MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」の公開を11月に控え、マーベル・スタジオのプロデューサーを務めるネイト・ムーアさんが、海外メディア Empire Magazine とのインタビューの中で、本作のタイムラインについて説明しました。
#Marvel’s most risky movie 🎥 yet – #Eternals #EternalsID #EternalsSG #YehDiwaliEternalsWaali in Theatres Nov 5 🍿
— gowri_gal (@gowri_gal) September 6, 2021
📚 : Empire Magazine 🇬🇧 | October 2021 Edition pic.twitter.com/bpvzc1R0zL
ムーアさんはインタビューの中で、「エターナルズ」のメインとなる時系列について、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホームと同時期で、サノスの攻撃から世界が回復し、世界人口の半分が戻ってきた頃」と説明しました。
「アベンジャーズ/エンドゲーム」以降の時系列は以下のようになっています。
- エンドゲーム:2023年10月から12月に宇宙の半分の生命が戻ってくる
- ワンダヴィジョン:2023年年末から2024年年始(エンドゲームから3週間後以降)
- ファルコン&ウィンター・ソルジャー:2024年4月から6月(エンドゲームから半年後)
- ファー・フロム・ホーム:2024年6月から8月(エンドゲームから8ヶ月後)
アメリカの高校の夏休みが6月から8月である事を起点として、ファー・フロム・ホームの時期を確定し、そこからファー・フロム・ホーム作中で8ヶ月前と説明されたエンドゲームの時期を逆算、あとはそれぞれの作中で語られたハルクの指パッチンからの期間を基に想定される時系列となっています。
また、シャン・チーの時系列についてデスティン・ダニエル・クレットン監督は「シャン・チーはMCUの現在に設定されています。」と説明しています。そのため、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」、「エターナルズ」はほぼ同時期に展開されている物語である事がわかります。
ただし、監督やプロデューサーの発言とはいえ、「現在」や「同時期」といった曖昧な表現になっているため、「シャン・チー」や「エターナルズ」が「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」よりも前である可能性は否定出来ないようです。
また、エターナルズたちがこれまで地球上の問題に干渉してこなかった事について「脚本はその問題を扱うために作られています。エターナルズがサノスとの争いに参加しなかった理由は、非常に具体的なものです。」と述べ、映画でその理由が明かされる事を示唆しました。
「エターナルズ」の公式概要は以下のとおりです。
アベンジャーズに続く、新たな最強ヒーローチームが遂に始動。それは太古から地球に存在する不死の種族“エターナルズ”の物語――。10年ぶりのアクション映画に出演するアンジェリーナ・ジョリーに加え、「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデン、『新感染 ファイナル・エクスプレス』(16)などのマ・ドンソクら豪華キャストが集結。メガホンを取るのは、『ノマドランド』(20)でアジア系女性として初めて本年度ゴールデン・グローブ監督賞を受賞し、本年度のアカデミー賞®にもノミネートされるなど今注目の映画監督クロエ・ジャオ。
精鋭といえるキャスト・スタッフが手掛ける新たな最強ヒーローチーム“エターナルズ”から目が離せない!
映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。
ソース:Marvel Reveals How Eternals’ Timeline Connects to Spider-Man: Far From Home