「デッドプール&ウルヴァリン」、ライアン・レイノルズさんがデッドプールの終わりを予告

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」でデッドプール/ウェイド・ウィルソンを演じたライアン・レイノルズさんが、アベンジャーズやX-MENといったチームに参加する計画について言及しました。

海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューでチームへの参加についてレイノルズさんは次のように述べています。

デッドプールは、X-MENやアベンジャーズと一緒に登場するのはとてもうまくいくと思いますが、彼は常にアウトサイダーであり続ける必要があります。彼の究極の夢は、受け入れられて評価されることだ。しかし、彼は受け入れられることができません。ユーモアで羞恥心をそらすという彼の対処法は、自分の至らなさの数々をごまかすために使われて初めて機能するんです。もし彼がアベンジャーズやX-MENになるとしたら、それは彼の旅の終わりです。

実際問題、コミックのデッドプールは本家アベンジャーズに加入した事はなく、X-MENへも仮参加の研修生どまりであり、常にアベンジャーズとX-MENの後継チームのメンバーとして活動してきました。

今後の映画で肩を並べて戦う事はありえると考えられていますが、チームに参加するとなればそれはデッドプールの終着地点となってしまうとレイノルズさんは説明しました。

レイノルズさんはデッドプールの今後に関して、「今のところ、お知らせできる最新情報はありません」としつつ、「しかし、私はケヴィンと(マーベルの重役の)ルー・デスポジートを心から信頼しています。デッドプールの最も好きな性格的特徴は、彼がファンボーイだということです。彼の熱意とチームの一員になりたいという願望は、私にとって本当に魅力的です。これは彼の包括的な願望実現の物語なのです。」とコメントしました。

ライアン・レイノルズさんは最近のインタビューで「デッドプール」単独映画の続編の難しさについて語り、当面は脇役として別のキャラの映画に登場する事を予告しています。

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デッドプールの再登場の舞台として有力視されているのは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」、それにX-MENのリブート版ですが、その他、ハルクの噂のプロジェクトなどでの再登場も期待されています。

映画「デッドプール&ウルヴァリン」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Ryan Reynolds Multitasks Like a Mofo

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、ヘイリー・アトウェルさんも参加、クリス・エヴァンスさんの役に関する新情報も

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」にヘイリー・アトウェルさんが出演する事が明らかになりました。先日はキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースを演じてきたクリス・エヴァンスさんが出演するとも報道されており、マーベルのビッグカップルが再びスクリーンに登場するのかもしれません。

情報元の Deadline によると、ヘイリー・アトウェルさんはエージェント・カーターを再演するとの事で、記事の執筆者の理解度にもよりますが、文面通りであれば盾を持っているキャプテン・カーターを再演するわけではないようです。

また、カーターとは切っても切れない関係であるスティーブ・ロジャース再登場の可能性について、ジェフ・スナイダー氏はクリス・エヴァンスさんがノーマッド(ノマド)として登場するようだと言及。

ノーマッドというキャラクターはコミックで数人のキャラクターが名乗ってきた名前ですが、もともとはスティーブ・ロジャースがキャプテン・アメリカのコスチュームと称号を捨てた後に別のアイデンティティとして名乗り、活動してきた際の名前でした。

かつてはMCUでこのドラマが開発されているとも噂され、MCU版では「アベンジャーズ/エンドゲーム」のラストでスティーブ・ロジャースがインフィニティ・ストーンを過去に返しに行く旅を描くともされていました。

数年後にこの計画は破棄されたと報じられつつも、後日、まだかろうじて継続中ともされていましたが、最近では音沙汰がありませんでした。

この噂の計画のノーマッドが登場するとなれば、それはエンドゲームでサノスと戦い、サムに盾を渡した老人スティーブと同一人物という事になりそうですが、現時点で2つの噂を完全に結びつけてしまう事は出来ません。

「ドゥームズデイ」でスティーブ・ロジャースとペギー・カーターがどのような活躍をしてくれるのか、続報があり次第またお伝えする事になります。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ソース:‘Avengers: Doomsday’: Hayley Atwell Reprising Agent Carter Role In Marvel Studios Pic

