【噂話】実写ドラマ「ワールド・オブ・ワカンダ」が開発中、新たなブラックパンサースピンオフ

マーベル・スタジオがディズニープラス向けドラマとしてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「ブラックパンサー」シリーズのスピンオフドラマとなる「ワールド・オブ・ワカンダ」を開発中だと、海外スクーパーが報じています。

ダニエル・リヒトマン氏は「ワールド・オブ・ワカンダというタイトルの実写ドラマが開発中だ」と報告。

映画本編やアニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」を制作するライアン・クーグラー監督が「ワールド・オブ・ワカンダ」に関与するのかは分かっていません。

もちろん物語の詳細についても不明ですが、6月にはダナイ・グリラさんのオコエを主人公とするドラマ「ミッドナイト・エンジェル」の凍結が報じられており、このタイミングで新作の話が出てくるのは少し奇妙な展開となっています。

「ミッドナイト・エンジェル」開発凍結の裏には昨年のディズニーの赤字の影響によるMCU作品の削減の新方針が見え隠れしていましたが、発表直後の「Inside Out 2」、「デッドプール&ウルヴァリン」、「エイリアン:ロムルス」と2024年の業績はかなり好調で、はやくも方針転換をしている可能性もあるのでしょうか?

ワカンダには多くの物語が残されているのは事実ですが、今のところはタイトルしか分からないこの謎のドラマについて頭の片隅に入れておきつつ、まずはアニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」の配信を待つのが得策だと言えそうです。

ドラマ「ワンダーマン」はどんな話になる?キャストリストには意外な役割も

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ワンダーマン」はディズニーやマーベルが正式発表しないまま既に撮影を終え、現在編集作業中のプロジェクト。ディズニープラス向け作品として全10話になるとされる本作はどのようなドラマとなるのでしょうか。

「ワンダーマン」はコミックのアベンジャーズの古参メンバーのひとり、ワンダーマンことサイモン・ウィリアムズを描く作品で、主演はヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世さん。

サイモンが俳優という職業の関係か、「アイアンマン3」や「シャン・チー/テン・リングスの伝説」で俳優のトレヴァー・スラッタリーを演じたベン・キングズレーさんが撮影現場で目撃されていました。

本作はハリウッド風刺作品になるとも報じられており、以前に海外メディアは「このシリーズは、映画で大成功しようとするハリウッドのスタントマンと俳優を中心に、エンターテインメント業界に対するスーパーヒーローの視点を提供します。」と簡単なあらすじを紹介しています。

今回あらたにトリー・フォーゲルさんが「DODCエージェント」という役割でキャスティングされている事が判明。本作にはダメージコントロールが関与する事になるようです。

ダメージコントロールは映画「スパイダーマン:ホームカミング」(2017年)でMCUに初登場した組織で、ヒーロー達の戦いの残骸の処理・保管を目的として設立されました。

しかし「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」(2021年)ではその業務内容が大きく変化して登場。その後もドラマ「ミズ・マーベル」などでヒーローを敵視する動きが見られています。

また、「シークレット・インベージョン」での予告にも登場し、組織の変化はスクラルに乗っ取られているのではと予想されていましたが、この予告のシーンはドラマ本編には登場しませんでした。

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「ミズ・マーベル」でのダメージコントロールを考えると、「ワンダーマン」のダメージコントロールも主人公サイモンを捕らえようとしてくるのか、それとも何かしらの新展開があるのか注目となりそうです。

ドラマ「ワンダーマン」はディズニープラスで配信予定です。

「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」の予告映像が流出

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」の最初の予告映像が D23Expo の会場で披露されましたが、この映像がSNS上に流出している事が確認されました。

本作は独特のスタイルで描かれており、「ホワット・イフ・・・?」などのMCUアニメはもちろんの事、他のディズニー・アニメ、ピクサー・アニメとも異なる雰囲気を見せています。この制作には日本のアニメ制作会社 ポリゴン・ピクチュアズ が参加している事が発表されています。

本作のエグゼクティブを務めるブラッド・ウィンダーバウムさんは以前に「これは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で見たパターンを踏襲しています。」 と明かしており、 「ピーターが壊れたブルーレイ・プレーヤーをゴミ箱から取り出し、トニー・スタークが彼を待っていてスタークのインターンシップを提供し、ベルリンに連れて行くという有名なシーンまではね。」

