まべそく

マーベル速報。MARVEL関連の情報をまとめております

映画

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」公開、その内容を受けて再びRecastTchallaがトレンドに

投稿日:

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれております。

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」が先日劇場公開され、土曜日午前時点のデータで1億7500 万ドルから1億8500 万ドルの米国内興行収入を記録しています。現状では「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に匹敵し、「ソー:ラブ&サンダー」を上回っていますが、以前にもトレンドになった運動が再び巻き起こっています。

※これより先は「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

sponsored link
 

本作は CinemaScore でA評価を獲得(前作はA+)、Rotten Tomatoes では84%(前作は96%)と前作と比べるとやや低下しているものの、MCU他作品や他の全ての映画とくらべても好評となっています。しかしながら全ての人が満足しているわけではありません。

「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」はこれまでMCUでブラックパンサー/ティ・チャラを演じてきたチャドウィック・ボーズマンさんの死を受けて、ディズニーとマーベル・スタジオはティ・チャラの代役をたてずに制作すると発表し、当時それに反対する #RecastTchalla や #SaveTchalla といった運動が始まりました。

結局この運動が制作側にどう受け取られたかは不明ですが、作品はボーズマンさんの死に添って、ティ・チャラも死んだという脚本で物語が展開しました。

これに対して偉大な俳優の死を物語の一部として利用するべきではないと言った意見が噴出し、中には本作において「世界一の技術先進国に生まれ、強さ、速さ、耐久力、感覚、耐病性に優れた人が死ぬような病気とはどういったものか一切説明がなかった」との指摘をする人物もいます。

また、チャドウィック・ボーズマンさんが過去のインタビューで「ティ・チャラをジェームズ・ボンドのように様々な人が演じたくなるようなキャラクターにしたい」と語っていた事が無視されていると言った意見も見受けられます。

他にも、スパイダーマン/ピーター・パーカーやスーパーマン/クラーク・ケントといった超有名キャラクターのように色んな人が演じてもいいじゃないかと言った意見は数多くあり、再び今回のリキャスト運動に繋がったようです。

チャドウィックさんの兄弟であるデリック・ボーズマンさんは、「チャドウィックはティ・チャラがMCUに継続することを望んでいただろう」と以前にTMZに語っており、これはティ・チャラ王に息子が生まれており、ティ・チャラ王子として残されていた事である種叶えられています。とは言え息子という設定では少し意味合いが違うという意見もあり、賛否両論になっています。

結局のところ、リキャストしようがしまいがすべての人が満足する事は出来ないため、クリエーターは作りたいと思った作品を作るべきであり、消費者側は自由に称賛したり文句を言ったりできればいいと思います。

本作ではシュリが家族との別れに向き合う事が出来ましたが、彼女の行動原理には謎な部分も多く、どちらかといえばヴィランのような立ち回りであり、心の成長といった部分は描かれていませんでした。また、兄ティ・チャラからヒーローとしての何を学んだのかという点も曖昧で、今後シュリがどのような成長を遂げていくのか期待される所です。

sponsored link
 

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は劇場公開中です。

ソース:Unhappy Marvel Fans Reject Black Panther 2 Plot, Make ‘Recast T’Challa’ Trend on Opening Weekend

-映画
-, ,

執筆者:

関連記事

「キャシアン・アンドー」ディエゴ・ルナさんが「ファンタスティック・フォー」の噂について言及

ディズニープラスで配信中のスターウォーズドラマ「キャシアン・アンドー」で主人公キャシアン・アンドーを演じているディエゴ・ルナさんが、マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース …

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」を米国と同時公開するようフィリピンで署名運動が始まる

ソニー・ピクチャーズが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公開日が昨日発表され、日本を含むいくつかの地域では米国との同時公開が見送られ …

映画「スパイダーマン2」ディラン・ベイカーさんが4作目がキャンセルされた時の失望を明かす

ソニー・ピクチャーズ制作の映画「スパイダーマン2」(2004年)と「スパイダーマン3」(2007年)でカート・コナーズ博士を演じたディラン・ベイカーさんが、4作目が制作されないと連絡を受けた時の失望に …

スパイダーマンの宿敵を描く映画「クレイヴン・ザ・ハンター」、来月から撮影に入ると報じられる

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」が来月2022年2月から撮影に入ると、海外メディア Murphy’s Mult …

映画「マーベルズ」の驚くべき制作予算が明らかに

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の最新映画「マーベルズ」の予算について、海外メディア VanityFair が黒人女性監督による映画として史上最高額の予算がつ …

アガサ:オール・アロング関連記事

 アガサ:オール・アロング関連記事

アガサ:オール・アロングの関連記事一覧はこちら

X-MEN’97関連記事

エコー関連記事

◆2024年7月26日「デッドプール&ウルヴァリン」
◆2024年11月1日 SSU「ヴェノム:ザ・ラスト・ダンス」(米10月25日予定)
◆2024年12月13日 SSU「クレイヴン・ザ・ハンター」(日本未定)
◆2025年2月14日「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」(日本未定)
◆2025年7月25日「サンダーボルツ*」(日本未定)
◆2025年11月7日「ブレイド」(日本未定)





管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。