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」、スペシャルルックが公開

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」のスペシャルルック動画が公開されました。1分間の動画では本作の真の黒幕だと考えられているザ・リーダーの存在をこれまでよりも少しアピールしています。

動画の30秒過ぎでサムが「誰かが全ての糸を引いている。」と言ったあと、「キャプテン・アメリカ、お前はこれが何なのかわかっていない。」と、2008年の「インクレディブル・ハルク」以来、17年ぶりの再登場するサミュエル・スターンズを再演するティム・ブレイク・ネルソンさんの声が挿入されています。

UK版のスペシャルルックはこの1分の映像に過去の映画の映像と、これまでに公開された予告のシーンを繋げた2分を越えるエクステンデッド版になっています。

しかし、ザ・リーダーはコミックの見た目とは随分違うのではとも考えられており、コアなコミックファンはやや不安になっているようです。

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直近のMCU映画という事もあってか、Fandangoの観客期待の2025年映画ではトップにランクインしました。

これまでにいくつかの不安材料も報じられてきた本作ですが、新生キャプテン・アメリカは今後のアベンジャーズをリード出来る存在になれるのか注目です。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」はアンソニー・マッキーさんが主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを続投する他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からダニー・ラミレスさん演じるホアキン・トレス、カール・ランブリーさん演じるブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリーが再登場。

その他、ヴィランとして映画「インクレディブル・ハルク」よりティム・ブレイク・ネルソンさん演じるザ・リーダー/サミュエル・スターンズが再登場し、故ウィリアム・ハートさんに代わってハリソン・フォードさんがサディアス・”サンダーボルト”・ロスとして登場。

また、リヴ・タイラーさんが撮影現場で目撃されており、サディアスの娘ベティ・ロスを「インクレディブル・ハルク」ぶりに再演すると見られています。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 、日米同時に劇場公開予定です。

映画「ブラックパンサー3」、デンゼル・ワシントンさんが監督にネタバレの件で謝罪した事を報告

俳優のデンゼル・ワシントンさんが、ライアン・クーグラー監督に謝罪の電話を入れていた事が明らかになりました。デンゼル・ワシントンさんは先月、クーグラー監督の最新映画「ブラックパンサー3」への出演をうっかり口にしてしまっていました。

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」のプレミアイベントの時点で3作目の話も監督や俳優の間で交わされており、その存在は誰もが疑っていませんでしたが、その進捗については長らく不明でした。

それが、デンゼル・ワシントンさんの先月の発言によって、脚本の執筆がある程度進んでいる事が判明、話題となりました。

海外メディア Variety とのインタビューでデンゼル・ワシントンさんはこの件について監督に謝罪の電話を入れた事を明かしています。

「ライアンは天才です。彼に電話して、映画の話をしたことを謝ったら、隣には彼の美しい奥さんが座っていました。彼は相変わらずライアンで、謙虚でアイディアにあふれている。彼が何を書いても私は読みますよ。」

ワシントンさんは「ブラックパンサー3」の後は「オセロー」と「リア王」をやって引退する意向を前回のインタビューで明かしており、「ブラックパンサー3」は彼のキャリアの最終期を飾る一作となる予定です。

「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」では国王ティ・チャラが病死した展開から始まり、海底王国タロカンとネイモア・ザ・サブマリナーが紹介され、ラストではティ・チャラの息子トゥーサンが登場しました。

「ワカンダ・フォーエバー」で8歳と紹介されたトゥーサンは「アガサ・オール・アロング」の時系列時点で9歳か10歳ほどであり、彼が「ブラックパンサー3」で新たなブラックパンサーとして王位を継承するにはまだ早いかもしれません。もうしばらくはシュリがブラックパンサーとしてワカンダを守ると考えられそうです。

映画の公開時期について、ディズニーは2026年と2027年にタイトル未定のMCU映画を2本ずつスケジュールを抑えていますが、「アーマーウォーズ」や「シャン・チー&レックエイジ・オブ・タイム」と噂されるシャン・チー2作目の映画、「ドクター・ストレンジ3」などがほぼ確実に入ってくると予想されており、残り1枠に無期延期中の「ブレイド」、「スカーレットウィッチ」、「ソー5」、そして「ブラックパンサー3」が候補になっています。

