ジョン・バーンサルさんがトム・ホランドさんとの出会いを振り返り、スパイダーマンのオーディション用動画を撮ったと明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」でNetflixの「デアデビル」よりパニッシャー/フランク・キャッスルを再演したジョン・バーンサルさんが、MCUでスパイダーマンを演じるトム・ホランドさんとの出会いについて振り返りました。

ジミー・キンメル・ライブ!に出演したジョン・バーンサルさんは、クリストファー・ノーラン監督の最新作「オデュッセイア」でトム・ホランドさんと共演するに当たって、彼との出会いについて明かしています。

まず最初に言わせてください、トム・ホランドはかつて生きた中で最も偉大な人間の一人です。トム・ホランド――この若者について、どれだけ良いことを言っても足りません。彼を愛しています。7、8年前に、ある意味『オデュッセイア』のような、中世の旅を描いた映画で共演したのですが、予算は文字通り10億分の1くらいでした。

バーンサルさんが指摘する映画はおそらく2017年公開の「Pilgrimage」(巡礼の意味、邦題はレジェンダリー)で、二人はこの映画で共演していました。そしてこの映画の撮影現場(2015年春)で、二人はマーベルのオーディション用の動画を撮りあったのだと言います。

トムがスパイダーマンのオーディションを受け、私がパニッシャーのオーディションを受けたのがあの映画の現場でした。あの映画で、実はお互いのオーディションテープを撮り合ったんです。

彼はまだ十代でしたが、あんな集中力と信念を持った人間を見たことがありませんでした。本当に美しかった。彼は『僕はスパイダーマンだ』と言い張るんです。本当に自分が役を掴むと信じていて、私は『スパイダーマンになりたい人はたくさんいるだろうね。君はすごく才能があるけど、確率はかなり低いよ』と思っていました。でもトムにはあの信念があったんです。彼を知り、彼の仕事ぶりを見れば、彼があの映画スターである理由がわかるでしょう。

すごいのは、彼は信じられないほど運動神経も良くて、宙返りとか、そういうことを全部本当に自分でできるんです。彼のオーディションテープで、シーンに滑り込むような動きをしたんですが、私が『トム、壁を駆け上がって、ダブルバックフリップでもしてからシーンを始めたらどうかな』とアドバイスしたんです。彼は『え? そうした方がいいと思いますか? やりすぎじゃないですか?』と言ったので、『他にそんなことできる奴はいないと思うぞ!』と言いました。そしたら、本当にやったんです!

このエピソードを披露した後、バーンサルさんは自慢げに「だから私のおかげとは言いませんが、まあ、少しはね?少しは何かあったでしょ?」とトム・ホランドさんがスターになったきっかけが自分自身である事を冗談交じりに主張しました。

マーベル作品でもジョン・バーンサルさんとトム・ホランドさんの共演に期待したい所ですが、パニッシャーとスパイダーマンが同時に画面上に登場するためには、ソニー・ピクチャーズとマーベルとの間に解決するべき大人の問題が残されているようです。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」最終話のスパイダーマンのイースターエッグについて制作者が認めたと話題に

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の最終話に隠されたスパイダーマンのイースターエッグについて、制作側が認めたと話題になっています。

シーズン1の最終話の40分過ぎ、マット・マードックとカレン・ペイジが埠頭近くで会話をしている最中のBGMがスパイダーマンのテーマ曲のアレンジになっているのではないかとSNS上で指摘されました。

このシーンで流れている曲の一部、カレンが「どこから始める?」と聞いてマットが「同志を集める」と答えるあたりの部分が、MCUのスパイダーマンのテーマ曲に似ている気がするとクリップ付きで投稿。マイケル・ジアッキーノさんの曲のアレンジバージョンがBGMに含まれていると、ファンは注目しました。

この投稿に対して、「デアデビル:ボーン・アゲイン」のサウンドトラック Vol.2 に含まれるこの曲「Survive」の作曲を担当したザ・ニュートン・ブラザーズの公式SNSはこの投稿をシェアし、手を挙げる絵文字を利用してこの指摘を認め、偶然似たのではなく意図的に取り入れた事をほのめかしました。

しかしながらこの絵文字の投稿は数時間で削除されました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」ではスパイダーマンの登場が期待されていましたが、以前から分かっているようにソニー・ピクチャーズとの権利問題の影響が大きく、実現する事はありませんでした。

それでも劇中でフィスクが「クモを真似たモノ」の存在を指摘し、今回指摘されたようなBGMでの言及があった事は、マーベル側はクロスオーバーを実現させたいと考え続けている姿勢の現れでもあるようです。

