マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」などで征服者カーンおよびその変異体を演じたジョナサン・メジャース氏が、暴行、嫌がらせの嫌疑で訴えられた裁判で有罪判決となっていた事で、マンハッタンの裁判所は1年間の家庭内暴力カウンセリングの判決を下しました。
マイケル・ガフィー判事の判決によると、メジャース氏はロサンゼルス(現在の居住地)で52週間にわたる対面DVプログラムを完了する必要があるとの事。最終的にはバーチャルセッションに切り替えることができると言います。また、メジャース氏がすでに登録しているメンタルヘルス療法を継続し、その進捗について裁判所に最新情報を提供する必要があるとの事。判事はまた、メジャースに対し、元恋人のジャバリさんとのあらゆる接触を避けるよう求める保護命令を恒久化しました。
判事は俳優が過去に犯罪歴、逮捕歴がなかったことも考慮したと説明しています。
これによって実刑は回避されましたが、ディズニーとマーベルからはすでに解雇が発表されており、現状で征服者カーン役に復帰する可能性は閉ざされたままになっています。更生プログラムを完了した上で再雇用されるケースは考えられますが、その間もMCUは進展していくため、可能性はゼロではないが高くもないと言えそうです。
また、メジャース氏は追加の訴訟もされており、こちらがどう展開していくかも影響すると見られています。
ソース:Jonathan Majors Sentenced to 1 Year of Counseling in Domestic Assault Case