ソース:Denzel Washington on ‘Gladiator 2’ and Calling Ryan Coogler to Apologize for Spilling ‘Black Panther 3’ News

映画「スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は予想よりもかなり遅れている?声優が現状報告

ソニー・ピクチャーズが制作中のアニメ映画「スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は当初、「アクロス・ザ・スパイダーバース パート2」として 2024年3月29日 に公開予定でしたが、現在、無期延期の状態が続いています。

マイルス・G・モラレスの声を担当しているジャレル・ジェロームさんは、海外メディア ScreenRant とのインタビューで進捗を聞かれた際に、「まだです。でも、あれはすごく緊密な関係で、あまり多くは言えません。私もあまり知りません。あなたと同じくらい何も知らないのですが、また戻って彼らが何を考えているのか、特に私のキャラクターに関して知るのが楽しみです。前回の作品と比べて、あれは本当にすごい展開でした。」と語り、まだ収録を行っていない事を明らかにしました。

秋ごろには「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は 2027年まで公開されないと報じられましたが、これに対して公式が反論。

[nlink url=”https://mavesoku.com/spider-man-beyond-the-spider-verse-2027-delay-rumor/”]

開発は順調に進んでいるとアピールしていました。

アニメ制作の場合、声の収録が始まっていないからといって制作が大幅に遅れているとは断言出来ませんが、それでもファンはもっと明るいニュースを望んでいます。

今年の春頃には2025年に公開されるだろうと考えられていましたが、今回明らかになった進捗状況はどのような影響を及ぼしているのか、続報にも注目です。

ソース:Spider-Man: Beyond the Spider-Verse Gets First Update In 3 Months From Miles G Morales Actor

映画「レッドソニア」の予告が流出か

ミレニアム・フィルムズ制作のマーベルコミック原作の映画「レッドソニア」の予告映像と思われるものがSNSを通じて共有されています。コミック初登場から約50年、前回の実写映画から約40年となる本作では主人公レッドソニアをマチルダ・ルッツさんが演じる事になっています。

9月には公式インスタが主人公レッドソニアのビキニアーマー姿を公開。現代の価値観にあわせたデザインとなっていましたが、この予告が真実であれば原作を再現するようなアーマーを着用しているシーンもある様子です。

1972年のコミック「コナン・ザ・バーバリアン」でデビューしたレッドソニアは、1985年には女優のブリジット・ニールセンさんと俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーさんの共演で実写映画化もされました。

それから長い時間がたち、米ミレニアム・フィルムズはこの映画のリブート版の企画開発を10年以上前にスタート。それから何度となく脚本は書き直され、監督や主演までもを変更しながら制作が続けられ、公開の目処が立ってきているようです。

コミックではスパイダーマンとも共闘しているレッドソニアですが、本作はマーベル・スタジオ(MCU)でもソニー・ピクチャーズ(SSU)でもないため、特別なクロスオーバーはないと見られています。

映画「レッドソニア」は 2024年 内に米国で劇場公開予定でしたが、記事執筆時点で情報のアップデートはありません。

デッドプールと元ワンダーウーマンのクリスマスショートムービーが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」の制作、主演、脚本を務めたライアン・レイノルズさんが、デッドプールのクリスマスショートムービーを公開しました。

動画ではライアン・レイノルズさんのほか、同映画でキッドプールを演じた娘のイネス・レイノルズちゃんが再演している他、1975年のテレビドラマ「ワンダーウーマン」(日本の関東地区では、フジテレビで第1シーズンが『空飛ぶ鉄腕美女ワンダーウーマン』のタイトルで1977年から1978年まで放送)で、DCコミックスのワンダーウーマンを演じたリンダ・カーターさんが出演。

このショートムービーは、ライアン・レイノルズさんのフィルム制作会社マキシマム・エフォートが病気の子どもたちを支援する毎年恒例のクリスマスキャンペーンの一環として制作されたものとなっています。

