映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」プロデューサーがケヴィン・ファイギ氏の関与を否定

ソニー・ピクチャーズ制作のアニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」のプロデューサー兼脚本家のフィル・ロードさんとクリス・ミラーさんが、海外メディア Rolling Stone とのインタビューで、マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギ社長が本作の創作過程に関与したことについて質問され、回答しました。

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「アクロス・ザ・スパイダーバース」の予告でも判明しているように、本作はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でのドクター・ストレンジの呪文に言及するシーンが含まれています。

これについてファイギ社長が「アクロス・ザ・スパイダーバース」の制作に関与しているのか質問されたミラーさんは「いいえ、私たちが独自でやったことです。自分たちが面白いと思うこと、ベストだと思うことをやって、弁護士やビジネスアフェアーズの人たちに相談した上で、僕らのポリシーで、今のところ、僕らが良いと思うことを実現できています。」と関与していない事を明かしました。

ロードさんは過去のマーベル・スタジオとのコラボレーションを振り返り、「マーベルは我々に多くのロープを与えてくれました。とても実りあるコラボレーションだったんです。ケヴィンは1作目をとても気に入っていて、潮の満ち引きがすべての船を持ち上げると信じているんだと思います。この映画がクールだから、あの映画もクールだ。そして、お互いがお互いをクールにするんだ、とね」と述べました。

そしてマーベル・スタジオとソニーの両作品が「愛を込めて制作されている」と説明し、それによって「楽しいコラボレーションになっている」とも語りました。

ソニーは現在「スパイダーバース」のシリーズでマルチバースについて描いている他、「ヴェノム」から始まったSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の実写映画シリーズでもマルチバースを描いていくと言われています。

MCUではマルチバースに関わることでインカージョンが発生すると説明され、ドクター・ストレンジとクレアはそれを阻止しようと動き出し、征服者カーンもまたマルチバースに関わる危険因子を排除しようとする動きを見せています。

これらがソニー側でも影響するのか、あるいは枝分かれして完全に別のユニバースへ向かうのかは、今後の「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」やSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」などでその方向性が見えてくるのかもしれません。

アニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は 2023年6月2日 より米国公開中、日本は 2023年6月16日 公開予定、続編「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は 2024年3月29日 に米国公開予定です。

ソース:Secrets of ‘Spider-Man: Across the Spider-Verse’ Revealed

映画「ザ・マーベルズ」新作フィギュアよりモニカ・ランボーのヒーロー名が判明か

米玩具メーカー、ハズブロ社のマーベル・レジェンド シリーズからMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」に登場するキャラクターの新作フィギュアの予約が現地時間の6月7日より開始される事を海外メディア IGN が報じました。そこからテヨナ・パリスさん演じるモニカ・ランボーのヒーロー名も明らかになりました。

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コミックではデビュー以降、「キャプテン・マーベル(2代目)」→「フォトン」→「 パルサー」→「スペクトラム」と名前を変えてきたモニカですが、新作フィギュアの商品名からは、MCU版が「フォトン」を名乗ることになる事が伺えます。

2022年のコミック新シリーズで彼女が再び「フォトン」を名乗り始めた事で、MCU版がフォトンになるのではと考えられていましたが、その後、「ザ・マーベルズ」の絵本が発売された時は「スペクトラム」と表示されており、海外ファンの間に混乱をもたらしていました。

さらに2023年に入って、モニカ・ランボーのコミックライターが「コミック側でこの名前(フォトン)の採用を決めたわけではない」とも明かしていました。

なお、フィギュアの箱の概要欄には「モニカ・ランボーの人生はウェストビューで一変しました。現実改変のエネルギー(ヘックス)に触れたことで、電磁スペクトルのあらゆるエネルギーを知覚し、操作する力を身につけたのです。」と能力についても説明されています。

公式ライセンス商品が実際の映画やドラマと異なるケースは珍しいものではなく、「ザ・マーベルズ」劇場公開までの間に再び名前が変更される可能性はゼロではありませんが、ここ数年のモニカ・ランボーのヒーロー名を巡る一連の流れは、MCU版が「フォトン」を採用している可能性を高めているようです。

映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

ソース:The Marvels: New Marvel Legends Movie Figures Revealed by Hasbro

「キャプテン・アメリカ4」、新タイトルは「ブレイブ・ニュー・ワールド」に、アンソニー・マッキーさんが舞台裏写真と共に公開

マーベル・スタジオが撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ」の第4作目のタイトルが「ニューワールド・オーダー」から「ブレイブ・ニュー・ワールド」へと変更された事が、主演のアンソニー・マッキーさんのInstagramより明らかになりました。

