2025年リリース予定の「ヤングアベンジャーズ」最新コミックはMCU版のチームのベースとなるのか?

マーベル・コミックスが2025年に「ヤングアベンジャーズ」の最新コミックをリリースする事を、2024年春の大阪コミコンにて発表していました。この最新コミックに関する音沙汰は年末が近づいた現時点でありませんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)版との関連性について注目されているコミックのひとつとなっています。

マーベル・コミックの編集長CB・セブルスキー氏は、大阪コミコンにて「ヤング・アベンジャーズは2025年にマーベル・コミックで再集結します。これまで2つのヤング・アベンジャーズチームがありましたが、現在はストーリー上の自然な理由からどのキャラクターが新しいヤング・アベンジャーズチームに参加するかを決めています。ケイト・ホークアイ、パトリオット、ハルクリング、ウィッカン…誰が参加するのでしょうか? 2025年にわかりますよ!」と予告していました。

海外メディア TCC のアレックス・ペレス氏は以前にMCU版のチームは「ヤングアダルトとチャンピオンの混合になる。候補者が多いので、間違いなく豪華なラインナップになる。」と報告していました。

最近では「アガサ・オール・アロング」でビリー・マキシモフが正式にMCUデビューする事になり、メンバー候補はさらに数を増やしています。この番組ではトミー・マキシモフを詳しく紹介するには至らず、トミーは噂のドラマ「ヴィジョンクエスト」でのデビューになるとも言われています。

では「ヤングアベンジャーズ」は「ヴィジョンクエスト」の後が確定しているのかと言われれば、そうとも言い切れません。

コミックでのヤングアベンジャーズは4人のオリジナルメンバーからスタート。

パトリオット、アイアンラッド、アスガーディアン、ハルクリングはそれぞれキャプテン・アメリカ、アイアンマン、ソー、ハルクらアベンジャーズを模倣したチームで、ビリーのコミックバージョンであるウィッカンはアスガーディアンという名で雷の魔法を駆使していました。※アスガルド人ではありません。

その後、ビリーはチームを連れて施設に強制収容されているトミーを救出に向かっています。

そのため、MCU版ではトミーが紹介される前にチームを結成してしまっても原作的には問題なく、コミックの流れで言うとトミーがヤングアベンジャーズに参加するのは実写版の「ヤングアベンジャーズ2」が妥当とも考えられます。

とは言え、MCUでは2023年の映画「マーベルズ」のラストでミズ・マーベル/カマラ・カーンがケイト・ビショップを勧誘する所が描かれ、チームのスタート部分をセットアップ。最初からコミックとは違う流れになっているのも事実です。

なお、カマラを演じたイマン・ヴェラーニさんはアメリカ・チャベスらとの交流を見てみたいと語っています。

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2025年はまずはコミックのヤングアベンジャーズに注目しつつ、今後来るであろうMCU版の「ヤングアベンジャーズ」に備えていく事になりそうです。

コミック「エイリアンvs.アベンジャーズ」2巻、アイアンマンは地球を捨てて宇宙に逃亡

マーベル・コミックスの「エイリアンvs.アベンジャーズ」はその名の通りエイリアンとアベンジャーズがクロスオーバーし対決をしていますが、今週リリースされた #2 ではアベンジャーズがさらに劣勢を強いられています。

本作の舞台は近未来。キャプテン・マーベルでさえ白髪まじりの老婆と成り果てた世界で、アベンジャーズは通常の人間より強いのは当然としても、かつてほどのパワーが発揮できていません。

#1ではエイリアンのフェイスハガーに寄生されそうになったマイルズ・モラレスでしたが、ヴェノムシンビオートが直前にフェイスハガーに寄生した事で、マイルズは二重寄生された状態で生存。ヴェノムがコントロールを握っているようです。