「しかし、マルチバースで起こる出来事のせいで…新しいランダムな出来事のせいで、そこで彼を待っているのはトニー・スタークではありません。そこにいるのはノーマン・オズボーンであり、それが彼の人生を予期せぬ軌道に乗せ、マーベル・ユニバースの多くの予期せぬキャラクターと衝突させるのです。」と説明していました。

本作はもともと「スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー」として発表されていた作品ですが、2023年12月にタイトルが現在の「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」(日本語で親愛なる隣人スパイダーマン、邦題がどうなるかは不明)に変更されました。

当初はシーズン2にあたる「スパイダーマン:ソフォモア・イヤー」の開発も噂されていましたが、タイトル変更によってシーズン2がキャンセルされたかどうかはわかっていません。

ディズニー社の投資家向け四半期決算説明会で配布された報告書によると、本作は 2024年 内のリリースが計画されていたようですが、そこから数ヶ月が経過した今も公式なリリース日は取得していません。

アニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」はディズニープラスで配信予定です。

【噂話】「アイズ・オブ・ワカンダ」の1つのエピソードの概要が明らかに

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」のエピソードのひとつについて、概要が報じられました。ブラックパンサーシリーズのスピンオフとして制作されているこのアニメでは、「ウォー・ドッグズを通じて語られるワカンダの歴史」を描くと公式に説明されています。

ダニエル・リヒトマン氏は「アイズ・オブ・ワカンダ」について「ワカンダ人の一団が過去へ旅して、ホードが世界を喰らい尽くすのを阻止します。この番組は神聖時間軸で展開されます。」と報告。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」のタイムトラベル理論を無視しているような気がするのはひとまず置いておいて、ホードの脅威に立ち向かう事になるようです。

コミックにおいてホードとは宇宙昆虫のような外見の種族で、単一ではさほどの脅威ではありませんが、群れをなした際は恐るべき脅威として描かれています。彼らは意識を共有しているため、立ち向かうのはかなりの困難です。

ホードはあらゆるものを喰らい尽くす習性がある他、セレスティアルズの天敵であり、ホードに喰われたセレスティアルズは感染し、結果として死亡するかダークセレスティアルに変貌してしまいます。

「アイズ・オブ・ワカンダ」のスケールでセレスティアルズが登場するとは考え難い所ですが、そうでなくとも脅威には違いなく、ワカンダの戦士たちがどのように対処していくのか注目です。

その他、女性のアイアンフィストが登場するエピソードと、アキレスのようなギリシャの神々が登場するエピソードがある事も過去に報告されています。

本作はワカンダの歴史を掘り下げる4話構成の作品となり、ベテラン・ストーリーボード・アーティストのトッド・ハリスさんが「ブラックパンサー」「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」のライアン・クーグラー監督と共に制作しています。

アニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」はディズニープラスで配信予定です。

「X-MEN’97」解雇された脚本家がファンアートを理由にS2クレジットから名前を剥奪されたと主張するもスタジオは別の声明を発表、脚本家側弁護士はディズニーを非難

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「X-MEN’97」の脚本及びショーランナーを務めたボー・デマヨさんが、2024年3月、同作の配信直前に突然の解雇されていました。これに関連して、デマヨさんはシーズン2のクレジットから名前が削除されたと、SNSを通じて主張しました。

アニメ「X-MEN’97」が配信される 2024年3月20日 の一週間前、メディアがボー・デマヨさんが解雇されたと報道。既に始まっていたシーズン2以降の制作からも降板となり、それだけでなく、シーズン1のプロモーション活動からもデマヨさんを除外。当時すでに予定が組まれていたインタビューなども全てキャンセルされたと報じられていました。

これに関してデマヨさん自身は何も語らず、そのままアニメの配信がスタートし、その際にはSNSを通じて裏話を提供したりと、ファンと一緒に配信を楽しんでいました。

マーベル・スタジオの幹部はこの件について「私は『解雇』されたとは考えていません。私達は『袂を分かつことになった』というのが最良の表現だと思います。」とコメントしていました。

