映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」に登場した「エージェント・オブ・シールド」のイースターエッグ

ソニー・ピクチャーズ制作の映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」にてABC制作のマーベルドラマ「エージェント・オブ・シールド」のイースターエッグが発見され、話題になっています。マイルズ達の世界でS.H.I.E.L.D.のエージェントたちは活躍しているのでしょうか?

sponsored link
 

「アクロス・ザ・スパイダーバース」に登場するマイルス・モラレスの部屋のコルクボードに貼られた切り抜きの中には、「エージェント・オブ・シールド」のファンが見たことのあるものがあるかもしれません。

image from the direct ©MARVEL,Disney

ニューヨーク・ブレティン紙はクロエ・ベネットさんが演じるクエイク/デイジー・ジョンソンの写真を掲載し、 「ヒーローかならず者か?」という見出しをつけ、警察は市全体の捜索を強化すると伝えています。

この事はデイジーがS.H.I.E.L.D.を抜けて一人で活動していたシーズン4の冒頭部分にあたり、「エージェント・オブ・シールド」の作中に登場していた切り抜きが今回の「アクロス・ザ・スパイダーバース」にも登場する事になりました。

©MARVEL,Disney

「エージェント・オブ・シールド」はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アイアンマン」から「アベンジャーズ」まで登場していたS.H.I.E.L.D.のフィル・コールソンを主人公に据えて、MCUスピンオフドラマとして制作がスタート。

しかしこれはマーベル・スタジオ制作ではなく、米ABCスタジオと旧マーベルテレビジョン(現在はマーベル・スタジオに併合)によるドラマで「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」あたりまでのMCUの裏側を描くドラマとして機能していましたが、その後はコールソンがタイムトラベルした事などもあって、物語は枝分かれしていく事になりました。

MCUにおけるデイジー・ジョンソンがどうなるかは不明で、デイジーが活躍したコミック「シークレット・インベージョン」の実写ドラマで何らかの動きがあるのではないかと噂されていましたが、最近の報道を考慮するとどうやらそう単純には行かないようです。

それでもS.H.I.E.L.D.のエージェントたちがMCUに戻る事を期待しているファンは多く、Netflixからデアデビルたちが戻ってきたように、そして「デッドプール3」でX-MENたちが戻ってくるように、「シークレット・インベージョン」であるかどうかは別にして、いずれはデイジーたちも戻ってくるかもしれません。

アニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は 2023年6月2日 より米国公開中、日本は 2023年6月16日 より公開中、続編「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は 2024年3月29日 に米国公開予定。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」は全話ディズニープラスで配信中です。

ソース:Spider-Verse 2 Includes an Agents of SHIELD Character We All Missed (Photos)

ドラマ「シークレット・インベージョン」、サミュエル・L・ジャクソンさんが盗撮ドローン撃墜を明かす─「アベンジャーズ」では脚本流出も

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」に出演するサミュエル・L・ジャクソンさんとエミリア・クラークさんらキャスト陣が、海外メディア Entertainment Weekly のインタビューに応じ、マーベル作品の秘密主義について話しました。

sponsored link
 

過去のインタビューでも「ネタバレしてしまって怒られないように注意している」と語っていたエミリア・クラークさんは、今回のインタビューの中で「シークレット・インベージョン」の撮影が始まって数日間、SIMカードを抜き取っていたと明かし、「ファンが自分を追跡するかもしれない」と恐れていたと語りました。「ゲーム・オブ・スローンズ」のネタバレが流出したときにはひどく傷つき、立ち直るのに時間がかかった経験がそうさせたと言います。

続けてサミュエル・L・ジャクソンさんが「ゲーム・オブ・スローンズ」と同様に「シークレット・インベージョン」でも撮影現場の上空にはドローンが飛んでいたと言います。そして「マーベルのセキュリティはドローンの一つを撃ち落としました。そして犯人を見つけて、捕まえたんだ。」と現場で起こった事件について明かしました。