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#2 は2017年の映画「エイリアン:コヴェナント」からデヴィッドの変異体が登場。「プロメテウス」でプロメテウス号に随行していたアンドロイドで、マルチバースのデヴィッドがウェイランド社を操り、今回の地球浄化の黒幕という事が判明しました。

ゼノモーフの大群を相手にアベンジャーズは終始劣勢で、トニー・スタークは「もう終わりだ。負けた。これからは生き残ることを考えなければならない。」と白旗宣言。

スタークタワーを宇宙船に改造し、わずかに生存している地球人約1400人を乗せて宇宙へ出る事を提案。マイルズやキャロル・ダンヴァースがこれに同意しました。

出発の直前、キャプテン・アメリカがさらなる生存者を連れてスタークタワーの目前まで来ていましたが、彼らがすでに寄生されている危険性を考慮してトニーは見捨てる事を決断。ハルクは友人を一人で死なせるわけには行かないと、船を降り、二人でゼノモーフの群れを相手にする事になりました。

全4号のうちの半分が終了し、次号では本格的な宇宙サバイバルに行く前に、先に火星に避難していたX-MENたちと合流すると言います。彼らは無事なのか、それとも寄生されて内側から食い破られているのかが心配な所で、「コヴェナント」からヴィランとして登場したデヴィッドの凶行にアベンジャーズが一矢報いる事が出来るのか注目です。

2021年、マーベル・コミックスが「エイリアン」と「プレデター」の出版権を獲得、それぞれのコミックの復刻版などをリリースしてきましたが、2024年になってついにマーベルとのクロスオーバーコミックがスタート。

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「エイリアンvs.アベンジャーズ」と並行して「プレデターvs.ブラックパンサー」もリリースされています。現状でこれらが実写映画化されるかどうかは不明ですが、映画の「エイリアン」と「プレデター」は元20世紀FOX、現20世紀スタジオの作品であり、ディズニー傘下のスタジオとなっています。権利的な問題はすでにクリアされている状態であり、15年後のマーベル100周年あたりでは実写化の可能性も大きくなっているかもしれません。

「アガサ・オール・アロング」、当初はハルクリング/テディ・アルトマンが登場予定だった事が明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」のショーランナーを務めたジャック・シェーファーさんが、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューで、コミックのビリーの恋人であるテディ・アルトマンが登場する計画があった事を明かしました。

インタビューの中でコミックのビリーの恋人について質問されたシェーファーさんは「(ハルクリングについて)初期から話し合いがありました。」と語っています。

「エディは当初テディと呼ばれていました。アートワークを見てそのように考えていたからです。ただ、番組の目的上、彼を(このドラマで)ハルクリングにしないというマーベルの決定がありました。」

「私たちの番組で彼はハルクリングではなくなったので、脚本家にとって大切な人物にちなんでエディと名付け直しました。これはファンをからかうようなものではなく、私たちにとって大切な人への素敵なトリビュートのひとつでした。」

名前が微妙に似ている事がコミックファンの混乱を引き起こしてしまいましたが、そこには原作との関連はなかったと説明されました。

コミックのハルクリングことテディ・アルトマンは父がクリーの英雄キャプテン・マーベル(マー・ベル)、母がスクラル皇帝の姫アネレ。出生については本人も長らく知る事はありませんでした。クリーの英雄、そしてスクラルの皇位継承権を持つハルクリングの出生が明らかになって以降はクリー・スクラル戦争はさらに激しさを増すことになりました。

今年のはじめには、ハルクリングは既にMCUに登場している人物だとも報じられていました。

ビリーの恋人でヤング・アベンジャーズのメンバーでもあるハルクリングが本格的に登場するのはいつになるのか、トミーを探す続編とあわせて注目です。

ドラマ「アガサ・オール・アロング」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Why Agatha All Along doesn’t have post-credits scenes

【噂話】「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のサイドストーリーとして「タイム・ランズ・アウト」が採用されるかもしれない

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のサイドストーリーとして、コミック「タイム・ランズ・アウト」の要素が含まれる可能性があると報じられました。

