあるのでしょうか。
「デッドプール&ウルヴァリン」の米公式あらすじは以下の通りです。
中年の危機を経験しながら職業上の挫折に直面した後、ウェイド・ウィルソンはデッドプールを正式に引退し、中古車のセールスマンになることを決意しました。しかし、友人、家族、そして全世界が危険にさらされているとき、デッドプールは引退生活から刀を持ち出すことを決意する。彼は、自分たちの生存だけでなく、最終的には彼らの遺産のために戦うために、消極的で警戒心のあるウルヴァリンをスカウトします。
「デッドプール&ウルヴァリン」はライアン・レイノルズさんとヒュー・ジャックマンさんに加え、 「デッドプール」シリーズからカラン・ソーニさん(ドーピンダー)、レスリー・アガムズさん(ブラインド・アル)、モリーナ・バッカリンさん(ヴァネッサ)、ステファン・カピッチッチさん(コロッサス)、ブリアナ・ヒルデブランドさん(ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド)、忽那汐里さん(ユキオ)、ロブ・ディレイニーさん(ピーター)の再登場が確認されています。
また、「X-MEN」シリーズや「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でプロフェッサーXを演じたパトリック・スチュワートさんが本作の撮影を終えた事をほのめかし、出演を暗に認めていました。
そのほかにも多くの再登場キャラクターがいるとも報じられています。
そして以前には、ソーを演じるクリス・ヘムズワースさんが「デッドプール3」にカメオ出演したいとも明かし、「デッドプール3」の脚本家も実現すればクールだと語っていました。
映画「デッドプール&ウルヴァリン」は 2024年7月26日 に劇場公開予定です。