MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」や映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」などでヴィジョンを演じた俳優のポール・ベタニーさんが、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューの中で、ヴィジョンの再演について語りました。
ベタニーさんはインタビューの中で「ワンダヴィジョンのラストでホワイトヴィジョンが飛び去るシーンがありますが、あれが未解決の終わり方になっています。ケヴィン・ファイギは未解決のまま終わらせることを許さない人なんです。だから、いつかまたタイツとマントを着て登場することになると思うけど、それがいつになるかは分かりませんよ」と再登場すると考えている事を明らかにしました。
先日は別のインタビューで映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に出演しているかどうか質問され、「肯定も否定も出来ないよ(笑)」と回答していました。
ホワイトヴィジョンはヴィジョンとの戦いの中で回路の奥底に封じられアクセス出来なかった記憶(のコピー)を取り戻しましたが、それを自己の体験としては受け止めきれず、どこかへ飛び去っていきました。
「ワンダヴィジョン」の脚本と総指揮を務めたジャック・シェイファーさんは「ホワイトヴィジョンはワンダの彼氏ではありません。彼女と子供を授かった男ではありません。シットコムの世界に一緒にいた男ではありません。ワカンダで別れを告げた男でもありません。あれはボディとデータにしか過ぎないのです。」と以前に語っていました。
コミックではボディと記憶データを修復されたヴィジョンが新人ヒーローとしてヤングアベンジャーズに加入するエピソードがあり、そちらのラインに入っていくのではないかと考えるファンがいます。また、ヴィジョンがスタークの技術で生まれた事からドラマ「アーマーウォーズ」での再登場や、ホワイトヴィジョンがS.W.O.R.D.で作られた事から、それに関与している可能性が高いニック・フューリーを主人公としたドラマ「シークレット・インベージョン」などでも再登場するのではないかと考えられています。
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