マーベルのゲームを繋ぐ「MGU」(マーベル・ゲーミング・ユニバース)計画がMCUの前からあった事が明らかに

ゲーム「マーベルライバルズ」の脚本を担当したアレックス・アーバインさんと、かつてディズニーのゲーム部門にいたアレックス・セロピアンさんが、 Marvel Gaming Universe (MGU) を作成する計画があったことをポッドキャストを通じて明らかにしました。しかし、残念なことにこの計画は一旦頓挫してしまっているようです。

「マーベルライバルズ」を含むいくつかのマーベル・ゲームプロジェクトに携わってきたアーバインさんは、MGU の初期の議論について語っています。

同氏は、マーベルが自社のゲームをより大規模で進行中のストーリーに結び付けたいと考えていたと説明、これは、MCU が映画で行ったのと同様に、複数のマーベルゲームを1つのタイムラインにまとめるというものでした。

「私が最初にマーベルのゲームに取り組み始めたとき、MCUと同じように存在するマーベルのゲームユニバースのようなものを作ろうとしているというアイデアがありました」

2009年から2012年までディズニーでコアゲーム部門のSVP兼GMとして働いていたセロピアンさんによると、彼はこのアイデアを実現するための初期の取り組みに参加していたと言います。しかし、そこには大きなハードルがあったと説明しました。

「ディズニーにいたとき、これが私のイニシアチブでした。『ねえ、これらのゲームを結び付けよう』。それはMCUが人気になる以前のことでした。しかし、資金は得られませんでした。」

アーバインさんがこの発言を補足、「どうやってそれを実現するかについて、私たちは素晴らしいアイデアをたくさん思いついたのですが、ディズニーが躊躇して資金を出さない事にとてもイライラしました。」と同氏は語っています。

「そして、その時点で私はARGから抜け出していて、『ARGの要素があったらクールじゃないか』と考えていました。すべてのゲームがつながっているプレイヤーが行ける場所があり、ゲームからゲームへプレイヤーを行き来させることができます。コミックをリンクしたり、何でもループさせたり、オリジナルのものを作ることができます。でも、アレックスが言ったように、資金が集まらなかったのです。」

ある程度具体的なプランも出ていたにも関わらず、最終的にはゴーサインが降りなかったと言います。アーバインさんは当初の課題についても振り返りました。

「当時から、私たちは『MGU をやるなら、コミックとどう違うのか? 映画とどう違うのか? 一貫性を保つかどうかはどうやって決めるのか?』と考えていました。そして、それらの疑問のいくつかは複雑になりすぎて、ディズニーの中には、それらの疑問に取り組みたくない人もいたと思います。」

「決めなければならないのは、この特定のゲームの世界が MCU やコミックとどのような関係にあるか、両方の要素を取り入れようとしているか、もしそうなら、矛盾があったらどうするか、どちらを選ぶか、ということです。そして、それがストーリーのどこかで別の部分を壊してしまったらどうするか。特にストーリーが大きく、やや散漫になるゲームでは、これは本当にタップダンスのようなものです」

そのレベルの調整には多大な労力、そしてさらに重要なことに、多額の資金が必要です。どうやら、当時ディズニーは資金提供するつもりはなく、その資金援助がなければ、このアイデアは決して前進しませんでした。

代わりに、ディズニーはスタンドアロンゲームに重点を置くことを選択しました。これにより、開発者は他社のゲームの物語を気にする必要がなく、より創造的に自由な世界を作る事が可能となり、そのアプローチによっていくつかの素晴らしいゲームもリリースされました。

もともとはマーベルの映画もスパイダーマンとX-MENが別々にヒットしていた所、なんとかひとつにまとめたいと誰よりも強く願う人物、現在のマーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギ氏があらわれたことでMCUが実現しました。

これから先、またいつかMGUを実現しようとする人物が登場すれば、再び計画が動き出すかもしれません。

ソース:Devs Reveal Scrapped Plans for a Connected Marvel Gaming Universe ‘MGU’ Similar to the MCU

ゲーム「マーベル1943:ライズ・オブ・ヒドラ」は2025年冬発売か、声優が言及

マーベル・ゲームスとスカイダンス・ニューメディアによる新作ビデオゲーム「Marvel 1943:Rise of Hydra」が 2025年 のクリスマスに発売予定となっている事が、本作の声優と海外メディア The Direct とのインタビューで明らかとなりました。

