Motiveスタジオがゲーム「アイアンマン」の続報を提供、UE5で開発中

Motive Studio のゼネラルマネジャーを務めるパトリック・クラウスさんがスタジオの公式ウェブサイトを通じて、EAから発売予定のゲーム「アイアンマン」の現状と続報について発表しました。2022年の制作発表段階では、「Marvel’s Guardians of the Galaxy」などに携わったオリヴィエ・プルーさんが率いており、まったく新しいソロプレイ用のサードパーソン・アクションアドベンチャーになるとアナウンスされていました。

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2023年1月のリメイク版「デッドスペース」のリリース以降、チームは「アイアンマン」の開発に焦点をあわせて動けるようになったと前置きしつつ、クラウスさんは現状を次のように報告しています。

私たちはまだプリプロダクションの初期段階にあり、開発に最適な基盤を確立するために時間をかけて取り組んでいます。しかし、すでに私たちはアイアンマンのストーリー、デザイン、ゲームプレイを探求する機会をたくさん見つけており、ファンタジーが生き生きと動き始めるのを見て興奮しています。このプロセスの初期段階であっても、私たちはアイアンマンとマーベルのファンで構成されるコミュニティ評議会を設置しました。デッドスペースと同様に、開発プロセス全体を通じてほぼすべてのことについてフィードバックを提供します。一方、開発チームが魔法を働かせて本当に特別なものを作成できるようにするために、ゲーム エンジンとして Unreal Engine 5 を選択しました。 

また、モントリオールのオフィスでの仕事とリモートワークを両立させる開発スタイルを取ったとの事で、「アイアンマン」のためにまだまだ人手が足りないとして多数の職種を募集中であるとも伝えています。

同スタジオの「デッドスペース」のリメイク版は全体的に高評価であり、「アイアンマン」のクオリティにも期待されています。

残念ながら新たな画像や動画の公開はなく、提供プラットフォームや発売日なども不明です。

ソース:Motive Rising | Update from Patrick Klaus, GM

PS5「Marvel’s Spider-Man 2」、インソムニアックがディスク版購入者に初日の更新パッチ適用を推奨

明日発売予定のプレイステーション5(PS5)ソフト「Marvel’s Spider-Man 2」の開発元であるインソムニアックゲームズが、ディスク版購入者に対して、発売日当日から利用可能となるデイ1パッチの導入を推奨しています。ダウンロード版の購入者は適応済みの更新内容となります。

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同社はX(旧Twitter)にて最初のアップデート内容を報告した上で、次のようにコメントしています。

「ディスクにはゲーム全体が含まれており、パッチやオンライン要件なしで最初から最後までプレイ可能です。ただし、最高のエクスペリエンスを得るために、ディスク版のプレーヤーには、ゲームのオープニング ミッションを初体験する前に、発売日当日にアップデート バージョン 1.001.002 をダウンロードすることを強くお勧めします。」

「このアップデートは、ディスクで入手可能な Marvel’s Spider-Man 2 のゴールドマスター バージョンに磨きをかけたもので、ゲームの冒頭部分が改善され、追加のアクセシビリティ オプションなど、スパイダーマン エクスペリエンスにその他の一般的な改良が含まれています。」

致命的なバグなどを修正するようなものではないようで、更新しなくても最後まで遊べると念を押す一方で、ゲームの冒頭が改善される他、アップデートによってオプション項目が追加されるとの事で、ディスク版の購入者は逸る気持ちを抑えてまずはアップデートしてしまうのが吉なようです。

ゲーム「Marvel’s Spider-Man 2」は、PS5向けに 2023年10月20日 発売予定です。

ゲーム「マーヴル VS. カプコン 3」から開発中のスパイダーマンヴィランのデータが発掘される

2011年にカプコンから発売されたXbox360向けのゲーム「MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds」から、スパイダーマンのヴィランとして知られているドクター・オクトパスの開発中データの発掘に成功したと、モッダーが報告しています。

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モッダーの Xeno 氏はドクター・オクトパスのポートレート画像がデータ内にある事を発見し、その表示に成功したと報告。

また、別の投稿ではドクター・オクトパスに関する作業中のステージ、未完成の音楽、未使用のセリフなども発見された事を報告していますが、これらの再現には至っていないとの事。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ」がヒットする1年前にリリースされたこのゲームのオープニングシネマは、マーベルとカプコンの日米人気キャラクターがクロスオーバーするハイクオリティな映像として当時話題にもなりました。

その後キャラクターなどを追加した「アルティメット マーヴル VS. カプコン 3」が発売されたものの、ドクター・オクトパスはそこにも登場しておらず、幻のキャラクターとなっていました。

なお、本作のゲームタイトルは誤表記ではなく「マーヴル」が正式な表記です。1990年代までは「マーベル」「マーヴル」「マーヴェル」といった表記ゆれがあり3種類の表記が混在していましたが、2000年代に入って日本法人が設立された際に公式が「マーベル」表記にしたため、現在はほぼ一本化されています。このゲームは1990年代に1作目が制作されている事もあり、タイトルの表記は当時のもの継承しています。が、続編にあたる「MARVEL VS. CAPCOM: INFINITE」はマーベル表記に変更されています。

ベセスダのディズニーゲームはマーベル関連なのか?

