【噂話】ドラマ「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」、ビリー再登場の方法が判明か

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」、あるいは「ダークホールド・ダイアリーズ」に改題されているとされるこのプロジェクトには、ワンダの息子、ビリー・マキシモフの再登場が噂されていますが、その方法について海外スクーパーが報告しています。

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動画の10分50秒ごろ、グレース・ランドロフ氏は「ビリーの魂がLGBT+のティーンエイジャーの死体を引き継いだ」と報告しています。また、ショーにはコミックのワンダの息子、ウィッカン/ビリー・カプランの両親であるジェフとレベッカも登場するようです。

コミックのワンダとヴィジョンの間に出来た双子ビリーとトミーは生後すぐにメフィストによってその生命を奪われましたが、その後それぞれ別の家庭の赤ちゃんの魂へと転生。血縁上は他人であり姓もマキシモフではありませんが、精神上の息子たちとしてヤングアベンジャーズに加入して活躍しています。

「アガサ」でビリーが再登場すると言われつつも、「ワンダヴィジョン」や「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でビリーを演じたジュリアン・ヒリアードくんではなく、ジョー・ロックさんが演じると報道されている事に、ファンの間ではビリーに何が起きたのかという疑問が生まれていました。

当初はコミックのように赤子に転生し、タイムスリップや別のマルチバースからやってくることで年齢が調整されるのかと考えられていましたが、今回のレポートによると、ティーンエイジャーの亡骸を再利用して転生することで年齢のスキップが果たされる事になるようです。

なぜビリーだけが復活するのか、トミーに関する噂がほとんどない事などは、やはりカオスマジックが関係しているのでしょうか?

MCUのビリーもワンダと同様の魔力を引き継いでいる事が「ワンダヴィジョン」でも仄めかされていましたが、トミーは叔父にあたるワンダの弟ピエトロのスピードスターの能力を受け継いでいました。

「アガサ」でのビリーの転生は自身の魔力によるものなのか、それとも誰かが何かの目的でビリーを呼び戻したのかは今後の予想のポイントとなりそうです。

ドラマ「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」は 2024年秋 にディズニープラスで配信予定とされています。

ディズニープラスのドラマ「エコー」などMCU数作品が延期に、アガサは「ダークホールド・ダイアリーズ」に変更か

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「エコー」を含むいくつかのプロジェクトが、ディズニープラス上での配信が延期されたと海外メディア The Hollywood Reporter が報じました。THRはこのスケジュール変更はストライキの影響によるものだと指摘しています。

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エコー

2023年11月29日 → 2024年1月に変更

「エコー」は8月上旬にディズニーが公開した決算報告書の年内のディズニープラス配信予定リストに含まれていなかった事で、2023年11月29日予定だった配信日がどうなっているのか注目されていました。

この公式レポートをもとに多くのファンは延期の可能性を信じていた反面、最近になるまでメディアやスクーパーは延期の話は聞いたことがないと主張していましたが、ここにきてTHRは来年1月に延期されていると報告しています。

なお、全話一挙配信というMCUドラマ史上初の配信スタイルを予定していることに変更はないようです。

ホワット・イフ シーズン2

当初、2023年初頭配信予定とされたまま、配信日に関する公式の続報がないまま2023年も半分以上を終えていますが、今回、THRはクリスマスごろに配信予定だと主張しています。

X-MEN ’97 シーズン1

2023年秋 → 2024年初頭

秋に配信予定だったアニメ「X-MEN’97」は来年の初頭に移動していると言います。

この作品に関しては以前にスクーパーが米国の著作権事前登録の情報から、本作が 2024年1月3日 にエピソード1の配信が予定されていると報告していました

また、作品に参加している声優はシーズン2の収録が始まっていると報告しています。

アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ

2023年冬 → 2024年秋

「アガサ:ハウス・オブ・ハークネス」として発表された「ワンダヴィジョン」のスピンオフでアガサ・ハークネスを主人公としたドラマはその後「アガサ:カヴン・オブ・カオス」というタイトルに変更されていましたが、今回また「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」に変更されているとTHRは言います。

「ダークホールド・ダイアリーズ」というタイトルは「プリンセス・ダイアリーズ」のパロディだと考えられており、以前に出演者のオーブリー・プラザさんのInstagramの投稿で示唆されていました。

「ワンダヴィジョン」は名作シットコムのパロディを盛り込んでいましたが、「アガサ」でも過去の名作を取り込んでいることが制作現場から判明しています。

そのため、「ダークホールド・ダイアリーズ」もパロディパートのひとつだと考えられていましたが、今回のTHRの主張によると劇中劇のタイトルではなく、番組のタイトルが変更されているようです。

