マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」では新しいキャプテン・アメリカとなったサム・ウィルソンを主人公として物語が展開しますが、生死について明言されていない老スティーブ・ロジャースがまだ生きている証拠となるシーンの撮影が計画されていた事が判明しました。
アーティストのダニエル・ジェニングスさんが自身の ArtStation にて、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の未使用のセットのデザイン画を公開。
その中のひとつは漁船のセットで、ジェニングスさんは「『ウィンター・ウォリアー』のサムの家族のエビ漁船に着手しました。『ウィンター・ウォリアー』では実際のエビ漁船が使用されていましたが、今回はキャプテン・アメリカの3世代にわたるポーカーゲームを題材としていたため、より柔軟な対応が必要でした」と説明しています。
「ウィンター・ウォリアー」とはおそらくドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の事で、公開された画像はサム・ウィルソンの姉のサラ一家が経営していたウィルソン・ファミリー・シーフード社の漁船でサムの両親の名前をつけた漁船「ポール&ダーリーン」の内部だと考えられます。
そしてここで3世代のキャプテン・アメリカ、つまりスティーブ・ロジャース、イザイア・ブラッドリー、サム・ウィルソンがポーカーで遊ぶシーンの撮影が予定されていた事に。
つまりこの段階でマーベル・スタジオはスティーブ・ロジャースがまだ生きているという設定に決めていたわけで、今後のアベンジャーズ映画にも大きく関わる要素だったと言えそうです。
ただし最終的にはこのキャプテン・アメリカのポーカーのシーンは削除されており、いつでも「スティーブ・ロジャースは亡くなっていた」とする事が出来る状態に置かれている事には注意が必要です。
ジェニングスさんは他にも未使用のセットデザインとして、マニラのスラム街 、 イスタンブール、 アダマンチウム採掘施設 などの画像も公開しています。
Unused set designs for ‘CAPTAIN AMERICA: BRAVE NEW WORLD’:
— Captain America News (@UpdatesCAP4) April 11, 2025
• Manila Slum
• Istanbul
• Adamantium Mining Facility
• Wilson Family Seafood Shrimp boat (featuring 3 generations of Captains America)
(via: https://t.co/A2bZeiUtyZ) pic.twitter.com/oxuIk2yMPk
映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ:ニュー・ワールド」は、2025年4月15日に有料配信がスタート、5月13日にBlu-ray、4k UHDがリリース予定です。