1943年、第二次世界大戦中のフランスを舞台とする本作では、キャプテン・アメリカとブラックパンサーを操作し、ヒドラと戦う事になります。

このゲームは5年以上開発されているにもかかわらず、まだほとんど何もわかっていません。三人称視点のアクションゲームであることが1年前の正式発表で明らかとなっていました。PC、PlayStation 5とXbox Series X/Sでリリースされる予定だとされています。

今回、本作でブラックパンサーの声優を務めるカリー・ペイトンさんがインタビューの中で「まだ作業中です。2025年を予定しています…クリスマスのような状況を考えています。でも、とても興奮しています。」とコメント。声をあてる作業が現在進行中である事と、クリスマスにリリース予定となっている事が判明しました。

ゲームリリースにおけるクリスマスシーズンは10月から12月ごろの事で、現状ではそれを目標に制作が進められているようです。

自身も黒人男性であるペイトンさんはブラックパンサー/アズーリ(ティ・チャラの祖父)を演じるにあたって、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でブラックパンサーを演じたチャドウィック・ボーズマンさんにも言及。

マーベル・ユニバースで起こったすべてのこと、そしてアメリカで育った黒人の子供として、「ブラックパンサーになりたい 」と思うのは当然です。そして、大きなスクリーンで映画を見て、チャドウィック(・ボーズマン)がブラックパンサーに命を吹き込むのを見て、「これは想像以上に素晴らしい 」と思ったんです。

また、本作には壮大な物語が用意されている事を次のように予告しています。

このゲームをプレイして、家族みんなでソファに座って、「ゲーム・オブ・スローンズ」や「ウォーキング・デッド」なんかを見ているような気分になってほしいんです。みんなにとって信じられないような映画のような体験を提供したいですね。

そして、完成間近である事が信じられないとし、「待つだけの価値がある作品になる」と述べました。

まだ実現するとは信じられません。でも、すごくいい作品になると思います。「アンチャーテッド」シリーズを手がけたエイミー・ヘニングが、このシリーズの制作者の監督兼脚本家を務めました。彼女は本当に素晴らしい人で、私は「このプロジェクトを監督するのに、これ以上の人はいない」と思っています。だから、時間がかかったのは分かっていますが、信じてください、その価値はあると思います。

ゲーム「マーベル1943:ライズ・オブ・ヒドラ」は 2025年 リリース予定です。

ソース:Marvel 1943: Rise of Hydra Release Window Gets Confirmed by Voice Actor Khary Payton (Exclusive)

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「シークレット・ウォーズ」がゲーム化される?監督が興味があると明かす

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」がビデオゲーム化されるかもしれないと話題になっています。アベンジャーズ最新映画を制作するルッソ兄弟監督は、海外メディア Variety とのインタビューで語っています。

ルッソ兄弟とその制作会社AGBOによる Netflix の映画「エレクトリック・ステイト」の前日譚にあたるゲーム「エレクトリック・ステイト:キッド・コスモ」のリリースに関連して、「アベンジャーズ」最新映画のゲーム化について質問された監督たちは「もちろんその可能性はあります。」と即答し、現状を次のように語っています。

現在、私たちが取り組んでいるのは、新しいIPの創造です。AGBOでは、新しい物語を語りたいと思っています。人々がまだ見たことのない、新しいキャラクターや新しい世界で、新しい物語を語りたいと思っています。ですから、アンソニーと私とドナルドは、新しい世界を構築するために協力しているのです。

現在、私たちが取り組んでいる作品は3つあり、それぞれの世界は『スター・ウォーズ』の世界観とスケール感を持ちつつも、ジャンルは異なるものになる予定です。そして、その新しい世界を中心に素材を構築していきます。その世界では、さまざまなメディアを使ってさまざまな方法で物語を語っていきます。

マーベルのゲームは度々リリースされ、最近では「マーベルライバルズ」の大ヒットが記憶に新しい所ですが、これまでMCUをテーマにしたゲームはリリースされていません。もしもルッソ兄弟が携わるMCUのゲームが実現すればかなり映画に則した内容が期待出来ますが、実際は映画制作に忙しいこともあり、映画と同時にリリースする事は出来ないでしょう。

