マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」は公開前から主要キャラクターの大半が死亡すると考えられていましたが、実際にはそうではありませんでした。しかし、最近のポッドキャスト Happy Sad Confused に出演したデヴィッド・ハーバーさんは、撮影中に脚本の変更があった事を認めました。
SAG-AFTRAのストライキが始まる前に収録されたというポッドキャストの中で、デヴィッド・ハーバーさんは「ブラックウィドウ」の第3幕全体が撮影中に作り直されたと明かしています。
ええ、つまり、僕たちは死ぬ予定だったと思います。でもその後、スタジオはいくつかのものを変更する機会を望んでいました。マーベルの面白いところは、手直しをするところなんです。大作でさえね。「ブラックウィドウ」は撮影中に第3幕が全部作り直されたんです。彼らはそういう自由を求めているんです。
「ブラックウィドウ」は「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」の前日譚映画として作られており、アベンジャーズに登場しなかったエレーナ、メリーナ、アレクセイはその誰もが劇中で死亡する可能性があると考えられていました。
しかし実際に公開された映画ではみな無事に生き延び、エレーナに関しては後にドラマ「ホークアイ」にてサノスの指パッチンによって消されていた事が判明しています。
元々はファンの予想どおりアレクセイ達は死亡予定だったとの事ですが、「ブラックウィドウ」制作中にこれらのキャラクターの物語の続きを思いついたスタジオはエンディングの変更とそれに至る終盤を変更する事になったようです。
アレクセイと言えば「ブラックウィドウ」劇中でキャプテン・アメリカと戦ったという武勇伝を話していましたが、監督やデヴィッド・ハーバーさんはこれはアレクセイの作り話で自分自身で信じ切ってしまっていると説明していました。
アレクセイもエレーナと同様に5年間消えていたのか、「サンダーボルツ」で描かれる事になるのでしょうか?また、メリーナについても言及があるのか注目となりそうです。
映画「ブラックウィドウ」はディズニープラスで配信中、映画「サンダーボルツ」は 2024年12月20日 米国公開予定です。