ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」のグッズリークがちらほらと始まっており、ここ数日で一部キャラクターのスーツ姿の画像などが明らかとなりました。そんな中、制作が中止された「アメイジング・スパイダーマン3」に登場予定だったスーツのコンセプトアートが注目されています。
「アメイジング・スパイダーマン3」はスパイダーマンのヴィランを6人集めたチーム、シニスター・シックスが立ちはだかる予定で、彼らのスーツ自体は「アメイジング・スパイダーマン2」の映画の中でも一瞬だけ表示されていました。
デザイナーのトム・ジャオ氏は当時のコンセプトアートを公開しており、オズコープ制のヴィランスーツについていくつか説明が添えられています。
例えば「ブランニューデイ」のスコーピオンのスーツはコミックと似ても似つかないと話題になっていますが、シニスター・シックスとして登場予定だったこのスコーピオンのスーツもコミックとはかなり異なるデザインに。
設定によるとこのスーツは個人用の対弾道防衛システムの軍用プロトタイプという事で、尻尾は超高速照準レーザーになっており、個人で弾道ミサイルを破壊することを目的に開発された、という設定だったようです。
「ブランニューデイ」のスコーピオンの尻尾もコミックとは違う独特なデザインになっていますが、(物語や映像上に活かされるかどうかは別にして)設定上の何らかの秘密があるのかもしれません。
また、マスクはコミックのような鋭いデザインではなく丸みを帯びたデザインになっており、やや仮面ライダーに近いものを感じさせています。
スコーピオン以外にもヴェノム、サンドマン、バルチャーの設定とアートの一部が公開。ヴェノムに至っては装置で強制的にコントロールする予定だったようです。
2013年6月、ソニー・ピクチャーズは、「アメイジング・スパイダーマン2」の制作中に次のスパイダーマン映画として、「アメイジング・スパイダーマン3」を 2016年6月10日、「アメイジング・スパイダーマン4」を 2018年5月4日 に公開すると発表。
しかしこの発表から約1年後に公開された「アメイジング・スパイダーマン2」は予想を大きく下回る興行収入となりました。
また、当時、横並びで始まっていたディズニーとマーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にスパイダーマンを参加させる計画が実現し、本来アメスパ3が公開予定だった2016年に「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でトム・ホランドさんのスパイダーマンがデビューし、大人気に。
これが決定打となり、アンドリュー・ガーフィールドさんのアメイジング・スパイダーマンの続編は完全に沈黙してしまいました。
もしこの計画が何らかの形で生きていれば、ジャオさんが設計したシニスター・シックスたちのスーツが実際に動くものになっていた可能性がありますが、残念ながらそれは実現しませんでした。
この幻の映画がどんな内容になる予定だったかは、当時の監督や脚本家たちが以前に少し話していました。
アンドリュー・ガーフィールドさんのアメイジング・スパイダーマンはMCUの「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に再登場した事で、この先またMCUに登場する可能性はありそうですが、20世紀FOXで幻に終わった「ガンビット」からガンビットが「デッドプール&ウルヴァリン」に登場したように、幻に終わったシニスター・シックスがMCUに来る事もあり得るのでしょうか。
映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。
本作にはパニッシャーを演じるジョン・バーンサルさんも参加し、ハルク/ブルース・バナーを演じるマーク・ラファロさんと、スコーピオン/マック・ガーガンを演じるマイケル・マンドさんが再登場予定です。また、アニメ「スパイダーバース」からマーヴィン・ジョーンズ3世さんがトゥームストーンを再演し、「サンダーボルツ*」よりエレーナ・ベロワが登場するとも報じられています。
映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は 2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

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