以前にはケヴィン・ファイギ社長がくじけずにソニーと交渉中だとも報じられていましたが、実現を祈ってファンは辛抱強く待ち続けるしかありません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-new-cast-and-avengers-movie-rumors/”]

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。

アンドリュー・ガーフィールドさんがスパイダーマン再演について「型破りなことをしたい」と語る

ソニー・ピクチャーズ制作の「アメイジング・スパイダーマン」や、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でスパイダーマン/ピーター・パーカーを演じたアンドリュー・ガーフィールドさんが、再演について久しぶりに語りました。

Middle East Film and Comic Con(中東コミコン)のパネルに参加したアンドリュー・ガーフィールドさんは、ファンとの交流イベントの中で再演について次のように述べています。

「何らかの形でまたこのキャラクターを演じてみたいとは思っていますが、かなり奇妙な役になると思います。何かとても奇妙なことをしてみたいですね。とてもユニークで、型破りで、人を驚かせるような事をやりたいです。」 

「ノー・ウェイ・ホーム」出演の噂を最後まで「聞いたことがない」と嘘を貫き通したアンドリュー・ガーフィールドさんは、来年公開予定の新作映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」で再びスパイダーマンを演じるのではという噂について、「信じてもらえない」と前置きしつつ、今回も噂を否定しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-andrew-garfield-denied-rumor-again/”]

ただし再演の意欲がある事は今回のイベントで素直に認め、役に望む事について少し明かす結果となりました。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」でアメイジング・スパイダーマンの再登場の噂が実現しなかったとしても、まだ「スパイダーマン4」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」で再登場の可能性は残されていると考えられます。しかしそこでの再登場を逃した場合、次の機会まではかなり長く待つ必要があるかもしれません。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

映画「サンダーボルツ*」監督がチームメンバーから外された意外すぎるキャラクターを明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」のジェイク・シュライアー監督が、海外メディア SFX Magazine とのインタビューの中で、開発当初、チームメンバーに加えようとしていた意外なキャラクターについて語りました。

シュライアー監督は「内容の売り込み中に、マンシングをチームに入れたいと心から思った時期がありました。」と明かし、「すべては最善の結果に終わったと思います。」と、そのアイデアは採用されなかったものの、結果的にいい作品に仕上がったと語りました。

マンシングは2022年に配信された「ウェアウルフ・バイ・ナイト」でMCUデビューしていますが、その詳細はほとんど描かれていませんでした。

作中では主人公のジャック・ラッセルからテッドと呼ばれており、コミックのマンシング/セオドア・”テッド”・サリスをベースにしていると見られています。

MCUのマンシングの設定については不明な部分が多すぎる現状ですが、コミックのマンシングは元米軍の化学者で、S.H.I.E.L.D.の超人血清再現計画「オペレーション・グラディエーター」に参加していました。血清サンプルの輸送中 A.I.M. に襲撃され、やむなく副作用があるとわかりきっているサンプルを自分に打ち込み、異形の植物怪人へと変貌しました。

「MCU全体を見渡して、善人になり得る悪役を見つけるだけでなく、道徳的にグレーゾーンに位置づけられるキャラクターや、本来は別の道を歩むはずだったのに何かがおかしくなったキャラクターを探しました」と監督は説明。

「あるいは、ジョン・ウォーカーのように、文字通りキャプテン・アメリカだったキャラクターのように、単に誤解されているだけかもしれません。」と付け加えました。

監督は本作のチームついて、「もしかしたら、何か気にかける価値のあるものがあるのか​​もしれない。でも、みんな、その考えをどこかで忘れてしまっているように思います。最初は、一緒に放り込まれた状況から、必要に迫られてのことだったけれど、後にインスピレーションが湧いてきて、グループとして、一人一人が成し遂げられる以上の大きな何かになれるんじゃないかと考えるようになっていくんです。」と語りました。

残念ながら本作にマンシングが参加する事はなくなってしまいましたが、「ウェアウルフ・バイ・ナイト」の監督は続編の制作に意欲を見せており、その後の物語がそのうちまた見られるようになるかもしれません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-werewolf-by-night-director-becomes-comic-writer/”]

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)メルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。

ソース:Thunderbolts director reveals he “really wanted” Man-Thing on the team, but another Marvel project got there first: “It all worked out for the best”

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のセット続報、謎の像と宇宙船の残骸、そして「デッドプール&ウルヴァリン」?