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アンソニー・マッキーさんは「ハリソン・フォードが『蹴りたくなるケツとはどのようなものか』と教えてくれたら、耳を傾けるんだ!撮影現場での知恵と笑いをありがとう、友よ!マーベル・スタジオの『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』2024年5月3日公開」とコメントと舞台裏写真を投稿。共演のハリソン・フォードさんと「アメリカのケツ」について舞台裏で談義している事を明かすと同時に、4作目の新しいタイトルをさらっと発表しました。

椅子の背もたれに描かれているロゴも既に新しいものになっている事が確認できます。

「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」のタイトルが変更される事は以前より海外スクーパーたちによって指摘、報告されており、「ニュー・ワールド・オーダー」が政治学的な用語で特別な意味を含んでいた事が原因だと言われていました。

新たなタイトルは変更前のタイトルにもあったニューワールドを残しながらも更に一般的な用語になり、その上で「新世界」が本作におけるキーワードである事をほのめかしているようです。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2024年5月3日 米国公開予定です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」にマイルズ・モラレスがいた?映画ラストの不思議な音声が話題に

ソニー・ピクチャーズのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」にマイルズ・モラレスの存在があったとして、SNSで話題になっています。現在、日本と韓国を除く多くの国々で大ヒットしている「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」の主人公でもあるマイルズですが、その存在は「ホームカミング」の頃からほのめかされています。

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今回話題になっているのは「ノー・ウェイ・ホーム」のラストでピーターが新たなアパートに引っ越してくるシーン。

このシーンのブラジル語吹替版には奇妙なセリフが挿入されていると言います。

このシーンでは女性がポルトガル語で「マイルズ!おいで、ぼうや。片付けて寝ましょう?」と話かけており、続けて大人の男性の声で「はやく寝ないと一ヶ月テレビは無しだぞ」とのセリフが入っているようで、ブラジルのファンはこれをマイルズの母リオと父ジェファーソンの声だと信じているようです。

英語音声日本語字幕でのこのシーンは筆者の耳では聞き取れず、また字幕も特に用意されていません。日本語吹替版でも同様に音声は用意されていません。

なお、Twitterに投稿されている動画につけられている字幕がブラジル語版の公式のものなのか、ユーザーが見やすいように付けてくれたのかは不明です。

先日はソニーのエイミー・パスカルプロデューサーがマイルズ・モラレスの実写化を進めている事を認めているため、少なくともSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)に「スパイダーバース」シリーズとは別の実写マイルズ・モラレスがデビューする可能性は高いと考えられていますが、MCUでもマイルズ・モラレスに関する種まきが着々と進められているのかもしれません。

「ホームカミング」ではコミックのマイルズ・モラレスの叔父にあたるアーロン・デイビスが登場しており、甥が存在している事を劇中で言及しています。

©MARVEL,Sony

今回報告された隣人の男女の会話が実際にリオとジェフであるとすれば、この「ノー・ウェイ・ホーム」ラスト時点でのマイルズはまだそれなりに幼いとも考えられます。

実写版マイルズのデビュー時期は不明ですが、まずは今月公開の「アクロス・ザ・スパイダーバース」でアニメ版マイルズを楽しんだ後、PS5の「Marvel’s Spider-Man 2」でゲーム版マイルズを堪能しつつ、実写版の続報を待つ事になりそうです。

映画「ザ・マーベルズ」のテーマソングが公開

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」の楽曲がデビューしました。現地時間の6月3日、フィラデルフィアで開催されたプライド・コンサート中に、フィラデルフィア管弦楽団が「ザ・マーベルズ」の公式組曲テーマを演奏し、公共の場での初公開となりました。

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作曲したローラ・カープマンさんは会場で撮影した写真をInstagramに投稿し、「昨晩はザ・マーベルズのテーマの感動的な演奏をありがとう!」とオーケストラに感謝を述べています。

本作はキャプテン・マーベルの歌唱シーンや音楽でコミュケーションを取る人たち住む惑星アラドナが紹介されるといった噂が報じられており、映画全体として音楽的要素が強い作品となっているようです。

