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映画「ブラックウィドウ」のサウンドトラックが無料公開 ─ その他音楽情報

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現在公開中の映画「ブラックウィドウ」のオリジナル・サウンドトラックの楽曲リストがマーベル・ミュージック/ハリウッド・レコードより公開されました。Spotify や Youtube Music など各種音楽サービスでお楽しみいただけます。また、YoutubeのMarvelMusicVEVO公式チャンネルでも公開されていますので、環境に合わせてお選びください。

「ブラックウィドウ」の音楽を担当したロアン・バルフェさんは、スコットランドの作曲家で「パシフィック・リム:アップライジング」や「ミッション・インポッシブル/フォールアウト」、「ミッション・インポッシブル7」などの楽曲を担当されています。また、ゲームの「アサシンクリード」シリーズでも活躍されています。

映画「ブラックウィドウ」 サウンドトラックリスト

Syfy Wire とのインタビューでバルフェさんは「ロシア音楽の流れをベースにして作曲した」と述べ、同じスパイ映画の「ミッション・インポッシブル」シリーズの影響を受けずに作ったことを明かしています。

公開された楽曲リストには他アーティストによる曲は含まれていません。以下、個別に挿入歌、挿入曲もご紹介。

American Pie(1971)

映画冒頭、オハイオからの逃走シーンでエレーナが父アレクセイに「かけて」とせがむカセットテープの曲がドン・マクリンの「アメリカン・パイ」。

翌年1972年に北米で大ヒットを記録したこの曲は、マドンナさんが2000年にカバーし、自身が主演する映画「2番目に幸せなこと」の主題歌として世界的なヒットを記録しました。

この曲は、アーティストのバディ・ホリーさん、リッチー・ヴァレンスさん、ザ・ビッグ・ボッパーさんがオハイオ上空での飛行機事故で墜落死した事について歌われており、「その日が音楽が死んだ日」と言う歌詞が登場します。その後、「だからさよなら、ミス・アメリカン・パイ」、「今日は私が死ぬ日になるだろう」と歌われています。「ミス・アメリカン・パイ」とは、典型的なアメリカ人女性のことを意味しており、「音楽の死」と共に古き良きアメリカに別れを告げる内容になっている曲です。

この歌詞とアレクセイ一家のアメリカでの潜入生活の別れを重ねていますが、アレクセイとメリーナにとってはその後の飛行機での脱出を考えると縁起でもない選曲だったかもしれません。

その後「ブラックウィドウ」の中盤でもこの曲は登場し、エレーナの大事な家族との思い出の曲として重要な要因となりました。

Smells Like Teen Spirit(2015)

オープニングクレジットで流れる曲は Malia J による「Smells Like Teen Spirit」(2015)。ロックバンド、ニルヴァーナの名曲「Smells Like Teen Spirit」(1991) をカバーした一曲です。

オープニングクレジットはレッドルームに誘拐され、要らないと判断されれば捨てられる少女たちの映像とこの曲が重なることで、彼女たちの心の叫びのように聞こえる演出になっています。

Cheap Thrills(2016)

ナターシャがゴミ捨てに向かい、タスクマスターに襲撃されるまでの間に流れているのはシーアの「Cheap Thrills」。

歌詞的には、「安上がりの楽しみとしてラジオやダンスを愛する人と楽しもう」といった内容ですが、この曲がリリースされたのは2016年1月29日であり、シビル・ウォーからの逃走時の時系列と合致しています。カーラジオからこの曲が流れてくることは自然な演出です。

Rise, Ye Children of Salvation (The Song of the Soldier)

アレクセイが家族の食卓で口ずさむこの曲は、100年以上前に作られた曲。日本でも「いざたて戦人よ」として戦時中によく歌われた戦意高揚の歌です。現在でも合唱コンクールなどで採用されています。

原曲作者のジェームズ・マクグラハン氏はアメリカ人で、1907年に映画のキーロケーションでもあるオハイオ州で最期の時を迎えたそうです。

The Avengers(2015)

映画のエンディング、メイソンが用意してくれたクインジェットで飛び立つシーンに流れるのはアラン・シルヴェストリのアベンジャーズのテーマのアレンジバージョンです。「ブラックウィドウ」アレンジの公式音源が公開されていないので、下のリンクはインフィニティ・ウォー・バーションです。

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管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。