マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」にロバート・ダウニー・Jrさんが起用された事について、MCUでキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースを演じてきたクリス・エヴァンスさんがどのように感じたのか、発表当時の心境を語りました。
映画「マテリアリスト」のプロモーションで海外メディア ScreenRant とのインタビュー中に、スティーブ・ロジャースを演じてきたクリス・エヴァンスさん、「マダム・ウェブ」で主人公カサンドラ・ウェブを演じたダコタ・ジョンソンさん、「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」でミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズとしてスクリーンデビューを控えているペドロ・パスカルさんの三人でアベンジャーズ最新作の話題に。
クリス・エヴァンスさんがRDJさんのドクター・ドゥームについて「彼の演技が楽しみで待ちきれないよ。きっと素晴らしいものになると思う。」と発言。
ダコタ・ジョンソンさんが「彼は悪役なの?」と尋ねると、エヴァンスさんは「そうだ、彼は今やドクター・ドゥームなんだ。」と述べました。
そして「初めて聞いた時は『えっ?』って思ったよ。でもチーズとクラスとみたいな感じだった。『このピザ、もうこれ以上はどうしようもないな』って思うんだけど、その後『ああ、くそっ。他に何かあったっけ?こういうのはどうだ?うわあ』って感じだよ。」とひっくり返す仕草をしながらコメントしました。
インタビュアーが「マテリアリスト」の話に戻そうとして、自身の俳優としての価値を気づかせてくれた人は誰かという質問を投げかけると、エヴァンスさんはRDJさんだと回答し、話は再びMCUの話題に。
いい質問ですね。それはダウニー・Jrと答えるかもしれません。マーベルに移る前は10年ほど映画に出演していました。
「彼があなたに電話をかけてきたからですよね?」とインタビュアーが確認すると、エヴァンスさんは「ええ、彼が僕を説得してくれたんです。僕はその役(キャプテン・アメリカ役)をやりたくなかったんです。何度か断っていましたが、彼が色々と教えてくれたんです。」とその詳細を明かしました。
ダコタ・ジョンソンさんが「キャプテン・アメリカになりたくなかったんだ?」と言うと、「何度か断ったんだ。ただ、やりたくなかった。怖かったし、プレッシャーだらけだったんだ。どうすればいいかも分からなかった。大きな決断だったし、俳優業そのものを辞めようかとも思っていたんだ。」と述べ、そこから抜け出すきっかけをくれたのがRDJさんだったと語りました。
クリス・エヴァンスさんはRDJさんと共にキャプテン・アメリカとアイアンマンとして肩を並べてMCUを牽引してきましたが、彼はかつてジョニー・ストームとしてドクター・ドゥームと対決もしていました。二人は奇妙な運命によって結びついているようですが、彼らが再びスクリーン上で対面する事はあるのでしょうか。
多くのファンはクリス・エヴァンスさんが何らかの役で戻って来ると予想していますが、一足先に「デッドプール&ウルヴァリン」に登場してしまった事が何らかの足かせになるのではと見るファンもいるようです。同作ではギャラの高さもいじられていたことで、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」で何が起こるのか、まだまだ見守る必要がありそうです。
「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。
公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。
また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。
映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。