キッドプールが次の任務について尋ねると、デッドプールは病気の子どもを排除する事だとし、人々に寄付を奨励する事で病気の撲滅計画を進めていると説明。

しかし、自分たちが「R指定すぎる」と悩んでいる所にヒロイックな音楽と共にリンダ・カーターさんが登場。

「誰か助けを呼んだ?」という彼女に歓喜するデッドプールたち。ウェイドは「あなたはもしかして・・・ワンダフルなウーマン?」とスレスレの質問をするも流され、カーターさんは「それであなた達のプランは?」と尋ねると、デッドプールは病気の子どもたちのために協力して欲しいと頼みます。

カーターさんが「で、何をして欲しいの?」と聞くと、キッドプールは相変わらずの口の悪さで「鈍い!めっちゃ鈍いね。」とツッコミ、デッドプールは「うーん、まあ・・・その・・・あの・・・もしよろしければ・・・」と言葉を濁していると、カーターさんは察して約50年前の変身ポーズを披露しました。

大興奮で見守る二人でしたが、光が収束するとそこに立っていたのは期待していた衣装ではなく、ダサいセーターを着込んだカーターさん。

ファックを連呼するデッドプールたちは「DCの弁護士の仕業だな、そう思ったよ!」と叫び、「多分カビルともう一人のバットマンを雇ったのと同じヤツだ!」と「デッドプール&ウルヴァリン」のカメオにも言及しました。

言葉を失ったカーターさんをサンタのソリに乗るように催促し、動画は終了。最後に、12月24日深夜までに概要欄のリンクから寄付して欲しい事、ライアン・レイノルズさんとブレイク・ライブリーさんの夫妻が最大で50万ドルの寄付を行うことを告知しました。

以前にライアン・レイノルズさんが報告していた撮影はこれのためのものだったようで、制作期間的にも一部のファンが期待していたような長編作品ではありませんでしたが、デッドプールらしい映像作品となっていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-ryan-reynolds-new-deadpool-project-instagram-posts-again/”]

寄付はウェブサイトからグーグルペイやアップルペイ、各種クレジットカードなどを利用してドルで行えるようになっています。

【噂話】「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」、原因はドクター・ストレンジ?「ドゥームズデイ」最新キャスト情報も

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」にて、その原因の大半がドクター・ストレンジにあると報じられました。これはコミックからの大きな変更のひとつとなるかもしれません。

The Cosmic Circus のアレックス・ペレス氏は「シークレット・ウォーズ」の原因の60%ぐらいがドクター・ストレンジのせいだと指摘。

残りの40%については、スパイダーマン、スカーレットウィッチ、ロキ、ドクター・ドゥームだとしています。

コミックの「シークレット・ウォーズ」では真の黒幕としてビヨンダーの存在があり、すべて彼が仕組んだものでしたが、MCU版は原因がドクター・ストレンジだという事は、インカージョンが人為的なものではないという設定が現時点で採用されているようです。

そしてドクター・ストレンジとクレアがインカージョンを阻止する旅に出かけたにも関わらず、良い結果を出せずに「シークレット・ウォーズ」が起こると想像できる事で、公開日不明の映画「ドクター・ストレンジ3」は神聖時間軸としてのバッドエンドを意味するのかもしれません。

そして、ドクター・ドゥームに関しては「知っていることはすべて忘れて置くように」とアドバイスし、コミックのドクター・ドゥームはあまり関係がない事をほのめかしました。

また、以前から別のスクーパーが報じていましたが、このドクター・ドゥームは「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のサノスのように自己陶酔した正義感によって動いている事を補足しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-doctor-doom-details-and-chara-list/”]

そして、これに関連して、「ドゥームズデイ」にブリー・ラーソンさんのキャプテン・マーベル、イマン・ヴェラーニさんのミズ・マーベル、クリス・ヘムズワースさんのソー、マーク・ラファロさんのブルース・バナー、ポール・ラッドさんのアントマン、ベネディクト・ウォンさんのウォンの再登場があると報告しました。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のルッソ兄弟監督は 2025年春から撮影に入ると明かしており、あと半年ほどすれば撮影現場で彼らの姿が目撃されるものと見られています。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ウィレム・デフォーさんが「スパイダーマン4」について「戻るかも?」と言葉を濁す