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の撮影が行われているロンドンで、新たなセットが目撃されています。先日はこのセットとは別の場所で何人かの俳優も目撃されていました。

以前にもテキストでお伝えしていた宇宙船について、クレーター内部に建築されている事が写真で確認されました。墜落現場という事になるのでしょうか。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-2-x-men-casts-in-set/”]

また、謎の像が設立されているのも目撃。破損しているもの、原型を留めているもの、いくつかのタイプがあるようです。

残念ながらこのドローンのロングレンジ撮影の画像では、像の顔までは判別出来ないようです。

これに加えてこのスクーパーは「デッドプール&ウルヴァリン」のセットの一部が取り壊されずにまだ残っているとも新たに報告しました。

こちらは残念な事にまたテキストのみとなっています。ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンさんやデッドプール役のライアン・レイノルズさんは公式キャスト発表には含まれていませんでしたが、噂どおりに「ドゥームズデイ」に参加する事になるのでしょうか?

「デッドプール&ウルヴァリン」の残されたセットというのがヴォイドの事を指しているのだとすれば、マルチバースのゴミ捨て場に新たに誰かが放り込まれる事になるのかもしれません。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

映画「キャプテン・アメリカ:BNW」、クリス・エヴァンスさんが褒めてくれたとアンソニー・マッキーさんが語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」はシリーズ4作目の映画ですが、主人公は新キャプテン・アメリカとなったサム・ウィルソンになった事で、主演もクリス・エヴァンスさんからアンソニー・マッキーさんへとバトンタッチとなりました。

新作アニメ映画「スニークス」のプロモーション中、海外メディア E News とのインタビューでキャプテン・アメリカ最新映画についてクリス・エヴァンスさんと会話したかと質問されたアンソニー・マッキーさんは、「彼とは話が出来ていません。ただ、『よくやった!』と映画を気に入ってくれたとメッセージをもらいました。ふたりとも忙しくてあまり話せていないんです。彼は今ヨーロッパのどこかで仕事していますよ。」と、先代キャプテン・アメリカから評価された事を明かしました。

クリス・エヴァンスさんは新作映画「Materialists」(マテリアリスツ)のプロモーションでヨーロッパにいると見られており、この映画ではミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズ役のペドロ・パスカルさんを恋敵として、マダム・ウェブ役のダコタ・ジョンソンさんとの三角関係を描いています。

クリス・エヴァンスさんはアベンジャーズ新作映画で戻って来るだろうと以前から噂されており、2024年の夏に「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」にRDJさんが出演する事が公式発表された時には多くのファンがこの噂も実現するだろうと確信し始めました。

2024年末になって噂にとどまっていた出演について、大手海外メディアが出演すると報道。しかしその後クリス・エヴァンスさんはこのニュースを否定しました。

アンソニー・マッキーさんは数日前、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の撮影のためにロンドンに向かっているとSNSで報告。まもなく撮影に参加すると見られています。

サム・ウィルソンとスティーブ・ロジャースの再会は果たされるのか、「Materialists」の3人はMCUでも共演するのか、続報があり次第またお知らせする事になります。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ:ニュー・ワールド」は、2025年4月15日に有料配信がスタート、5月13日にBlu-ray、4k UHDが米国リリース予定です。

ソース:Anthony Mackie Reveals the Text Chris Evans Sent Him After ‘Captain America’ Role (Exclusive)

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の後、映画「サンダーボルツ*」は大丈夫なのか?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1の最終話が配信され、ウィルソン・フィスクが市長となったニューヨークは以前と大きく様変わりする事になりました。

特に最終話において、マスクの自警団を憎むキングピンは治安回復法を制定。全ての自警活動は違法となり、夜20時以降の外出は禁止、そして戒厳令が近々実行される事も発表されました。デアデビルだけではなくスパイダーマンや、マスクをつけていないルーク・ケイジやジェシカ・ジョーンズらも影響を大きく受ける事が予想されています。

では、フィスク市長の支配はニューヨークにやってくるサンダーボルツの活動にどのような影響を及ぼすのでしょうか。

マスクをしているレッドガーディアンやU.S.エージェントがウィルソン・フィスクの目にどのように映るのかは興味深い所ですが、劇中では何も言及されなさそうというのが正直な所。

コンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがキングピンのような人間の台頭を考慮して超法規的な組織としてサンダーボルツを結成したとは考えにくく、映画でキングピンがヴォイドによるニューヨークの惨事の対処にあたるとも思えません。

「サンダーボルツ*」が「デアデビル:ボーン・アゲイン」最終話よりも前の時系列にして、「サンダーボルツ*」を平常のニューヨークを舞台に起った出来事と設定すればそういった問題は気にする必要がなくりますが、そうすれば今度は「ボーン・アゲイン」の中でサンダーボルツ事件について何も言及されていないという齟齬が生じてしまいます。