この謎の降板劇から数ヶ月、デマヨさんはまず、「『X-MEN’97』で才能ある素晴らしい皆さんと一緒に仕事ができたことにとても感謝しています。」と謝辞を述べつつ、「番組を降板したことで、声を上げなくてはならないと感じました」として、SNSを更新。その経緯について説明しました。

「上の写真は、6月のゲイ・プライドのためにインスタグラムに投稿したX-MENのファンアートです。6月13日、マーベルから手紙が届き、この投稿が原因でシーズン2のクレジットを剥奪されたと通知されました。悲しいことに、これはX-MEN’97とブレイドの制作中に私が経験した厄介なパターンの最新のものです。すぐにもっと話せるようになると思いますが、ソーシャルメディアから少し離れて、より安全な場所を見つけ、カミングアウトして、誇りを持って、オタクらしくいられる場所を見つけなければなりません。お楽しみに。」

3月頃に突然解雇されたボー・デマヨさんは、6月になってこの投稿が不適切だったという理由で「X-MEN’97」シーズン2のクレジットからも削除する通知が届いたと主張。

このデマヨさんの投稿に対して、マーベル・スタジオは The Hollywood Reporter を通じて声明を発表。

「デマヨ氏は内部調査の結果、2024年3月に解雇されました。調査結果の悪質性を考慮し、私たちは直ちに彼との関係を断ち切り、彼は今後マーベルと一切関わりを持つことはありません。」

Variety ではこの問題について、デマヨさんの性的違法行為の証拠が発見され、彼が解雇合意に繰り返し違反したため、シーズン2のクレジットが削除されたと報道。

しかし、デマヨさんの担当弁護士は Variety を通じて新たな声明を発表。要約すると「ディズニーは表面上は家族に優しいが、内心では契約書に違法で不当な条項を盛り込み、真実を隠蔽し、従業員や顧客が憲法上の基本的権利を主張するのを阻止しようとしている。」との事で戦う準備が出来ているとしています。

声明の全文は以下のとおりです。  

ディズニーでの経験が長いのですが、やり方はいつも同じです。表面上は家族向けですが、秘密裏に契約に違法で不当な事項を盛り込み、真実を隠蔽し、従業員/顧客が基本的な憲法上の権利を主張するのを阻止しようとしています。これから一つずつ詳しく説明する詳細な例を通して説明するように、ディズニーのモデルは非常に明確で、違法なパターンが繰り返されています。一度異議を唱えられたり暴露されたりすると、国際的によく機能する宣伝機関を通じて、真実を語ろうとする人へのガスライティングと責任転嫁が始まります。ディズニーにとっての問題は、これが100回以上起こっているという具体的な証拠を持っている人と対決するとき、その多くは批評家、従業員、さらには訴訟を起こす弁護士さえもコントロールし続けるために、数百件、場合によっては数千件の訴訟を和解させることにつながっています。彼らにとっての問題は、私には証拠があり、顧客は真実を語る用意があり、彼らはそれを知っていることです。これらは実際に事実であり、議論や推測ではありません。今後数か月間、違法に沈黙させられ、真実を語っただけで報復され、そして破滅させられた人々の勇敢な助けにより、このいじめと違法行為は一つずつ政府に暴露されるでしょう。ボー・デマヨはマーベル/ディズニーから真実以外何も望んでいません。彼は勇敢に真実を語るでしょう。私もそうします。応援しています。

この解雇には何かのトラブルがあった事は間違いないようで、謎めいていた舞台裏がこれから徐々に明らかになっていくかもしれません。

なお、「X-MEN’97」はシーズン3まで、デマヨさんの後任として、アニメ「ホワット・イフ…?」のクリエイター、マシュー・チョーンシーさんが起用されています。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」、Netflix版との関連性について俳優たちが語る

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は当初、ディズニープラス向けのリブート作品として開発されていましたが、後に Netflix 版をMCUの正史とする事が発表され、事実上の続編の位置づけになりました。これによる Netflix 版とディズニープラス版の繋がりについて、俳優たちが言及しています。

チャーリー・コックスさん、ヴィンセント・ドノフリオさん、ジョン・バーンサルさん、デボラ・アン・ウォールさん、エルデン・ヘンソンさんらが D23Expo 2024 の開催中、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューに応じ、2つのシリーズの関連性について話しています。