以前にはマーベルゲームズがどこかと新しいアベンジャーズのゲームを開発しているようだとも報じられていましたが、これと AGBO の関連は分かっていません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/game-marvels-wolverine-information-updates/”]

まずはMCUの映画である「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の完成に期待しつつ、続報を待つ必要がありそうです。

ソース:‘The Electric State’ Prequel Video Game Set From Russo Brothers, Netflix (EXCLUSIVE)

マーベルが初のソロシリーズ「ジェフ・ザ・ランドシャーク」のリリースを発表

マーベル・コミックがゲーム「マーベルライバルズ」で人気に火がついたジェフ・ザ・ランドシャークを主人公とする単独コミックシリーズ「ジェフ・ザ・ランドシャーク」を 2025年6月 にリリースする事を発表しました。5号限定のこのシリーズでは、ジェフが長年にわたって作った友人とチームを組み、多くのライバルを出し抜き、まったく新しい能力を発揮して、マーベルユニバース全体で大活躍すると言います。

公式概要は次の通りです。

サンクタム・サンクトラムでの「事故」に​​より、トラブルを起こそうとする「シャドウ・ジェフ」が誕生し、ジェフは失敗を正そうと奮闘します。しかし、シャドウが床に逃げ出すと、ジェフはシャドウを元の場所に戻すために後を追わなければなりません。
愛すべきランドシャークがサベージランドからマドリプールまで自分のシャドウを追いかけ、その途中で新しい友達や敵を作る、マーベル・ユニバースの壮大な旅です。この問題を解決し、名誉を取り戻すには、ジェフのすべてを尽くす必要があります。

ライターのケリー・トンプソンさんは「ジェフがスターダムにのし上がるのを見るのは最高だったし、まさに彼にふさわしいことでした。もちろん私は極度の偏りがありますが、見るものすべてと友達になりたがったり、食べたりしたい愛らしいランドシャークを愛さない理由などあるでしょうか?」と語ります。

「コミックでのジェフのじわじわとした成功とマーベル・ライバルズでのジェフの爆発的な成功が相まって、より多くのジェフの物語だけでなく、より複雑なジェフの物語を生み出す機会をもたらしてくれることに興奮しています。」と付け加えました。

コミック「ジェフ・ザ・ランドシャーク #1」は 2025年6月4日 米国にてリリース予定です。

ゲーム「マーベルライバルズ」からヒューマン・トーチとザ・シングの動画が公開

NetEase Games と Marvel Games が制作する対戦ヒーローシューター「Marvel Rivals」(PC / PS5 / Xbox Series X|S)に追加される新たなプレイアブルキャラクターのヒューマン・トーチとザ・シングの動画が公開されました。先に実装されたミスター・ファンタスティックとインビジブル・ウーマンとあわせて、これでファンタスティック・フォーのチーム4人全てが揃う事になります。

ヒューマン・トーチはデュエリスト(ダメージロール)として実装され、炎で攻撃しながら制空権を取ることが鍵となりそうです。動画ではストームとのコンビネーションも確認出来ます。

ザ・シングはヴァンガード(タンクロール)で、見た目どおりの高耐久が期待出来そうです。

彼らは UTC 世界協定時の 2025年2月21日 のアップデートで追加される予定になっています。

本作はマーベル・コミック85周年を越えたライブラリの中からいくつもの新キャラ候補を抱えており、先月もいくつかのキャラクターの存在が報告されていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/marvel-rivals-new-characters-and-pve-mode-in-s1-code-rumor/”]

また、今年発売予定の期待の新ゲーム機「ニンテンドースイッチ2」でのリリースも検討されていると、先日のイベントで開発がコメントしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/marvel-rivals-nintendo-switch-2-official-comments/”]

ゲーム「Marvel Rivals」は PC(Steam、Epic Games)、PlayStation 5、Xbox Series X|S 対応で、無料プレイゲームとしてリリース中です。

ゲーム「Marvel Rivals」のスイッチ2版が検討中、PvEについても公式コメント

ラスベガスで開催された2025 DICEサミットで、「マーベルライバルズ」の開発元であるNetEase Gamesは、機会があれば Nintendo Switch 2 でゲームを開発することに関心があると語りました。「マーベルライバルズ」の開発チームはまた、任天堂と連絡を取り、いくつかの開発キットに取り組んでいることも明かしました。