これに対してドン・チードルさんが「彼らはマーク・ラファロとトム・ホランドの写真を掲げて、『この人たちみたいになってはいけない?』と言っただけではないんです。」と皮肉なコメントを述べました。

この発言でエンジンがかかったサミュエル・L・ジャクソンさんは「それよりひどい例があるよ!」と付け加えました。そして「 『アベンジャーズ』の準備をしていたとき、誰かが私の透かしマークが入った『アベンジャーズ』の脚本のコピーを印刷して、ネットで販売したのを覚えています。私はカナダで撮影していて、マーベルがカナダに来ました。それはカナダで印刷されていたんだ。」と約10年前の事件についても明かしました。

マーベル作品のファンが年々増大するに連れて、そのリークを狙う人物も増加。また俳優たち自身のうっかりネタバレにもスタジオは悩まされています。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の主演を務めるアンソニー・マッキーさんは「台本を読む時は見張りがいる」とジョークを交えてスタジオのセキュリティレベルの高さをアピール。一方でドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」に出演するパティ・ルポーンさんは「しゃべりすぎて怒られた」とも発言しています。

「シークレット・インベージョン」に今のところ大きなリークはありませんが、以前には公式がエミリア・クラークさんの秘密のキャラクターについてネタバレしてしまったと話題になりました。現在はクラークさんが演じているのはガイアである事が明かされていますが、コミックのガイアとは大きく違うこともあり、かつてのネタバレキャラの設定の一部がMCU版のガイアに引き継がれるのではとも考えられています。

リークやネタバレ問題は別にして、「私たちは比較作品として『ウィンター・ソルジャー』について話し続けています。これはスパイ活動、スパイスリラーであり、彼らはそれに適したプレイヤーです。」とドン・チードルさんは語りました。

ドラマ「シークレット・インベージョン」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第2話は 2023年6月28日16時 より配信予定です。

ソース:Emilia Clarke says it’s easier keeping spoilers for Marvel’s Secret Invasion than Game of Thrones

映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」の大ヒットの裏にあるという過酷な制作現場の告発とソニーの反論

ソニー・ピクチャーズ制作の映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」が記録的なオープニング興収と共に大ヒットしている裏で、制作現場は相当過酷な状態にあったと、海外メディア Vulture が報じました。

sponsored link
 

記事によると、経験豊富なアーティストから制作幹部まで、この映画に携わった複数の人物が、「スパイダーバース2」では容赦ない修正主義が行われ、約100人のアーティストがプロジェクトから去ることになったと主張しています。

匿名希望のそのうちの4人は、脚本家兼プロデューサーのフィル・ロード氏が、開発初期に3Dアニメーションをコンセプト化できず、完全にレンダリングされた作品を編集することを選んだと述べました。

問題は、この種の編集変更は通常、映画の企画と絵コンテの段階で行われるものであり、アニメーション・シーンがすでに承認され、レンダリングされてから行われるものではないという事です。

例えばこれは設計図を書かずにとりあえず家を建築し、建ってから間取りを変えたり、柱を取り替えたり、外観を変更したりと足し算引き算を繰り返して完成に持っていくスタイルで、多くの無駄と実際に制作を担当する職人への負担が発生します。

完成したシーンを制作プロセスの後半で変更しなければならないため、全体的に遅れが生じてしまったのだとアニメーターたちは言います。そして、「スパイダーバース2」が2022年公開予定から2023年6月に延期されたのはパンデミックの影響のせいではないとも言います。

2021年春からプロジェクトに参加したというアニメーターたちは、フィル・ロード氏がレイアウト段階や最初の3D絵コンテを作成する段階で手直ししたため、3カ月から6カ月間はほとんど仕事をすることができなかったと主張。

この期間を挽回するため、制作スタッフは週7日、11時間労働を1年以上続けなければならず、最終的なレンダリング段階では5回も作品を修正しなければならなかったと語りました。