アイアンハート、デアデビル:ボーン・アゲイン、ワンダーマン

アイアンハート:2023年秋 → 配信未定

デアデビル:ボーン・アゲイン:2024年春 → 配信未定

ワンダーマン:配信未定

「アイアンハート」はメインの撮影を終えていますがポストプロダクションが中断している事と、他作品が延期した影響でドミノ倒し式に延期となっているようです。デアデビルとワンダーマンはそもそも撮影が中断してしまっています。

なお、THRは大手メディアですが、これは公式のプレスリリースによる発表でない事には注意が必要です。

ソース:Marvel Shuffles TV Calendar with New Dates for ‘Agatha,’ ‘Echo,’ X-Men ’97’ (Exclusive)

MCUペッパー・ポッツの今後はどうなる?グウィネス・パルトロウさん「マーベルに聞いて」

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アイアンマン」からペッパー・ポッツ役を演じていたグウィネス・パルトロウさんが、ファンからのMCU復帰に関する質問を受けて、「マーベルに聞いてちょうだい」と今後の計画について知らない事を示唆しました。一方で海外スクーパーはポッツについての計画があり、戻ってくると言います。

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グウィネス・パルトロウさんは「アイアンマンが死んだからやめただけで、アイアンマン無しでペッパー・ポッツが必要なの?わかりません!マーベルに電話して、私ではなくマーベルに聞いてください!」と今後についてはマーベルに直接質問するようにと回答しました。

その投稿をふまえて MTTSH 氏は「彼女は戻ってきます。計画があります。」と何らかのプロジェクトが控えている事を示唆しました。

ペッパー・ポッツの今後はマーベルから公式に明かされていませんが、既知のタイトルでは「アーマー・ウォーズ」に再登場する可能性は考えられます。

ポッツの最後の肩書はスターク・インダストリーズのCEOであり、「スパイダーマン・ファー・フロム・ホーム」でスタークのドローンがロンドンを混乱に陥れ、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で強制捜査を受けた事を経て、引責辞任などしていなければ引き続きCEOの座にいると考えられ、ローディのサポートに当たる事が出来ます。

さらにコミックで2代目アイアンマンのポジションになっているアイアンハート/リリ・ウィリアムズのドラマに登場したとしても不思議ではありません。

また、未知のプロジェクトとして、トニーの娘モーガン・スタークに焦点をあてる作品が制作されるなら、母親としてのポッツの登場に期待できそうです。

もともと「ノー・ウェイ・ホーム」ではモーガン・スタークの登場が予定され、実際に撮影されていたようですが、残念ながら全シーンがカットされています。しかしこれは、スタジオが彼女に対する何らかの計画を持っているとも考えられそうです。

グウィネス・パルトロウさんは2023年の4月に行われたブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフ役のスカーレット・ヨハンソンさんとのポッドキャストの中で、「64歳になったペッパー・ポッツを演じる機会があれば素晴らしい」と発言し、再演に意欲を見せています。

ペッパー・ポッツがどのタイミングでMCUに戻ってくるのか、今後の情報には注目です。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」、セーラムズ・セブンに関する噂は濃厚か

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」に登場するとされている7人の魔女「セーラムズ・セブン」について、過去の噂に同意する形で別のスクーパーが新たな報告をしています。

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以前に Murphy’s Multiverse によって本作に登場するセーラムズ・セブンは「ワンダヴィジョン」のアガサ・ハークネスの回想シーンで殺された7人の魔女たちの子供たちだと報告されていましたが、ダニエル・リヒトマン氏もこの噂に同意し、殺された魔女たちの娘がセーラムズ・セブンとして登場すると報告しています。

回想シーンでは、アガサが自分の母親エヴァノラ・ハークネスを含む8人の魔女を殺害しています。エヴァノラを除いた仲間7人の魔女の娘たちが団結してアガサ・ハークネスへの復讐にやってくるというのが大まかな流れとなるようです。

コミックのセーラムズ・セブンはアガサの息子ニコラス・スクラッチの子供たち、つまりセーラムズ・セブンはアガサ・ハークネスの孫にあたるキャラクターたちであり、MCU版がどうなるのか注目となりそうです。

「アガサ:カヴン・オブ・カオス」ではMCU史上最も強力な魔女に設定されているというリオ・ヴィダルというMCUオリジナルキャラクターをオーブリー・プラザさんが演じるとされています。

一方でリヒトマン氏は以前にオクウィ・オクポクワシリ(Okwui Okpokwasili)さん演じるの謎のキャラクターがチームを率いる事になると報告しており、リオがセーラムズ・セブンなのか、それとは関係のない別の魔女なのかは判っていません。

復讐劇が中心であれば比較的シンプルな物語構造となりそうですが、多くの魔女が絡んでくることで何らかの別の陰謀が影響してきたりするのでしょうか?

