ソニー・ピクチャーズのアニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」の続編となる「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」について、シリーズのプロデューサーを務めるクリス・ミラー氏が「制作中」である事を断言しました。「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は 2024年春公開予定でしたが、この夏に無期延期が発表されていました。
ニューヨーク市で開催された For Your Consult (FYC) イベントに、プロデューサーのクリス・ミラーさんが登壇。その様子がSNSにてシェアされています。
EXCLUSIVE: Chris Miller shares an update on SPIDER-MAN: BEYOND THE SPIDER-VERSE.
— Jonathan Sim (@TheJonathanSim) December 10, 2023
“We’re in production…we’re really excited about where the story is going, I think it’s a very satisfying conclusion to the trilogy and it’s as emotional as the other ones…we’re knee-deep in it.” pic.twitter.com/9evKLuJgwD
ミラーさんはスパイダーバース3作目について「現在制作中です…ストーリーがどのような方向に向かうのか本当に楽しみです。三部作の非常に満足のいく結末だと思いますし、他の作品と同じくらい感動的なものになっています。私たちはこれにどっぷりと夢中になっています。」と、現在の状況について説明しました。
「アクロス・ザ・スパイダーバース」のわずか10ヶ月後の公開予定が設定されていた「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」ですが、2023年の春頃から発生した2つのストライキの影響を受けて、無期延期となる事が発表されていました。
「ビヨンド・ザ・スパイダース」の制作が中断されていた一方で、ソニーは劇場公開後も「アクロス・ザ・スパイダーバース」に修正を加え続けた事は一部のファンの間で物議を醸しました。
この変更に対してミラーさんは「改善だと思う」と述べ、「映画館でお金を払ったのに未完成バージョンを見せられた」と怒るファンもちらほらと現れていました。しかしソニーは配信バージョンで修正した以降も、記事にはしていませんがBlu-rayバージョンでさらに手を加えているとも報告されていました。
ストライキの影響で「ビヨンド・ザ・スパイダース」の開発が中断された結果、このような再編集がなされたとも考えられていますが、ストライキが両者の合意によって締結され、「ビヨンド・ザ・スパイダース」がようやく制作再開に向かっているようです。