海外メディア TCC のアレックス・ペレス氏がこれを報告。

8月の段階では「タイム・ランズ・アウト」は「ドクター・ストレンジ3」の原案となっていると同氏は報告していましたが、現状でこれは「ドクター・ストレンジ3」か「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のどちらかに含まれる事が議論されているようです。

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コミックの「タイム・ランズ・アウト」はドクター・ドゥームによってインカージョンが加速し、無数にあったマルチバースが残りふたつになるまで破壊されてしまいました。そして最後のインカージョンを描くコミック「シークレット・ウォーズ」へと続いていきました。

MCUでは「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のラストでドクター・ストレンジとクレアがインカージョンを阻止しようと行動を起こしており、これが「ドクター・ストレンジ3」、あるいは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、もしくはその両方で展開し、なおかつその努力も虚しくインカージョンが進行して「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の映画へと続いていくことは原作に沿った流れと言えそうです。

コミックの場合はこの時、キャプテン・アメリカ率いるアベンジャーズとアイアンマン率いるイルミナティが衝突していましたが、そういった細部はMCUとは異なる描写になるだろうと推測されます。

今回の報道は原作の流れとして予想しうる範囲内のものですが、比較的原作どおりではない展開で盛り上げてきたマーベル・スタジオがこのプランを採用するかはやや疑問もあるところ。もともとは征服者カーンを中心にするはずでしたが、変更を余儀なくされた事で原作コミックに頼らざるを得なくなったのか、それとも原作をベースとしてよりエキサイティングなアイデアが見つかったのか、続報に注目です。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

吸血鬼と化したマイルズ・モラレスが「ジョジョの奇妙な冒険」の一コマを再現して話題に

最近のクロスオーバーイベント「ブラッドハント」で、スパイダーマン/マイルズ・モラレスはブレイドに血を吸われて吸血鬼となってしまい、この惨劇のイベントのあとも吸血鬼化が続いたまま進行しています。コミック「マイルズ・モラレス:スパイダーマン #25」では、その吸血鬼となってしまったマイルズが、日本の有名な吸血鬼のひとり、「ジョジョの奇妙な冒険」のディオ・ブランドーを再現しているとして話題になっています。

マイルズは血を飲む性癖に抵抗するために大きな助けを必要としており、幸運なことに、ワカンダの王は喜んで手を貸してくれます。マイルズは現在、彼の「生体電気」も制御するヴィブラニウムで作られた新しいスーツを手に入れ、吸血鬼の牙を隠す事に成功しましたが、そこに悪役が登場し、スパイダーマンはすぐにスーツをテストする必要があります。

話題となっているのは、ジャンプコミックス「ジョジョの奇妙な冒険」27巻の「DIOの世界 その⑩」の中で、ジョセフ・ジョースターが殺害された後、承太郎とディオがお互いに近寄っていくシーン。このディオの立ち位置にマイルズ・モラレス、承太郎の立ち位置にバルチャーが描かれています。

ジョジョのオマージュはこれが初めてというわけでもなく、1998年のコミック「X-MEN アニュアル #1」では、ハルクがクローン・サノスと戦うためにX-MENの力でディオのスタンド、ザ・ワールドを模したエネルギーアーマーをまといました。

From X-Men annual #1…The World?
byu/ZeromusPrime inStardustCrusaders

アメリカにおけるジョジョの現状としては、第6部「ストーンオーシャン」の配信が終わった後、第7部「スティール・ボール・ラン」の公式英語版がようやく2025年のリリースが発表された所、来夏予定ともされています。

5部までは日本と同様にTVアニメとして毎週放送され、「ジョジョ・フライデー」として次の放送日までの間にジョジョの話題が続くというムーブメントが起こっていましたが、「ストーンオーシャン」がNetflixで一挙配信のスタイルを取った事で、視聴者の視聴ペースがバラバラとなり、こういった熱が冷めてしまいました。