また、フィル・ロード氏が常に関与していた一方で、クリス・ミラー氏は制作中しばしば行方不明になっていたとも明かしています。


これに対してソニーのエイミー・パスカルプロデューサーはフィル・ロード氏を擁護する主張を展開。

「アクロス・ザ・スパイダーバース」では「1000人以上」のアーティストが作業したと述べ、これだけ多くのアーティストがこの映画に携わっているのだから、100人の脱落者がいたとしても驚くことではない、と言います。

そして「アニメーションの仕事の素晴らしさのひとつは、ストーリーが正しくなるまで続けられることです。もしストーリーが正しくなければ、正しくなるまで続けなければなりません。」とコメントしました。

レンダリングシーケンスを変更することで発生する膨大な作業に苦戦する人々について、パスカルプロデューサーは「映画製作へようこそ」と言葉を贈り、そういったリテイクは当たり前であるという認識を示しました。

アニメーターたちは「アニメーションは金曜日に完成させなければならない。完全にね。でもフィルはまだ書き直している。(中略)本当にどうかしている。私は、制作の後半でさえも物事が書き直されるプロジェクトに携わったことがある。でも、これは別次元のクレイジーさだ」ともコメントしました。

前作「イントゥ・ザ・スパイダース」の公開から約5年、ようやく「アクロス・ザ・スパイダーバース」が公開されるに至りましたが、このような制作現場の状況が明らかになったことで、「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は本当に来年公開となるのでしょうか?今後もこの問題について注目となります。

アニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は 2023年6月2日 より米国公開中、日本は 2023年6月16日 より公開中、続編「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は 2024年3月29日 に米国公開予定です。

ソース:Spider-Verse Artists Say Working on the Sequel Was ‘Death by a Thousand Paper Cuts’

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」、アーロン・テイラー・ジョンソンさんがSNSでスパイダーマンを挑発

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」の主演を務めるアーロン・テイラー・ジョンソンさんが、本作の予告動画の解禁後、自身のinstagramを更新し、スパイダーマンを挑発していると話題になっています。

sponsored link
 

アーロン・テイラー・ジョンソンさんはインスタのストーリーに予告動画を貼り付けて、「スパイダーマン、覚悟しとけよ」と短いコメントを添えています。

from Instagram

公開された予告では主人公のクレイヴン・ザ・ハンターことセルゲイ・クラヴィノフが蜘蛛に囲まれている瞬間があり、多くのファンは今後のスパイダーマンとの対戦に期待しています。アーロン・テイラー・ジョンソンさん自身も過去のインタビューで「その可能性は間違いなくある」とし、将来的な対戦を楽しみにしているとコメントしています。

その一方で、一部のファンは「モービウス」での悪夢を忘れてはいません。

「モービウス」の予告には「クレイヴン・ザ・ハンター」の予告以上に大胆にスパイダーマンが示唆されていましたが、映画本編にその予告のシーンが登場する事はありませんでした。これについて監督は「予告はソニーが作ったもので、自分ではないから知らなかった」と発言し、管轄外である事を明かしていました。

過去のこの事例から、クレイヴンが蜘蛛に囲まれるシーンは本編には存在しないのではと考えるファンもいて、SSUとスパイダーマンの関係について注意深く観察を続けているようです。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は、2023年10月6日に米国にて劇場公開予定です。

映画「ガーディアンズ3」、米BDの発売日と特典映像が判明。ヴィランのその後も収録し、デジタルリリースは7月7日から

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」の Blu-ray の米国発売日が 2023年8月1日 になる事がアナウンスされました。そこに収録される特典映像の全貌も発表され、ディスクに先駆けて 7月7日 にデジタルリリースされる事も明らかになりました。

sponsored link
 

以下は今回発表された特典映像として予定されている内容です。

特集

不完全で完璧な家族:キャストとスタッフの互いへの、そしてフランチャイズ全体への情熱を通して、ガーディアンズの進化を見る。この壮大な3部作の最終作を完成させるために、この結束の固い “見出された家族 “が遺産を残し、最高の思い出を語る。