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」はディズニープラスで配信予定です。

【噂話】ドラマ「シーハルク」シーズン2が開発中か

マーベル・スタジオがディズニープラスに向けたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク」のシーズン2を開発していると、海外スクーパーが指摘し、各種メディアが取り上げています。

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MTTSH 氏は「シーハルク シーズン 2 が進行中((またはストライキ後に起こると言うべきか)」と投稿し、ストライキの終了後にプロジェクトが進み出すだろうと言います。

「シーハルク」はシーズン1の撮影時からシーズン2の制作が予定されているのではないかと噂されており、制作クルーに贈られたギフトに「シーハルク シーズン1」と記載されていた事から始まっています。

また、「シーハルク」S1最終話の予告でも「シリーズのフィナーレ」ではなく「シーズンのフィナーレ」と記載されていた事なども、シーズン2を示唆しているのではないかとされてきました。

そして、シーズン1を撮ったカット・コイロ監督は過去に「シーズン2があるならよりエキサイティングなものにしたい」ともコメントしています。

シーズン2があるだろうという予想はこれらの事から考えられていましたが、今回の報告はそれが実際に動き出そうとしている事を裏付けているようです。

以前にはハルク/ブルース・バナーを演じるマーク・ラファロさんが、「シーハルクなしでは次のアベンジャーズはありえない」とのネタバレ(?)もしている事から、「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」で重要な役割を担っている可能性も考えられますが、これは1年ほど前の話であるので脚本等が変更されている可能性は十分にあります。

しかしアベンジャーズ映画にフェーズ4からの新キャラクターが再登場する事は十分にありえることで、その前に必要な語っておくべき物語がシーハルクには残されているのかもしれません。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

アニメ「スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー」、プロデューサーがプロジェクトが生存している事を報告

2021年のディズニープラスデイで発表されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー」のエグゼクティブ・プロデューサーを務めるジェフ・トランメルさんが、X(旧Twitter)を通じてプロジェクトが継続中である事をファンに伝えています。

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トランメルさんは「まだ共有できることは何もありませんが、皆さんにショーを見てもらいたいとだけ思っています。私たち制作クルーは、フレッシュマン・イヤーを特別で楽しくユニークなものにしようと懸命に働きました(そして今も働いています)。それを世界中に見てもらえるのがとても楽しみです。」とコメントしています。

SDCC2022 ではいくつかのスクリーンショットが公開され、ドクター・ストレンジやノーマン・オズボーンが登場する事が判明。さらに、マルチバースが絡んだ「キャプテン・アメリカ/シビルウォー」が描かれるとも発表されました。

しかしその後はほとんど音沙汰がない状態で約1年が経過していましたが、先日、日本のアニメーション制作会社である株式会社ポリゴン・ピクチュアズが本作の制作を担当する事が発表されました。

アニメ版のスパイダーマンはどのような冒険をして、その旅路にはどのような変異体が登場する事になるのでしょうか。

アニメ「スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー」は 2024年 にディズニープラスで配信予定です。

アニメ「アイ・アム・グルート」シーズン2にジェームズ・ガン監督は関与していないと言う

来週から米ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「アイ・アム・グルート」シーズン2は、ジェームズ・ガン監督が関与しない初めての「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」である事が公式概要より明らかになりました。

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海外メディア The Direct が報じた「アイ・アム・グルート」シーズン2の概要によると、制作スタッフは以下のようにクレジットされていると言います。(敬称略)

  • 脚本・監督:キルスティン・レポー
  • 監修プロデューサー:ダニエル・コスタ
  • プロデューサー::クレイグ・リッテンバウム、アレックス・シャーフ
  • 製作総指揮: ブラッド・ウィンダーバウム、ケヴィン・ファイギ、ルイス・デスポジート、ヴィクトリア・アロンソ、キルスティン・レポー
  • 共同製作総指揮者: ダナ・バスケス=エバーハルト

監督及び脚本はシーズン1と同様にキルスティン・レポーさんが務めていますが、シーズン1で製作総指揮の一人としてクレジットされていた「ガーディアンズ」シリーズのジェームズ・ガン監督はシーズン2のリストに掲載されておらず、MCUでガン監督抜きで制作された初めての「ガーディアンズ」作品となるようです。

ガン監督はシーズン1に名前が掲載されていたものの、SNSで「アイ・アム・グルートはMCUの正史ではない」という旨の発言をしており、制作側の主張とは食い違っていた事で、ガン監督は名前がクレジットされているだけで、シーズン1時点でも実際はほとんど関与せずに制作されていたと見られています。