Microsoft が Activision Blizzard 買収について FTC(連邦取引委員会)と話し合いを続ける中で、Xbox事業のロードマップが流出し、「スターフィールド」や「フォールアウト」シリーズなどで人気のベセスダ・ソフトワークスがディズニー関連のゲームを開発している事が明らかになっています。

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海外メディア GameRant によると、この噂のゲームは「インディ・ジョーンズ」であると考えるファンが多い中、インサイダーのニック・ベイカー氏はポッドキャストを通じて「リークされた文書には『インディ・ジョーンズ』のゲームは別に記載されている」と、異なるゲームであると示しています。

また、ベセスダがMMOゲームを開発している事と、以前からあった「マンダロリアン」のゲームが開発中との噂を組み合わせて、「マンダロリアン」のMMOを差しているのではないかと考えるファンもいますが、エルダー・スクロールズ・オンラインの開発者は以前にこのMMOが新規IPであるとコメントしているため、やはりこの組み合わせの可能性も低いだろうと言います。

そして記事はマーベルについて言及。コミックの莫大なリソースをもとにあらゆるキャラクターのゲーム化が考えられるとしつつも、マーベル関連のゲームはインソムニアックの発売間近の「スパイダーマン2」に鋭意開発中の「ウルヴァリン」、EAの「アイアンマン」と「ブラックパンサー」、スカイダンスの「キャプテン・アメリカ&ブラックパンサー」と、既にいくつかのプロジェクトが動いている事を指摘。

市場に新たなマーベルゲームを投入するには少し飽和感もあると述べていますが、「インディ・ジョーンズ」や「マンダロリアン」に比べるとやはり可能性はあるようです。アベンジャーズやX-MENといったようなヒーローチームに焦点をあわせたゲームプロジェクトは現在動いていないようであるため、そちらに焦点を合わせれば、また違ってくるのでしょうか。

その他可能性があるIPとして「トロン」、「パイレーツ・オブ・カリビアン」、「ザ・シンプソンズ」などがピックアップされていますが、ベセスダと相性の良いIPはどれになるのか、続報には注目です。

ソース:Bethesda’s Disney Game Rumors Explained

ゲーム「Marvel’s Avengers」、今月いっぱいでの販売停止を控え、Steam版は90%オフセール

Crystal Dynamics(クリスタル・ダイナミクス)社が開発したゲーム「Marvel’s Avengers」の販売とサポートの終了となる 2023年9月30日 を目前に、Steamでは90%引きの 660円 でのセールが行われています。同ゲームはローンチの失敗が影響し、サービスの展開が難航した結果、今年の始めにサポートの終了が告知されていました。

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記事執筆時点でSteamでのセールは日本でも確認されていますが、PSN(プレイステーションネットワーク)では米国で3.99ドル、日本では定価のままとなっています。Xbox版は米国でも現在のところ39.99ドルの定価のままであるとの事です。

クリスタル・ダイナミクスは1月に以下のような声明を発表しています。

2023年3月31日のアップデート2.8を以て、2年半に渡り12人のヒーローを紹介してきた『Marvel’s Avengers』に新たなコンテンツや機能を追加する予定はありません。このゲームの公式サポートは2023年9月30日に終了します。2023年9月30日に公式サポートが終了した後も、シングルプレイとマルチプレイの両方のゲームプレイは可能です。

私たちのコミュニティの誰もが、これらのキャラクターとその物語に深い思い入れがあるだけに、残念なお知らせであることは承知しています。私たちと一緒にこの冒険を楽しんでくださったことにとても感謝しています。フォトモードでの壮大なショットや、次のヒーローが誰なのかを推理するスレッド、Twitchでの配信など、皆さんのマーベルズ・アベンジャーズに対する興奮は、このゲームに命を吹き込む上で大きな役割を果たしました。これからも『マーベルズ・アベンジャーズ』をプレイし、楽しんでいただければ幸いです。私たちのスーパーチームの一員であることに感謝してもしきれません。

