Huluのスクリプトコンテンツ部門の責任者であるジョーダン・ヘルマンさんは、マーベル・スタジオが将来的にHuluのストリーミングプラットフォーム向けにコンテンツを開発する可能性について、海外メディア Deadline とのインタビューにて語りました。
ヘルマンさんは「マーベルは引き続き、非常に重要なパートナーであり、ディズニーのエコシステムの中で最大のコンテンツ制作会社のひとつです。ですから、Huluとマーベルの関係に関して、将来的に何が起こるかという可能性に期待しています。」 と述べています。
Huluでは2021年5月から「M.O.D.O.K.」が配信スタートしましたが、この番組は現在は廃止されたマーベル・テレビジョン部門の下で制作され、その後マーベル・スタジオに吸収されました。このアニメの第2シーズンについてはまだ決定していないことも明かしています。
マーベル・テレビジョンは、Huluオリジナル作品として「ランナウェイズ」を3シーズン制作しました。「クローク&ダガー」とクロスオーバーする場面もありましたが、このシリーズは、MCUで起きているすべてのこととは別の世界に存在すると考えられていました。また、Huluでは「Helstrom」も放送されていましたが、ディズニーの事業再編によるマーベル・テレビジョンの吸収に伴って最初からシーズン2が見込めなくなっていた事もあり、評判はふるいませんでした。
ヘルマンさんの発言から新たなHuluオリジナルのマーベル作品が制作される可能性はありそうですが、それがMCU作品となるかどうかは不明です。
ソース:Hulu Scripted Chief Teases Possibility Of More Marvel Series