ロケット・ラクーンの誕生:ジェームズ・ガン監督が、ロケットに命を吹き込んだこと、そしてロケットというキャラクターが彼にとっていかに個人的なものであるかを語る。キャストやスタッフとの会話を通して、BTS映像、視覚効果プロセスの研究と開発、ロケットのインスピレーションを明らかにする。

削除されたシーン

  1. A Bit Much:アダム・ウォーロックがアイーシャに、ガーディアンズで何をするつもりかを説明する。
  2. A Lending Hand:ピーターがカウンター・アースで負傷したヒューマニマルに手を貸し、危害を加えないことを示す。
  3. Drax’s Analogies and Metaphors:ドラックスはピーターに興味深い人生の類推と比喩を与える。
  4. The Perfect Society:ハイエボリューショナリーが宇宙を完璧にする使命を明かす。
  5. The Search for 89P13:ベヒーモスがハイエボリューショナリーにあまり良くないニュースをもたらす。
  6. Annoyed Peter:シールドの改造中にピーターがイラつく。
  7. A Burning Escape:アレーテで燃え盛る地獄から脱出する前に、ピーターは音楽プレーヤーを取りに戻る。
  8. Knowhere After the Battle:クラグリンがアダム・ウォーロックをリクルートしている間、ハイエボリューショナリーはノーウェアに連れ戻され、監禁される。

ギャグ・リール

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.3」のキャストとスタッフによる撮影現場での楽しいNGシーンを見てみましょう。

監督オーディオコメンタリー

ジェームズ・ガン監督による音声解説付きで映画をご覧ください。


数週間前まではヴィランのハイエボリューショナリーの生死について、多くのファンが議論を交わしていましたが、本作のVFXアーティストがガーディアンズに救助されているとして証拠の劇中映像と共に公開。その後、ガン監督もこれを認め「エキストラ(コンテンツ)で観られるようになると思う」とコメントしていました。

気になるディズニープラスでの配信日は今のところ不明。

MCUの直近作品である「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の場合は、2023年4月18日 にデジタル配信され、Blu-rayはその一ヶ月後の 5月16日 に発売、ディズニープラス配信は 5月17日 となっていました。

ソース:Guardians of the Galaxy Vol. 3 Digital and Blu-Ray Release Dates Announced, Bonus Features Revealed

テノッチ・ウエルタさんが告発を受けて新作映画を降板へ

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」でヴィランのネイモア・ザ・サブマリナーを演じたテノッチ・ウエルタさんが、先日の性的暴行疑惑に関する告発をうけて、主演予定だったNetflixの『Fiesta en la Madriguera(原題)』から降板したと、海外メディア Deadline を通じて声明を発表しました。

sponsored link
 

ウエルタさんは「マリア・エレナ・リオスの最近の虚偽発言の影響と、それらが引き起こした損害を考慮して、私は映画『Fiesta en la Madriguera』への参加を取りやめるしかなくなりました。大きな悲しみをもってこのようなことを申し上げますが、彼女の行為によって私自身だけでなく、このプロジェクトに携わった何十人もの才能ある勤勉な人々の仕事も傷つけられることは許されません。今の私の焦点はシンプルです。私の評判を回復するプロセスを続けることです。」と声明の中で述べています。

記事執筆時点でこの告発に対してディズニー及びマーベルはコメントしていません。

サックス奏者のマリア・エレナ・リオスさんからの告発を受けたウエルタさんは、先日、反論の声明を発表。その中では「数ヶ月の交際終わった後、彼女は二人の関係を偽るようになった」と述べ、リオスさんの主張を「虚偽であり、まったく根拠のないもの」と反論しています。

ソース:‘Black Panther 2’ Star Tenoch Huerta Exits Netflix Film ‘Fiesta En La Madriguera’ Following Sexual Assault Allegations