そういった事もあって、クレジット上はこのシーズン2がガン監督が関与していない初めての「ガーディアンズ」となりますが、「アイ・アム・グルート」シーズン1を気に入っていた視聴者であれば、今回も問題なく視聴出来るのではないかと考えられそうです。

ただし残念な事に、日本のディズニープラスの公式ページでは9月の配信予定リストにラインナップされておらず、配信スケジュール不明の状態となっています。

アニメ「アイ・アム・グルート」シーズン2は 2023年9月6日 に米ディズニープラスで配信予定です。

ソース:Marvel Studios Announces First-Ever Guardians of the Galaxy Project Without James Gunn

ドラマ「シークレット・インベージョン」の結末はコミック「シージ」を元に「ソー5」への導線を設定しているのか?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」はスクラル人による地球侵略を描いた作品で、全6話のシーズン1を終えた時点で「ザ・マーベルズ」や「アーマー・ウォーズ」への道筋を設定していますが、同様に「ソー」最新作への導入も行われているかもしれません。

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MCUの「シークレット・インベージョン」

「シークレット・インベージョン」6話のエンディング部分ではリットソン大統領が今回の事件を経て「地球で生まれた以外の者を全て敵の戦闘員とみなす」との法案を議会に提出した事を明らかにしました。

法案が可決されるかどうかは今後の展開次第ですが、言葉を文字通りに受け取るのであれば、大統領はスクラル人以外の異星人も敵勢力とみなしている事になります。そして、MCUではすでにアスガルド人が地球上でコミュニティを築き上げています。

「マイティ・ソー/バトルロイヤル」でアスガルドが破壊された後、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の時点でソーとヴァルキリーを中心としたアスガルド人達はノルウェー近辺にニューアスガルドを建国。その後、主に「ソー:ラブ&サンダー」で描かれた内容では、諸外国との外交も進め、観光地として地球人にも愛されている事がわかっています。この事は「シークレット・インベージョン」終了後、「ザ・マーベルズ」開始前の現時点まで少なくとも続いている事でしょう。

リットソンはあくまでもアメリカ大統領であるので、彼のスピーチがすぐに地球人のヘイトをアスガルド人に向けさせるとは考えられません。そして陰でフューリーを支えてきたスクラル人とは異なって「アベンジャーズ」の頃からソーが地球を守り、地球人の人気者となっていた事からも、諸外国がすぐにアメリカを支持し、地球人とアスガルド人の間で戦争が起きるとは言えそうにありません。

一方でアスガルド人の戦闘力が高い事は事実であり、ニューヨークを襲撃したロキの件や、「シーハルク:ザ・アトーニー」ではルナ・ザ・ライトエルフがスクラル人と同じシェイプシフト能力で犯罪行為をしていた事など、アスガルド人による被害を受けた地球人がいる事もまた事実となっています。

アスガルド人による犯罪や、その軍事力の危険性から、アメリカやその他の国の代表者がアスガルドを地球から排除しようと考える流れはさほど不思議な事ではないかもしれません。

コミックの「シージ」

アメリカがニューアスガルドに宣戦布告する事は2010年のコミック「シージ」内で描かれているストーリーラインです。

このコミックではシークレット・インベージョンによってトニー・スタークが失脚し、S.H.I.E.L.D.の長官の座を剥奪されたあと、グリーンゴブリン/ノーマン・オズボーンが組織を引き継ぎ、後にH.A.M.M.E.R.と改名しています。そしてオズボーンはアメリカ政府を動かし、ニューアスガルド(コミックではオクラホマ州の上空に建国された浮遊都市)と激突しています。

ロキの協力の元、オズボーンはヴォルスタッグをヴィランとの戦いに誘い出し、その戦いで多くの市民が巻き込まれて死亡する事になりました。これをもってアスガルドの危険性を政府に進言したオズボーンは攻撃の許可を得て、ニューアスガルド殲滅のためにサンダーボルツを再編成して結成されたダークアベンジャーズを派遣。シージ(包囲作戦)はセントリーの攻撃によって開始されました。

アスガルドの危機に際してスティーブ・ロジャースは解散に追い込まれていたアベンジャーズを再結成。その後もなんやかんやあってニューアベンジャーズは勝利を収め、戦いは終息しています。

ここで登場するセントリーはマーベルの中でも特に強力なヒーローですが精神的に脆く、その内にはヴォイドの言う名のスーパーヴィランを内包している事で、オズボーンには死の天使とも称されています。

MCUではこの先どうなる?