Switch 2 は 2025年 に発売予定で、NetEase Gamesはそれ向けのゲーム開発に興味があることを公に表明。サミットで行われた IGN とのインタビューで、 Marvel Rivals のプロデューサーであるウェイコン・ウー氏は、NetEaseはしばらく前から任天堂と交渉しており、チームは開発キットに取り組んでいると述べました。ウー氏はまた、Marvel Rivals が現行の Switch で発売されなかった理由は、任天堂のコンソールでゲームを楽しめる体験を妨げる技術的な制限のためだと説明しました。

しかし、ウー氏は、Switch 2がNetEaseのタイトルでプレイヤーに素晴らしいパフォーマンスを提供できるなら、開発者はそれに取り組む用意があると発言。

Switch 2 については、4月2日の Nintendo Direct でさらに詳しい情報が明らかになる予定で、運が良ければ、「マーベルライバルズ」が任天堂の次世代コンソールに登場するかもしれません。

Switch 2では、ジョイコンをマウスの用に操作できる「マウスモード」の存在が特許で示されており、もし実現すれば、シューティングゲームである本作をよりPCのマウスに近い操作感で遊べる他、プレイステーションやXBOXのようなコントローラータイプを選べるオプションなども実装されるかもしれません。

また、アップデートで PvE が実装されるという噂に対して、「今のところ、PvE の計画はありませんが、開発チームは新しいゲームプレイ モードを継続的に実験しています」とウー氏は語ります。

「そのため、新しい特定のゲーム モードが十分に面白く、楽しいとわかったら、もちろんそれをユーザーに提供します。」

「PvE モードを好むユーザーもいると思います。しかし、ハードコアな PvE 体験を思いついたら、それは現在とはまったく異なる独特な体験になるでしょう。そのため、開発チームはその目標を達成するためにさまざまなアプローチを継続的に実験してきました。おそらく、より軽い意味でのライトモードであり、ゲームに最適なものを探しています。」

ウー氏は計画はないとしつつも継続的に実験してきたと発言し、将来的な実装を期待させるコメントとなりました。

ゲーム「Marvel Rivals」は PC(Steam、Epic Games)、PlayStation 5、Xbox Series X|S 対応で、無料プレイゲームとしてリリース中です。

ソース:Marvel Rivals Developer Is ‘Open’ to Potential Future Release on Nintendo Switch 2

ゲーム「ウルヴァリン」の情報が少しだけアップデート、アベンジャーズ新作の噂も

インソムニアック・ゲームズが開発中のゲーム「Marvel’s Wolverine」は 2023年末にハッキングによるデータ人質事件の後、これといったニュースもありませんでしたが、会社の共同設立者テッド・プライス氏の引退と新共同スタジオ代表のチャド・デザーン氏の就任を受けて、海外メディア Variety とインタビュー。そこで公式による最新の情報提供が行われました。

インタビューの中でデザーン氏は「我々はウルヴァリンを発表しました。ウルヴァリンについてもっと語りたいのですが、我々は今日のローガンのように、将来爪を立てる時が来るまで非常に冷静でいなければなりません。」とし、「私たちは興奮を溜め込んでいますが、それを抑えなければなりません。それで、今日私たちが今後のプロジェクトについて言えることは、これくらいです」と語りました。

ファンが期待するような内容ではありませんでしたが、少なくともプロジェクトは進行中である事は確認されました。データ人質事件が影響して「Marvel’s Spider-Man 2」のダウンロードコンテンツがなくなったと言われていた事を考えると、プロジェクトの生存がはっきりしただけでも幸いかもしれません。

インソムニアックはスパイダーマン3作目やX-MENのゲームも開発中だとされていますが、これらについては言及されませんでした。

[nlink url=”https://mavesoku.com/marvels-wolverine-hacker-leaks-unannounced-marvel-game/”]

また、インソムニアックのゲームとは別に、アベンジャーズの新作ゲームの開発が始まっているとも報じられています。

スクーパーのダニエル・リヒトマン氏が報告していますが、現在分かっているのはクリスタル・ダイナミクスが開発し、スクウェア・エニックスから販売されていた(そして2023年にサポート終了した)ものとは無関係というだけで、具体的な開発会社等は現時点で分かっていません。