海外ファンは再び「ジョジョ・フライデーズ」が来ることを望んでいるようですが、まずは「スティール・ボール・ラン」のアニメ化の実現を待たなくてはなりません。

【噂話】映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、物語のヒントとヌル役俳優が判明か

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」に関して、新たな情報が飛び交っています。予告が公開されてから本作の大きなカギを握ると予想されている邪神ヌルについて、その詳細が明らかになったかもしれません。

TCC のアレックス・ペレス氏は、予告を見たファンの「エディとヴェノムが本当にヌルに必要なものを持っているんだろうか?」という疑問に対してコミック「Web of Venom: Carnage Born Vol 1 1」を勧めました。

2018年のコミック「Web of Venom: Carnage Born Vol 1 1」はタイトルのとおりカーネイジが主人公で、ヌルを信奉するカルト教団「カルト・オブ・ヌル」がシンビオートドラゴンのグレンデルをクレタス・キャサディの遺体に結びつけ、ダーク・カーネイジとして蘇らせる所から始まる物語。

このコミックではダーク・カーネイジがスカーレットウィッチの力の源である旧神クトーンを召喚するという予言なども登場し、実写映画とは完全に異なる物語が展開されますが、このコミックではシンビオート・コーデックスという概念が紹介されています。

シンビオート・コーデックスとは、かつての宿主の体に残された生きた深淵の痕跡の事とされており、記憶の残滓のようなもの。コーデックスはシンビオートに寄生された生命体のどこかにあるとされています。

ダーク・カーネイジはヌルが宇宙を征服する姿のヴィジョンを見たとし、もういちど暗黒神と会話をするためにどうすればいいかとカルト信者に問うと、十分な数のコーデックスを吸収すれば、ヌルのシンビオートが完成して彼を目覚めさせ、牢獄から抜け出せるようになるという理論だと説明。そのために、ダーク・カーネイジはかつてシンビオートに寄生された生者と死者の全てを喰らい尽くそうと仕事に取り掛かることになりました。

「ザ・ラストダンス」ではこの設定を少し拝借して、ヌルが完全体になるためにコーデックスを狙って地球のシンビオートと宿主を回収にくるのではないかと考えられ、予告ではカーネイジが既に取り込まれているようなシーンが含まれています。

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また、このコミックのライターはヴェノムとヌルの戦いを描いた「キング・イン・ブラック」のドニー・ケイツさんですが、その時の共同ライターであるライアン・ステグマンさんは「カーネイジ・ボーン」には参加していません。以前に二人のライターの予告に対する反応が違いすぎた事の真相として、「カーネイジ・ボーン」が「ザ・ラストダンス」の原作になっているという今回の噂は見過ごせないものとなっています。

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そして、スクーパーのダニエル・リヒトマン氏は実写版のヌルを、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の監督を務めていたアンディ・サーキスさんが演じているとサブスク会員向けに報告。さらに「今後のソニーorマーベル作品で再びこの役を演じる予定で、つまり、私たちはヌルをもっとたくさん見ることができるかもしれない。」とも補足し、「スパイダーマン4」、あるいは5作目や6作目でスパイダーマンとヴェノムがヌルの脅威に立ち向かうために手を組む可能性をほのめかしています。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の神聖時間軸に残されたシンビオートがトム・ホランドさんのピーター・パーカーに寄生する展開がこの後の映画で描かれれば、ピーターもまたヌルに狙われる対象となり、否応なしにこの戦争に参加させられる事になりそうです。そして、そうであればトビー・マグワイアさんのピーターも巻き込まれることになるのでしょうか?そのためには「ヴェノム:ザ・ラストダンス」がどのような物語になっているのか注目です。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