「ザ・マーベルズ」は最初の予告動画が公開されていますがまだまだ不明な部分も多く、11月の公開に向けての情報解禁に注目されています。

映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

Apple Vision Pro とディズニーが提携、MCUのVR体験が始まる

Apple社のイベントWWDC23が開催され、新たなVRデバイス「Apple Vision Pro」が発表されました。そのイベントにはディズニーのCEOであるボブ・アイガー氏も登場し、ディズニープラスとのコラボレーションを公式にアナウンスしました。

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◆Apple Vision Pro ティザー

◆ディズニープラスコラボ

公開された動画では「ホワット・イフ・・・?」のアニメが紹介され、ウォッチャーが語りかけてくる映像が含まれています。コンテンツの具体的な内容は不明ですが、これは Apple Vision Pro の発売日から利用出来るサービスとなるようです。

Apple Vision Pro の価格は3499ドル(約48万円)で、2024年初めに米国で発売し、2024年末までにそのほかの国にて販売予定となっています。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」の配信日はいつ?ファンの質問に監督が回答

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」が劇場公開されてからはや一ヶ月、世界興行収入は7億8000万ドルを越え、多くのファンを魅了してきました。そんな中、配信日がいつになるのかというファンの疑問について、ジェームズ・ガン監督がSNS上で言及しました。

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ガン監督は Bluesky (※1)にてファンの「配信日はまだかな?幼児がいてこの所映画館に行けない。」との投稿をピックアップして「まだ決まっていません。毎週毎週良い成績を収めてきましたが、あと少しです。」と、日程は未定ながらもあと少しであると回答しました

※1 Twitter共同創業者、元CEOのジャック・ドーシー氏が支援する、Twitter代替のひとつとして注目される分散型SNS

ディズニープラスのサービス開始後、MCUフェーズ4の映画の劇場公開とディズニープラス配信の間隔は以下のとおりです。

  • ブラックウィドウ:0日 (プレミアアクセス)
  • シャン・チー/テン・リングスの伝説:70日
  • エターナルズ:68 日
  • ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス:47日
  • ソー:ラブ&サンダー:62日
  • ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー:82日
  • アントマン&ワスプ:クアントマニア:89日

新型コロナウイルスのパンデミックの最中は一ヶ月あまりという短い間隔で配信されたケースもありましたが、世界中で対策緩和が進むに連れて映画の配信までの間隔もスローペースになってきています。

日数の間隔以外に、「新作映画の劇場公開までに旧作がディズニープラスで配信される」といった法則が長らく適応されていましたが、これは「アントマン&ワスプ:クアントマニア」が「Vol.3」の前ではなく後になったことで、必ずしも継続されているルールではないと考えられます。

「Vol.3」の次の作品である「ザ・マーベルズ」の劇場公開は11月であり、「Vol.3」のディズニープラス配信日がそれ以降になる可能性は無いとは言い切れませんが、最近の「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」と「クアントマニア」は80日から90日、約3ヶ月となっているため、これらと同じペースでスケジュールが組まれているとすれば、「Vol.3」は8月上旬にディズニープラスに到着するはずです。

SNS上でのファンとの交流を密に行うガン監督の事ですから、スケジュールの確定があればまたSNSを用いて報告されるかもしれません。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は 2023年5月3日 より劇場公開中です。

【ネタバレ注意】映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」、制作クルーが撮影の舞台裏を公開

ソニー・ピクチャーズが制作した大人向けアニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」のコスチュームデザイナーを務めるトレイス・ジジ・フィールドさんが本作に出演する、とある俳優さんの衣装など、自身のInstagramにてその撮影の舞台裏の写真を投稿しています。

※これより先は「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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写真にはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ホームカミング」でアーロン・デイビスを演じたドナルド・グローバーさんが映されており、「アクロス・ザ・スパイダーバース」ではアーロンの変異体としてヴィランのプラウラーのコスチュームを着用して出演しています。

コミックのアーロン・デイビスはスパイダーマン/マイルズ・モラレスの叔父でありヴィランのプラウラー。プレイステーション版のゲームでも同様に描かれていましたが、「ホームカミング」の削除シーンではトム・ホランドさん演じるピーター・パーカーとのやり取りの中で甥っ子がいる事が判明していたものの、「ノー・ウェイ・ホーム」を終えてもMCUにマイルズ・モラレスが導入される事はなく、アーロン自身も再登場していませんでした。

