ソニー・ピクチャーズが2002年から2007年にかけて公開したサム・ライミ監督の「スパイダーマン」シリーズの4作目が検討されていると、海外メディア Giant Freakin Robot が報じました。トビー・マグワイアさんが演じたピーター・パーカーの4作目は2011年の公開を目指して開発されていましたが、2010年にはキャンセルが報じられ、その後は2012年にアンドリュー・ガーフィールドさんの「アメイジング・スパイダーマン」が公開される事となりました。
現在は3シリーズ目とも言えるトム・ホランドさんの「スパイダーマン」シリーズ最新作「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」が世界中で公開中ですが、記事ではトビー・マグワイアさんが演じるはずだった4作目が再検討されていると報じています。
記事によると、ソニーは最近スパイダーマンで大成功を収めたため、トビー・マグワイアさんの「スパイダーマン4」の製作を検討しているそうです。そのスタイルは、ファンが「スパイダーマン:イントゥ・ザ・スパイダーバース」で愛したものに近いものになるでしょう、との事。アニメシリーズとして再検討されている「スパイダーマン4」は制作の初期段階にあるといいます。
実写版の当初の計画では、ヴァルチャーがメインヴィランになり、アン・ハサウェイさんがフェリシア・ハーディ(ブラックキャット)を演じると報道されたこともありますが、サム・ライミ監督がこれらのストーリーに興味を持てなかったのが立ち消えになった大きな理由の一つと言われています。今回再検討されている4作目はこれらのストーリーラインは取らないだろうとも記事は伝えています。
「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公開以降、アンドリュー・ガーフィールドさんのスパイダーマンとトム・ハーディさんのヴェノムの映画や、エレクトロのスピンオフなど、スパイダーマンシリーズに関する噂が多く報じられています。「ノー・ウェイ・ホーム」で描かれたマルチバースによって、過去の実写シリーズにも新たな行き先が見えだしているのかもしれません。
「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公式あらすじは以下の通りです。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──
映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。
ソース:Exclusive: Tobey Maguire’s Spider-Man 4 Is Actually In The Works