チャーリー・コックスさんは「デアデビル:ボーン・アゲイン」の撮影を振り返って次のように語りました。

デボラ、私、エルデンと撮影現場に出た最初の日は、本当に特別でした。というのも、脚本に書かれていたシーンは、昔を懐かしんだり、今までやってきたことをすべて思い出したりするシーンだったからですそして、たまたまそのシーンを撮影したのはかなり早い段階で、私たちは何年も会っていなかったんです。何年もというわけではないかもしれませんが、私たち3人が一緒にいるのは、確かに長い間ありませんでした。だから、本当に、文字通り、演技は必要ありませんでした。私たちがグリーンルームで交わしていた会話は、シーンで交わしていた会話とほとんど同じでした。

そして、Netflix 版の小道具をそのまま流用しているシーンが存在する事を明かしました。

デボラと僕が古い箱を見つけるシーンがありました。そんなことを言ってもいいでしょうか? 言ってもいいと思います。箱の中をのぞいて過去のものを見つけるシーンがあるんですが、それは本当に過去のものでした。昔の番組のものです。8年前にセットで使った写真立てのようなもので、僕たちはそれを一緒に見ていました。いや、僕は見ていなかったのですが、思い出に浸っていて、素敵でした。ちょっとした芸術を模倣した人生でした。

デボラ・アン・ウォールさんもチャーリー・コックスさんの意見に全面的に同意し、「演技の必要がないシーンが確かにたくさんありました。本当に懐かしい。」と述べています。

また、ヴィンセント・ドノフリオさんは小道具だけではなく「オリジナルシリーズにまで遡るストーリーラインがあります。」とし、「私たちのキャラクターがどこから来たのか、私たちがどこにいるのか、そしてどこへ向かっているのか、それらの糸のいくつかは過去へとつながっています。」と、Netflix 版との関連性について説明しました。

「しかしこの繋がりは同時に障害にもなり得るものです。なぜなら、それはあなたが前に進むにつれてあなたの後ろに残されるものであり、あなたはそれに縛られる事になるからです。脚本家(兼ショーランナー)のダリオは、私たちが歴史を持ち、つながりを持つ方法を見つけるという本当に素晴らしい仕事をしました。あまりこだわりすぎてずっと縛られてしまうことはありませんでした。」と語っています。

これについてチャーリー・コックスさんは「脚本家たちが、その歴史をそのままにしつつも、疎外感を与えない形で表現してくれたことにとても感銘を受けました。」と補足、Netflix 版を見ていなくても楽しめる形になっているとしつつも、「また、オリジナルの3シーズンをもう一度観てもらいたいですね。」と笑顔で付け加え、「かなり良い作品ですよ。」とデボラ・アン・ウォールさんも続けました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」ではNetflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて戻って来る事になります。

また、本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドノフリオさんは「シーズン2(パート2、後編の事)では大どんでん返しがある」とも語っていましたが、どのような展開が待ち構えているのでしょうか。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は前半9話が 2025年3月 よりディズニープラスで配信予定です。

ソース:Daredevil: Born Again stars reveal how Disney+ revival will connect to original Netflix seasons (exclusive)

【噂話】「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、「シークレット・ウォーズ」ではシルヴィが重要な役割を果たすと言う

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」に関する最新情報について、海外メディア The Cosmic Circus が報じています。

記事はまず征服者カーンについて、「マーベルはまだ征服者カーン/ナサニエル・リチャーズを諦めていないようだ。」としつつ、「カーンについて最後に聞いた話では、カーンを何か別のものに進化させる計画だったが、今はただ奇妙な宙ぶらりん状態です。」と明らかにしつつ、「X-MEN’97」のシーズン2でカーンの変異体でありファラオであるラマ=タトが登場する構想も今は凍結されていると報告しました。

コミコンでは「ドゥームズデイ」にドクター・ドゥームの再登場とそれをロバート・ダウニー・Jrさんが演じる事が電撃発表されましたが、仮面の下の男がトニー・スタークなのかヴィクター・フォン・ドゥームなのかは発表されていません。

コミックではドゥームの仮面の下にはナサニエル・リチャーズがいた時期があり、「ドゥームズデイ」のドクター・ドゥームが征服者カーンの変異体である可能性はゼロではないかもしれません。

