Huluで配信されたドラマ「ヘルストローム」がシーズン2の制作をキャンセルしたと海外メディアの Variety が報じました。「エージェント・オブ・シールド」「レギオン」「ジェシカ・ジョーンズ」など数多くのマーベルドラマを手掛けがジェフ・ローブ氏のマーベル・テレビジョン最後の実写作品で、以前にはキャストがシーズン2を示唆していましたが、シーズン1で終了となる見込みです。
記事によると、「予告編やキーアートを含むヘルストロームのマーケティング資料には、マーベルの漫画のキャラクターに基づいているにもかかわらず、マーベルという言葉が含まれていなかった」とあり、複雑に絡む大人の事情が垣間見える結果となりました。
ディズニーの事業再編によりマーベル関連の会社も大きく影響を受け、中でもこのドラマの制作にあたったマーベル・テレビジョンもマーベル・TV・スタジオとしてマーベル・スタジオの下で新たなスタートを切ることになりました。
レビューサイト Rotten Tomatoes を見ると批評家レビューが27%と著しく低いにも関わらず、オーディエンススコアは86%と一般視聴者のレビューは好評の作品内容となっています。
この事業再編では「ヘルストローム」だけでなく「デアデビル」などの人気作品も同様に打ち切りとなり、今後マーベル・スタジオの元でディズニープラス向けに継続あるいはリブートされるのか注目されています。
ソース:‘Helstrom’ Canceled at Hulu After One Season, Ending Jeph Loeb Era of Live-Action Marvel Television