「エコー」が 2025年5月 を描き、ここでウィルソン・フィスクが市長選立候補を決意し、ニューヨーク市長選は11月と決まっているため、最速で行動したとすれば、「ボーン・アゲイン」シーズン1の1話のメインは2025年のそれ以降から11月頃まで。オープニングからフォギーの死までは 2024年 を描いているはずです。2話では新年となる2026年を迎え、3話には3月のセントパトリックデーが含まれていました。それ以降、最終話までにどの程度の時間があったかは不明です。立候補が最速でなければこれらの事は1年ずつずれることになるでしょう。

※ディズニープラスの時系列順では2026年10月が舞台の「アガサ・オール・アロング」よりも後に配置されているため、「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1は2026年末から2027年の春頃までと推測出来そうです。

「サンダーボルツ*」に「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1のラストで見たニューヨークは継承されているのか、2週間後の映画館では注目です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中、映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。

映画「サンダーボルツ*」の新CMがアスタリスクの謎に迫る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」のタイトルに含まれるアスタリスクは発表段階から依然として謎に包まれており、ファンはこの記号がニュー・アベンジャーズやダーク・アベンジャーズを表現しているのではないかと考えています。

ケヴィン・ファイギ社長は映画の公開までこれについて明かさないと語っていましたが、マーベル・スタジオは SNS で新しい CM を公開。

この中でアスタリスクについて「*不良」、「*気骨のあるアンチヒーロー」、「*悪者」と3つの候補が挙げられています。正直な所これらはいずれも正解ではないと考えられますが、答えについて映画の中で直接言及されていくのか注目です。

最近はアスタリスクの記号を構成する線がメンバーのひとりずつを表現しているのではないかと考えられ、アスタリスクが6本線から5本線になった事で一人が脱落する事を意味しているとも。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-asterisk-mystery/”]

タスクマスターを演じるオルガ・キュリレンコさんは記号の意味については話せないとしつつも、撮影中の様々な変更があったと語っています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thunderbolts-task-master-actors-interview/”]

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)メルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。

MCU映画「ブレイド」は1920年代を舞台にしたヴァンパイア時代劇になる予定だった

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブレイド」は昨年秋にディズニーのリリースカレンダーから削除され、現在は無期延期中となっています。このブレイドのキャンセルされたバージョンについて、衣装デザイナーの重鎮ルース・E・カーターさんが語ったと報道されました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-blade-changed-release-date-and-2028-update/”]

ジョン・カンペア氏の報告によると、「ブラックパンサー」と「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」でアカデミー賞の衣装デザイン賞を受賞したルース・E・カーターさんは「ライアン・クーグラーからブレイドへの参加を頼まれた。」と語ったとの事。

そしてカーターさんは「ブレイド」の衣装デザインに取り組み始め、その時の内容が「1920年代を舞台にしたヴァンパイア時代劇」だったと言います。

ヴァンパイア時代劇の内容もさることながら、「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が「ブレイド」にどう関与していたかは不明で、プロデューサーではないか、監督を引き受けるつもりだったのかもしれないと憶測を呼んでいます。

クーグラー監督の最新映画「Sinners」は 18日 に日本を除く世界で公開されたばかり。これがヴァンパイア映画である事と、「ブレイド」の衣装デザイナーをクーグラー監督が指名した事にはどのような関係があるのでしょうか。

仮に「ブレイド」をライアン・クーグラー監督が作るとすれば作品の質は期待できそうですが、公開時期は「ブラックパンサー3」よりもさらに後になる可能性がありそうです。

「ブラックパンサー3」は今年後半に着手すると監督は公言しており、これによって公開は2028年ごろが予想されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-black-panther-3-director-addresses-rumors/”]

「ブレイド」がそのさらに2、3年後になるとすればまだ相当待たなければいけませんが、2019年のサインディエゴ・コミコンにて発表された本作が日の目を見るのはいつになるのでしょうか。

【ネタバレ注意】映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の主要なあらすじがリーク【噂話】

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のあらすじとされるものがリークされ、SNS上で拡散されています。ソースは 4chan となっており、その真実性には幾分かの疑いの余地が残されています。

※これより先は「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

THE FANTASTIC FOUR: FIRST STEPS alleged plot leak (4chan)
byu/Tales_of_the_Trivial inLeaksAndRumors