そして、「アベンジャーズ」最新2作品は「ロキ」を中心に動くようだとも。

これ自体はMCUのフェーズ4からフェーズ6までがマルチバース・サーガと名付けられている事と、「ロキ」シーズン1がマルチバースについて深く関連していた事、当初はラスボスとして征服者カーンが設定されていた事などからもともと分かっていたことであり、さほど驚くような事ではありません。

それに加えて記事は「ロキ」のシルヴィがアベンジャーズ最新映画で重要な役割を果たすようだとし、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」と「アベンジャーズ/エンドゲーム」のブラックウィドウの役割に匹敵すると報告。なお、シルヴィがナターシャのように死亡すると言ってるわけではないと補足しています。

かつて同サイトは「ロキ」シーズン2の最終話配信後、シルヴィはソーに会いに向かったとも報告していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-loki-s2-sylvie-future-rumor/”]

2023年のコミック「アベンジャーズ・フォーエバー」ではロキがアベンジャーズをアッセンブルしているため、MCU版でロキの変異体であるシルヴィがそれを再現したとしても何ら不思議はありません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/comic-avengers-forever-loki-avenger-prime/”]

シルヴィの重要な役割がどのようなものになるかは注目となりそうです。

さらにラヴォーナ・レンスレイヤーがもともと重要な役割を果たすはずだったとしつつ、現在はそれは確実ではないようだとも言います。ラヴォーナはコミックと経緯は違えど、「ロキ」シーズン2でカーンに対して復讐心を抱き始めていた事もあり、彼女がマルチバースのアベンジャーズを集めて(「デッドプール&ウルヴァリン」のようにヴォイド内のアベンジャーズたちの変異体を集めて?)カーンにぶつけるプランがあったのかもしれません。

また、アベンジャーズに関連してヤングアベンジャーズにも少し言及。ハルクリングが既にニューアスガルドに配置されている事を示唆しました。この主張もまた2月の投稿の繰り返しであり、同サイトが掴んでいる情報に変更は見られないようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-hulkling-already-met-rumor/”]

映画の公開まではまだかなりの時間があるため、現在の脚本の一部が変更される可能性はかなり高いですが、今のところはこういった方向性で開発が進められているようです。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:August Discord Q&A with Alex Perez about Marvel Studios Projects – Part 2

マイク・コルターさんがルーク・ケイジ再演について再び心境の変化、「再演してみたい」とコメント

Netflix のマーベルドラマ「ルーク・ケイジ」や「ディフェンダーズ」でルーク・ケイジを演じたマイク・コルターさんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)での同役再演について「ぜひ再演してみたい」と新たにコメントしました。

Netflix の「ザ・ユニオン」のプロモーションイベントに参加していたマイク・コルターさんが、海外メディア Comicbook.com からMCUでのルーク・ケイジ再演の可能性について質問されると、「もし彼らが、それを取り上げる何らかのストーリーや方法、どこかを見つけてくれたら、ぜひともそれをやってみたいですね。チャーリー・コックスやその仲間たちがリブートされることは嬉しいですが、ルーク・ケイジがリブートされるかどうかは私には分かりません。何も隠していませんよ。」と語りました。

マーベル・スタジオは当初、「デアデビル:ボーン・アゲイン」をリブート版と位置づけていましたが、クリエイティブな調整を経て、現在は Netflix 版の「デアデビル」シーズン3のあとの話として、事実上のシーズン4として認識されています。

コルターさんは番組の変化について「あれは正しい判断だったと思います。リブートを試みるべきではありませんでした。いやいや、あれがどういうことだったのかは分かりませんよ。でも『まあ、そうだろう、当たり前だ』って思いました。(Netflix版は)壊れてなかったんだから、直す必要はありません。」とコメントしました。

コルターさんは2020年のインタビューでは「再演について考えたことがない」と回答していましたが、2022年のインタビューでは再チャレンジへの意欲を見せていました。しかし、2023年1月になって「誰かに任せることは幸せ」とリキャストを示唆、再び消極的になっている事を明かし、今年5月のインタビューでも同役について「終わった」とコメントしていました。

「ボーン・アゲイン」では主演のチャーリー・コックスさん、ヴィランのキングピンを演じるヴィンセント・ドノフリオさんらが当初から続投する事が発表されていましたが、番組コンセプトの変更後、デボラ・アン・ウォールさん、エルデン・ヘンソンさんらが Netflix 版から再登場する事が追加で発表されました。

