ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント会長 兼 CEOのトニー・ヴィンシクエラ氏が海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューに応じ、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の新作映画「クレイヴン・ザ・ハンター」や「エル・ムエルト」について言及しました。
“Bad Bunny is going to be a big Marvel star…Aaron Taylor-Johnson is Kraven” – Sony Pictures CEO Tony Vinciquerra is excited to welcome two #BulletTrain stars into the #SpiderMan universe pic.twitter.com/Lv4MYOzUAx
— The Hollywood Reporter (@THR) August 2, 2022
会長は「バッド・バニー(エル・ムエルト役)はマーベルの大スターになるでしょう。アーロン・テイラー・ジョンソンはクレイヴンです。映画『ブレット・トレイン』の二人のスターをスパイダーマン・ユニバースに迎える事に興奮しています。」と語りました。
「エル・ムエルト」や「クレイヴン・ザ・ハンター」はマーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)シリーズとは別に、ソニー独自のユニバースとして開発されているSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)のシリーズ作品。2018年の「ヴェノム」からスタートし、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」、「モービウス」と公開済みで2023年に「クレイヴン・ザ・ハンター」、「マダム・ウェブ」の公開が控えています。またドラマシリーズとなる「シルク」の開発についても報じられています。
MCUが2008年の「アイアンマン」からスタートし、2012年にシリーズ6作品目で「アベンジャーズ」結成に至った事を考えると、SSUはかなりスローペースでかつユニバースの中心人物であるはずのスパイダーマンも未だに不在である事など、ファンをやきもきさせています。
「クレイヴン・ザ・ハンター」ではユニバースの転機を迎える事が出来るのか、注目されています。
映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は、2023年1月13日に劇場公開予定です。