ゲーム「マーベル・ライバルズ」より、桃桃子さんデザインのサイロックのトレーラーが公開

NetEase Games と Marvel Games が制作中の新作ヒーローシューター「Marvel Rivals」(PC / PS5 / Xbox Series X|S)のより、X-MENのサイロックのキャラクタートレーラーが公開されました。コミックのサイロックには様々なバリエーションが存在しますが、本作のサイロックは桃桃子さんのデザインをベースとしたバージョンになっています。

ピーチ・モモコとしてマーベル・コミックスのアートを手掛ける桃桃子さんとゲームのアートデザインチームのコラボにより完成した本作のサイロックですが、キャラクターボイスは『サイバーパンク 2077』などの有名な作品で活躍した声優のアルファ・タカハシさんで、共に日本の魂が吹き込まれたキャラクターに。

コミック「デーモン・デイズ X-MEN」の設定に基づいたこのサイロックは、以下のような背景を持っています。

時は封建時代の日本、「サイ」と名づけられたサイキックファイター「サイロック」は一介の浪人として、古代の妖怪の退治に人生を捧げる決意をします。ウルヴァリンの手助けのもと、 得意な武器「サイキックブレード」を駆使して妖怪の殲滅を誓いますが、タイムストリームのもつれによって元の世界から切り離され、『マーベル・ライバルズ(Marvel Rivals)』の世界に迷い込み、コレクターの「展示品」になってしまいます。幸い新しくできた仲間たちと共に檻を脱出できたサイは、知り合いの戦士たちがまだ生きている可能性があることを知ります。 今ここから、ヒーローたちを集め、紛争を終結させ、故郷に戻るという新たな使命が始まります――。

サイロックはさまざまなテレキネシスを巧みに使用し、敵を出し抜くことが得意なヒーローです。素早い動きで短距離を瞬時に移動したり、攻撃する前に自分の姿を消したりすることができるほか、究極スキルでは翼を極限まで広げ、瞬く間に戦場を横切り、その場にいるすべての敵を薙ぎ払うことができます。

ベストセラーコミック「デーモン・デイズ X-MEN」の桃桃子さんは 2021年にリンゴ賞とアイズナー賞をダブル受賞し、2024 年にも再びアイズナー賞を受賞しました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/2021-eisner-award-best-cover-artist-peach-momoko/”]

ゲーム「Marvel Rivals」は PC(Steam、Epic Games)、PlayStation 5、Xbox Series X|S 対応で、無料プレイゲームとして 2024年12月6日 リリース予定です。

「デッドプール #6」リリース、不死身の傭兵の死の詳細が明らかに

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」が大ヒットする直前、劇場公開前の6月にマーベル・コミックスはデッドプールの死亡を予告していました。注目されていたそのコミックがいよいよリリースとなり、不死身のはずだったデッドプールの死に関する詳細が明らかとなりました。

※これより先はコミック「デッドプール #6」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/marvel-announcement-deadpool-wade-wilson-death/”]

コーディ・ジグラーさんとロジェ・アントニオさんによるこの最新コミックでは、デッドプールはデス グリップとの最近の戦いからまだ回復中で、右足と右腕を再生できないため車椅子での移動を余儀なくされています。

彼は、人間の娘エリーやシンビオートの娘プリンセスを戦場に送り出すことで、なんとか明るい性格を保っています。エリーは自分専用のデッドプール コスチュームを手に入れ、プリンセスと一緒にロシアの武器密輸業者を倒します。

エリーの師匠にあたるタスクマスターがエリーやプリンセスの任務に同行、デッドプールが家に1人残される中、娘たちと入れ違いにデスグリップが訪ねてきます。

前号では、ウェイド・ウィルソンがデスグリップの手を切り落とし、彼の得意とする闇の魔法を使えなくしました。タスクマスター、エリー、プリンセスらは、デスグリップの隠れ家を爆破し、殺害したと思っていましたがそうではありませんでした。

デスグリップはムラマサブレード(村正の刀)を吸収しており、生気を吸う妖刀の力によってデッドプールのヒーリングファクターは無力に。ウルヴァリンでさえ自身を殺す唯一の武器と恐れる村正の力の影響でデッドプールはついに死亡する事になりました。

MCUの「デッドプール&ウルヴァリン」が大ヒットしている裏で、デッドプールの絶望の最期が描かれた理由は不明ですが、ウェイド・ウィルソンがいつか必ず復活すると期待されるその時が来るまで、しばらくの間は娘のエリー・カマチョがデッドプールの名を継いで活動する事になりそうです。

ソース:How Does Deadpool Die in His Marvel Ongoing Series?