ソース:Insomniac Shares Big Update On Long-Delayed WOLVERINE Game As Rumors Of A New AVENGERS Title Surface

ゲーム「マーベルスナップ」が米アプリストアから削除、プレイ不能に

Second Dinner が開発し、Nuverse からリリースされているモバイルゲーム「マーベルスナップ」が、アメリカの Google Play Store 、 App Store 等から週末に削除され、これまでにダウンロードしていたユーザーもプレイ不可能となっている事が判明しました。Tiktok 禁止法案が関連していると複数のメディアが報じています。

販売元の Nuverse は Tiktok を所有する ByteDance の子会社であり、いわゆる Tiktok禁止法案がこれに影響していると見られています。

開発元である Second Dinner の最高責任者、ベン・ブロード氏は次のような声明を発表。

Unfortunately, MARVEL SNAP is temporarily unavailable in U.S. app stores and is unavailable to play in the U.S. This was a surprise to Second Dinner and our publisher Nuverse. We’re actively working on getting the game up as soon as possible and will update you once we have more to share.

— Ben Brode (@benbrode.bsky.social) 2025年1月19日 15:07

「残念ながら、MARVEL SNAP は米国のアプリ ストアで一時的に利用できなくなり、米国でプレイすることもできなくなります。これは Second Dinner とパブリッシャーの Nuverse にとって驚きでした。私たちはできるだけ早くゲームを公開できるよう積極的に取り組んでおり、詳細が決まり次第お知らせします。」と報告しました。

Nuverse がリリースしている「マーベルスナップ」以外のゲームも全てシャットダウンされていますが、現時点では開発会社の Second Dinner が「対応中」のコメントを出しているのみとなっています。

動画投稿アプリ「TikTok」について、運営会社に事業売却かアメリカでのサービス停止を迫るアメリカの法律について、米連邦最高裁判所は今月17日、同法の差し止めを求めたTikTok側の訴えを退けていました。

米最高裁は、「1億7000万人以上のアメリカ人にとって、TikTokが表現や、交流手段、コミュニティの源としての、特徴的かつ広範な手段を提供していることに疑いの余地はない」としつつ、「連邦議会は、TikTokのデータ収集活動や、外国の敵対勢力との関係について、十分な根拠に基づき国家安全保障上の懸念を抱き、それに対処するためには事業売却が必要だと判断した」と説明。

アメリカ政府は、TikTokを運営する中国企業バイトダンスが中国政府と関係があると指摘。連邦議会は昨年4月、バイトダンスがTikTokのアメリカでの事業を売却しなければ国内での利用を禁止するとする法案を可決していました。

バイトダンス側は、中国政府と情報を共有している事実はないと繰り返し主張し、応じない姿勢を見せていた事で、期日の19日を迎える事になりました。

ホワイトハウスは同法の施行について、20日に発足するドナルド・トランプ新政権に委ねられることになると発表し、ユーザーの多くはサービス再開に期待しているようですが、もともと Tiktok の禁止はトランプ氏が以前の任期中に提唱した事であり、望みは薄いと考えるユーザーも少なくないようです。

ソース:Marvel Snap: Here’s Why It Was Removed From the App Store

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」、新予告と米劇場鑑賞でライバルズのアイテムも

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の新たな米TVCMが公開され、30秒の映像の中ではいくつかの新しいシーンがお披露目されています。

また、アメリカの映画館チェーンであるリーガルはチケットを購入した会員に対して、「マーベル・ライバルズ」の特別なバンドルをプレゼントする事を発表。

この特典にはスプレー、ネームプレート、そしてコスチュームが含まれているとの事ですが、スプレーとネームプレートは投稿された画像で確認出来るものの、コスチュームのサンプルは表示されていません。何より、映画に登場するメインキャラであるサム・ウィルソン、ホアキン・トレス、サディアス・ロスらはマーベルライバルズに実装されておらず、スティーブ・ロジャースにウイングスーツを与える事になるのか、ハルクをレッドハルクに変えるコスチュームになるのか、海外ファンは悩んでいます。

