MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」の劇中に挿入されていたCMに関して、ファンの間ではさまざまな考察がされました。その中で特に支持されたのはインフィニティ・ストーンを暗喩しているというものでしたが、この事についてマット・シャックマン監督が海外メディアとのインタビューの中でコメントをしました。
ケヴィン・スミス氏の Fatman Beyond にオンライン出演した監督は「素晴らしい考察がいくつかあったので、それらを台無しにしたくはありません。CMはワンダの歴史を少しずつ紹介していくものでした。スタークのトースター、ストラッカーの腕時計、ヒドラのバスソープ、ラゴス、サメと無人島のかわいそうな子供、テーマに沿って機能しました。インフィニティストーンとは実際になにも関係はありません。」と、ファンの鋭さを讃えつつも、ストーンとの関係はきっぱりと否定しました。
また、別のメディア TVLine とのインタビューでは、「ワンダはウエストビューのほとんどの人に役を与えました。CMに起用した2人の俳優、つまり町の人々は他のすべてのものと同じように意図されていました。ワンダの車が時を超えて反復する赤いビュイックであるのと同じように、時を超えて反復するものであることを意味していたのです。ワンダはこの2人をCM出演者として起用し、すべてのエピソードに登場して、放送の一部となりました。」とコメントし、CMに登場した二人に関しても様々な考察がありましたが、ウェストビューの住人であることを明かしました。
また、CMについては「ワンダの無意識の貯蔵庫としての意味もありました。彼女はこのコマーシャルに、番組の大きなテーマの手がかりとなる何かを込めているんです。」と説明しました。
ファンの考察には制作サイドも注目しており、以前にはヴィジョンを演じるポール・ベタニーさんが「ファンの考察にはかなり正確なものもある。マーベル・スタジオは彼らを雇ったほうが良い」ともコメントしました。
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