ディズニープラスがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン」のASL(アメリカ手話)対応バージョンの配信を開始した事を、マーベル公式がアナウンスしました。4月15日の全米手話(ASL)デーを前に、この新しいオプションが利用可能になったとの事です。
今回のASLビデオサービスは、デラックスがGrupo Stenoと共同で制作したもので、デルバート・ウェッターさんがASLのベストプラクティスに関する相談役としてプロジェクトに参加し、クリエイティブガイドラインの構築をサポートしました。さらに、「エターナルズ」や「ホークアイ」など、ASLを使用したマーベル・スタジオの作品を手がけたことのあるダグラス・リドロフさんが、ASLパフォーマーのジェイック・クックさんと一緒に仕事をするために加わりました。
ウェッターさんは「ダグラス・リドロフとASLパフォーマーのジェイック・クックを含むチームのろう者クリエイティブは、アントマンの楽しい会話や効果音を、マーベルの独特のスタイル、破壊的なユーモア、高速アクションにふさわしい方法で伝えることを目指し、期待以上の成果をあげました。」とコメントしています。
ASL対応で視聴するには特典映像タブからアクセスするようですが、いまのところ日本のディズニープラスでは対応していません。
対応バージョンでは画面の右下にパフォーマーが表示され、字幕だけでは足りない情報も補完してくれる事になるようです。
©MARVEL,Disney
映画「アントマン」はディズニープラスで配信中です。