投稿内容を日本語すると以下のような内容に。

「ファンタスティック・フォー4周年」を祝う深夜のトークショーで幕を開ける。彼らの誕生とこれまでの冒険を振り返る。しかし、ファンタスティック・フォーのメンバーは出演していない。レッド・ゴースト(演:ジョン・マルコヴィッチ)とそのスーパーエイプたちとの戦いに忙しく、参加できない。

映画の冒頭は市民がファンタスティック・フォーの結成4周年を祝う記念番組でスタートしつつも、彼らはヒーロー活動で忙しく、番組を欠席しているようです。

ポール・ウォルター・ハウザーは、FF初の悪役であるモールマンを演じています。モールマンは地下王国サブテラニアに住んでいます。彼は実際には悪者ではなく、最終的には世界を救う手助けをします。

実写版のファンタスティック・フォーは過去にもいくつかありましたが、本作では初の実写化となるモールマンが登場。ただし、コミックとは異なって彼がヴィランだったのは過去の事であり、映画の時点ではファンタスティック・フォーとの戦いを経て改心し、協力的になっているとの事。

シルバーサーファーがハロウィンの夜に到着する。スーはこの時すでに妊娠していた。シルバーサーファーはファンタスティックカーの中で彼女と対峙し、彼女の最初のセリフは「私は彼の始まりを告げ、私はあなたの終わりを告げる、ギャラクタスが来るぞ」だった。ジョニーは彼女を追いかけようとするが、酸素不足のためにそれ以上炎を灯すことができず、宇宙へと飛ばされてしまう。

これは最新予告にも含まれていたジョニーとシルバーサーファーのシーンの説明。

FFはギャラクタスと対峙するため宇宙へ向かう。スーが陣痛に襲われ、赤ん坊のフランクリンが誕生する。彼は稀な「遺伝子異常」を持ち、神のような分子操作能力を持つ。ギャラクタスは、FFがフランクリンを渡せば地球を救うと申し出る。フランクリンの力で滅びた宇宙を蘇らせたいのだ。しかし、FFは当然のことながらそれを拒否する。

地球の住民はフランクリンを手放すことを拒否したためFFに反旗を翻し、ある時点でバクスタービルを襲撃し、FFのロボットアシスタントであるハービーを殴り倒した。

間の悪い事に、ギャラクタス討伐に向かう宇宙船の中で出産するようで、フランクリンはコミック同様にミュータントである様子。ギャラクタスは無限の食欲を満たすために、フランクリンの能力で無限に宇宙を生み出させることで満たそうとしているのでしょうか。

ファンタスティック・フォーは当然これを拒否しましたが、赤ん坊ひとりの犠牲を断わって地球が食べられてしまうせいで、地球人はチームを憎む事になるようです。

ナターシャ・リオンは、逃亡中のスーと赤ん坊のフランクリンを助ける女性、シャロンを演じています。モールマンは彼らをサブテラニアに匿いますが、シャロンは後にモールマンを説得し、モロイドを送り込んで市民を救出し、地上でギャラクタスと戦う間、彼らをサブテラニアに隠すよう指示します。

子守ロボットの H.E.R.B.I.E. の声、あるいはベン・グリムの恋人アリシア・マスターズを演じると噂されていたナターシャ・リオンさんはシャロンを演じているとの事。CBMはここで言及されるシャロンはコミックのシャロン・ベンチュラだろうと指摘しています。シャロンはコミック上での二代目ミズ・マーベルで、ファンタスティック・フォーに加入してチームを手伝い、その後は女性版のザ・シングであるシー・シングとして活動していました。

FFはシルバーサーファーの助けを借りてギャラクタスを倒し、大観衆の歓声の中、夕日に向かって走り去る。モールマンとシャロンは結ばれる。

1年後、同じく深夜トークショーで「ファンタスティック・フォー5周年」を祝うところで幕を閉じる。ファンタスティック・フォーのメンバーも参加予定だったが、世界を救うのに忙しく、またしても参加できない。

結末は当初の予想とは違って、ギャラクタスを撃退し、このマルチバースの地球はしっかりと守られて終わるようです。当初は地球を守ることに失敗し、ファンタスティック・フォーは新発明かフランクリンの能力で神聖時間軸に移動し、ギャラクタスの脅威を神聖時間軸のヒーローたちに伝えると考えられていました。

4chan情報はいつもながら疑わしいものですが、真実が紛れ込んでいる事も多多あるため、全てを無視して済ませるのも難しくなっています。今回のリークが真実なら比較的コミックからさほど逸脱していなさそうですが、実際にどのような映画になっているのか、夏の映画館で確かめる必要があります。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に米国劇場にて公開予定、日本は 2025年 夏公開予定です。