ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」でネッド・リーズを再演したジェイコブ・バタロンさんが、本作の結末に対する自身の見解や、撮影の裏話について語りました。
海外メディア THR とのインタビューでピーター・パーカーとネッドの握手で終わるエンディングについて質問されたジェイコブ・バタロンさんは、「ネッドは本当にピーターのことを覚えているのかな?ちょっと曖昧な感じがしますね。単に身体が覚えていただけかもしれない。握手だけは覚えているけど、ピーターのことは何も覚えていないのかもしれない。ピーターがその時自分の名前をそう名乗ったから、ネッドもピーターと繰り返しただけなのかもしれない。分かりません。解釈は人それぞれだと思います。個人的には、ちょっとした粋な演出だと思うから、そこから何か展開があるといいな」と述べ、単純なハッピーエンドと呼べるエンディングかどうかは分からないとしました。
その後、クレジットのあとにスパイディートラッカーの画面が表示されたことについて、アプリ制作者役として質問されたバタロンさんは「いやいや!一体誰に聞いてるんです?僕がそんなこと知ってると思ってるの!?(笑)よりによって最高レベルの情報を僕が知ってるとでも?冗談じゃありません(笑)」として、どういう意味かは全くわからないと断言しました。
バタロンさんは ポッドキャスト Good Hang でトム・ホランドさんとゼンデイヤさんとの三人のシーンで「しっくりこない」と監督に打ち明けたとも。
問題のシーンはピーターとネッドがレゴを組み立て、MJがスケッチをするシーンで、「あれは、本当に磨きをかけるために少し手直しが必要だったシーンの一つでした。前日にもとのバージョンを撮影したのですが、普段のような自然さやリアルさが感じられませんでした。そこでその日は撮影を一旦中断し、みんなで集まってそのシーンについてさまざまなアイデアを出し合いました。その後、デスティンと彼の脚本パートナー(ジャスティン・クリツケス)がそのシーンを書き直し、修正してくれました。彼らが手掛けたおかげで、本当の映画のワンシーンような仕上がりになったのです」と説明しました。
また、MJの彼氏としてほんの僅かな時間だけ出演したエマン・エスファンディさんを称賛し、次のように語っています。
「まず第一に、出演者全員がプロ意識を持って仕事に取り組んでおり、これはあくまで映画だと理解しています。デスティンの人柄とリーダーシップの素晴らしいところは、誰もが居心地よく、歓迎されていると感じられるようにしてくれるところです。彼は皆を家族やコミュニティの一員として受け入れたいと思っています。だからエマンは私たちにとって本当に素晴らしい存在で、代わりの恋人役を務めるのは大変な仕事でした。」
「それは、私たちがこの10年間、これらのキャラクターたちの関係にどれほど感情移入してきたかを物語っています。人々はMJの新しいボーイフレンドを見たとき、そのぎこちない緊張感を本当に感じ取っています。なぜなら、それが間違っていると分かっているからです」
「実は、映画の中でエマンの役名が何なのかさえ知らないんです。彼はただ『MJのボーイフレンド』としか呼ばれていません。だから、ネイト・ドーグという名前かもしれませんね」
ネイト・ドーグは劇中のネッドのセリフで「Pulling all-nighters of stud five with MJ and Nate Dawg.」として名前だけ登場する、大学の友人と推定されるキャラクターです。これがボーイフレンドの事を指しているのかはわかっていません。
MJの彼氏は映画のクレジットでも名前がなく、ボーイフレンドとしての表記にとどまっていました。しかし、出演シーンの海外字幕版では「ポール」と名付けられていると報道されています。その名前はコミックのポール・ラビンが由来になっている可能性がありますが、これはローカライズチームが勝手に名付けただけなのでしょうか。
最後にバタロンさんはセイディー・シンクさんのキャラクターは台本上でも秘密にされていたとし、「デニム・レッド」と表記されていたと明かしました。
これについてスクーパーは撮影現場でも10個程の偽名で呼ばれていたと補足しています。
And on set she had like 10 names 😭 https://t.co/GndjI1Adkg
— Daniel Richtman (@DanielRPK) August 5, 2026
映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。後にジャスティン・クリツケスさんを追加しています。
本作にはパニッシャーを演じるジョン・バーンサルさんも参加し、ハルク/ブルース・バナーを演じるマーク・ラファロさんと、スコーピオン/マック・ガーガンを演じるマイケル・マンドさんが再登場。また、アニメ「スパイダーバース」からマーヴィン・ジョーンズ3世さんがトゥームストーンを再演し、「サンダーボルツ*」よりエレーナ・ベロワが登場。
映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は 2026年7月31日 より公開中です。
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