マーベルのNYCC2024の計画が明らかに、MCUからは「デアデビル:ボーン・アゲイン」と「YFNスパイダーマン」が予定

マーベルが来月開催予定のニューヨーク・コミコン2024での計画を発表しました。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)からはマーベル・テレビジョンの「デアデビル:ボーン・アゲイン」、マーベル・アニメーションの「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」が紹介予定で、コミック、ゲームの最新情報も公開される予定です。

現地時間の 10月17日から20日にかけて開催されるこのイベントは、デアデビルの舞台でもあるヘルズキッチンのジェイコブ・ジャヴィッツ・コンベンション・センターにて開催。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」、アニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」の他、ゲーム「Marvel Contest of Champions」(MARVEL オールスターバトル)のマジック・ザ・ギャザリングコラボの詳細とプレビュー、コミックからは「アメイジング・スパイダーマン」、「オールニュー・ヴェノム」、「ファンタスティック・フォー」などの最新情報が提供される予定となっています。

コンベンションフロアのマーベルブース(#2153)では、 「デアデビル:ボーン・アゲイン」のコスチューム展示や、 「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」の写真撮影コーナーが設けられるとのこと。最新予告の公開も期待されていますが、これらがオンラインで公開されるかどうかは不明です。

イベントにはマーベル・コミックス編集長CBセブルスキーさん、副社長兼編集長のトム・ブレボートさん、デジタルメディア&クリエイティブ戦略担当副社長のライアン・ペナゴスさん、ライターのライアン・ノースさんらが出席。

アルティメットラインの将来や、ソーサラー・スプリームとなったドクター・ドゥームを中心としたイベント「ワン・ワールド・アンダー・ドゥーム」、「X-MEN:フロム・ジ・アッシュズ」後の初のイベントとなるX-MEN同士の戦争を描く「レイド・オン・グレイマルキン」などが注目されています。

また、「オールニュー・ヴェノム」では「ヴェノム・ウォー」のあと、謎の新しい宿主を主人公としてリローンチされる事が予告されており、この人物の詳細の発表も期待されています。

ソース:Marvel NYCC 2024 Plans Include Daredevil: Born Again and Your Friendly Neighborhood Spider-Man

X-MENが年末のクロスオーバー「レイド・オン・グレイマルキン」でシビル・ウォーに突入、サイクとローグが戦争状態へ

マーベル・コミックスがジェド・マッケイさんとライアン・ステグマンさんの「X-Men」と、ゲイル・シモーンさんとデビッド・マルケスさんの「アンキャニィ X-Men」の4部構成のクロスオーバー「レイド・オン・グレイマルキン」が12月からスタートする事を発表しました。プロフェッサーXの夢の未来を巡って、X-MEN同士が争う事になります。

クラコアの崩壊後、バラバラになったX-MENは、その後、それぞれ独自のチームに再編成されました。

「X-MEN」では、サイクロップスが鍛え抜かれたミュータント兵士の部隊を率いてアラスカの廃墟となったセンチネル工場から出てくる事に。一方、「UNCANNY X-MEN」では、ローグはルイジアナで、自分が選んだXファミリーと少数の新入生とともに新しい家を築こうとしています。

ミッションに対する彼らの異なるアプローチは、以前はエグゼビア・インスティチュートだった現在のグレイマルキン刑務所を攻略するための行動計画が必要になったときに、緊迫した対立に発展する事になります。

