まべそく

マーベル速報。MARVEL関連の情報をまとめております

ドラマ 映画

米フロリダ州の「性的指向の議論を禁止する法案」に対してマーベル・スタジオが反対を表明

投稿日:

本サイトのコンテンツには、広告リンクが含まれております。

2022年3月9日にアメリカ、フロリダ州の議会で可決された「性的指向の議論を禁止する法案」、通称「ゲイと言ってはいけない」法案に対して、マーベル・スタジオが反対の姿勢を表明しました。マーベルの親会社であるディズニーは3月9日に反対支持を表明していましたが、マーベル・スタジオとしてもあらためそれに続く姿勢を表しました。

sponsored link
 

マーベル・スタジオは公式ツイッター上で以下のような投稿をしました。

投稿にはテキスト画像で「私たちは、LGBTQIA+コミュニティの基本的人権を侵害するいかなる法案も強く非難します。マーベル・スタジオは、希望、包括性、強さの象徴であり、私たちは誇りを持ってコミュニティと共に立ち向かいます。今日、私たちは平等、受容、尊重という価値観を推進する同盟者として、強いコミットメントを続けることを誓います。」と宣言しています。

問題の法案は、小学校で教師が性的指向や性自認について話すことや、それを議論することを事実上禁止する内容で、反対派は「“Don’t Say Gay” bill(ゲイと言ってはいけない)」と呼称。ディズニーのCEOボブ・チャペック氏は、この法案が成立すれば、LGBTQの若者やその家族が「不当に標的にされる」という懸念をフロリダ州のロン・デサンティス知事に伝え、知事と面談する予定だと述べました。また、 ディズニーは、「ヒューマン・ライツ・キャンペーン」などのLGTBQの権利保護を目的とする団体に500万ドルを寄付することを約束しています。

この法案に対しては各所から反対の声が上がっている他、ホワイトハウスからも「性的マイノリティーの生徒を攻撃するために作られた法案」だと非難されましたが、残念なことにフロリダ州で可決される結果となってしまいました。

マーベル・スタジオの映画&ドラマのシリーズであるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でのLGBTQ表現はまだまだと言ったところですが、ロキやエターナルズのファストス、ヴァルキリーなどが性的マイノリティーとして描かれています。

sponsored link
 

MCUの原作とも言えるコミックのほうでは、1992年に同性愛を公言するキャラクターであるノーススターが登場し、以降数多くのLGBTQキャラクターが登場しています。有名キャラではX-MENのアイスマンがゲイであり、ヤングアベンジャーズのウィッカンとハルクリングはゲイ同士での結婚式も描かれた他、新しい所ではキャプテン・アメリカ80周年コミックの「ザ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・キャプテン・アメリカ」でキャプテン・アメリカ・オブ・ザ・レイルウェイとしてデビューしたアーロン・フィッシャーもゲイとして描かれています。

-ドラマ, 映画
-,

執筆者:

関連記事

映画「ソー:ラブ&サンダー」のラスト1秒について劇場で知ったと監督が語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」の最後の最後について、タイカ・ワイティティ監督は「何も知らされていなかった」と、海外メディア Ins …

アニメ「アイ・アム・グルート」の時系列が明かされるも、ジェームズ・ガン監督の以前の言葉とは一部矛盾

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「アイ・アム・グルート」の配信を来週に控え、本作のプロデューサーを務めるブラッド・ウィンダーバウムさんが、海外メディア C …

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は12秒のLGBTQIA+シーンの削除を拒否したと言う

サウジアラビアがディズニーに対し、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」から「LGBTQIA+に関する言及」をしている12秒間のシ …

映画「シャン・チー」の監督がコロナウイルス検査の結果を報告

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の28番目の作品、映画「シャン・チー」(原題: Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings )のデスティン・ダニエ …

ジェレミー・レナーさんが大事故からの療養後、ホークアイ復帰について「やる気十分」と明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」で主人公クリント・バートンを演じたジェレミー・レナーさんが、2023年元旦に起きた除雪車による大事後からの療 …

アガサ:オール・アロング関連記事

 アガサ:オール・アロング関連記事

アガサ:オール・アロングの関連記事一覧はこちら

X-MEN’97関連記事

エコー関連記事

◆2024年7月26日「デッドプール&ウルヴァリン」
◆2024年11月1日 SSU「ヴェノム:ザ・ラスト・ダンス」(米10月25日予定)
◆2024年12月13日 SSU「クレイヴン・ザ・ハンター」(日米同時公開)
◆2025年2月14日「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」(日本未定)
◆2025年7月25日「サンダーボルツ*」(日本未定)





管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。