ローンチに失敗した本作でしたが、度重なるアップデートにてある程度の評判の持ち直しも見せていました。9月いっぱいで少なくともデジタル版の購入は出来なくなりますので、気になっている方はチェックしてみるといいかもしれません。

ゲーム「Marvel’s Avengers」 は PS4/Xbox One/PC向け に 2020年9月4日より発売中、PS5/Xbox Series X|S 向けに 2021年3月19日より発売中です。2023年9月30日をもって販売終了となります。

PS5「Marvel’s Spider-Man 2」のテーマ曲「Swing」が無料配信

インソムニアックゲームズが開発し、ソニー・インタラクティブエンタテイメントから発売されるプレイステーション5向けの新作アクションアドベンチャーゲーム「Marvel’s Spider-Man 2」の最新映像が先日公開され、それと共に EARTHGANG ft. Benji による本作のテーマ曲「Swing」が配信されています。

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公式プレイリストの1曲目に「Marvel’s Spider-Man 2」の最新トレーラーでも使用されていたテーマ曲「Swing」が挿入されています。2曲目以降は過去作「Marvel’s Spider-Man」、「Marvel’s Spider-Man:Miles Morales」のサウンドトラックとなっています。

公開されている最新映像はこちら。デジタルデラックスエディションに含まれるスーツの紹介映像。最終的には65を超えるスーツが登場すると言います。

もうひとつはこちら。新エリア「クイーンズ」と「ブルックリン」など、新要素や注目ポイントを開発者が紹介する内容で、6月の開発者インタビューでも言われていた通り、マップは前作の約2倍ほどの大きさとの事です。

ゲーム「Marvel’s Spider-Man 2」は、PS5向けに 2023年10月20日 発売予定です。

【噂話】PS5「Marvel’s Wolverine」の開発が本格始動、2024年後半リリース予定か

PlayStation5向けゲームとして発表されている「Marvel’s Wolverine」(ウルヴァリン)は発表から約2年が経過して続報などがほとんどありませんでしたが、最新のニュースによるとプロジェクトが本格的に動き出しているようです。

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2021年9月10日 に配信された PlayStation Showcase 2021 にて発表された「マーベルズ・ウルヴァリン」は、「Marvel’s Spider-Man」シリーズと同じく Insomniac Games が開発を担当しています。

投稿によると、10月発売予定のゲーム「Marvel’s Spider-Man 2」のシニア・シネマティック・アニメーターのトミー・マン氏がスパイダーマンチームを離れ、ウルヴァリンに全面的に取り組むようになったと言います。そして2024年後半のリリースを目指して開発が続けられていると報告しています。

ただしリリース日についてはいつの時点の情報かが不明で、「Marvel’s Spider-Man 2」が春予定から10月へと約半年遅延している事から、同程度延期される可能性は考慮しておくべきかもしれません。

マーベルコミックの人気キャラクターの一人であるウルヴァリンを主人公とするこのゲームについて、発表と同時に約1分のティザー映像が公開されています。

「Marvel’s Spider-Man」のようなアクションゲームになるだろうと見られていますが、実際にはほとんど何の情報も提示されておらず、ファンはまだしばらくの間待たなくてはならないようです。今後、最新の公式情報の発表の場としてもっとも期待されているのは 9月21日 から 9月24日 にかけて開催される東京ゲームショウ2023となっています。

ゲーム「Marvel’s Wolverine」はPS5向けに発売予定、発売時期は未定です。

PS5「Marvel’s Spider-Man2」のレーティングが判明

インソムニアックゲームズが開発し、ソニー・インタラクティブエンタテイメントから発売されるプレイステーション5向けの新作アクション アドベンチャー ゲーム「Marvel’s Spider-Man 2」のレーティングが決定した事を、Entertainment Software Ratings Board (ESRB) が発表し、その概要を明らかにしました。

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最終的にティーン向けのレーティングである T とすると設定された本作ですが、いくつかの暴力描写や卑猥な単語が含まれていると説明しています。

プレイヤーはピーター・パーカーとマイルズ・モラレスのスパイダーマンとなり、新たな脅威からニューヨークを救おうとするアクションゲーム。三人称視点で、プレイヤーは犯罪と戦ったり、ビルの間をスイングしたり、敵との乱戦を繰り広げたりする。中心人物は敵に特殊なシンビオートや電気を使った攻撃を使うことができる。一部の敵は戦闘中にピストルやマシンガンを使用する。カットシーンではさらに暴力や血の描写がある(キャラクターが窒息死したり、死体がひっくり返ったり、葉っぱに血が滴ったり)。いくつかの犯罪ミッションでは、キャラクターが無名(架空)のドラッグを武器と交換するシーンが見られる。ゲーム中に “pr@ck “と “a@s “といった卑猥な単語が登場する。