リットソン大統領の言葉がコミック「シージ」の実写化を示唆しているのであれば、物語の中心にアスガルドがある事から「ソー」の関連作となる可能性は非常に高いものになるでしょう。

一方、大統領の言葉は確かにシージへの導線に見えますが、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」において新大統領がリットソンの発言を撤回すればシージのような事態を招くこともないかもしれません。

実写化の可能性を考えた場合、シージの中でアベンジャーズたちを苦しめるセントリー及びヴォイドは映画「サンダーボルツ」で紹介されるとも噂されており、その他のキャラクターは適宜MCUに現存するキャラクターに置き換えて描くことは可能なようにも思えます。

ただし、「ソー:ラブ&サンダー」の結末はゼウスの復讐と、そのゼウスの命令によって派遣されるハーキュリーズ(ヘラクレス)とソーとの戦いを示唆しています。

また、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」と「ラブ&サンダー」を制作してきたタイカ・ワイティティ監督は「ソーは大きくて独創的でカラフルな生き物やエイリアン、そして異世界のものに向いているシリーズであると感じている」と発言しており、地球上での争いであるシージの世界観とは合致していません。

「ソー5」の監督は明らかにされていませんが、ワイティティ監督が考えているように5作目も宇宙を中心とした冒険が続けられるのでしょうか、それともマーベル・スタジオは新たな監督を起用して地球に焦点をあわせていくのでしょうか。

リットソン大統領の言葉が今後のMCUにどのような影響を与えていくのか、長い目で見守る必要がありそうです。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

2023年9月8日から9月10日開催のディズニーD23 Expoのスケジュールが発表

ディズニーが今年の D23 Expo 2023 の全日程を明らかにしたと、海外メディア Deadline が報じています。それによると、今年は現地時間の 9月8日(金)から9月10日(日)までオーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内のディズニー・コンテンポラリー・リゾートで開催されるとの事。

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D23ファンクラブの会員向けに開催されるこのイベントは、今年のディズニー創立100周年にちなんで、「ディズニーのあらゆる時代を旅し、ストーリーテリングの前世紀を振り返り、ディズニーの無限の未来を展望する」と言います。

発表されたスケジュールの中でマーベルに関するものは 9月9日 金曜日 の午後にアベンジャーズ生誕60周年を祝うイベントが用意されているようです。

概要は以下の通りです。

地球最強のスーパー ヒーロー チーム、アベンジャーズの60周年を祝いましょう! 1963年の「アベンジャーズ #1」でのデビュー以来、この人気キャラクターのオールスターは、単一のヒーローでは対抗できない敵と戦うために団結してきました。さあ、マーベル コミックス編集長 CB セブルスキーと一緒に、60年にわたるアベンジャーズのコミックス史、そしてその先をたどってみましょう。アベンジャーズがいかにしてポップ カルチャー現象にまで成長したかを語る見逃せないパネルでは、驚くべきストーリーと魅力的なからかいが待っています。アベンジャーズ、アッセンブル!

現在公開されているスケジュールではマーベル・スタジオのパネル参加はないようですが、今後の劇場公開スケジュールや配信スケジュールのアップデート発表があると考えられています。

昨年の D23 ではスケジュール更新のアナウンスがあった他、マーベルの新作ゲームの発表などもありました。しかし、うち一本はすでにキャンセルが発表されています。

ソース:Destination D23: Disney Unveils Full 2023 Schedule, Panels, Dates & Event Listings – Updated

Funko Pop新作フィギュアよりアニメ「X-MEN’97」の4人の外観が判明

アメリカのフィギュアメーカー Funko! が展開するPOP!フィギュアシリーズから、ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「X-MEN’97」の新作フィギュアの画像がオンラインに登場し、そのルックスが明らかになりました。

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SNSでシェアされている画像によると、マグニートー、サイクロップス、ビショップ、ガンビットの4人のフィギュアがリリース予定で、フィギュアのコンセプト上、かなりデフォルメされている事からMCUのアニメ版に忠実とは言い難い部分はありますが、MCU版は過去のコミックやアニメ、ゲームなどと同じ特徴を継承したデザインを採用しているようです。

「X-MEN’97」はストライキの影響などでMCU全体が大幅に遅延した影響で現在、正確な配信時期はわかっていません。もともとは2023年秋の配信が予定されていましたが、現在、ディズニーがどこに計画を持っているかは不明で、5月時点の噂によると、2024年の年明けに配信されると報告されています。

しかしながら制作は順調なようで、参加声優はすでにシーズン2の収録が始まっている事を報告しています。

アニメ「X-MEN’97」は ディズニープラスで配信予定です。