しかしこの変更を受けて、当初リキャストとして出演が予定、撮影も始めていた俳優らが職を失ったのではないかとも報道されています。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」は当初から全18話になると発表されており、9話までの撮影が終了。秋から後半の撮影が開始されます。名称がどのようになるのかはまだ発表がありませんが、先日のSDCC2024の壇上でケヴィン・ファイギ社長は後編の事を「シーズン2」と呼称していました。

本作はこの後に予定されている「スパイダーマン4」などにも影響を与える物語になるのではとも考えられています。

ドノフリオさんは「シーズン2(パート2、後編の事)では大どんでん返しがある」とも語っていましたが、どのような展開が待ち構えているのでしょうか。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は前半9話が 2025年3月 よりディズニープラスで配信予定です。

ソース:Luke Cage: Mike Colter on a Potential Marvel Return, “I Would Love to Explore It”

「エージェント・オブ・シールド」はMCUの正史なのか?マーベル・スタジオ幹部が「そう思いたい」とコメント

マーベル・スタジオのテレビ、ストリーミング、アニメーション部門責任者、ブラッド・ウィンダーバウムさんが、海外メディア ScreenRant とのインタビューの中で、マーベル・テレビジョンとABCが制作したマーベルドラマ「エージェント・オブ・シールド」がMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の正史であるかどうかについてコメントしました。

「アガサ:オール・アロング」のプロモーションインタビューの最中に、今年の1月にウィンダーバウムさんがNetflix版の「デアデビル」がMCUの神聖時間軸における正史だとした事に関連して、「エージェント・オブ・シールド」も正史なのかと質問され、次のように回答しました。

エージェント・オブ・シールドは本当に素晴らしい番組だと思います。ウィンター・ソルジャー時代にヒドラが出現して「オーマイゴッド!」というシーンが番組の最高の展開のひとつでした。何が起こっているのかわかっていても、ただのファンとして「本当にMCUとつながっている!」と思ったのを覚えています。この番組はあなたが言ったように、信じられないほど素晴らしい方法で、マルチバース・サーガにフィットしているように感じます。あなたと同じで私もこれを正史だと思いたいのですが、ちょっと深呼吸しましょう。でも、私はあのキャストが大好きで、クラーク・グレッグが大好きで、あの番組が大好きだということだけは知っておいてください。

2024年3月、ウィンダーバウムさんは「エージェント・オブ・シールド」について言及し、「デアデビル」らに続く次の復活番組になるかもしれない事をほのめかしていました。

今回の発言を見るに、コールソンらを盤上に戻すための協議を行っている最中という事なのでしょうか。

フィル・コールソンを演じるクラーク・グレッグさんは「コールソンは全てのタイムラインで死んでいない」と主張し、再演についての意思を示していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/agents-of-shield-clark-gregg-address-avengers-secret-wars-rumor/”]

かつては「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」で戻ってくるとも噂されていましたが、マルチバース・サーガの終わりごろか、あるいは次のサーガとなるであろうフェーズ7以降で何が起こるのか期待となっています。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Marvel TV Executive Addresses Agents Of S.H.I.E.L.D.’s MCU Canon Status After Years Of Debate

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」に「ワンダヴィジョン」のイースターエッグが見つかる

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の撮影現場からドラマ「ワンダヴィジョン」に関するイースターエッグが発見されました。

現場のセットに「WESTVIEW APPLIANCES TELEVISION」と看板を掲げた電化製品店らしき建物の写真がスクーパーによってシェアされています。

ウェストビューといえば「ワンダヴィジョン」の舞台となった町であり、文字はスカーレットウィッチのカオスマジックを表現するように赤く描かれています。

今のところこれは「ワンダヴィジョン」と「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」がどちらもマット・シャックマン監督作であることのイースターエッグだと考えられていますが、この世界のワンダ(の変異体)が存在し、この店にいる可能性や、別の世界のワンダの変異体がここにいる可能性なども否定はできず、今のところは実際の映画の完成を待つしかありません。

約1年後の映画館のスクリーン上でこの建物がどのように映し出されるのか注目です。

映画「ファンタスティック・フォー」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に米国劇場にて公開予定です。