マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は今年の春頃から大規模な追加の撮影を行っていましたが、この度、それが終了したと報じられました。監督らはこの後編集作業を進めながら、「シークレット・ウォーズ」の撮影を並行して行っていくと言います。
この追加の撮影ではスカーレット・ウィッチの姿も確認されたとされていますが、エリザベス・オルセンさんは参加していないとも報じられています。
海外スクーパーの MTTSH 氏は、実際に撮影現場にいたのはオルセンさんのスタントダブルだけで、「ドゥームズデイ」のエンドクレジット後のシーンのために何かを撮影したと考えていると主張しています。したがってそれはごく短いシーンで、顔は見えずに身体だけ表示されたり、後で声だけ追加されるようなものになる事が予想されています。
オルセンさんは何年も前から「ドゥームズデイ」への出演を否定していましたが、報道が事実であればオルセンさん自身は嘘をついていたわけではないとも言えそうです。
本作におけるワンダの役割についても様々な噂が、それも敵であるというものや、味方であるというものなど、矛盾するような内容のものが以前からありました。これは「ドゥームズデイ」の脚本が未完成のまま撮影が行われた事が原因とも考えられています。
アンソニー・ルッソ監督はAP通信 とのインタビューで「MCUは、アンサンブルがどれほど広大で、どれほどのスケールを持ち得るのかを検証する、大規模な実験なんです。もし私たちがアンサンブルによる物語作りに才能とセンスを持っているなら、間違いなくこれまで以上に自分たちの限界を押し広げているでしょう」と語りました。
ジョー・ルッソ監督は「こういう映画を1本撮るだけでも、これまでで一番大変な仕事です。それが2本となると、ほとんど考えられないほどです。でも、今回は2作連続で撮るという、2度目の挑戦なんです」とし、「インフィニティ・ウォー」と「エンドゲーム」の時の事を振り返りました。
兄弟はふたたびアベンジャーズの連作を撮る事の重責感について質問されると、アンソニー監督は「それは素晴らしい質問ですね。それがこの仕事ならではの難しさの一つです。ジョーと私がマーベルとのコラボレーションで常に高く評価してきたのは、私たちの仕事がMCU全体に責任を負うことではないということです。私たちは非常に特殊な形でMCUと交差する役割を担っています。そして、その交差する部分こそが、物事を理解する上で重要なのです」と、さほどプレッシャーはないと説明。
ジョー監督は「ドゥームズデイ」が「ザ・カーン・ダイナスティ」から変更された後、脚本が未完成でスタートした事について、「私たちは常に脚本を生き物のように捉えています。私たちは即興とリハーサルを重視する監督です。俳優たちがキャラクターに何をもたらすのかを見たいと思っていて、時には撮影の数日前、あるいは数週間前まで俳優たちに会えないこともあります。そして多くの場合、まさにその時に魔法が起こるのです」と語りました。
また二人は最新のアベンジャーズがセルジオ・レオーネ監督の「ウエスタン」にインスパイアされていると説明し、根底には西部劇があるとも。
アンソニー監督は「ジョーと私はあらゆるジャンルの映画のファンとして育ちましたが、西部劇は私たちにとって常に特別なものでした。映画史を通して、西部劇は何十年も死んだと宣言されてきましたが、それでもなお、このジャンルの最高傑作の一つを生み出すことができるのです」と述べています。
「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。
公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。
映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。