先日はエイミー・パスカルプロデューサーがマイルズ・モラレスの実写化に取り組んでいる事を認めており、ドナルド・グローバーさん演じるプラウラーがSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画で再登場する可能性は大いにあるかもしれません。

アニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は 2023年6月2日 より米国公開中、日本は 2023年6月16日 公開予定、続編「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は 2024年3月29日 に米国公開予定です。

映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」、世界オープニング興収が2億ドルを越えて前作の約3倍を記録

ソニー・ピクチャーズ制作のアニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」の全世界でのオープニング週末興行収入が2億860万ドルに達したと、海外メディア Deadline が報じました。前作「スパイダーマン:スパイダーバース」の8810万ドルを大きく越えて約2.8倍の記録更新となっています。

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「アクロス・ザ・スパイダーバース」は現在59の国々で公開されており、まだ公開されていない日本と韓国での興行収入はここには含まれていません。

Deadline の別の記事によると、「アクロス・ザ・スパイダーバース」は公開初日に1億2050万ドルを記録し、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」の1億1840万ドルを越えたものの、週末全体としては及ばなかったようです。

米国内でのアニメ映画ジャンルで見ると、「インクレディブル 2」 (1億8260万ドル)、「スーパーマリオ ブラザーズ」(1億4630万ドル)、「ファインディング ドリー」(1億3500万ドル)、「アナと雪の女王2」 (1 億3020万ドル)、「トイ ストーリー 4」 (1億2090万ドル)に次ぐ6位にランクインしていると報じています。

BoxOfficeProによる全米アニメ映画ランキングは以下の通りでDeadlineの報道とは異なっています。

  1. 2019年「ライオン・キング」(1億9170万ドル)
  2. 2018年「インクレディブル2」 (1億8260 万ドル)
  3. 2023年「スーパーマリオブラザーズ」(1億4630万ドル)
  4. 2016年「ファインディング ドリー」(1億3500万ドル)
  5. 2019年「アナと雪の女王2」 (1億3020万ドル)
  6. 2007年「シュレック3」(1億2160万ドル)
  7. 2019年「トイ・ストーリー 4」(1億2090万ドル)

前作の興行収入と比べると大きく躍進した「アクロス・ザ・スパイダーバース」ですが、歴代の強豪には一歩及ばずといった感じになっています。

しかし映画の内容に対する観客の反応は極めて好感触で、先日も記事にしたとおりIMDbユーザースコアで歴代ヒーロー映画のジャンルで1位を獲得。

フランスのAllocineでは批評家から5点満点中4.1、観客から4.5のスコアを獲得し、中国の Douban スコア は10点満点中9点となっていると記事は伝えています。

これらの高評価が今後の全体興行収入をどこまで押し上げるのか注目されています。

アニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は 2023年6月2日 より米国公開中、日本は 2023年6月16日 公開予定、続編「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は 2024年3月29日 に米国公開予定です。

ソース:‘Spider-Man: Across The Spider-Verse’ Snares $209M Global Bow – International Box Office

映画「サンダーボルツ」公開延期か?デヴィッド・ハーバーさんが可能性を示唆

現在、WGA(全米脚本家組合)のストライキの影響で撮影が滞っているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」に出演するデヴィッド・ハーバーさんが、先ごろ自身のInstagramを更新し、映画の延期について言及しました。

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本作や映画「ブラックウィドウ」でレッドガーディアン/アレクセイを演じたデヴィッド・ハーバーさんは「サンダーボルツは遅れるかもしれませんが、私はその時間を賢く使ってマルチバースに陥っています。」とコメントを添えてディズニーパークで余暇を楽しんでいる様子を投稿しました。

現状でストライキが終息する兆候は見られておらず、同時期に公開予定の映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」が順調に撮影が進んでいる事に対して「サンダーボルツ」はタイミング悪く脚本を書き直しする事にしたという事実も絡んで制作が中断されてしまっています。

マーベル・スタジオはストライキの影響で「ワンダーマン」、「ブレイド」、そして「サンダーボルツ」の撮影が中断されている他、ソニー・ピクチャーズとの共同プロジェクトである「スパイダーマン4」の開発もストップしている事がプロデューサーより明かされています。

ディズニーはディズニープラスでのMCUの展開ペースをスローダウンさせていく方針だと報道されていましたが、ストライキがあまりに長引くようであれば映画の公開スケジュールにも様々な影響が出てくるかもしれません。

映画「サンダーボルツ」は 2024年7月26日 米国公開予定です。