5月21日からHuluで配信予定のマーベルアニメ「M.O.D.O.K.(モードック)」のショーランナーをつとめるジョーダン・ブラムさんが海外メディア Comicbook.com とのインタビューに応えました。その中で、マーベル・スタジオのボスであるケヴィン・ファイギ氏が制作を後押ししてくれた事を明かしました。
インタビューの中でブラム氏は以下のように述べました。
私達の作品は(MCUではなく)独自のユニバースです。ハーレイ・クインがその良い例だと思いますが、映画とは違い実際にはとてもクールです。マーベルはマルチバースのデータベースを持っていて、それを管理する人がいます。このアニメのユニバースの番号を選ばせてくれました。私の息子の誕生日にちなんでEarth-1226にしてもらいました。
MCUはEarth-199999であり、「モードック」のEarth-1226とは異なるユニバースであることが明確に示されました。
ケヴィン・ファイギとマーベル・スタジオは本当にこの番組を気に入ってくれて、クリエイティブな作品にとても満足してくれました。また、私たちがこれまでの作品にとても敬意を払っていることもわかってくれたと思います。彼らは、私たちが自分たちの仕事をすることを許してくれました。彼らはただ、『これはうまくいっているから続けてくれ』と言っていました。
本作のエグゼクティブ・プロデューサーとライターを兼任する俳優のパットン・オズワルトさんはモードックの声も担当していますが、以前にはドラマ「エージェント・オブ・シールド」にてエージェント・ケーニグを演じるなど多才でマーベルとも縁の深い人物。
©MARVEL,Disney,ABC Studio
ケヴィン・ファイギ社長も気に入ったという新たなマーベル・ユニバースではどのような世界が描かれるのでしょうか。
公式の概要は以下の通りです。
スーパーヴィランのモードックは長い間、世界を征服するという彼の夢を追求してきた。しかし、地球最強のヒーロー達と戦い、何年もの敗北と失敗の後、モードックは彼の邪悪な組織A.I.M.を失墜させてしまった。A.I.M.のリーダーとして確固たる存在であり、殺人のためだけに設計された精神生物は、崩壊しつつある結婚と家庭生活にも対処しながら、彼の最大の挑戦である中年の危機に立ち向かう!
アニメ「モードック」は 2021年5月21日 よりHuluにて米国配信予定、日本配信は未定です。