公式概要は次のとおりです。

恵まれし子らの学園は、冷酷なコリーナ・エリス博士によって今やミュータントのための残酷な刑務所に変貌し、彼女の優秀な囚人は他でもないプロフェッサーXその人です。しかし、クラコアの陥落時に彼が行った行動を考えると、プロフェッサーXを救う価値はあるのでしょうか? そして、エリスがグレイマルキンをあらゆる攻撃から守ると確信している秘密兵器は誰、または何ですか? X-MENのクラコア後の世界を固めるこの4部構成のミュータントマイルストーンで、その答えを見つけてください!

公式ページでは全4号のカバーとそれぞれのあらすじも公開。

©MARVEL,Disney

「X-Men #8」 レイド・オン・グレイマルキン パート1

仲間の一人が投獄されたため、X-MENはグレイマルキン刑務所に向かい、チームメイトを解放します。しかし、チームは1つだけではありません。アラスカでは、サイクロプスの X-MENが救出作戦を急ぎ、ルイジアナでは、ローグの X-MENが独自の出撃に動きます。それぞれ独自の目的を持つこの2つのチームは、目的が食い違うことになるのでしょうか。結局のところ、「X」は 2 つの線が交差することで作られます。

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「UNCANNY X-Men #7」 レイド・オン・グレイマルキン パート2

襲撃は続き、対立する2つの X-MEN チームがグレイマルキン刑務所で岐路に立つ。境界プロトコルと刑務所のミュータント「管財人」だけでは不十分であるかのように、チームリーダーのローグとサイクロップスはチャールズ・エグゼビアの不確かな遺産をめぐって争うことになる。

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「X-Men #9」 レイド・オン・グレイマルキン パート3

感情が頂点に達したローグとサイクロップスが殴り合いになり、X-MENの2つのグループが互いに対立する。生き残る唯一の方法は、団結することだ。エグゼビアの夢は打ち砕かれ、折れた刃は常に血を流す。

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「UNCANNY X-Men #8」 レイド・オン・グレイマルキン パート4

爆発的な物語はここで終わり、ローグとサイクロップスはミュータントの戦いでおそらく永遠に対立します!彼らはエグゼビアの遺産を尊重するのか、それとも破壊するのか?忠誠を選ぶのか、それとも法律を選ぶのか?両チーム(そしてミュータントコミュニティ全体)に壊滅的な結果をもたらす全面アクションの問題作!


ジェド・マッケイさんは「Xタイトルのライン立ち上げに参加できて興奮していましたが、今は本当に盛り上がっています。初のクロスオーバーです!レイド・オン・グレイマルキンはアラスカとルイジアナの両方のX-MENを限界まで追い込み、未来への方向性を決定します。ゲイルのようなレジェンドと一緒にそれを実現できて素晴らしいです!」とコメントしています。

ゲイル・シモーンさんは「Xワールドでの執筆は、私のキャリアの中で最も楽しく、やりがいのある経験の1つです。最高のキャラクター、最高のアートチーム、最高の編集者、そして最高のクリエイター仲間。特にジェド・マッケイはアイデアの宝庫です。X-Verse の骨組みを組み立て始めてから、ほぼ毎日アイデアを出し合っています。お互いの作品を好きで尊敬し合っていることが、とても役立っていると思います。」と述べています。

さらに、「これがもっと短いクロスオーバーの前兆になればいいなと思います」と付け加えます。「インパクトのある作品を作るというアイデアが大好きです。パンチが効いていてテンポが速く、本物の長続きする効果があります。X-MEN または UNCANNY X-MEN だけを読んでストーリーを追うこともできますが、両方読めばより大きく豊かなイメージが得られます。いつものように、初心者も長年の読者も歓迎します!」と語りました。

「Raid on Graymalkin」は 2024年12月からスタート予定です。