本作にはヴェノムが登場する事から、彼のコミックの描写を踏まえると暴力表現がどういったものになるのかという懸念もありましたが、ESRBの報告によると食いちぎったりするような描写はないようです。

ゲーム「Marvel’s Spider-Man 2」は、PS5向けに 2023年10月20日 発売予定です。

2023年9月8日から9月10日開催のディズニーD23 Expoのスケジュールが発表

ディズニーが今年の D23 Expo 2023 の全日程を明らかにしたと、海外メディア Deadline が報じています。それによると、今年は現地時間の 9月8日(金)から9月10日(日)までオーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内のディズニー・コンテンポラリー・リゾートで開催されるとの事。

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D23ファンクラブの会員向けに開催されるこのイベントは、今年のディズニー創立100周年にちなんで、「ディズニーのあらゆる時代を旅し、ストーリーテリングの前世紀を振り返り、ディズニーの無限の未来を展望する」と言います。

発表されたスケジュールの中でマーベルに関するものは 9月9日 金曜日 の午後にアベンジャーズ生誕60周年を祝うイベントが用意されているようです。

概要は以下の通りです。

地球最強のスーパー ヒーロー チーム、アベンジャーズの60周年を祝いましょう! 1963年の「アベンジャーズ #1」でのデビュー以来、この人気キャラクターのオールスターは、単一のヒーローでは対抗できない敵と戦うために団結してきました。さあ、マーベル コミックス編集長 CB セブルスキーと一緒に、60年にわたるアベンジャーズのコミックス史、そしてその先をたどってみましょう。アベンジャーズがいかにしてポップ カルチャー現象にまで成長したかを語る見逃せないパネルでは、驚くべきストーリーと魅力的なからかいが待っています。アベンジャーズ、アッセンブル!

現在公開されているスケジュールではマーベル・スタジオのパネル参加はないようですが、今後の劇場公開スケジュールや配信スケジュールのアップデート発表があると考えられています。

昨年の D23 ではスケジュール更新のアナウンスがあった他、マーベルの新作ゲームの発表などもありました。しかし、うち一本はすでにキャンセルが発表されています。

ソース:Destination D23: Disney Unveils Full 2023 Schedule, Panels, Dates & Event Listings – Updated

NetherRealm Studios は「マーベルvs.DC」をゲーム化したいと考えている

「モータルコンバット」や「インジャスティス」といったシリーズを手掛ける NetherRealm Studios のクリエイティブ・ディレクターを務めるエド・ブーンさんが海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、機会があればマーベルvs.DCの格闘ゲームを作りたいと語りました。

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昨年、ブーンさんは NetherRealm から次にどんなゲームを出してほしいかをファンに問う投票を投稿し、ソーシャルメディアでも話題になりました。ブーンさんが提供した投票用の選択肢のひとつにはマーベルvs.DCがあり、結局、これがファンが最も欲しいと答えたタイトルとなりました。

「モータルコンバット1」のリリースを間近に控えたプロモーションの最中、ファンが求めたこのゲームについて質問されたブーンさんは次のように回答しています。

DCのキャラクターを使ったゲームはいくつもあります。子供の頃、「マイティマウスとスーパーマン、戦ったらどっちが勝つ?」というような、ばかばかしいような遊びをやっていました。今でもそういう子供じみた会話をする時はあります。私にとって、スパイダーマンとバットマンは世界で最もクールなものです。だから、もちろん実現したい。でも、そのハードルを飛び越えるのは、おそらくとても難しいでしょう。

マーベルは2009年にマーベル・ゲームズを設立し、「Marvel’s Spider-Man」、「Marvel’s Avengers」、「Marvel’s Guardians of the Galaxy」、そして今後発売予定の「Marvel’s Wolverine」やその他スマホ向けのモバイルゲームなど、ゲームのユニバースの拡大にも乗り出しています。

一方で NetherRealm Studios はワーナー・ブラザースの傘下であり、DCもまたワーナーの子会社であるため、ここのゲーム化は容易いと考えられます。

マーベルvs.DCは過去に何度かコミックが出版されましたが、現在このふたつのコミックメーカーはそれぞれが買収されてしまっているため、こういった企画の最終決定は親であるディズニーとワーナーが命運を握っています。

多くのコミックファンは「マーベルvs.DC」のゲーム化や実写映画化を望んでいます。それはクリエイターたちも同様で、今回の NetherRealm や、過去には「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のジェームズ・ガン監督がそれぞれの会社に実写映画化を打診したとも明かしており、それらの実現に期待されています。

ソース:NetherRealm’s Ed Boon Wants to Make a Marvel vs. DC Fighting Game (Exclusive)