クリス・ヘムズワースさん、娘には「普通の子供時代を送って欲しい」と語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」の主演を務めたクリス・ヘムズワースさんが、海外メディア Entertainment Tonight とのインタビューの中で、娘のインディア・ローズちゃんが今後も演技を続けることへの思いを語りました。

sponsored link
 

インディア・ローズちゃんが演じたゴアの娘ラブというキャラクターについて、「元々はほんの僅かな、小さな役でした」というクリス・ヘムズワースさんは「でもストーリーが変更されるにつれて、キャラクターが広がっていったんです。それで娘に『セリフを入れてみるかい?』って聞いてみると『うん、とてもクールだわ!』という感じでした。娘はプロとして、とても気に入ってくれたんです。」と制作当時を振り返りました。

一方でヘムズワースさんは娘が引き続き俳優を続けることには、今のところあまり積極的ではないようで「彼女には普通の子供時代を持っていて欲しいですね。」と語り、彼女が大きくなって、もっといろいろなことをしたいと思うようになったら、大賛成だと付け加えました。

この事について、ローズちゃんに実際に忠告したともいいます。

「でも僕は言ったんです。学校に行って、馬に乗って、楽しんで、子供らしくしなさいって。一度列車が動いてしまうと、降りるのはかなり難しいし、多くのことを見逃してしまうから。」

「ラブ&サンダー」公開当時のインタビューで娘の演技が「一度きり」とも話していたヘムズワースさんですが、物語における結末やジェーンの意志などを考えると、ラブが今後のMCUで再登場する事は必然となるような展開でもありました。

今後は征服者カーンと戦うにあたって別の俳優が大人になったラブを演じるのか、あるいはフェーズ7以降のもっと未来に、大人に成長したインディア・ローズちゃんが新たな雷神として戻るのか、今後の展開には注目となります。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Chris Hemsworth Fanboys Over Working Out With Arnold Schwarzenegger: ‘Highlight of My Life’ (Exclusive)

SSU映画「エル・ムエルト」、劇場公開の延期が決定

ソニー・ピクチャーズがSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「エル・ムエルト」の劇場公開をスケジュールから削除する事を発表したと、海外メディア Deadline が報じました。ホナス・キュアロン監督、バッド・バニーさんが主演を務める本作は 2024年1月12日 に公開される予定でした。

sponsored link
 

記事によると、本作は開発初期段階にあり、ギャレス・ダネット=アルコサーさんが脚本を担当。しかし、WGA(全米脚本家組合)ストライキと、主演のバッド・バニーさんのツアースケジュールが絡んで日程の確定が複雑になっていると言います。

ソニー・ピクチャーズは以前、「エル・ムエルト」を 2024年1月12日 に劇場公開する予定でしたが、その枠は、ラキース・スタンフィールドさん主演、ベネディクト・カンバーバッチさんやジェームズ・マカヴォイさんが共演する映画「ブック・オブ・クラレンス」が使用する事が発表されました。これは 2023年9月22日にリリースされる予定でした。

「エル・ムエルト」は約半年後の公開を控えた上で撮影がスタートしていなかった為、メディアやファンの多くは公開延期が明らかであると感じていました。

コミックに登場するエル・ムエルトは、代々受け継がれてきたスーパーパワーを持つメキシコのレスラー。スパイダーマンのヴィランとして登場していますが、かなりマイナーなキャラクターであり、このキャラクターの実写化について「スパイダーマンにとって他にもっと重要なキャラクターはたくさんいる」と疑問視するファンも少なく有りません。しかし、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント会長 兼 CEOのトニー・ヴィンシクエラ氏は以前のインタビューで太鼓判を押している事を明らかにしています。

「エル・ムエルト」の新たな公開予定日は明らかになっていません。

ソース:Bad Bunny’s Spider-Man Universe Movie ‘El Muerto’ Pulled From Sony Release Schedule

【噂話】マーベル・スタジオ、サンディエゴ・コミコン2023を欠席か

マーベル・スタジオが 2023年7月21日 開催予定のサンディエゴ・コミコン2023を欠席する可能性が高いと、海外メディア The Wrap が報じました。昨年の同イベントではフェーズ5とフェーズ6のスケジュールが大々的に発表されており、今年のマーベル・スタジオのパネルにも注目が集まっていました。

sponsored link
 

記事によると、現在アメリカで発生している脚本家ストライキの影響で、この間制作サイドは該当作品の宣伝活動等を行うことが禁じられているとの事。

マーベル・スタジオ作品では「デアデビル:ボーン・アゲイン」や「サンダーボルツ」、「ブレイド」などがこれに該当し、その他進捗不明な作品や未発表作品なども当然含まれる事になります。