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが制作したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で、2007年の映画「スパイダーマン3」以来、久々にグリーンゴブリン/ノーマン・オズボーンを再演したウィレム・デフォーさんが、MCU最新映画に関して質問され回答しました。

今週、映画「ノスフェラトゥ」のプロモーションで各地を回っていたデフォーさんは、MCUの「スパイダーマン4」でノーマンの物語を続けられるかと尋ねられ、次のように述べています。

どうなるかはわかりません。分からないんです(笑)。戻ってくるかもしれませんね。いいですか、トムと一緒に仕事するのは素晴らしかったですし、私が出演したスパイダーマン映画シリーズはどれもとても楽しかったです。本当に楽しい作品でした。

ウィレム・デフォーさんは「ノー・ウェイ・ホーム」公開後のインタビューでもさらなる再演について「すべてがうまくいけば、もちろん」と回答、「あれは素晴らしい役です。2回とも二役だったのが良かった。20年前も、つい最近も、どちらもまったく違う経験でしたが、どちらも楽しかった」と再演について意欲的な姿勢を見せていました。

「ノー・ウェイ・ホーム」ではアイアンマンのアーマーを着用するプランもあったようですが、これは実現しませんでした。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-nwh-goblin-gets-iron-armor-deleted-plan/”]

現在、スパイダーマン4作目の映画はプロデューサーが投下したヒントにより、コミック「スパイダーマン24/7」を原作にしている部分と、仮題からコミック「スパイダーマン:ブルー」を原作にしている部分がミックスされている可能性があるようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-producer-story-detail/”] [nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-working-title-rumor/”]

「ノー・ウェイ・ホーム」では神聖時間軸にはオズコープ社がなく、ノーマンの息子ハリーがいる形跡もないと彼自身が劇中で語っていましたが、ノーマンが戻るとして、なぜ、どのようにして戻って来るのでしょうか。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」から邪神ヌルの物語がここで続いていくとも言われていましたが、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の停止の報道や、今回のグリーンゴブリン再登場の可能性の報道などが何を意味しているのか、今後の情報にも注目です。

映画「スパイダーマン4」は 2026年7月26日 に米国劇場にて公開予定です。

「クレイヴン・ザ・ハンター」、見どころは主演のみ・・・?悪評目立つ海外メディアレビューが公開

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」のメディア向けの試写会が一般の劇場公開の直前に行われ、SNS上でのレビューが解禁されました。SSU最後の映画となる事が先日報道されていましたが、有終の美を飾ることは出来ないのかもしれません。

※「クレイヴン・ザ・ハンター」の物語に関するネタバレは含んでいません。

評論家のクリス・ガヤルド氏は、SSUは「派手には行かず、ひっそりと」消えていくだろうとほのめかし、本作を「どこまでも陳腐」だとしました。

ソニーのスパイダーマン ユニバースは派手な展開ではなく、弱々しい展開だ。「クレイヴン・ザ・ハンター」はどこも陳腐だ。ATJ はそれを最大限に活用しようとしているが、脚本がそれを抑制している。アクションはちょっと楽しいが、大げさな説明が多すぎて混乱している。

DFのアンドリュー・J・サラザール氏は「スタジオのいつもの悪ふざけが見られる」とソニーを非難しています。

「クレイヴン・ザ・ハンター」は、おそらくかつてはしっかりしたアクション映画だったが、いつものソニーの悪ふざけがすべてここにはある。苦痛なADR、途切れ途切れの編集、そして大量の生気のないCGI動物!チケット代に見合う価値はないが、新しいミームとして見るのがすごく楽しみなシーンが3つほどある。

Geekly Goods のレオ・リデル氏も「クレイヴン」に対する否定的な感想を述べています。

「クレイヴン・ザ・ハンター」は、まったくのダメダメ。アクションは好きだったけど、カットアウトが早すぎて楽しめなかった!演技は最悪で、脚本も最悪、アーロン・テイラー・ジョンソンを無駄遣いしていたけど、彼の演技は楽しかった!早すぎたし、ストーリーも良くなかった…さようなら。