マーベルライバルズはリリース初月に基本無料ゲームにも関わらず200億円以上を売り上げたとされており、steamでの同接も60万人に達する人気ゲームに急速成長。このゲームがファンの足を映画館に向けさせる力があるかは未知数ですが、結果次第では今後のMCU映画で日本でも同様のキャンペーンが行われるかもしれません。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」はアンソニー・マッキーさんが主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンを続投する他、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」からダニー・ラミレスさん演じるホアキン・トレス、カール・ランブリーさん演じるブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリーが再登場。

その他、ヴィランとして映画「インクレディブル・ハルク」よりティム・ブレイク・ネルソンさん演じるザ・リーダー/サミュエル・スターンズが再登場し、故ウィリアム・ハートさんに代わってハリソン・フォードさんがサディアス・”サンダーボルト”・ロスとして登場。

また、リヴ・タイラーさんが撮影現場で目撃されており、サディアスの娘ベティ・ロスを「インクレディブル・ハルク」ぶりに再演すると見られています。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」は 2025年2月14日 、日米同時に劇場公開予定です。

【噂話】ゲーム「マーベルライバルズ」、S1のコードから新キャラとPvEモードの存在が報じられる

NetEase Games と Marvel Games が制作する対戦ヒーローシューター「Marvel Rivals」(PC / PS5 / Xbox Series X|S)がシーズン1にアップデートされ、それに伴って有志がコード解析を進める中で、新キャラクターの開発が進められている事が明らかとなりました。

シーズン0の時点では使用できない12人のキャラクターがコード内にある事が確認されていましたが、シーズン1のアップデートに合わせてミスター・ファンタスティックとインビジブル・ウーマンが実装。

[nlink url=”https://mavesoku.com/marvel-rivals-leaked-12-character/”]

これに加えて新たに5人のキャラクターが追加されていると言います。

プロフェッサーXは映画の影響で日本でも有名なキャラクターですが、車椅子姿が象徴的であり、実装が実現されればとてもユニークなキャラになる可能性があります。一方で最近のコミックでは普通に立って歩ける事もあり、日本ではあまり浸透していない近代的なプロフェッサーが実装される可能性やホバータイプの車椅子になる可能性も十分にありそうです。

※Xの仮面の人は最近のプロフェッサーX

ジア・ジンは中国人ミュータントでウルヴァリンからスプライトのコードネームを与えられX-MENに一時期加わっていました。

コミックでは飛行能力、超耐久、変形などの能力を見せており、ヴァンガード(タンク)要素が強いようにも思えましたが、どうやらストラテジスト(サポート)として開発されているようです。

ペースト・ポット・ピートは海外メディアからも「誰も知らない無名なキャラ」と称されるマイナーキャラで、なぜ彼が開発されているのかは不明です。

元研究化学者で犯罪者に転身した彼は、自身が発明した極めて粘着性の高い液体をペースト銃に装填して戦います。ファンタスティック・フォーのヒューマン・トーチと対決する形でデビューしました。

粘液という事で、何らかのスパイダーヒーローを隠すためのコードネーム代わりになっている可能性があるかもしれません。

コロッサスは映画やゲームでも時折見られるロシア人ミュータントで有名なX-MENのひとり。

メタルボディから想像できるようにタンクとして開発中のようです。また、コミックどおりウルヴァリンを投げつけるファストボールスペシャル(ハルクに実装されているもの)と、コロッサスとマジックの兄妹による連携技も予定されているようです。

ローカスもピートと同様にマイナーなミュータントキャラクター。

テレポーターである彼女は試合に変化をもたらすチャンスメーカーとなる事が期待されますが、もっと有名なテレポーターであるX-MENのナイトクロウラーなどのコードネーム代わりではないかとも疑われています。

また、別の投稿でX-MENのリーダーであるサイクロップスを発見した事も報告しています。

これら新キャラに合わせて、PvEモードを少し体験したとの報告も。

このモードが既にスクラップになっているのか、開発が続けられているのかは分からないと注釈が付けられています。

キャラクター同士の連携技やPvEモードはかつての対戦シューターの雄であるオーバーウォッチが実装を予告しながらも断念を発表してファンを落胆させたものでもあり、最近ではマーベルに興味がなかったゲーマーの注目をも集めているようです。

ゲーム「Marvel Rivals」は PC(Steam、Epic Games)、PlayStation 5、Xbox Series X|S 対応で、無料プレイゲームとしてリリース中です。