記事はマーベル・スタジオ以外にも言及し、ユニバーサルやHBOもコミコンを欠席すると聞いていると報告しています。

もしも実際にマーベル・スタジオがコミコンを欠席する事になれば、次の発表の場として考えられるのは2023年9月8〜10日開催予定のディズニーのイベント「Destination D23」が考えられています。

ディズニー及びマーベル・スタジオは先日いくつかの映画の延期を発表するなど、今回のストライキの影響を大きく受けています。

ストライキが始まって約1ヶ月半、争点はAIと動画配信サービスの2点が大きな問題で、WGA(全米脚本家組合)はAIが作る文章や画像が仕事を奪いかねないとして利用の禁止、あるいは一定の制限を求めていますが、制作会社側はこれを拒否しています。

動画配信サービスに関してはテレビでの再放送とは異なり、二次使用料が脚本家に入らない契約が多い事への待遇改善が求められています。この背景には制作会社側の幹部が高額な報酬を受け取っている事などの格差への不満や批判などが含まれていると指摘されています。

ストライキが長引けば当然のように作品の公開や配信の延期に繋がり、業績悪化にも繋がっていきます。ファンは延期によって作品の視聴が遅れるだけでなく、その業績悪化は今後の続編プロジェクトでの予算に影響する可能性もあり、続編のクオリティが低下したり、あるいはそもそも制作されなくなる事もあるかもしれません。

ソース:Marvel Studios to Skip Comic-Con’s Hall H This Year (Exclusive)

ロバート・ダウニーJr.さん、トム・クルーズさんとの初共演は「アイアンマン4」で?

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アイアンマン」などで主演を務めたロバート・ダウニーJr.さんがHBOの「Downey’s Dream Cars」のプレミアイベントに出席しました。そのレッドカーペット上で行われたインタビュー映像で、「アイアンマン4」に関する質問を受ける一幕がありました。

sponsored link
 

extratv によるインタビュー動画が公開されており、動画の終わり(3分あたり)頃、インタビュアーと次の用なやり取りが行われています。

ETV:「もう一つ質問させてください。『トロピック・サンダー』について。トム・クルーズが続編を作りたいと言っているんだけど、やってくれますか?」

RDJ:「ええと、私が言えるのはこれだけです。トム・クルーズと私はまだ一緒にプロジェクトを行ったことはありません。だから回答としてある種「はい」です、何の作品にするかはその後です。」

ETV:「『アイアンマン 4』で共演はどうですか?」

この質問に対してロバート・ダウニーJr.さんは驚いて「彼はそれをやりたいの!?」を目を見開き、インタビュアーが「そこでぜひ見たいです」と畳み掛けると「オーケー」と答えたあと、「トム、真に受けないでよ!」と冗談交じりに去っていきました。

トム・クルーズさんがアイアンマンを演じる予定だったという話は古くからありますが、2023年初頭のポッドキャスト「Phase Zero」に出演したクルーズさんはその噂について言及。そこで「(役獲得まで)近くありませんでした」と述べ、「ロバート・ダウニーJr.が大好きだし、あの役は他の誰も想像できません。彼(ロバート)にとっては完璧だと思います。」とコメントしていました。

「アイアンマン4」が実現する可能性は現状低いようですが、マルチバースを利用してアイアンマンの変異体が登場することは十分あり、無限のマルチバースの中でそれを避け続けることは逆に不自然とも言えます。

アイアンマン/トニー・スタークはMCUの本筋から退場していますが、今後は映画「アーマーウォーズ」とドラマ「アイアンハート」にてそのレガシーが語られる予定。その中でトニー・スタークがどう描かれていくのか注目となっています。

映画「アイアンマン」シリーズはディズニープラスで配信中です。