Film Blerd のブランドン・ノーウッド氏は、「これまでに作られた映画の中で最も魂のない映画の一つ」と評しました。

「クレイヴン・ザ・ハンター」は、これまで作られた映画の中で最も魂のない作品の一つだ。JC・チャンダーでさえ、これほど魂のないありきたりの映画を作ってしまった。

YouTuberのクリス・パーカー氏はアーロン・テイラー=ジョンソンさんの演技を楽しんだが、他の部分は「退屈」で、キャスト陣は「ぎこちなく退屈なセリフで足かせになっている」と指摘しました。

ジョンソンが血みどろの混乱を巻き起こす場面は面白いが、それ以外は退屈だ。素晴らしいキャスト陣が、ぎこちない退屈なセリフに足を引っ張られている。悪役がヒーローに転身した例がまた一つ。ストーリーに陰謀がまったくない。『ライノとカメレオンの冒険』は無駄になった。全体的にがっかりだ。

Screen Rant のリアム・クロウリー 氏は、本作に感銘を受けることはなく、「とにかく魅力がない」と指摘しながら、SSUの映画の中では最高の作品だと評した。

「クレイヴン」はアクションでは優れているが、結局のところ、魅力に欠ける。奇妙なストーリー構成、圧倒的に残酷な ADR、そして登場人物自身に対する全体的な不信感。セリフがうまく伝わったのは(ラッセル・)クロウだけ。ほとんどの SSU よりははるかに優れているが、それでもまだ物足りない。

The Directのラス・ミルハイム氏は「AI映画のようだ」と指摘しています。

「クレイヴン・ザ・ハンター」は、まさにこの時点で期待通りの映画です。この映画は、スクリーンに適応させようとしている登場人物を一人たりとも理解しておらず、映画全体が AI によって作られたように感じられることが多いです。

Nerdtropolis の創設者ショーン・タジポー氏は、この映画を心から楽しんだと好意的な立場で、続編が待ち切れないと言います。

「クレイヴン・ザ・ハンター」は最高です!アーロン・テイラー=ジョンソンは、その体格、カリスマ性、そして生々しい残忍さでクレイヴンを体現しています。R 指定は大いに報われました。この映画は血まみれで、生々しく、残酷でありながら、この象徴的な悪役にふさわしいストーリーを提供しています。IMAX で体験したばかりの「クレイヴン」をもっと見たくてたまりません!

評論家のグレース・ランドロフ氏もこの映画を称賛し、「最初の『ヴェノム』と同じくらい良かった」としています。

それで…他の人が反応を投稿しているのを見ると、ソーシャルメディアの禁輸措置が解除されたのだと思いますが…?「クレイヴン・ザ・ハンター」は大好きでした。最初の「ヴェノム」と同じくらい良かったので、もう一度見たいです!


SSUのとりあえずの最後の映画となる「クレイヴン・ザ・ハンター」は監督、主演ともにファンが望むスパイダーマンとの対決を目指して、熱意を持って制作したと語っていましたが、残念ながらその期待の続編は実現しない可能性が高いようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-kraven-the-hunter-ending-spider-man-last-hunt-storyline/”]

SSUで最初につまづいてしまった「モービウス」の監督は、映画と予告がまったく違った事について「予告は自分が作ったものではなく、ソニーが作ったもの」と弁明。出演していた俳優はパンデミックが直撃した事で、「ソニーがいじくり回す時間が多すぎた」とも語っていました。

「マダム・ウェブ」の主演を務めたダコタ・ジョンソンさんは映画は「アート」だとしつつも、ソニー幹部は映画をただの金稼ぎとしてとらえて現場に口出ししてくると非難していました。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」では監督や主演が今後の話をしている横で完結作だとプロモーションし、「クレイヴン・ザ・ハンター」もスパイダーマンとのクロスオーバーを本気で目指している最中に、ユニバースの当面の打ち切りを決定したようです。

SSUがうまく機能しなかったのは、ソニーと制作現場が同じ方向を見ていなかったせいなのでしょうか?

ソニーはひとまずディズニー/マーベル・スタジオとの共同作であるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」に集中するとされており、スパイダーマンが終わり次第あらためてSSUを見直していく、あるいは仕切り直す可能性があるかもしれません。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は 2024年12月13日 日米同時公開予定です。